「クライミング」カテゴリーアーカイブ

山口:白滝山クライム

2023.11.4(日) クライミング 6

6:00 菊池を出発
キーボウさんの青い車にSUNちゃんと3人で出発、植木から九州自動車道へ。
7:00 基山Pであつこ姉さんと合流。
9:00 山口県豊田の白滝山(667m)駐車場着。
高曇りで最高のクライミング日和だ。

白滝山全景。山の向こうには風力発電機が立ち並ぶ。

岩質は「流紋岩質溶結凝灰岩」で一部岩野山に似ている。
パリパリに割れた岩がコンクリートで固められたように密着し、ポケットが多く石灰岩より痛いところもある。

⑱ 白滝マルチ(5.7~5.10a) 4ピッチ
初めての岩場で右端のマルチルートまでたどり着くのに時間を要した。

2ピッチ目(5.7 25m)ホールドは多い。

3ピッチ目(5.10a 15m)を見上げるあつこ姉。
ポケットを使う薄かぶりの出だし。
「クマ除けスプレー」を付けたザックはここに置いておこう。

4ピッチ目(5.8 25m)の終了点。
このピッチは高度感のあるトラバースが長い。
この終了点から3Pスタート地点まで30m懸垂ちょうどで降りることができた。

㉑ いちご水(5.11a 10m) MOS

せっかく来たので5.11を1本はねらっていた。
ムーブは5.10cぐらいだが、指先の痛さは5.11級!

もうお昼を過ぎたのでA岩にもどって昼食。

① はごろも(5.9) MOS

左は「はごろも」を登るSUNちゃん。
右は「ななつ星」を登るキーボウさん。

③ ななつ星(5.10b 20m) OS

このA岩あたりは昔から登られていたようで指にもやさしい。

② 千の風(5.10a 20m)

「千の風」をMOSしたあつこ姉さん。
がんばり過ぎてこの後のクライムで指がつる!

④ リトルヘブン(5.10a 10m) MOS

短いけれど面白いルート。
これはまさしく植木:岩野山の雰囲気だ。

当初は1泊2日の予定であったが日帰りでちょうど良かった感じがする。

旅の終わりに川棚温泉の近くで名物「瓦そば」を戴いた。
早く食べないと瓦の熱で麺がぱりぱりになる。
美味だがこれで二人前なので晩飯には少し足りない。

21:00 自宅着。

日向神:正面壁「元気です」(8P 5.11c) 第2登

2023.11.3(祝) 日向神 201

「正面壁の『元気です』を登りませんか?」
ダイスケさんからお誘いがあった。
「元気です」は2023年5月、山崎タケシさんによって拓かれた5.11cが続くマルチで、こんなチャンスはもうないと思いOKした。

午前7時頃、朝もやの中で鞍岳から朝日が昇った。気温11度。

日向神神社に寄り、今日の安全祈願をした。(100円玉を奮発)
最後は神仏頼りとはいかにも日本人らしい私。

正面壁の東峰

トポは「K1ヒュッテ」から入手できる。

1ピッチ目(25m 5.11b) 高田

出だしから厳しいムーブが続く。
頭上には巨大な壁がおおいかぶさる。
トップはフリーで突破、私は小ハングでA0。

2ピッチ目(20m 5.10b) 緒方
適度な強度のスラブ。

3ピッチ目(12m 5.11b) 高田
トップは出だしの小ハングで苦労したがフリーでクリア。

4ピッチ目(8m 5.11c) 緒方

このルート全体の核心であるルーフ。
ガバではあるが相当かぶっていて足が切れると支えきれない。

5ピッチ目(25m 5.11c)高田

4ピッチ目の終了点は2つあり、私は下の終了点でビレイした。
5ピッチ目は出だしから厳しいカチで、ダイスケさんは3ピン目から左の赤茶けた岩の方に活路を見出そうとした。
その時、持った大岩が抜けてダイスケさんもろとも落ちた!!
15㎏以上ある岩が下の壁に当たって砕ける音が日向神峡にこだました。
幸い二人にケガはなかったが、もし私が上の終了点でビレイをしていたらヘルメットぐらいかすっていたかもしれない。

5月に「スピンネフリーライン」を二人で登った時、ダイスケさんはここの大フレークはセカンドだったので、今日はRPをねらっていたのだが疲労も重なりA0となった。

6ピッチ目(10m 5.11a) 緒方
前回私はここはセカンドで「難しい!」というイメージを持ったが、今日は体を左に振って、丸いポケットをうまく使って登れた。

7ピッチ目(35m 5.8) 高田

5.10a/bぐらいは付けてもいいトラバース。気は抜けない。

8ピッチ目(20m 5.10d)緒方
「元気です」の8ピッチ目ビレイ点が不明瞭(RCCボルト2本)で、前回と同じスピンネの草付きトラバースを進んだ。

Fixロープを使って樹林帯を登り、やっと昼食。
スタートして5時間ほどたっていた。
ここでシューズを履き替えた。

左の谷に下るとやさしいスラブにFixロープがある。

これを左上して、樹林帯を登ると稜線に出る。
稜線を左に進み、Fixロープの先の鞍部から右の谷へ下る。
ロープや赤いテープを頼りに右側の山腹を巻いて下る。
ルートの終了点から約1時間でバルコニーエリアの右側に降りる。
落ち葉の積もった急斜面の下りは危ないが、懸垂下降よりもリスクは少ない。
【ギア】
60mシングル1本、QD20本
ザック(水500mℓ×1、シューズ、行動食など)

サンセットエリアに上がり、開拓者のタケシさんを表敬訪問した。

ゆきえさんからミカン、原口さんからコーヒーを戴き登り切った喜びにひたった。

【後記】
11月とはいえ無風快晴で暑かった。
7ピッチあたりで指がつり始めた。
サンセットでタケシさんから「芍薬甘草湯68」をもらった。
帰りの運転で脚がつり、自宅近くのコスモスで上記の薬(1341円)を買った。
夕食前、体重が約1㎏減っていた。
夜、腹直筋がつり、夜中に両足がつった。
歳のせいか、あまりのどが乾かないのは危ない。

日向神~ノーテン日

2023.10.28(日) 日向神:南面 200

いつものように日向神に向かう途中、旧岳間小の近くでイノシシを撮った。あまり大きくはないがよく太っている。
もう山道のドライブはシカやイノシシにぶつからないかと緊張するようになってきた。

日向神:南面エリアは日当たりがよく、初心者の練習に良いというクチコミが広まり、もう道端エリア並みに賑わっている。

①~② ゲルニカ(5.11c)~君たちはどう登るか(5.10b) R(リピート)

アップでゲルニカ。(アップは昨日ハサミ岩で済ませてきた)
2本をつなげて「ゲルニカと君」と呼ぼう。

③ 水連(5.10c) R(リピート)

④ 新ルート(5.11aぐらい) OS

写真は新ルートを初登する井ノ口さん。
新ルートは「真珠の首飾り(5.10c)」のエクステンションになる。

この後、ボルトが1本追加された。

⑤ もっと危険な香り(5.11b) R(リピート)

今日の一押しTシャツ、「健康の為なら死んでもいい」

⑥ 風薫る(5.10c) R(リピート)
⑦ 万緑(5.10b) R(リピート)
この2本は終了点のねじ締めに登った。

どんぐりが頭上からバラバラと降ってくる。
指先とかに当たるとけっこう痛い。

⑧ ブッポウソウ(5.7) FS・OS
FSはフリーソロ、そしてクライムダウン。
⑨ Mrs.Children(5.8) FS・OS
これで南面エリアのルートはコンプリート。

南面エリアのムカゴは大きい。(取り放題!)

⑩ 三葉躑躅エクステ(5.10d B13)R(リピート)
⑪ SKルート(5.10+) Tr.
このルートはリボルトされておらず、危険なのでリードはしない方が良い。

 

日向神はクライミングシーズン、真っ盛りである。
今日のクライミングを振り返ったら、「ノーテン」だった。

おまけの一枚。

孫が小学校からもらってきたプリントの一部。
なんかおかしい(笑)

ハサミ岩~相良観音

2023.10.28(土) カニのハサミ岩 65

秋の一日、 どこかに新しいルートは拓けないかと、カニのハサミ岩に一人で出かけた。

「こっそりエリア」の辺りに以前から可能性を見出してはいたが、改めて見てみても今一つ触手が動かない。
エントランスでTr.を1本やったが体が重い。
午後になりマルチを登りに来ていた山友さんに声を掛けたらもう帰るとのこと。
私も早めの下山。

日向神でもよく見かける「ベニツチカメムシ」

もうこれが最後の「アケビ」

ムカゴも終わりだろう。

すっかり秋景色になった。

帰りに「相良観音」へ寄った。

お目当ての「栗まんじゅう」は売り切れていたので「焼き栗」を買った。

昨夜「ナンプレ3(中級)」を終了した。
5月15日に始めて約5ヵ月間楽しめた。
たった110円で5ヵ月とはコスパ最高!

秋のハサミ岩を堪能!

2023.10.22(日) カニのハサミ岩 64

この頃「実力者」と評判の高いあっちゃんが初めてハサミ岩に来るというので、秋の一日、案内をした。

アプローチは上の林道が通行止めなので、「砂防ダム下駐車場」から歩いた。
山道は開拓者:澤田さんの整備や林業家の草刈りで歩きやすい。
振り返れば秋晴れの下、紅葉も深まりかけている。

① 飯田丸(5.10b) リピート

出だしの傾斜の強いスラブはリーチがものをいう。
上部は脆そうに見えて案外硬い。

② 宇土櫓(5.11a) NG

体が硬く、左前腕を疲労させた。

③ プロローグ(5.11a) リピート

私がこの岩場で最初に拓いたルート。
下部はホールドが欠けて難しくなっている。

④ ロドキャン(5.11b) リピート

このエリア、一押しの好ルート。
下部はテクニカルで上部は体力勝負。

⑤ タラの芽の頃(5.11a) リピート

突然現れるガバがうれしい。
5.11aの登竜門的存在。

⑥ 貫通カンテ(5.10b) NG
なんとあっちゃんがオンサイトを逃した癖のあるルート。
私まで1テンかけてしまった。

⑦ ガバたちのさえずり(5.10b) リピート

最上部はけっこう露出感がある。

この秋岩の辺りもきれいなエリアになっている。
5.10のルートが7本あって一日楽しめる。

この後、岩場の最上部「ひよこエリア」まで案内した。

⑧ IBUKI(5.12a) Tr.

写真はリードトライ中のあっちゃん。
あっちゃんがやっとムーブを見つけてくれたのでTr.でやらせていただく。
このルートができた頃1回トライして絶望的に思えたが、今日の手ごたえではなんとかなりそう!

今日は微風快晴で、登るときはTシャツだった。
日陰のビレイヤーは長袖が要った。
汗をかかないのでたくさん登れた。
今こそがクライミングシーズンである。

炎天下(5.12a)リピート

2023.10.15(日) 日向神 199

10月半ば、朝の気温が17度とクライミングの季節になってきた。(じゃあ今までは何だったんだ!)
日向神も道端、トンネル、サンセットなどにクライマーが取りついている。もちろん南面エリアも10名以上と賑わった。

① 君たちはどう登るか(5.10b) リピート

② 悶モンマントル(5.10c) リピート

【悶モンマントルを登るK1さん】

③ 炎天下(5.12a) リピート

【8月のRP以来2ヵ月ぶり、キーホールドを覚えているか】
【核心部のクリップに成功。隣は猛暑(5.11b)をMOSしたオカピー】
【このマントリングで左ひじを削った。右手のホールドが乏しく厳しかった】
【炎天下(5.12a)全景、段差を3つ越える】

④ 猛暑(5.11b) NG
ちょっと疲れたことにしておこう。

⑤ ゲルニカ(5.11c) リピート

【ゲルニカ 今日もノルマ達成。ミカさん撮影 】

この後、ハートエリアに移動。(30m左)


⑥ 上弦の月(5.11c) リピート

初登時と違うムーブだと(5.11c)となる。

⑦ メロディー(5.11b) リピート
本日、原口さんはこのルートをRPされた。

【もっと危険な香り(5.11b)を登るタケシさん】

今日はたくさん登った割に自分の写真が少ない。
そこで、写真を撮りながら帰った。
※夜、山友さんから写真が送られてきたので更新、充実しました。

「君ヶ平」なんて、素敵な地名がある。
長野の「美ヶ原」みたい。

「鉄槌」とはハンマーのこと。これは効く。

川の水質汚染は1億円か。これは怖い。

信号機のある交差点でも絶対「止まれ」だ。
ここ菊鹿町(現山鹿市)はルールに厳しい。

約40年ほど前、私はこの隣町に勤めていたが、当時の菊鹿町は「信号機のない町」「持ち家率日本一」で有名だった。

これは七城町(現菊池市)のコスモス橋。
来週が「コスモス祭り」だ。

逆光で撮ってみた。橋の下は清流「菊池川」

左ひじに「キズパワー」を貼ったら、夕食に「パワーキッズ」が出た。

日向神峡の秋

2023.10.7(土) 日向神 198

秋の連休初日はゆっくりと日向神峡へ。

  菊鹿町内田川の近くにて

ヒガンバナが終わって、コスモスの元気が良かった。

日向神は道端エリアが賑わっていたらしい。
私は南面へ。

最初は「アケビとり」で、5個ゲット。
今日のメンバーは原口さん、タケシさん、ゆきえさん。

① 春告げ鳥(5.10c) リピート

② 三葉躑躅・エクステンション(5.10d) リピート

③ もっと危険な香り(5.11b) NG
見えないホールドがあるので上部をまさぐったら、なんと思ったところよりかなり下にあった。
④ もっと危険な香り(5.11b) リピート

昼食時、原口さんから「諸行無常の人生譚」を伝授していただいた。午後はハートエリアへ。

⑤ シン・パウダー(5.11b) リピート

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久しぶりなのでオンサイトトライ並みの強度を要した。

⑥ 上弦の月(5.11c) NG
前回出来た新しいムーブができずにテンション。オリジナルで登った。

小雨が降り出して早仕舞となった。
昨夜暑くて2度も目が覚めたせいか、今日は体の切れがなかった。

日向神ダム湖

水位が下がってボルダーが出現している。

自宅に戻って庭の草刈りを1時間できた。

エンドウォール、初見参!

2023.9.30(土)~10.1(日) 比叡山 6

あそ望山岳会の9月例会山行は比叡山の「エンドウォール」でクラックの練習会だった。
今年、写真トポが発売され今が旬のクラック主体の岩場である。

9月30日(土)
7:00 大津の駐車場に集合。
高千穂の近くで「新平底トンネル」を初めて通った。
随分と比叡山に行っていないことを実感して、後で調べたら2018年以来、5年ぶりだった。
8:45 比叡山駐車場で待機。(約10名集まる)
9:30 Ⅲ峰の先、しめ縄駐車場。(すでに車がいっぱい)
10:00 エンドウォール(1-エリア)
よく踏まれた山道を10分ほど登る。長いアプローチは慣れておらずちょっときつい。
1エリアはすでに先客でいっぱい。左から上部壁に行く。
勇んで仲間がリードで取りつくも、私の番がいつ回ってくるか分からい状態。
右端にTr.が掛けられそうなクラックを発見、幸い下に誰もいないのでロープを下げた。

①エンチャンクラック(5.10b) Tr.

左のワイドクラックが「エンチャン(5.10b)」、右のコーナーが「シン・むささび(5.10c)」

体が3分の1ほど入るワイドクラック。チキンウィングなど、名前は知っていてもどんな腕の使い方か分からない。
使えるのは「根性」のみ!

Tr.で苦悶の表情の私。
後で知ったがこの岩場の看板ルートで、とにかく登り切れば周りから拍手が起きる。

②シン・むささび(5.10c) Tr.
このコーナークラックは右手のハンド、フィストがビシバシ決まり快適だった。

③ うめさんクラック左(5.7) MOS

カムをクラックに差し込む練習にちょうどよい。

④ うめさんクラック右(5.8) MOS

自宅の蔵に眠っていた「棒フレンズ8本」は今でも健在だ。

⑤本霧島(5.10a) Tr.
チムニーからコーナークラック。

⑥黒霧島(5.8) MOS
5.8にしては見た目が悪い。
苦労して登ったら「体の向きを変えると5.8ですよ」と教えられた。う~ん。

夕方から日之影温泉駅に入った。
「エンチャン」を登った者はみんな肩、ひじ、ひざ、くるぶしにひどい擦過傷を負っているが、私は肩に傷がなかった。
これは5月に広島:三倉岳の「ヒップ・クラック」で経験を積んだおかげであろう。
Ⅲ峰近くの片内公民館に投宿(一泊300円)。
夕飯は贅沢にすき焼きであった。 

10月1日(日)
早朝小雨が降り、昨日の疲れもあってか「帰ってもいいか」とも思ったが、昨夕にロープ類を岩場にデポしていた。
今日も入会希望者など10名が集った。

① 本霧島(5.10a) ピンクポイント

昨日のおさらいで、余裕あり。

② 黒霧島(5.8) リピート

登っているのはキーボウさん。

これも昨日のおさらいなのだが、少し舐めてテーピングもせずに取りついたら右手フィストジャムで皮をけずった。
なるほど、ホールドをしっかり見れば5.8のムーブだが、どうも私には相性が良くない。

③ シン・むささび(5.10c) Tr.

これもおさらい。昨日より更に余裕を持って登れた。
キャメロットを2セット、そして写真の「クラック・グローブ」を貸していただけたらいつでもリードしよう。

午後は2-エリアへ登った。
着いた途端、「いっせいさん、どうぞ!」と、面白そうなルートのTr.を渡された。
今や会のナンバー2(年齢)となり、若手がよくいたわってくれる。

④ 婿養子はサラブレッド(5.10a/b) Tr.

一見すると難しそうだが、近づいてみると深いハンドクラックがジグザグに走っていて、ジャムがきれいに決まる。
グローブのおかげで登れた。テーピングだけなら痛いだろう。

⑤ 安全志向(5.10a) Tr.

スラブに走る浅いクラックは棒フレンズでは登りたくない。

⑥ 違う、左じゃない(5.10d) Tr.

「違う、左じゃない」をTr.で登るオカピーさん。

ここをリードするにはトーテムカム(13.000円程度)など、小さなクラックに使えるものがないとできないことがよくわかった


   2日目の集合写真

5.8までは自前の棒フレンズ(40年前の)で登ったが、あとは借り物やTr.での練習になった。
5年間も比叡山に来なかった間に素晴らしいエリアが拓かれていてびっくりした。
また、私とキーボウさん以外はみんな「クラック・グローブ」や新しいカム類を持っていることにもびっくりした。
新しい人々、新しい時代がやってきたことを感じた。

新ホイール、日向神デビュー

2023.9.24(日) 日向神196 ロードスター68

秋分の日を過ぎ、今朝は秋風が吹いて涼しかった。

新しいホイール、RAYS-TE37(色PG)を履いて日向神へいざ出陣。

途中、柏木の山道を駆け下っていたら大きなオス鹿に出くわした。すぐ横の樹林に入って跳ね飛んで逃げていった。
この辺りでの鹿との遭遇は2回目である。残念ながらドラレコ映像には一瞬だった。

今日の目標は南面エリア最右、この夏K1さんによって拓かれていた3本。
① イシガケチョウ(5.10a) MOS

    イシガケチョウ(5.10a)を登る私

② ムラサキシジミ(5.10c) MOS

   ムラサキシジミ(5.10c)を登るK1さん

③ 橋を渡って(5.10b) MOS
一応これでこの夏の新ルートはコンプリート。

④ 上部岩場の偵察

⑤ ド・Sスラブ(5.11b) NG

   ド・Sスラブを登るあおいさん

4月の初登以来初めてか。
核心部の足置きを全く忘れてなんとも厳しい。
日当たりが良く、ミウラのソールが柔らかくなった感じで体重が乗らない。

⑥ 悶モンマントル(5.10c) R(リピート)

⑦ ド・Sスラブ(5.11b) Tr.
シューズをクアンタムに代えてみたらうまく行った。
次回はリピートできそうだ。
今日は井ノ口さんが「ひかりもの(5.11b)」をRPされた。
自分が拓いたルートを登ってもらうのが一番うれしい。
広島からの客人も「十六夜の上」などをしっかり楽しまれていた。

   ワイヤーにとまるアシブトハエトリ

帰りは来た道と同じ星原峠経由。

段々畑にヒガンバナがいっぱい
新ホイールとヒガンバナのコラボ

よく似合っている。   (完全なる自己満足!)

日向神:秋の草刈り

2023.9.16(土) 日向神 196

夏の間に日向神峡の草は相当伸びていた。
そこで、秋のシーズン前に今日は道路の草刈りを行った。
参加者は原口さん、井ノ口夫妻、タケシさん、私の5人。
駐車場から始めて道端エリア、赤橋までの道路などの草を刈った。
午前中の約3時間、大汗をかいた。

            愛エリ下の駐車場

昨夜は蒸し暑くて寝苦しく、更に草刈で疲れては午後からのクライミングは調子が出ない。
明日も来るので早めに撤収した。

ダム湖畔にはヒガンバナがもう咲いていた。
赤橋を渡った湖畔道は行政によってきれいに除草されていた。

久しぶりに星原峠への道を走った。

どこもツリフネソウがいっぱい。

ツリフネソウは船というより深海魚みたい。

自宅に戻ると、ロードスターのアンテナにハラビロカマキリがいた。
そんなところに卵を産むなよ!