「ボランティア」カテゴリーアーカイブ

2022 通潤橋草取り

2022.8.28(日) ボランティア 3

熊本地震で5年ほど中断していた「通潤橋草取り」はコロナ禍に負けず3年連続の実施となった。
矢部とは言わず、熊本のシンボル的史跡なので維持管理は大切だ。

水面までは中央部で約20mある。

中央部は下が川なので、アッセンダーとグリグリで登り返す。

今日はこんな道具立て。
私のアッセンダーは元祖「ユマール」で40年前の物。
ノコ鎌と剪定ハサミは支給品。
橋の上に数10本の螺旋杭を埋め込み、ロープで連結してある。
これを支点にして懸垂(ラッペル)をする。

だいぶん綺麗になった。

午後1時、観光用に放水があった。
本来の目的は送水管の掃除だろう。

上から見るとこんな感じ。

現地の山友、吉岡さんからトマトを戴いた。
帰りに運転しながら4個ほどつまみ食い!

2021通潤橋草取り

2021.8.29(日) ボランティア 2      温泉 4

秋の行楽シーズンを前に、恒例の「通潤橋の草取り」が行われた。
今年は八代山の会、あそ望山岳会、AAR(オール阿蘇レスキュー隊)など約30名が集まった。

1年ぶりの草取り、草や灌木の繁り具合は相変わらずひどい。

暑い中、安全に十分注意してみんな黙々と頑張る。


この辺りは中央に近く、川面まで20mの高さ。


午後には観光用の放水があった。
導水路は3本あるので、表側に2本、裏側に1本出る。

裏側の放水、上から見ると引き込まれそうになる。

午後4時ぐらいまで、正直よく働いた。

レスキュー隊の皆さんは難物であるアーチの下もきれいにされた。すごい技術だ。
側壁もきれいになった。


あそ望Tシャツの赤を着た白ちゃんと昨日は沢登りだったアリキチさん。

終わった後の楽しみは「国民宿舎 通潤荘」の温泉。
毎年無料入湯券が配られる。

中は広くてきれいだ。
けっこうお客さんは多い。

山都町(旧矢部町)はJOC会長山下泰裕氏の故郷。
柔道着や「国民栄誉賞」の賞状等が飾られていた。

【追加の写真】
清掃作業中、下の方で元気よく手を振る人に気付いた。
その時は「女性だね、誰かなあ~」ぐらいしか思っていなかった。
メガネを外していると私の視力は0.5ぐらいなのだ。
夜になったら、たくさんの写真が送られてきた。
山友のさとさんがわざわざ遠くから清掃活動を見に来られていたのだった。
どれもすてきな写真だったのでここで載せよう。


相当の高倍率ズーム!
三脚を使ったのかな。ブレていない。

5年ぶり、通潤橋草取りボランティア

2020.8.23(日) 通潤橋:ボランティア

2016年4月14日の熊本地震で山都町の国重要文化財「通潤橋」は大きな被害を受けた。
それから4年をかけての修復作業が終わり、今年放水も再開された。
山都町教育委員会の依頼を受けて、熊本県山岳スポーツクライミング連盟が草取り作業をボランティアで行うことになった。
2015年の草取り以来、約5年ぶりである。
7月豪雨の影響で今年は自衛隊さんの参加がない。

手前の草が生えていな所が崩れたところだ。
この表面より裏面や下部の草が酷かった。
放水のしぶきのごとく汗を垂らしながら25名はよく働いた。


ここは川の真上なので終わったらアッセンダーで登り返す。
橋の上は手すりなど何もないので、降り始めは緊張する。


普通、女の子は下を見ただけでくらくらする所だ。
あそ望山岳会からは女子だけでも6人の参加があって華やかだった。


江戸時代にこの巨大な導水路としての石橋を作ったことには驚くしかない。

夕方、無事に作業が終わって「通潤荘」の入浴券と記念品のタオルをいただいた。

2020年の東京オリンピックはコロナ禍で延期になったが、JOC会長の山下泰裕氏がこの山都町の出身なので記念のタオルを作られたらしい。
「Heart  of  YAMATO」とは「やまと魂」か?