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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

南面エリアで大汗!

2025.6.29(日) 日向神 292 南面エリア

今日はK1さんの古くからの友人、八王子のOさんらが来られるというのでみんなで南面エリアへ集った。
九州地方は早くも梅雨明けして猛暑が予想されたので、ビレイヤーだけでも木陰の南面エリアは悪くない。
しかし照葉樹林で風が通らず、登ると汗がふきだした。

① 悶モンマントル(5.10c) リピート
写真のようなムーブだったかな?
「今まで登れていた」という自信だけを頼りに登り切った。
初見(オンサイト)だとけっこう難しいかもしれない。

② 三つ葉つつじの頃(5.10b) リピート

今日は岩場自体が初めてというSachikoさんのビレイ練習がメインだった。

③ ゲルニカ(5.11c) リピート

このエリアに来たら1回は登り、自分の調子を計るテストピース。
左手のホールドが掘り出されて易しくなったように感じる。

④ どんぐりころころ(5.11a/b) リピート

マスターリードだと次のクリップが難しい。
ここから行きつ戻りつを何回も繰り返した。
2年前にオンサイトした時は、11月の乾いた時期でQDが下がっていたのだろう。

裏技(賢い?)を使って難所を突破、大汗をかきながらリピートできた。
個人的な見解ではゲルニカよりも難しく、5.11bは十分ある。
ホールドは「菊池の銘菓:松風」よりも薄い。

【今日の生物】

私が帰った後にタケシさんが撮影したセミ。
うす暗い林の中、6月下旬、細身の体、夕方から鳴くとくれば、これは生まれたての「ヒグラシ」か。
そういえば数年前、お隣のハートエリアでものすごいヒグラシの「蝉しぐれ」にあったことを思い出した。

帰ってからもまだ陽は高く、カボチャの実を数えただけでまた汗がふきだした。

夏の県体壁で体重減!

2025.6.25(水) 県体壁 40

昨年、娘が買ってきたハイビスカスが今年も咲いた。

ブロッコリーの葉がボロボロになっていたので裏を見るとこんな腹ペコアオムシがたくさんいた。
午前中はフィットネスジムへ。

昼間は晴れ間も見えたので、午後3時からAOSC(あそ望オールサンデークラブ)を中心に登った。
① 中:緑(5.10a) アップ
② 左:紫(5.11b) NG 大汗
③ 左:紫(5.11b) RP

このルート、ダイナミックな動きで面白かった。
頭の黄色バンダナが似合っていないのが惜しい。

中:黄(5.11a)にトライするレジェンド・キーボウさん。

④ 右:黄緑(5.11c) OS
これはお買い得だった。

ミウラ(左側)に破れ目が生じた。

2011年に買った14年物ながら今なお現役。
私は物持ちが良い。

家に帰ると体重が1.2㎏も減っていた。

実は午前中のジムで、1キロ4分ペースで800m×1本、 400m×2本走っていたのだ。
こんなことで熱中症になるのかもしれない。

ダム下「夏に至る」OS

2025.6.21(土) 日向神291 ダム下49

ヒマワリが咲き始めた今日は夏至である。
2025年もほぼ半分が過ぎたと思うと気持ちがざわつく。
我が家では夏恒例の「クワガタ取り」が始まり、昨夜は2匹ゲット。

これはクワガタではなく、本日菊池川で見つかった「コオニヤンマ」のヤゴの抜け殻。

今日は2週間ぶりに日向神:ダム下、隧道エリアに集合。

「とおり雨(5.10c)」の最上部を登る私。

右と左のラインがある。
この壁は、工事用に穿ったドリル穴をうまくつかうのがポイントになる所がある。

6月7日にリニューアルした「アンビバレント」をリードした。
蒸し暑いこともあって汗がふきだした。
傾斜は緩いがホールドが遠く初見では分かりにくいので、
「アンビバレント(5.11c) B7 20m」としたい。

今日は新しい1本が追加された。

クライマーは井ノ口さん

「夏に至る(5.10a) B3 長友敬一」である。

隧道エリアにはハンモックも似合う。

大渕の川べりには「合歓の木」の花がもう咲いていた。

ダム下の草刈り~県体壁

2025.6.18(水) 日向神290 ダム下48 県体壁39

6月8日の入梅以来、ずっと雨が続き日向神:ダム下への道路も夏草に覆われて大変なことになっていた。
それがご覧のようにきれいさっぱりとなり、八女津姫岩を登る方も車が停めやすくなった。
この時期、どこのエリアでも登られる方は草刈用の鎌(かま)を持参願いたい。
午前中から昼寝をはさんで午後3時まで汗をかいた。

ここは左の斜面から土砂が流れ落ちて溜まり、車の底をつきそうになっている所。
タケシさんが土砂をけずって軽トラに積み、数カ所あった道路の穴を埋めた。

本日の草刈り作業の報酬は、日向神クライマーズクラブ事務局長から「自家製アンズジャム」をいただいた。

帰り道、水曜日なので「県体壁で登ろう」という連絡が入り、そのまま熊本市内の県体壁に向かった。
「おっと、アンズジャムはどうするか?」

今の軽トラにはエアコンがちゃんと付いているので、吹き出し口近くのドリンクホルダーに結び付けて冷やした。
そういえば、軽トラにエアコンやAT(オートマ)車があることを知った時は驚いたな。

今日の愛車はダイハツ・ハイゼット。
2シーター、5速マニュアル、エアコン装着車。

① 中:緑(5.10a) リピート
② 左:黄(5.10c)リピート
③ 右:橙(5.10d)リピート
 今月2回目、だいぶん壁に慣れてきた。

夕焼けを見に

2025.6.16(月) 園芸3 生物25

今日も梅雨空の下、雨風が強くニンジンやブロッコリーの若芽が風に揺らされ生育が思わしくない。
一番元気が良いのはカボチャで、もうツルが3~4mも伸びたので「わき芽かき」を行った。今年は家の光別冊「夏野菜ガイド」を教科書にして家庭菜園に真面目に取り組んでいる。

昨年植えた「プラム」で見慣れないカミキリムシを見つけた。

「キボシカミキリ」である。

カミキリムシは樹木の葉や枝をかじり、幼虫は木を穴だらけにする害虫である。写真を撮って捕殺。

一日遅れて長女から父の日のプレゼントが届いた。
父の日には牛乳(ちち)らしい。
プロティンを混ぜて飲もう。

夕飯を食べていたら空が急に明るくなった。
夕焼けを見に、自転車で畑道を走った。

毎日毎日雨が続いた。明日は少し良さそうだ。

約30年前に買ったマウンテンバイク。
私は物持ちがいい。
ところで、今日はこのバイクでホームセンターまで買い物に行った。
その後、近所の方が「道端に落ちていました」と、私が買い物に使ったカードとケース(献血手帳が入っていた)を届けてくださった。
ウエストバッグのチャックを閉め忘れて、坂道でバイクを力いっぱいこいだときに落ちたらしい。
有難いことである。

百歳体操へ

2025.6.13(金) 徒然150 生物24 読書8

この頃「ミステリーや推理小説」に目覚めてきた。松本清張の「陸行水行」は大分県安心院が舞台となり興味深かった。
昨年、左目の白内障手術をして以来、生活のほとんどは眼鏡なしで過ごせるのだが図書館で借りる本は大活字本が読みやすくて選ぶことが多い。

アジサイ「アナベル」

今日もフィットネスジムに軽トラで向かっていたら、近所のおばさん達に会った。おばさんと言っても皆さん90歳ぐらいのおばあちゃんだ。
「何しょっと?」
「100歳体操の帰りたい」
「あ~、俺もそのうち入るけん」
公民館である「百歳体操」は福祉課主催で無料だろうが、私の行くジムは有料だ。やっていることはたぶん同じようなことだろう。
ちなみに今日はバレトン(バレエ・フィットネス・ヨガの動きを取り入れた裸足で行うエクササイズ)とランニングを行った。
ランニングは1キロ4分ペースで800mを走り切った。

今年も「ダンスパーティー」が咲き始めた。
この花をくれたMさんは今でも時々このブログを開いているだろうか。

今年の新入り。この後どうなるか楽しみ。

午後になると雨も上がったので草取りをした。
ユリの花でササグモがアリ(?)を捕食していた。

これは「ドヨウオニグモ」、たくさんいた。
暑くて湿気が多く、ジムで汗をかき庭で汗をまたかいた。

今夜のデザートは「杏仁豆腐」に取れたて新鮮なブルーベリーをトッピング。

梅雨時は県体壁へ

2025.6.11(水) 県体壁38 ガーデニング16

熊本は6月8日(日)に入梅して、今日は4日目。
さすがに山には行かないが、毎日何かとやることは多い。

「風の谷のナウシカ」に出てくる「土鬼(ドルク)の粘菌」のようにヘデラ(アイビー)が我が家の玄関を食い尽くそうとしている。

王蟲(オーム)の力を借りずともヘデラの進出を食い止めた。
午後になって雨が上がってきた。

まだクライミングの禁断症状は出ていないが、数少ない県体壁で登るチャンスになったので、これも久しぶりにロードスターを走らせた。(普段、雨の日は軽トラを使っている)

① 右:赤(5.10b) リピート
② 中:黄(5.11a) リピート 汗がふきだした
③ 中:緑(5.10a) リピート クールダウン
同じような思いの者が10名ほど集まった。
半年ぶりの方もいて、ケガや病気を乗り越えて集まれる場所があるのはいい。

6月の日没は午後7時を過ぎる。
西の空には久しぶりの夕焼け、東の空には虹が見えた。

隧道:梅雨入り前に一仕事

2025.6.7(土) 日向神289 ダム下47

今夜から雨で、どうも九州は梅雨入りしそうである。
そうなる前にやっておきたいことがある。
朝7時から一人でダム下にやってきた。

【隧道の左上部壁】
松の木のある左端を上から下がって掃除した。
見えている壁の上部にまだスラブ帯があり、ちょうど30mあった。アンビバレントが20m、合計50mで「難しい」ということだけは分かった。

【今日の隧道エリア】
黄色服のタケシさんには「アンビバレント(5.11b)」の大事なガバを長ボルト(ケミカル)で補強して頂いた。
私は上部のホールドにしていた浮岩を落とし、ボルトを1本追加した。これでB8となりグレードも一つ上げようかと思案中。

本日、K1さんが1本開拓・初登された。
「とおり雨(5.10c) B3 長友敬一」である。

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ちょうど開拓時に小雨が降った。しかし今日中に登らないとね。

同ルートを登るタケシさん。(フラッシュ)

同ルートを登る私。(フラッシュ)
ハーネスとシューズ、ロープのコーディネートがいい。

初めて来られた池田さんが「下手なヒールも数うちゃかかる」にトライ。
それ、ヒールじゃなくてトウですね (笑)

しばらくこのエリアに来ないかもしれないので、「ウオテイン効果(5.11d)」に取りついた。
鬼門の1ピン目、思わず左足が素直に上がった。
しかし、朝からの作業の疲れで右前腕がつってきた。
4ピン目からが勝負!

思い切りよく右足を振り上げる。ここからパワー全開!
(最上部、核心ムーブの写真は見せないよ)

久しぶりにリピートできて大満足。

今日は隧道エリアに初めてYさんとDさんが来られ「ブログを見てやってきました!」と言われた。
この一言が本当にうれしい。

頑張った日のご褒美は「パピコ」
以前は「チョコモナカ・ジャンボ」だったが、時々服が汚れるのでやめた。
ところで、ロードスターの運転は疲れていても眠くならない。
それは「6速MT(マニュアルミッション)」の操作が楽しいから。
もう一つは、ロードスターの文化(掟!?)である対向車との「ヤエー(手を挙げての挨拶)」がいつ来るか分からないという緊張感があるから。

今日は日向神往復で3台のロードスターとすれ違い、ヤエー交換率は100%だった。

昔の話で恐縮だが50年前、私が単車に乗り始めた頃は阿蘇外輪のミルクロードや九州横断道路を走ると、単車同士でピースサインを交わしていた。(今で言うヤエー)
右手はスロットルを持っているので、左手を斜に構えてサインを出す。私の自動車学校から払い下げてもらった125ccにもみんなサインを出してくれた。最初にサインを交わした時の感動は今も残っている。
しかし今、阿蘇・大観峰周辺を走る単車乗りはまったくヤエーの交換などしない。どうしてだろう?
ちょっと訊いたら「そんなことしたら、危ないでしょ!」と言われそう。

山を歩いていて、登山者同士がすれ違う時には「こんにちは!」と挨拶を交わす。50年後もこれは残っているのかなあ。

開拓で体重減!

2025.6.5(木) 日向神288 ダム下46

NDロードスターを7年目の車検にマツダへ出しに行ったので、山は午後からになった。

「カムカムエブリバディ(5.10b)」を登るKcoさん。
最終クリップホールドが欠けて、少し難しくなった。

Tr.のビレイはハイバックチェアで行うと首が楽。
今日は山崎ご夫婦と4人での平日クライム。

この後、隧道手前の「プロジェクト10」を上から大掃除して大汗をかいた。
1.1リットルの水分を持ち込んでいたが帰ると0.6㎏の体重減だった。私はこれまで「便秘とダイエット」はしたことがないのだが、これじゃあ太る訳がない。

「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」で、下手なヒールを使わないバージョンでマスターリード、完登した。
グレードは一応(5.11b)のままだが、指への負担が大きく、やっぱり下手なヒールでも使った方が面白いかな。

代車はほぼ新車のマツダ2で快適、楽ちん運転。
しかしAT車は眠くなる。
2日続けての山行で疲れもあってか帰りはコンビニで仮眠した。

すると、ケンカみたいな声が聞こえてきて目が覚めた。
スキンヘッドの若者が別の車を窓越しに一方的に怒鳴っている。
察するに、国道3号線を前の車が法定速度で走り後ろの車がイライラ。車間距離が近いので前の車はブレーキを踏んでコンビニに避難したが、後ろの車が追いかけてきて「なんで急ブレーキをかけるんだ、もう少しで事故るところだったぞ!」と文句を言っていたのだろう。
若者は白いプリウスの助手席に乗って走り去って行った。

今日もいろいろあったが、夕焼けはきれいだった。

のんびりドライブ

2025.6.4(水) ロードスター102 温泉9 山歩き45

この時期、九重山はミヤマキリシマがきれいらしい。
しかし平日でも花より人が多いとも聞く。
あまりきつい山歩きは苦手なので、のんびり気ままに出発。

【シライトソウ】
北外輪山の秘密じゃない花園に寄った。
5月2日以来だが、もう夏草が繁茂してすごい状況になっている。一番元気の良いのは「イブキトラノオ」だった。
シライトソウはほんの数本しかなかった。

【ツルナシレンリソウ(蔓なし連理草)】
これは初めて見たかもしれない。

九重山:猟師岳駐車場はもう車が停められないぐらい。
多分、牧ノ戸峠が満車でここまで停めに来ているのだろう。
ここでもう日和ってしまい、猟師岳を目指す。
途中、完全に日和ってしまい右側の合頭山を目指す。

三俣山は遠目にもきれいなピンク色に染まっている。

山を下りてくると私の愛車「ロードスター」に5~6人のお姉さま方が集まっている。
「車に何かやらかしたのかな?」と訝しがりながら近寄ると、私が車の持ち主とは知らずに「あれが猟師岳登山口ですか?」などと訊かれる。
なんとロードスターのボンネットの上に地図を広げて読図会をされていたのだ。
ロードスターの広いボンネットは山で地図を広げるのに役立つことを初めて知った。

6月初旬、快晴の牧ノ戸峠は全国からの登山者であふれかえっていたので八丁原地熱発電所に下って万願寺温泉をめざした。

【万願寺の山門】
この山門の中央からロープが1本下がっている。
「何かな~?」と思ってロープを引くと軽い手ごたえがあって「ゴ~ン!」と鐘が鳴った。
滑車を利用してあるのだろう、本当に軽い力で鐘がつけた。
浄財10円ではもったいない体験だった。

さて、目指すは「日本一恥ずかしい露天風呂」だ。
前回訪れた時( 2021年6月12日 、ブログ内を検索!)はちょうどコロナ禍で入湯は叶わなかった。
この露天風呂は万願寺川の中にあり、県道や民家もすぐ横だ。
「湯銭」は200円、簡単な脱衣所もある。
上からのぞくとお湯は透明で濁りがなく、最初は真水かと思って足先をちょこっとつけてみた。「温泉だ~!」

【裸になるとすぐ力こぶを見せたがる男】
少しぬるめだが本当にきれいでいつまでも入っていられる。
対岸の道路は平日で行き交う車もほとんどない。
川にはウグイやヤマソバエが群れをなして泳いでいるのもすばらしい。かけ流し温泉水で成長も良さそうだ。

帰り道は小国を通る。
ここには「旧国鉄:宮原(みやのはら)線遊歩道」がある。
私の中学校の先輩に「廃路線を歩く」ことを趣味の一つにされている方がおられて、一度その真似をしてみたかった。
木魂館で地図をもらい、新しく立派な「北里柴三郎記念館」に車を停めた。ここの裏手に道標がある。

【旧国鉄:北里トンネル】
緩やかなカーブで294mもある。照明装置があるので薄暗い中でもなんとか歩けた。

【旧国鉄:幸野川橋梁】
この橋まで歩いて往復した。
昭和12年頃に造られたのでコンクリート製アーチ橋だが、鉄筋ではなく「竹筋橋」らしい。

復路、遠くに哺乳類を見つけた。
カメラを構え、何枚も撮りながら近づいて行った。

【アナグマ】である。毛並みがいい。

シャッター音に気付いてこちらを見ても逃げようとしない。

そのうちにもう一頭現われ、番(つがい)であった。
木漏れ日の下で仲良しこよしをする姿を動画に収めることもできた。