サンセットに新ルート誕生!

2020.10.25(日) 日向神:愛のエリア~サンセット 115

すばらしい秋晴れの朝。
気温8度のオープンドライブは気持ちがいい。
星原峠から日向神ダム湖への林道は楽しい。

ここでおっと、キジが3羽出てきた。

ドラレコのビデオにもはっきり映っているが、写真に拡大するとやっぱり訳が分からないのでもう止めた。

9時、かんすけさんと愛のエリアへ登る。
①エレキバンはやめて(5.12a) QD架け
まだ岩が冷たくて、若干すべる。

②エレキバンはやめて(5.12a) Tr.

③愛は勝つ(5.10d) R(リピート)

④十日恵比寿(5.11a) R(リピート)
2年前は苦手としていた上部が楽に登れた。
これは「エレキバン」の効果だろう。

どや顔の私。ズボンは今日から冬用だ。

⑤エレキバンはやめて(5.12a) Tr.
やはり昼近くがベストの時間帯だろう。
最上部には自信がついた。

今日の愛のエリアはMAZDA車のKさんグループや広島からマルボーさんも来られていて約10名と賑わった。
私たちは昼頃には下山。

駐車場近辺はすごい車の数で、昨日行った牧ノ戸峠駐車場のデジャブかと思った。
いつものアクセラ女子さんや外岩3年ぶりというTさん、熊本からもMさんご夫婦などなど。

昼食は「ごろっとフルーツ」でプチ贅沢気分。

午後はサンセットで登った。
⑥お茶を一服(5.10b) R(リピート)

⑦トパーズの風(5.11a) R(リピート)

⑧新ルート(5.11a) MF(マスターフラッシュ)
今日、長友K1さんが拓いたルート。

写真は初登するK1さん。
第2登はタケシさん、第3登が私。
場所は「庭園散策」のすぐ右横だが、取り付きは今までの草付きが落ちたのでずっと下からになる。

帰りの林道は2速6000回転を封印して、Uruさんの曲を聴きながらのゆったりドライブだったのにあまり平均燃費は変わらなかった。
ならば「元気に走った方が気持ちいい」というものだ。

【後日の追加】
新ルート名は「おすきなふくは?」に決まった。
秋の七草の頭文字を並べるとこうなるらしい。
開拓者は一人でご満悦の様子。

九重山で鹿を見た!

2020.10.24(土) ロードスター23

いつものように休日は早く目が覚める。
4時、九重山ドライブへ出発。

菊池市立門を過ぎたあたりの道端に何かいた。
「アナグマ」である。
先日のブログで「アナグマは2回しか見たことがない」と記したが、この顔は何回も見ている。

牧ノ戸峠に近い所で、車のライトで目が光った大きな動物がいた。

まぎれもなく、「シカ」である。
車を停めて、カメラを出したが光量不足でシャッターが切れない。そのうち姿を消した。
九重山系でシカは初めて見た。
しかし、ドライブレコーダーの映像は写真に落とすと夜でもありはっきりしない。

牧ノ戸峠は土曜日なので朝5時で満車状態。
少し先の舗装された駐車場に停めた。
明るくなって着くようではかなり変な所に停めざるを得ないだろう。
せっかくここまで来たので、少し山でも歩いてみよう。

6:30 牧ノ戸峠
もうライトはいらないぐらいなので歩き始めた。
ガスっていて視界は不良。気温は4度ぐらいか。
登山者はまだ少ない。

8:30 星生山山頂
途中から霜柱が現れ、山頂近くになったら霧氷がでてきた。

ついでに鼻水も出てきた。

標柱の下に寒暖計があり、マイナス1度を表示。
山はガスに覆われ、明るくならない。長居は無用だ。

9:00 牧ノ戸峠
縦走路は登ってくる登山者の列が途絶えなかった。
立ちションもできない。
急な下りは寒くて膝が安定しない。

車に着いても気温は4度ぐらい。
寒いのでとりあえず、瀬の本高原まで下りた。
初冬の山歩きは、寒い、見えない、汚れる、トイレは我慢と四重苦だった。

やまなみハイウェイを快適に走っていたら、同じような色のロードスターと前後に並んだ。
実は2台並んで走るのは初めてで嬉しかった。
そこへ、前からもう一台ロードスターが来てすれ違った。

これはリヤカメラの映像。(画像が左右逆になっている?)

大観峰へ久しぶりに寄ってみた。

このごろバイクツーリング中の事故が多発しているので「出張交番」が開設されていた。お疲れ様です。
この後、大分県警のゆるキャラも2体登場した。

サンセットで珍種発見

2020.10.18(日) 日向神:サンセット 114

今日は星原峠越で日向神ダム湖に下りた。
音楽は「荒井由実 ベストヒット」だ。
「ひこうき雲」や「14番目の月」など日向神にはおなじみの曲が良い。
道端エリアは相変わらずの人出だ。

会友のヤマアキさんといつものタケシさん、お久しぶりのK1さんらとサンセットへ行った。
実は4日前に大船山頂から長者原まで2時間で駆け下りたら左くるぶしに痛みが出ていたのだ。やっぱり山歩きは厳しい。
フリークライミングが楽ちん。

サンセットは下部が少し湿っぽい。
どこも下部が核心になっていた。
①ひまわり(5.10a) R(リピート)

②梅雨のあとさき(5.10a) R

③岩ヒバハングダイレクト(5.11a) R
10月4日にはNGだったが、ハング上の穴で指先が止まるようになった。


早くも昼食。
ヤマアキさんから野菜炒めを頂いた。ここで野菜炒めはお初。

④善秋くんのおかげですⅢ (5.11c) R

前回Tr.ながら7分ぐらいで登ったのでリード10分とか囃されたが下部はズルズルで、ん~15分ぐらい?

これはカメラマンをしていただいたナカさんのトライ。

⑤セッコクランを盗らないで (5.11c) R

このルート、3年ぶりとなったが下部ですべり右手1本で下がるシーンがあった。なんとかリピート。

⑥あの時のリリィ (5.10c) R

⑦プリティウーマン(5.11a) R

⑧赤い実のヤマボウシ(5.11a) R

午前中サンセットに来た時、サワガニが岩を登っていた。

これからサンセットでは「イワガニ」と呼ぼう。

次が本物の珍種。

これは日向神ならどこにでもいる「ヤマアカガエル」ではない。
約80年ほど前に発見されたという「タゴガエル」である。
アカガエルよりも体が少し大きく、顔つきが精悍である。

帰路も星原峠コースを選んだ。
途中の集落内の道で車にひかれた黒っぽい動物がいた。
写真を撮りながら最初はタヌキかと思ったがどうもちがう。
帰ってネットで調べると「アナグマ」だった。
アナグマ(ムジナ)を見たのは2回目である。

 

50歳からの音読入門

2020.10.17(土) 読書 6

「50歳からの音読入門 齋藤孝」
齋藤孝は私よりも2歳年下だが写真の顔は非常に若く見える。
彼から学ぶことは多い。

「塞翁が馬」             淮南子
塞上に近きの人に、術を善くする者有り。
馬ゆえなくしてにげて胡に入る。
人皆之を弔ふ。
其の父曰く「此れ何ぞ福と為らざらんや」と。
居ること数月、其の馬、胡の駿馬をひきいて帰る。
人皆これを賀す。
其の父曰く「此れ何ぞ禍ひと為る能はざらんや」と。
家良馬に富む。
其の子、騎を好み、堕ちて其のひを折る。
人皆之を弔う。
其の父曰く「此れ何ぞ福と為らざらんや」と。
居ること一年、胡人大いに塞に入る。
丁壮なる者は弦をひきて戦い、塞上の人、死する者十に九。
此れ独り破の故を以て、父子相保つ。
故に福の禍と為り、禍の福と為るは、化極むべからず、
深測るべからざるなり。

「論語」               孔子
子曰わく
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ
知者は動き、仁者は静かなり
知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し

子曰わく
吾れ十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順がう
七十にして心の欲する所に従って、矩をこえず

「草枕」               夏目漱石
山路を登りながら、こう考えた
智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
兎角に人の世は住みにくい
住みにくさが高じると安い所へ引き越したくなる
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画が出来る
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない
やはり向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、
越す国はあるまい
あれば人でなしの国へ行くばかりだ
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう

「夜空ノムコウ」          スガシカオ
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空のむこうには 明日がもう待っている
誰かの声に気づき ぼくらは身をひそめた
公園のフェンス越しに 夜の風が吹いた
君が何かを伝えようと にぎり返したその手は
ぼくの心のやわらかい場所を 今でもまだしめつける

あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
マドをそっと開けてみる 冬の風のにおいがした
悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ
タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた
歩き出すことさえも いちいちためらうくせに
つまらない常識など つぶせると思っていた

君に話した言葉は どれだけ残っているの?
ぼくの心のいちばん奥で から回りしつづける

あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ
このままどこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が マドのむこうにつづいている
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空のむこうには 明日がもう待っている

紅葉登山は大船山で

2020.10.14(水) 九重:大船山

秋の平日の休み3日目。
岩に誘った人からはみんな振られた。
山友が大船山山頂の紅葉を紹介している。
「いっせいさんは岩はちょっと登るけど、山歩きはできるのかしら?」という巷の噂を払拭したい。
では、大船山の紅葉登山に行こう!

7:00 自宅を出発
菊池阿蘇スカイライン~三愛レストラン~牧ノ戸峠~長者原
三股山の登山口には車の縦列駐車がすごい。今日は平日だろ!

9:10 長者原~雨ヶ池越~坊がつる
実にこのコースは40年ぶりか。

男池もいいけどここは歩きやすくて紅葉もきれい。


【雨ヶ池】
遠くに平治岳と大船山が見える。


【坊がつるキャンプ場】
好き勝手な所にテントがたくさん立っている。
このテン場が無料であることを初めて知った。
軽いテントを買ったらここでキャンプをしてみたい。
歌うのはやっぱりこれかな。
♪四面山なる坊がつる 夏はキャンプの火を囲み
夜空を仰ぐ山男 無我を悟はこの時ぞ

11:00 坊がつるを出発
登山道はよく踏まれていて、傾斜もきつくなく歩きやすい。

12:00 段原分岐点

行き交う登山者が増えてきた。

近くにある避難小屋は鉄筋コンクリートで新築だった。

12:20 大船山山頂
1時間20分と思ったより早く着いた。気温13度。

【大船山山頂】
周りの人々はトリミングした。

高曇りながら予想以上の美しさだ。

これは来た甲斐があった。

13:10 下山開始~坊がつる
薄着になり、1眼レフカメラをリュックに収めて下山。
大きな足音と口笛、時に放屁をしながらの「あおり走行」で駆け降りると40分で坊がつる着。

【坊がつる】
こんなちょい悪おやじだとみんな道を譲ってくれる。

この20年ぐらい、九重といえば黒岳方面ばかり登ってきた。
高校生の頃、中岳から法華院に下る道で見た坊がつると周りの山々の雄大さが蘇ってきた。
また来ようと思った。

15:10 長者原
明日からブルガリアン・スクワットでもっと足を鍛えよう。

秋の金峰山周遊

2020.10.13(火) ロードスター 22

平日の休み2日目。
岩に行く友はいない。
夏の頃、「バガボンド」を37巻読んだ。
と、なれば宮本武蔵所縁の「霊巌洞」に行くしかない。
場所は金峰山の西側山腹である。

せっかく金峰山の近くまで来て山に登らない手はない。
駐車場には平日ながら車が10数台停まっていた。
軽自動車が4台、スズキのジムニー2台とハスラー2台。
スズキ車は山好き女子の御用達。

「サルスベリ」をとぼとぼと登ると「カナヘビ」がたくさんいた。(写真は略)
ここを登ると30数年前の「金峰山登山駅伝大会」を思い出す。
サルスベリではザイルで選手を引き上げても良いという面白いルールがあった。


「アサギマダラ」はまだまだ元気。

金峰山頂神社に着くとちょうど正午。
神社は熊本地震で壊れたが大きなクレーン車が来て再建築が始まっていた。(写真は略)
西の有明海を望む展望所にはたくさんの錠前が下げられている。

恋人同士の愛の誓いだろう。
300万円で立派な式を挙げるより、3,000円で買ったステンレスのチェーンを真鍮の錠前で繋いだ方が二人の心は固いような気がする。
ところで、鍵はどうするのだろう。
ここだと海をめがけて投げるのかな?

昼食は上熊本のスーパー「エース」で買った行楽秋の味覚弁当395円。

量は少なめだったが大満足。

この境内では「ヤマガラ」が餌付けされている。
私も落花生の砕いたものを手に乗せてみると、すぐに寄ってきた。これはかわいい。

落花生は生でなければならない。
下り道ではコゲラを近くで見た。
平日ならではか、鳥類の影は多い。


鳥居の近くに💛型の花びらがたくさん落ちていた。
見上げると白い花が咲いている。
夏ツバキの一種だろう。

峠の茶屋の近くで梨を買った。

「新高」は2個で500円。かなり大きい。

武蔵が籠って「五輪の書」を書いたという「霊巌洞」は曹洞宗雲巌禅寺の奥にある。
先日、このブログで「曹洞宗を熊本では見たことがない」と書いたことは本当に失礼であった。
実は、私は若い時にここを一度訪れているのだが、入場料300円をケチって入らなかったという寂しい過去がある。

古色蒼然とした木戸口をくぐると武蔵所縁の品物が展示されていた。巌流島で佐々木小次郎を破ったという木刀もあった。
巌流島の闘いから20数年後に肥後細川家に仕えているからずっと持ち歩いていたのだろう。(今日は武蔵関連の貯蔵物で有名な島田美術館が休館日だったのでちょっと得した気分)

霊巌洞に向かう途中に「五百羅漢」がある。

羅漢さんとは、釈迦の弟子で悟りを開いた人らしい。
一体一体が実にユニークな姿勢、顔立ちである。

坂を下ると、断崖に大きく口を開けた天然の岩窟がある。
霊巌洞は予想以上に大きかった。

この大きさなら中で火を焚いても煙が充満することはないだろう。
リーフレットにはここが「武蔵・終の棲家」とあるが、お墓は別の所にあるらしい。

駐車場にもどると金峰山の山頂が見えた。

手前は鈴なりの温州(みかん)の木である。

この後、「草枕温泉てんすい」に寄って帰った。
有明海が一望できる素晴らしい露天風呂だったが、女湯はどうなっているのだろう。大人一人600円なり。

 

 

秋の阿蘇ドライブとハイク

2020.10.12(月) ロードスター 21 

秋の平日休み。
昨日(愛のエリア)の疲れあり。
熊本地震復旧道(二重の峠トンネル)開通。
と、なれば「阿蘇ドライブ」しかない。

西原から俵山へ

【扇坂展望所にて】
後は我が家からも見える俵山中腹の風力発電施設。

ここまで来たら「俵山 1095m」に登ってみよう。
2018年8月の「山の日イベント」以来だ。

色が薄い、品のある「ツリフネソウ」。


これは「ヤマラッキョウ」。


「シータテハ」か。後ろ羽に「C」の紋が見える。


写真ではこの甲虫の美しさは伝わらないだろう。
「オオセンチコガネ」の赤いタイプ。


【俵山 山頂】
峠から約90分。普段歩いていないからきつかった。
高曇りで景色はよく見えない。
気温は約20度ぐらいか。
軽く汗をかいたので寒くなる前に防風着を着た。


昼食は「萌の里」で買った弁当、490円。


山頂の「マツムシソウ」とアブ?


中央の枝が「トビモンオオエダシャク」の幼虫。
いわゆる「尺取虫」
他にもいろいろな秋の草花や虫に出会った。
ヘビ「ジムグリ」も見たが撮り損なった。

久木野~南登山道~草千里
以前は「阿蘇登山道 吉田線」と言っていた道。
有料道路の時は通ったことがなかった。

遊覧飛行のヘリコプターが飛んでいた。
何か一つ、夢が叶うならばヘリコプターに乗ってみたい。

草千里駐車場~杵島岳ピストン

【杵島岳山頂】からの中岳。
ここは2019年8月の「山の日イベント」以来だ。
2020年のイベントはコロナ禍で中止だった。


登山道の脇には「リンドウ」がたくさん咲いていた。
秋のリンドウは熊本県の県花である。


秋の阿蘇路をオープンドライブ。
平日にロードスターと遇うことはなかった。

赤水~北側復旧道(二重の峠トンネル)~大津~自宅

トンネル出口。
ドライブレコーダーからコピーした写真。
阿蘇赤水から大津までが僅か10分程度と劇的に早い。
500円ぐらい払いたい気分だった。

クライマーはMAZDA車がお好き!

2020.10.11(日) 日向神:愛のエリア 113

今日はあそ望山岳会のメンバーが7人も日向神で登った。
まず近年なかった盛況である。
私は以前からの目標としている愛のエリア「エレキバン」にトライ。
①エレキバンはやめて(5.12a) NG
とりあえずQDは架けた。

②エレキバンはやめて(5.12a) NG

このトライ中は動画を撮って頂いていたので写真がない。
(上の写真は昨年のもの)
たった2回のトライで左手人差し指の皮が半分ぐらいに薄くなった。

③初夢(5.10b) R(リピート)

④愛の心は中心、恋の心は下心(5.10b) R

出だしは結構力を使う。

長いので登り甲斐がある。

⑤たぬきのこぶた(5.11a) R
エレキバンの疲れか、スラブへの上がり込みで緊張した。
私の写真がないので、左側の「たぬきのモモコ 5.10b」をOSするにっしーさんの写真を見てもらおう。

⑥初歩のレイバックPLAS(5.11a) R
以前よりも簡単になっているように感じる。
しかし他よりは難しいと云う人もいる。
まあ、グレードなんてそんなものであろう。

⑦エレキバンはやめて(5.12a) Tr.
最後に一回練習しようとロープを架けっ放しにしていた。
右腕をつらせながらも2テンで上まで。
今年中は楽しめそうだ。

サンセットエリアでウラサキさんらがまだ登っていたので見に行った。

⑧善秋くんのおかげです(5.11c) Tr.
約7分で終了点に達した。クールダウンにしてはいい記録?

道端エリアでユジンさんらが登っていたので見に行った。

ハナタテ岩はまだ西日を浴びて明るかった。

駐車場に戻ると車が5台に減っていた。
その内、MAZDA車が4台。

以前、男性クライマーは日産エクストレイル、女性クライマーはスズキハスラーという時代があった。
令和のトレンドはMAZDA車。
魂動デザインがクライマーの心にピッタリのくるのだろう。


秋の日暮れは早い。
星原峠近くからの夕日。

石橋巡り~鳳来橋と聖護寺

2020.10.10(土) ロードスター 20

この頃、土曜日に雑用(山行以外の事)がよく入るので早朝ドライブに行く。もちろん日曜日はクライミング。

鳳来橋(石橋)は竜門ダムの上流部、鳳来集落の中にある。
ここまでの道は標高差のあるワインディングロードだが、意外に隈府から近く、ドライブとしては物足りない。

石橋の側面から樹木が生え、ガードレールもあって興ざめだ。


橋の上はこんな感じ。
すぐ横にコンクリート橋があって、今は車も通らない。
数年後には近所の方の物置場になっているかもしれない。

この鳳来集落の山中に有名な「聖護寺」がある。
狭い山道を登ると落ち葉や枝がひどい。
越せると思った杉枝が車体の下にひっかかり、バリバリとひどい音がした。
いったい、いつの大風被害だ?


やっと着いた駐車場。標高400mぐらいか。


「鳳儀山聖護寺」は曹洞宗の修行禅寺である。
1388年、菊池一族13代武重の時に大智禅師を招いてこの山腹に建立された。
その後、菊池一族の衰退とともに廃寺となった。
約500年後の昭和初期、中興の祖:村上素道らによって再建された。
随分以前にこの寺から托鉢に出る修行僧の一団に遇ったことがある。熊本市の繁華街、鶴屋デパートの横で辻立ちされていた托鉢僧もこの寺の方だろう。

今はまた、少子化の影響で曹洞宗本山からも住職を派遣することができないらしい。境内も大きな杉枝が散乱して少々荒れていた。
宮崎方面では時々見かける曹洞宗のお寺も熊本県では他に見たことがない。
勝手ながら梵鐘を一回鳴らしてみた。
「ゴ~~~ン」と静かで長い余韻が響いた。

近くを散策すると「比丘尼の森」があった。
尼僧の寝所跡か。

谷川の水を使った水田が開かれている。

石垣には数百年の歴史を感じる。

こんな物も見つけた。

犬の頭骨か?
200年前ならニホンオオカミぐらいいただろう。

帰りに竜門ダムを見下ろす丘に立ち寄った。
3ヶ月ぶりだが、公園は夏草が生い茂っていた。

日向神にシーズン到来!

2020.10.4(日) 日向神:道端~サンセット 112

七城の台から鹿北の星原峠を越えて日向神ダム湖へ下る。
信号もないがコンビニもない。
地元のコンビニで食料は買っておく必要がある。


林道の道端に先週からツリフネソウが咲いている。


少し小さいがクサギカメムシだろう。
もう昆虫の姿が少ない。


昭和35年に竣工した「つるはし」を渡る。
真っ赤に塗りなおせば観光の一助になるだろうに。

今日はヒロさん、ナオさん、かずさん、ユジンさんなどあそ望の会員が顔をそろえた。
かずさんが初日向神なので「道端エリア」へ行った。

9時30分、シーズン到来で道端は密集地帯と化していた。
左端が空いていた。

①太郎(5.10d) R(リピート)

②次郎(5.11c) R

2週間ぶりだがすっかり体が動きを覚えていた。
Pink-zen色の新ロープは「マムート 9.5mm 60m」
初卸が次郎のリピートで幸先が良い。

③三郎(5.11a) R

④太郎(5.10d) Tr.(回収)

右のスラブ壁が空かないのでサンセットへ移動。

⑤八女茶のチャチャチャ(5.10a) R

⑥赤い実のヤマボウシ(5.11a)~エルニーニョ(5.11a)

この写真では本当の傾斜が感じられない。
内容のある2本をつなげて登る。

⑦テラスへアップ(5.11a) R

1ピン目のプロテクションは「オール鉄」だった。
ルートはけっこう厳しく面白い。

⑧登攀の歌(5.9) R
この後、ナオさんが遂にレッドポイント達成!

⑨岩ヒバハング・ダイレクト(5.11a) NG
9月22日の二の舞で少し情けない。
ハングの上のピンにはクリップがしにくいので、まず足をハングの上に上げなければならない。

今日は一日中生暖かい曇り空で、朝方や夕方は小雨も降った。
帰りも星原峠コース。
曇り空のせいか、金木犀の香りがほとんどなく、鹿北の辺りでは稲刈り後のむせるようなにおいに包まれた。
季節がどんどん変わって行く。