雨の県体壁

2024.9.11(水) 県体壁 35

今日も昼間は37度と暑かった。
退勤後、渋滞の始まった道を県体壁に向かった。
運転しながら、〇〇の残りの食パンをかじりながら考えた。
「元気だから登るのか」or「登るから元気なのか」

今日はキーボウさん、アリキチさん、Danさん、カンスケさん、Yさん、外国人親子などと少な目。
「さあ、1本目登ろう」という時から突然雨が落ちてきた。
①右 緑(5.9)new OS
ロワーダウン中に大雨となった。
②右 桃色テープ(5.10bぐらい) OS
なかなか雨は止まない。
車から降りられずそのまま帰った方もいたようだ。
熊本地震後の補修がうまく行かずに、県体壁の周りは排水溝がなくて雨の日は難儀する。
今夜は2本で良しとしよう。

秋を迎えて県体壁のルートもYさんの尽力で少し変わってきている。また楽しみが増えた。

結論は、「元気だから登る」

9月9日、忘れられない日に

2024.9.10(火) 徒然 132

9月9日(月)は8月25日に撮影された「通潤橋大そうじ」の放送日だった。けっこう多くの方が夕方からの熊本のニュースで視聴されたようだ。
しかし私はそのころ熊本市内の映画館「Denkikan 3F」にいた。
縁あって「第1回 九州学生映画祭」に参加していた。

九州内の5大学が集まっての映画祭。
コロナ禍を乗り越えて第1回目の開催となった。

実行委員長は熊大映研撮影班Qbrickの山内雄大くん。 (左端)
そして各大学作品の監督方、右端が来賓・講評の今泉力哉監督。
作品はホラーや学生のリアル、本格サスペンス、ファンタジーなどどれも予想外の大作が多く十二分に楽しめた。
学生だけでこれだけのイベントを行うとはドキュメンタリーで1本映画が出来そうだ。

すっかり夜も更けたサクラマチくまもと

今泉監督と学生監督とのトークショーが終わって外に出るとすっかり夜中になっていた。

帰ってからこれもお楽しみ、録画予約していた「通潤橋の大そうじ」のビデオを観た。

この番組は、ベテラン(私)が今年初参加の新人(ダイスケくん)に橋から下がるやり方などを指導する流れで構成されていた。

ドローン撮影や八朔祭りの様子を入れて、かなり事前のロケもしてあった。今回は5分強の尺でエキスが詰まっていた感じがした。

なお、この番組を見逃した方は、スマホの検索で「KKTエブリイくまもと通潤橋!」と呼びかけるとすぐにYouTube画面に飛ぶことができる。

私は毎年、年末には「今年の10大ニュース」をまとめている。
この9月9日はもう一つ、年間10大ニュースに入るであろう重大な出来事があった。

NDロードスターの左前バンパー部分を派手にこすってしまった。

やえぴん、トライ!

2024.9.8(日) 日向神 239

今日は久しぶりに大輔さんと一緒になったので、「やえぴん(5.12b)」にトライする機会を得た。

① プリティウーマン(5.11a)R(リピート)

「プリティウーマン」を登る大輔さん。
まずはここを登って今日の調子をつかむ。

② やえぴん(5.12b) 敗退
6年ぶりのマスタートライはあえなく敗退。

大輔さんがなんとかトップアウト。

③ やえぴん(5.12b)Tr.
これも敗退。あと10年ぐらい修業が足りない。

④ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) NG 

最上部で惜しくも1テン。
炎天下のトライで汗びっしょりの自分をほめたい。

⑤ 山紫水明(5.10d) R

山紫水明のゆきえさん。

同じく原口さん。

同じく、私。

汗を止める黄色いバンダナとジョーラ。
東のユージ、西のイッセイと呼ばれたい。

⑥ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) R
ここはもう完全に日陰となり、クールダウンに良い。


車に張り付いていたカジカガエル(たぶん)

珍しいチョウと思いきや「ウラギン」だった。
表は結構派手な色。

サンセット広場のギボウシがやっと開花。
岩場だから小さいのかな。

今日の下界は気温37度。山も残暑が厳しい。

ここでお知らせ。
9月9日(月) 午後6時15分~
熊本県民テレビ(KKT)「エブリイくまもと」で、8月25日に実施された「国宝:通潤橋の草取り」の模様が15分程度のビデオとなって放送される。一応私が主役を務めているはずなので、興味関心のある方はご覧になってほしい。

秋のドライブ

2024.9.7(土) ロードスター 86

夏休み明け、台風10号明けの9月第1週はちょっとした仕事も重なり長く感じた。
また、夜は井上尚弥のボクシング(火)、県体壁(水)、W杯サッカー予選VS中国(木)とあって、昼間の暑さと相まって疲労感が増した。
そこで今日は休養と草刈日にしたのだが、早くから目が覚めてしまった。では、久しぶりにドライブへ行こう。

4:30 起床  4:50 出発(気温26度、途中コンビニへ)
5:45 北外輪Ⓟ(気温20度)  5:55 日の出

まだまだ雲海が出るような季節ではない。
それでも車が20台ほど停まっていたのには驚いた。

ISO-100、F-6.3、1/400秒 (マニュアル・手持ち)
三脚は車に積んでおきたい。
早朝からミルクロードを時速100キロで走るバイクは多い。
みんなげんきだなあ。

清水谷に寄った。

ツリフネソウ

また山中の様子が変わったように感じる。
下草(クマザサ)が減り、明るくなっている。

パンみたいなキノコ

竜門ダムに寄って朝食。
ハイバック・チェアとアルミ小テーブルを買ったのでなんとなくリッチな気分。

クサギカメムシの幼虫
 

ダムのトイレで見つけたヒトリガの仲間か。
目立つ模様だが図鑑でも同定ならず。

白い花が咲く木があったので近寄って見たらヤマボウシだった。
9月になっても花(総苞片)が残っているのは珍しい。
ダム周辺にはところどころに珍しい木が植栽されている。

これは我が家のヤマボウシ。もう実が赤くなっている。

9:00~12:00 
3時間の草刈りで水を飲んでも0.7kgの体重減。

アボカドの種(5.10b)開拓・初登

2024.9.1(日) 日向神:サンセット 238

台風が去り9月の声を聞くと午前8時で気温26度。
日差しは強いがここはもうオープンで行くしかない。

この夏7回目のサンセットの開拓現場は峠(コル)

① プロジェクト 初登

1ピン目は前回ハンガーが足りなかったので、今日設置しながら取りついた。

南向きでしっかり乾いている。それほど暑くもない。
泥とほこりは台風が流してくれた。

このルート、終了点は大きな松の木にしている。

「アボカドの種(5.10b)B10   18m 緒方」とする。

第2登は楠田くん。
この後、昼食。なんだかお腹がシクシクする。

8月4日に「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10c)」を拓いたが、10日に下部のクラックを掘り出して3mほどルートを伸ばした。
また、クラックなのでボルトを打たず、カムで登る設定にした。
今日はカム(キャメロット♯2)を持参してリニューアル後の初等を目指す。
② 坊ちゃん泳ぐべからず NG
③ 坊ちゃん泳ぐべからず NG
何かお腹に力が入らず、核心部のスラブで左足に体重が乗らない。これまで登れていただけにショックだ。
④ 坊ちゃん泳ぐべからず  リニューアル初登
「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10d)B8 22m 緒方」とする。

グレードを1つ上げた。
登れないのはお腹のシクシクだけじゃない。

第2登は楠田くん。
写真の1ピン目がカム。カムがなくても自信があれば登れる。(どこでもそうだ)
下部をとばし、B1に左から入ってもぜんぜん構わない。
核心部はその上だから。

尾根の上ではタケシさんが雄大な景色を独り占めにしながら開拓をしている。

立山土産の「雷鳥のたまご」は原口珈琲によく合う。

午後はみなさんのTr.トライを見学しながら①のルート名を「お腹シクシク」か「アリの道」、いや「脱藩の道」にしようかと考えていた。

下部を登る原口さん
上部を登るゆきえさん

⑤ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) Tr.
峠は涼しかったが広場は西日が当たって暑い、暑い。

汗が今日初めて噴き出し、最後は非常に良いトレーニングとなった。
澤田・川津さんに感謝。

岩隈山の切通し

2024.8.31(土) ロードスター 85

台風で折れたザクロの木を撤去した。

やっぱり木の芯は空洞になっていた。

最後の実。今年はザクロが食べられないと思うとあの酸っぱさが口の中によみがえる。

台風10号は去ったがまだ岩場は濡れているだろうからドライブ と買い物に出かけた。
まずは「菊鹿町:岩隈山の切通し」へ。

台風による落ち葉や枝が生々しい。
見事な切通しである。

昼間でないとかなり暗そうだ。

八十八体もあったという地蔵群が見守ってくれる。

頭上の青空が狭い。

珍しく「キクロス(図書館)」に寄った。

俵万智もアボカドが好きなのだろう。

台風10号やっと通過

2024.8.30(金) カメラ散歩 23

この台風はえらくゆっくり進むので「台風一過の青空」とはならず、傘をさしての散歩となった。
(午後3時、まだ中心は愛媛県松山のあたり)

カタツムリは梅雨時みたいにたくさんいた。
そういえば「秋雨前線」という言葉がそろそろ聞こえてきそう。

近所の空き家に咲いていた「ルコウソウ」

本田の稲は元気。
以前父は風が吹いたり雨が降ったりするといつも田を見回っていた。

合志川はこんな感じ。
水は濁っているがそれほど増えていない。

カモの番(つがい)がさっと逃げていった。

2年前に竣工したこの橋は何と読む?

私は「こうしがわばし」と読むけれど。

小学校のフェンス。熟したゴーヤに秋を感じる。

緑道にいたカマキリ。カメラを向けると睨まれた。

結局、我が家のザクロが一番の被害だったかな。
まあ、テッポウムシにやられていたのを台風が最後の一押しをしただけ。

まだ食えそうにない。

ブログ表示数 15万回突破!

2024.8.28(水) 徒然 131

本日の未明、このブログ「山へ行って居ります」の表示数が15万回を突破した。
28日午前0時を越えて2人目の方が記念すべき15万回目の閲覧者となられた。夜中になっても見てもらえるのは嬉しいが、「ヤモリのミイラ」なんか見せられては寝つきが悪くなられたかもしれない。

非常に大型の台風10号が接近中!

今年の3月に14万回を記録しているので、計算したら5ヵ月と6日で1万回の表示数になっている。単純計算で平均63回/日となる。

九尾狐のフィギュアかな?

今回、ブログの中の「サイト統計情報」を詳しく開いてみたら、人気記事を表示する機能があることに初めて気付いた。
それを見てみると、ほとんどの表示はホームページとアーカイブからからされていた。
そして「個別のタイトル」から閲覧されているいるものが人気ランキングとなるだろう。

作業用手袋の中で「さなぎ」になろうとしていた幼虫、指にあたってびっくりした

① 熊本の山岳会              2,638回
② 日向神:生き物図鑑           1,284回
③ 八方ヶ岳:カニのハサミ岩でクライミング 1,085回
④ ロードスター乗って半年の感想       871回
⑤ ロードスターあるある10選         801回

「ロードスターあるある10選ね。あれは俺だけでも10回ぐらい読んだぞ!」という方もおられるかもしれない。

上記の幼虫が成虫になった姿「ホシホウジャク」 (写真はネットから)

他には、
⑧ 大円筋         650回
⑬ チャドクガ、恐るべし! 452回 
などは人気の秘密がよく分からない。

これからも山(岩)が好きな人、ロードスターに乗りたい人、虫を好きになりたい人を増やすためにこのブログを続けよう。

2024 夏の思い出

2024.8.26(月) 徒然 130

夏休みが今日で終わった。例年以上に楽しかったようにも感じる。ここで夏のまとめとして、1番○○だったことを記そう。

1番登った
・8月1日、朝から四国の剣山と二郎ぎゅう、夕方には石鎚山に登った。これ、西日本の高い山2位、4位、1位になる。

今夏、初物のゴーヤ

1番の体重減
・8月12日、夏のサンセット3連荘で体重が1.6㎏も減った。これは3日間で回復したが、22日の開拓(ソロ)では1日で1.6㎏減った。
この後、久しぶりに左腰が少し痛くなった。ぎっくり腰になりそうな気配がして用心して過ごしている。
【追記】8月27日、遂に整骨院へ行った。相当こりかたまっていたようだ。

一夏でこんなに伸びたポトス2鉢

1番ほっとした
・8月15日、上内田川に遊びにいったら赤いデジカメが孫によって水没させられた。夜、スイッチを入れたら「カカカカカッ」と音がした。しかし、丸一日乾燥させたら無事に復活した。

百日紅(サルスベリ)

1~3番のパリ五輪
・卓球、左腕を痛めた早田ひなと韓国シン・ユビンの激闘かな。スポーツクライミングでは金メダルを取って喜ぶヤンヤ・ガンブレットを無表情で見る森あいの姿も印象的。女子柔道の角田なつみはクールだった。

このあとどうなるアボカド群

1番の本
楢山節考。たいへん厳しい話が楽しく読めた。この映画はフランスで人気があったという。いつか観てみたい。

マメコガネの交尾

1番の害虫
マメコガネとアオカナブンがアジサイの葉に大量発生。ある日などは一回で60匹ほどやっつけた。この一夏で「ゴキジェット・プロ」をほぼ1缶使った。特定のアジサイにたかっているので、その根元で生まれたものだろう。

豊作の兆しがする太秋柿

1番の買い物
8月17日、ナフコで「難燃チェア・ハイバック」を買った。6780円なり。一応ヘリノックスや他のホームセンターも見て回り、熟考した結果。(8月17日 「木陰で読書」を参照)

部屋で見つかったヤモリのミイラ

1番嬉しかった
剣山の下り、ふと無計画に「行場」方面の道を選んだ。すると、石灰岩のクーロワールやクサリ場があり、うわさだけは聞いていた「キレンゲショウマ」の群生に出会えた。まったく予期しない出会いだったので本当にうれしかった。

キレンゲショウマ

1番の勘違い
車(ロードスター)を洗っていたら見覚えのない小さな傷が右前のバンパーにあった。「あの時だ!」と思い出した。
ある日、公園の駐車場から出ようとした時、右から来た車が私の車の前で停まり、バックで右隣の空スペースに入ろうとした。
ところがなんとなくぎりぎりだったので私は車を少しバックさせた。すると、前の車は更に急な角度で曲がってきたのでまた少し下がって難を逃れた。事なきを得てその場を離れたが、あの時軽くこすっていたのだ!
この話を職場の人に話したりした。
数日して、あの時私が乗っていたのは軽ワゴン車だったことを思い出した。

大型の台風10号が近づく8月26日の夕焼け

思い返すと昨年(2023)の夏は仕事上の小さな心配事が一つあった。しかしその小さな心配事が四国ドライブ中でも頭の中で渦まき、一夏中まったく気持ちが晴れなかった。「あ~、俺はこんな小さなことで悩むなんて、メンタル弱いな~!」と嘆いた。
しかしなんとか対応策が見つかりその後は年度末まで楽しくやれた。
今年(2024)の夏は何のストレスもなく毎日を過ごすことができた。大した計画の実現などはなく、行き当たりばったりの日々であったがストレス(心配事)なく過ごせることの幸せを感じることができた。
今日は少し腰は痛んだが久しぶりに走ってみた。日ごろから軽く体を動かしている方が調子は良いと分かっているので、またリズム感のある生活にもどしていきたい。

2024 通潤橋清掃

2024.8.25(日) 通潤橋清掃

今年も秋の観光シーズンの前に、国宝「通潤橋」の清掃活動に行ってきた。
5:30 我が家をマミリンさんのシエラ(MT)で出発。
6:30 通潤橋:布田神社に到着、無料高速が山都町まで伸びて大いに助かった。

今年は熊本県山岳・スポーツクライミング連盟のあそ望山岳会と八代山の会、そしてAAR(オール阿蘇レスキュー)の合計40名で取り組んだ。
この頃連日のように夕立が来ていたようなので、早く始めて早く終わろうと仕事を進めた。

毎年毎年よく草が生える。

ここは橋の中央、要石に近い所。川面まで約20mほどある。
当然私は草を取ったら上まで登り返す。
今年は秘蔵の「テープあぶみ」を持参した。
これは作業に大変有効で、特に最後マントリングで登りあがるときに足場が作れて楽だった。

午後の放水をねらって観光客も多い。
表に2本、裏に1本の放水口がある。

とても綺麗になった通潤橋をバックにテレビカメラマンのノブアキくんと記念撮影。
今年はKKTが私とダイスケくんを中心に「国宝:通潤橋清掃」の番組を作成する。9月に15分間ぐらいの番組になって放送される予定だ。

今年も昔からの山友である地元の吉岡さんからミニトマトのお土産をいただいた。
結局雨は降らず、隣接の通潤橋山荘が営業を再開したのでしっかり汗を流して帰った。

【付記】
先日、別件で通潤橋を訪れて資料館の隣にある食堂「いしばし」でランチをいただいた。
注文したのはもちろん「通潤橋カレー」である。

草の生えていない真っ白な通潤橋である。お皿の大きさにまず驚かされた。

いっせいのクライミングや日々の日記です