リフレスでリハビリ!

2023.1.28(土) リフレス大牟田 5

1月の中旬から、
①ワクチン接種の副反応で39度の高熱
②家族の陽性で濃厚接触者になる
③自分が陽性者になる
新型コロナ禍に巻き込まれ、約2週間の自宅療養を行った。
その間、運動不足でフレイル状態になりそうだったので畑道でダッシュをしたら冷たい空気に喉をやられて咳が止まらなくなった。

本日、めでたく療養生活も明けて山に行こうと思ったが外気温は3度、小雪が舞う空模様ではそれも叶わず、山友さんの発案で「リニューアルしたリフレス大牟田」となった。
リフレスでフレイル防止とリハビリを兼ねてリフレインを口ずさみながらのフリークライミングというコンセプトだ。(何を言っているのかわからない)

パネルから新しくなった壁は新鮮だ。

これが以前の壁面、ちょっといただけない。

ルートは短いだけに5.10後半になるとけっこう厳しくなる。
現在の最高グレードは5.11b。

冬季、寒さが気になる方には「ヒーター」もある。
私の青い履物はクライミングシューズではなくスリッパ。
岩場での「オーバーシューズ」用として買った。
3年2カ月ぶりのリフレスで、楽しくリハビリクライミングができた。

家の近くまで帰ると、東の阿蘇山は雪化粧をしていた。

ロードスター・3周年!

2023.1.27(金) ロードスター 58

本日、NDロードスターがめでたく3周年を迎えた。
6MT、SSP、走行距離1.435kmのデモカーだった。

【日向神へ向かう峠越えの道】
〇購入の経緯
前の車マツダ・プレマシーには15年間(約16万km)乗っていた。
特に問題はなかったが、毎日の通勤に2000cc、7人乗りは大き過ぎると感じていた。(購入から15年も経つと家族構成も変わる)
2019年の暮れ、プレマのオイル交換でマツダ飛田店に行った。
15年目の車検を半年後に控えて迷っていた時、Uカーのチラシでロードスターを見た。
走行距離1400kmで新車より60万円安が気になった。
夜、Youtubeでロードスターの動画を見ると、皆さん、車の良し悪しを熱く語っておられた。
2020年1月5日
日向神:ダム下エリアで「象の目(5.11c)」を開拓・初登した。

【ダム下さくらのエリア:象の目(5.11c)を登るIさん】
この日の帰り、相当の疲労感で眠気に襲われフラフラ運転となり、2回の仮眠を強いられた。
日向神の帰りの居眠り運転は初めてではなかった。
「運転に余裕のありすぎるAT車では危ない」と強く思った。
2020年1月6日
翌日、さっそくマツダ飛田店でUカーのチラシを持って相談すると、
「そのロードスター、光の森店にありますよ。持って来らせます」という返事。
しばらく待って、お店の玄関先に届いたロードスターを見た時のファーストインプレッションは「小っちゃ!」だった。
車高1,235㎝は私の乳首ぐらい、屋根の向こうがスコーンと見える。
実物のロードスターを間近で見たのはこれが初めてだった。
夕暮れの中、試乗してみると着座位置が低くて地面を這うような走りが非日常的だった。
まあ、一言でいえば「かっこいい」ということで、即日決定。

【伯耆大山:駐車場】
丸3年間で43,381km、年平均14,500km走った。

〇3年乗って分かる良いところ

①運転が楽しい
・FR車、6MT、車高が低いのでカーブを曲がるのはいつも面白い。
・遠くへ行きたくなる。
②燃費が良い
・WLTCモードで、16.8km/L。夏の高速道利用では20km/Lを記録した。
・1500ccで車重が約1000kg、「軽さは正義」で総合的な維持費も安い。
③安全運転になる
・オープンで走ると体感速度が速く、むやみにスピードを出さない。
・オープン、6MTは居眠りとは真逆でしごく安全運転になる。
④目立つ
・いろいろなところで話題になる。
・精神的な「若さ」をアピールできる。
⑤世界が広がる
・ロードスター車同士の「ヤエー」でつながる。
・ロードスター界のアイドル、熊本の「まるゴシックさん」にいつか会えるかもしれないという期待感が持てる。

【ロードスター界のカリスマ 辛党オヤジのステッカー】

〇3年乗らなくても分かる不便なところ

①荷物があまり乗らない
・とは言ってもソロキャンプぐらいには十分対応できる。
②車中泊は無理
・テント利用の車外泊となる。
③対向車のライトがまぶしい
④狭い駐車場は苦手
・2ドア車のドアは思った以上に長いので、右側の近くに車があると困る。
駐車するときは右側に車が停まらないところを選びたい。

これらの不便さを楽しむ車だ。
この頃は「身の丈に合った大きさ」に満足している。

【国東半島 鬼城耶馬】
これからも「美しく走りたい」と思う。

2022 ロードスター・フォトギャラリー

2023.1.24(火) ロードスター 57

昨年末、このパソコンのHDが壊れ約3年分の写真が失われた。
それで毎年行っていた「ロードスター・フォトギャラリー」も 諦めていたが、このブログに掲載した写真だけは残っていたので、なんとか開催することができた。
このブログの熱心な読者であれば「どこかで見たぞ!」と思うだろうが、温かい目で見てほしい。

①【日向神峡 けほぎ橋】 3月5日
この日は五色岩で「岳間茶上白折(5.11a)」を開拓・初登した。

②【合志川 堤防】 3月21日
もう日本中に春が来た感じ。この日も五色岩で掃除だった。
夕方で少し発色が良くない。

③【川底温泉の近く】 4月1日
国東半島へのドライブ途中。道路工事で停まっている時で、菜の花が一杯

④【院内:鳥居橋】 4月1日
国東半島への途中で石橋巡り。
翌日は「鬼城耶馬クライミングコース」を歩いた。
どこも桜がきれいだ。

⑤【鹿北:星原地区】 4月9日
4月から日向神:ダム下3Fが主な活動場所になった。
この日は「Give me five!(5.11b)」をRPできた。

⑥【ロードスター・ジャンボリーin大分】 4月24日
約500台が集まる九州一のミーティングに初参加。
マツダの神様:貴島孝雄さんにサインをいただいた。

⑦【国道387号 八面山の帰り】 4月30日
この日は上部エリアの「大内ライン(5.11b)」がやっとRPできた。
帰り道の運転で脚がつって休憩中。

⑧【瀬戸大橋 与島】 7月30日
3泊4日で四国カルスト~石鎚山~金比羅宮~呉港と走った。

⑨【山陰 角島大橋】 8月9日
2泊3日で伯耆大山~出雲大社~石見銀山~角島と走った。
石見銀山は五百羅漢寺しか見ていないのでもう一度行きたい。

⑩【日向神駐車場】 8月11日
タケシさんの白いロードスターとは一緒に2回、ジャンボリーに参加した。
この頃日向神にはマツダ車が多いと思う。
この日は「善秋くんのおかげです(5.11c)」をリピートした。

⑪【菊鹿町 内田川堤防】 9月25日
見事なヒガンバナの絨毯であるがこれ以上は進めない。
この日は日向神:愛のエリアへのアプローチ整備を行ったが、K1さんと数十年前につぶれたエリアを発見した。
10月からは新しい「ハートエリア」の開拓に通うこととなった。

⑫【冬野地区 林道】 10月30日
菊池から日向神へは星原峠道が面白い。
秋のこの時期は杉木立の境目から朝日が差し、とてもまぶしい。

⑬【国東半島 鋸山駐車場】 11月22日
昨年この場所でいい写真が撮れたのでずっとねらっていた。
しかし紅(黄)葉は毎年違うことが改めてわかった。
この日は「津波戸山」を周回した。

【まとめ】
今年はコロナ禍による行動制限もなく夏に2回旅行ができた。
しかし、自然の中と違い観光地で車の写真を撮るのは難しいものがあった。
また、一番期待された「四国カルスト~UFOライン」が雨だったのでまた行かねばならない。
今年も四季折々の景色をロードスターと共に見てみたい。

新型コロナ、陽性!

2023.1.23(月) 徒然 103

1月17日(火)の朝は濃い霧だった。
同居の娘が新型コロナの陽性になり、私はこの日から「濃厚接触者」となって金曜日までお休み。
それで18日からは実家の草木を「これでもか!」と、5年分ぐらい整理した。

20日(金)は「明日の日向神は大輔さんも来るし、K1さんの初登が見られるかも。楽しみだ」と思って過ごしていた。
ところが夕方から37.4度の発熱・・・。

21日(土)
一晩寝ても熱が下がらず、菊池市の耳鼻咽喉科医院で診てもらったら見事な新型コロナウイルスの陽性反応が出た。
午後は寝て過ごしたが、体を電気毛布で温めすぎて左ふくらはぎがつって、非常に痛かった。
私の症状は発熱(37.6度)、鼻水、眠気、腰の痛みなど。
娘は本当に軽症ですでに回復、良かった。
職場の上司に連絡、濃厚接触者で4日間休み、陽性でこれから5日間休むとはあきれているかも。
K1さんがハートエリアのprojectを登れたかが気になる。
連絡がなかったのでまたお預けなのだろう。

22日(日)
ロキソニンが効いたのか朝の体温は36.5度、その後体温が上がってきた(37.9度)ので食事と小用以外は寝て過ごした。よほどエネルギーを使っているのか、だらだらとよく寝むれる。食欲はあるが体重は減少気味。
症状は発熱、鼻水、のどの痛み、声がれ。

23日(月)
朝は36.4度。午前中は寝て過ごす。
保健所とのやり取りはSNSで行う仕組み。
午後は散歩に出かけた。(家の周りはほぼ畑地帯)
他に暇つぶしでナンプレ(数独)、読書。
「老いかたレッスン 渡辺淳一」~この本は2回目。図書館に行くと、この手の本を必ず1冊は借りる。高齢者が明るく前向きに生きるこつは「恋をすることである」と言い切っている。
「宮澤賢治のことば 澤村修治」~宮沢賢治の本はあまり読まないが、宮沢賢治について書かれた本は時々読む。そして岩手県花巻に行きたくなる。

水分補給にこの「ソルティレモンミックス」はうまい。

ツバキの枝落とし

2023.1.19(木) ガーデニング 10

訳あって今週は仕事を休んでいる。

昨年11月に父が亡くなり、気が付けば実家は「やぼくら」になっていた。
(私が土日も山に行ってばかりいるから?)
そこで12月も押し迫っての4日間、庭木や裏山の整理をした。
軽トラック4杯分の草木を処分した。
今月はその続きとなる。

1月18日(水)
まだ手付かずだった北東側の草木を整理した。
祖父が50年以上前に鶏小屋を設けていたところで、
時々錆びて朽ちかけた鉄製のケージが出てきて非常に面倒だ。
夕方になって裏山のツバキの枝落としを始めた。

1月19日(木)
裏山にはツバキの木が4本並んでいる。
以前は東側に竹林があり、ツバキの枝は光を求めてみんな西側に傾いてしまっている。

今回、まっすぐ伸びるように曲がった枝をすべて落とすことにした。
道具は父の形見の「電動チェーンソー」である。
昭和62年とマジックで書かれているので、36年前の物である。

1本のツバキに1個ずつ鳥の巣があった。

ところで、木の枝落としは非常に危険な作業である。
20㎏ほどの枝が落ちるときは相当な衝撃を発する。
枝の切り方、落ちる方向などを十分に考慮することが大切である。

ヘルメット、ゴーグル、皮手袋、ハーネス、セルフビレイ用スリング、カラビナなどは必須である。(ルート開拓の恰好と同じだね)
後方の白い家はお隣さん。
オレンジマーク内にいるのはうちのシマジロウ。

ネコの手も借りた。

jr.クライミングin県体壁

2023.1.15(日) 県体壁 24

今年1回目のJr.クライミング教室が県体壁で行われた。
ルートが新しくなったと聞き、スタッフとしても楽しみである。
主に「菊南」と「パラベラム」、2つのジムで育成された子どもたちでレベルも相当上がってきている。
思ったより暖かい一日で、半袖・短パンも多い。
疲れを知らない子どもたちは何本も登る。

ピンクの服は指導する岳連のミホ姉さん。
午後はあそ望山岳会のメンバーが残って新しいルートを楽しんだ。

① 右:黄色ホールド(5.10a) OS
大きいアンダーガバやポケットなどホールドが多彩で楽しめた。

② 右:黄緑ホールド(5.10b) OS
まずは危なげなく登れた。少しホールドがワンパターンか。

③ 中:青色ホールド(5.11a) NG

県体壁は3カ月ぶりとか、コロナワクチン副反応明けとか、重い冬用パンツとか言い訳はたくさんあるが1テンションかかった。
また暖かくなったら登りに来よう。
車に乗ってしばらくすると雨が降り始めた。

5回目、コロナワクチン接種

2023.1.15(土) 徒然 102

14日(金)
近くの医院で5回目のワクチン接種。
お医者さんも慣れたものでまったく痛くない。
「本当に注射したの?」


その後は役場やJAで雑用を済ませて図書館へ。
17:00
気分が良くないのでベッドで仮眠。
18:40
寒気がしてきてお風呂に入るが、41度の湯舟に10分間浸かっていても体が温まらない。(37.3度)
夕食は少し残してまたベッドへ。
19:30 (38.1度)
21:30 小用、白湯、熱くて服を1枚ぬぐ。(38.9度)
23:00 白湯、体が慣れてきた。(39.0度)
24:00 軽い頭痛。(39.0度)
1:00 (38.3度)峠を越したようだ。頭痛。
3:00 (38.1度)汗をかいてきた。
5:30 (37.8度)汗。外は雨か。
7:30 (36.6度)平熱

ほぼ1時間ごとに目が覚めた。
前回(昨年9月)の4回目は39.7度まで上がり、それに比べれば少し楽だった。
39度になっても慌てない。
朝になれば体温が下がるだろうという予想もできた。

朝食は普通に食べて、午前中は普通に眠れた。

【アマビエ】

午後は外が暖かそうだったのでカメラ散歩に出た。

【ゴマフリドクガの幼虫】
まだ1月だよ。

近くにある戦没者の墓地。
ルソン島はフィリピンの北側にある大きな島だ。
戦争末期の1945年、ルソン島の戦いでは20万人が亡くなっている。
補給路が途絶え、1発の弾も撃たずに病死(餓死)した者が多いと聞く。

【モズのハヤニエ】
久しぶりに見つけた。この頃はモズも減ったようだ。
カエルさんも早く出すぎだよ。

新春も日向神はいいぞ!

2023.1.8(日) 日向神 165

午前8時過ぎに家を出ると気温はマイナス1度。

星原峠を越えた冬野地区の堤が半分近く凍っていた。

最初にハートエリアへ行き、K1さんのprojectトライをビレイした。
ついに今日こそ「ボル天特訓の成果」を見ることができるかと思ったが次回に持ち越し。
新春のハートエリアは10名ぐらいと賑わっていた。
せっかく来たので、
①「コスモス祭り(5.11b)」をリピート。

冬でも早くから日当たりは良く、最後のスラブは左から迫ってみた。

② 古いハンガー外し
30年以上前のハンガー4枚、RCCボルト1本を外した。

午後はバルコニーエリアへ移動して、タケシさんや原口さんと合流。
カフェ原口でランチタイム。

今日もジョウビタキのオスが縄張りを周回している。

③ サクラ(5.11a) リピート

昨年3月12日のリベンジができた。

④ 未知との遭遇(5.11b) リピート

下部は相変わらず厳しく、右前腕がつってきた。何故?
午前中のボルト外しでハンマーを何回も振ったのが効いてきたのだ。
しかしなんとか今年1月3日のリベンジができた。

⑤ ヨン様(5.11a) リピート

記録をみたら2015年1月18日にMOSしている。
8年ぶりなのでほぼオンサイトに近い。
「ヨン様は下部のレイバック気味のムーブが面白い。上部は穴がたくさんあって迷うが右の縦カチを使う。最後のピンはとばして終了点へ」とか記しているので余裕はなかったようだ。
写真は今日の美レイヤー、さとちゃん。

写真は誕生日のプレゼントと、ハートエリアで回収したハンガー4枚。
ハンガーは洗って磨いたが、穴が8mmなのでプロテクションには使えない。
プレゼントはもちろん使えるもので、有難い。
今年も日向神はいいぞ!

小岱山探訪

2023.1.6(金) 小岱山ハイク 22

年末に冬用クライミングパンツを買おうと「ワークマン北部店」に行ったが売り切れていた。
そこで、今日は「ワークマンプラス玉名店」まで買いに行った。
ところがここでも売り切れていた。
しかしせっかく来たので「STRETCHマイクロウォームパンツ¥2900」を買った。暖かそうだがちょっと重くてクライミングに対応できるか?

まだ午前中だったので、近くの小岱山を歩き、新パンツを試すことにした。
丸山キャンプ場で昼食。
荷物を軽くして丸山~観音岳~筒ヶ岳を目指す。

丸山の急な登りで落ち葉に乗って不覚にも滑った。
首から下げていたカメラをかばってひじを着いた。
昔は「山でこける奴とは一緒に歩かない」と思っていたが、今となっては大変な驕り高ぶりである。

観音岳の手前に「うさぎ石」がある。
どう見れば「うさぎ」になるのか?
取り敢えず今年の干支なので写真に収めた。

この茶色が新パンツ。
暖かさは十分だがやはり少し重たい感じがする。
1月15日にはこの辺りで22kmのトレラン大会があるようだ。
私もトレランをまねて下りや平地は軽く走って進む。

小岱山の最高峰、筒ヶ岳(501m)の三角点は写真の左下に見える。
ここから「針の耳コース」を下った。

途中にある「くじら石」
これはどこから見ても「マッコウクジラ」である。

このコースにはいたるところに石仏がある。
手前の狐は勝手に置かれたものか。

「針の耳」に着いた。
どこが針の耳かと思い、辺りを探ると小さな縦穴があった。
下をのぞくと真っ暗である。
もしやと思い足から入っていくと、下の方にうっすらと明かりが見えた。

この写真は1mほど入って上の入り口を見上げたところ。
かなり狭いが体がずるずると下に落ちていく。
岩幅は30cmもなく、メガネが壁に当たる。
なんとか下部の出口(入口?)から脱出できた。
これまでに国東半島の耶馬などで幾つかの針の耳を通ったが、ここが一番狭かった。もう、中耳(ちゅうじ)から三半規管まで入った気分。

こんな人が針の耳に入ったら、レスキュー隊を呼ぶしかないだろう。

林道に出て左へ進むと「観音寺」があった。

こんな立派な阿吽の仁王像があると、思わず脚や腕を触ってしまう。

この後、ツッコミどころ満載の変な作り物が出てきて嫌な予感がしてきた。
怖いもの見たさで更に登っていくと雑多な石像と荒れ果てた住居跡が散在して気持ちが悪くなってきた。「石像のごみ屋敷」であった。

林道にもどり、しばらく歩いて駐車場にもどると午後4時だった。
気温は10度ぐらいだが曇り空で手の甲は軽くしびれるほど冷えていた。
「玉名温泉に入ろう」
ということで、帰り道の「玉の湯」(市営)に寄った。

入湯料は250円。(石鹸やシャンプーはない)
湯舟から、全身入れ墨のお兄さんを興味深く見ていたらすっかり温まっていた。

帰りの車の運転中、湯上りの体に茶色のウォームパンツは暑すぎる感じがした。
シートヒーターの付いていないロードスター乗りの方にはおすすめのパンツである。

鞍岳で遭難者捜索~智者ヶ峰

2023.1.4(水) 徒然 101

3日の夜、地元の鞍岳で遭難者がいることを知った。
4日、7時30分、四季の里で熊本県山岳連盟の捜索隊に参加した。
sunちゃんの車にす~さんと乗り合わせて東側駐車場へ。
すると「遭難者が見つかった」という報告。
しばらくするとか~くんらが手製のタンカに遭難者を乗せて下りてきた。
「もう亡くなっているだろう」と思っていたが、なんと生きておられた。
昨日は消防団、警察(警察犬)、ボランティア等の200人態勢でも見つからなかった。
氷点下の山中に着の身着のまま、食料もなく2晩を過ごす!
そして 、見つかったのは2日前にいなくなった所からそれほど離れてはいなかった。(歩き回っていたら残雪の中で滑落や転落の危険性もあった)
いろいろ不思議なこともあるがとにかく生きて見つかって良かった。

山上駐車場付近は雲がとれなかったので四季の里からドクターヘリでピックアップされた。

思いがけず暇になったので帰りに旭志の円通寺へ寄った。

久しぶりに来てみると境内にあった空き家(個人の天文台?)が整理されてとてもすっきりとなっていた。
そして荒れていた散策コース(八十八ヶ所巡り)がきれいに整備されていた。

こんな2体組の石仏が散策コースにたくさん設置されていて、国東半島の耶馬を彷彿とさせる。

やわらかい崖を削った穴倉が多く近寄れない石仏も多い。
円通寺は「ハス池」でも有名である。

もう一つ。
近くの「智者ヶ峰」を20年ぶりぐらいに訪れた。
昔、戦国時代の鎮西には山伏の修験場が2カ所あり、ここはその一つだったとか。
標高393.6mの山上からは熊本平野が一望できる。

山上付近には手ごろな大岩がたくさんあるが、ご神体なので登るわけにはいかない。
ここで早めの昼食タイムとなった。