「ロードスター」カテゴリーアーカイブ

木材パズルでロードスター

2021.5.1(土) ロードスター 29

連休前に新型コロナ禍によって「おうち時間」が増えそうなのと、孫の誕生日プレゼントに「木材パズル・オープンカー」を買ってきた。
この工作は組立図が超簡潔で「3Dパズル」になっており、大人でも組み立てるのは面白い。

1回分解してアクリル絵の具で着色し、また組み立てた。

車体の色はもちろん「エターナルブルーマイカ」である。
水性スプレーニス3回塗りで仕上げた。

イギリス仕様の左ハンドルを右に移設した。

後から見るとこんな感じ。
後はちょっとロードスターらしくないが、ボンネットが上がる構造にもなっている。これで税込み110円は安すぎだろう。
孫にはパネルの抜き取りやタイヤの組み立て、黒色の着色を手伝ってもらった。

MT車の残念なところ 3選

2021.3.24(水) ロードスター 28

年度末で仕事が長引いた。
水曜日なので遅くはなったが急いで県体壁を目指した。
暗くなって混雑する道路を走り、19時過ぎにやっと着くと「ヴォルターズの試合日」だという。
ここでスマホを開いてみると「本日の県体壁は中止」とメールが入っていた。
メールを見る習慣がほとんどないのでたまにこんなことがある。
残念なことである。

そこで、ロードスターの「残念なところ 3選」を思いついた。
ロードスターというより、6MT(6速マニュアル車)の残念な所である。

①右折時のハザードランプ(お礼)が出しにくい
横道から右折で入る時、右側に停まっていただいている場合、私は窓を開けておいて手を挙げてお礼の意を表す。左側の車は後ろになるので、ハザードを2回ほど点ける。
しかし、この時は1速から2速、3速と急いでシフトアップする時なのでマークを押すのがけっこう厳しい。

②紙のカップコーヒーが飲みにくい
山に行くときは昼食とカップコーヒーを買って、飲みながら行くのがプレマシー(AT車)の頃の常だった。
MT車は頻繁にシフトチェンジをする必要性からカップコーヒーが本当に飲みづらい。

③坂道発進で少し緊張する
AT車の場合、坂道発進はまったく楽である。
MT車の場合は逆行しないように細心の注意が要る。
もちろん、サイドブレーキを使ったり逆行防止機能も付いてはいるので実際は大丈夫なのだがやはり少しキンチョーする。

まあ、MT車の良い所は3つどころかたくさんある。
①居眠り運転はほとんどできない
②エンブレで減速しブレーキを踏まないでよい
③燃費が良い
④手と足のダブルタスクで認知症対策になる
⑤運転が楽しい                                                  etc


この部品数、製作時間、クオリティが110円で手に入るのは「すばらしい」の一言。(着色等は別)

車の運転で気を付けていること

2021.3.8(月) ロードスター 27

日頃から車の運転で気を付けていることがある。
まあ、人によっては「当たり前」のことかもしれないが。

① 暖機運転をする
車に「チョーク」などという装置があったことをしっている人も少なくなった昨今だが、車はエンジン等をある程度暖めないと走り出すべきではない。エンジンとは優しく付き合いたい。

② 車間距離をとる
車間を詰めて走る人がたまにいるが、まったく意味がわからない。車間を開けると安全だしブレーキを踏む回数も減る。デメリットは何もない。

③ エンジンを時々は高回転まで回す
省エネ運転で2000回転以下で走る人もいると聞くが、低回転ばかりだとエンジン内にカスが溜まり「走れない車」になるらしい。
人も時々は走らないと「走れない体」になるのと同じ。

④ ドアパンチを避ける駐車をする
2ドア車はドアが長く、隣の車との間隔を余計にとる必要があるし気を使う。
そこで私はドアパンチを避ける意味も含めて、職場の駐車場の右端に停めている。

今日は「ハクモクレン」の花びらが右端の私の車にだけ降りかかっていた。

⑤ ボンネットに毛布と熊手を乗せる

納車した夜、我が家の愛猫が幌に乗って毛を残した。毛よりもボンネットに爪痕を残されては大変だと、すぐ「猫対策の薬」を2種類も買ってきた。1種類では猫がすぐに慣れるからだ。
ところがこの薬剤はまったく効かなかった。
そこで毛布を掛けた。
すると猫はエンジン熱で温められたホカホカの毛布の上でゆっくり休むようになった。
これはいかんと思い、近くにあった熊手を3本乗せたら遂に猫は乗らなくなった。
毛布は「ホコリ防止」の効果も大きい。

⑥ 雨の日は軽トラックで通勤する
冬場は軽トラックに乗る機会が少ない。
車は時々走らせないと錆びたりバッテリーが上がったりする。
また水温計のマークが消えない程度の「ちょい乗り」が車にはかなり悪いと云われている。
そこで雨の日はロードスターを濡らさないことと合わせて軽トラックで通勤している。
「光の森」への軽トラ通勤はちょっと勇気が要る。

菊鹿町の石像巡り

2021.2.13(土) ロードスター 26

カニのハサミ岩での開拓が小雨で早じまいしたので、いつもは素通りしている菊鹿町を探索してみた。
最初は「岩場」を探して、素晴らしいルーフなどを見つけることができた。これは老後の楽しみに取っておこう。
次に「春」を探し、最後は「石像」となった。

今日は小雨模様ながら気温は20度近くまで上がり、梅の花がいたる所で観られた。

土地の神様が祭ってあった。
菊池地方では田の近くで見ることがある。
こんなに大きいものは初めてだ。

菊鹿中学校の近くで見事な六地蔵を見つけた。

6人のお地蔵様はみんな笑顔だった。
地域の人々にも大切にされているようだ。
他にも道路端でお地蔵様を何体も見かけたが、どれも「廃仏毀釈」に因ってお顔や頭部が砕かれていた。

近くの公園でこれも立派な石像を見つけた。

「鳥居を背負う天部形仏神」である。
解説によると、本尊は「弁財天」で、神仏習合された地域の神様らしく、約250年前なので割と新しい。

上内田川ではコガモを見つけた。

17:40頃、自宅の近くからは雲仙岳が見えた。
だいぶん陽が長くなってきた。

ロードスター 1周年

2021.1.27(水) ロードスター 25

本日めでたく納車1周年を迎えた。
思い起こせば、去年の納車翌日にはランクルに右後ろを少し削られたが修理に出すほどのことなく済んだ。
この1年間、無事故無違反で走れたことが素直に嬉しい。

走行距離は14.796kmだが、デモカーとして1.500kmほど走っていたので実質13.300kmほど走った。
通勤で使って平均燃費は15.3km/ℓを示している。
日向神往復に国道3号線を使うと17.0km/ℓほどになる。
燃料計は約半分で290.6kmを示している。

水曜日は県体壁の日。
仕事を終えて、市内に向かう途中でクライミング用の服を入れたバッグを朝から家の玄関に置き忘れていたことに気付いた。
しかし、狭い車内に偶然にもランニング用のオーバーズボンがあった。「これでなんとかなる!」と市内に向かった。

途中で後ろに白いNAロードスター(初代)が付いてきた。
ロードスターと並んで走るのはこの1年間で2回目だ。
ドンキの前を通るころ、夕暮れが訪れた。
すると、「お~!!」
NAロードスターのボンネットからリトラクタブル・ヘッドライトが起き上がったのである。
一瞬、「辛党おやじ」さんの偽物ヘッドライトかと思ったが、まさしく本物であった。

【ドラレコ・リアカメラ映像から】
白いロードスターは上熊本駅前から左の坂へ小さくクラクションを鳴らして上がって行った。


今夜の県体壁はあそ望山岳会メンバーを中心に約10名だった。
①右:青テープ(5.10b) R(リピート)
②右:橙(5.11a) NG
③右:橙(5.11a) RP

通勤用スラックスの上に黒のオーバーズボンを履き、白ワイシャツの上にジャケットを着て、実にもこもこした格好で登った。
ナオさんとか半そでTシャツで登っている。
ジムを辞めたせいか、今年の1月は県体壁3回目である。
例年は寒い1月は避けていて、2月過ぎに「出遅れ」感を持って登っていた。
今年は暖かく感じるし、春先は調子がいいかもしれない。

ところで、以前からマツダ・ロードスターのスペルが「ROADSTER」であり、「ROADSTAR」ではないことに疑問を抱いていた。

ロードスターは直訳して「道路の明星」ではないのか?
そこでスマホに検索をかけたら、roadsterとは「二人乗りオープンカー」のことであった。
「えっ! そんなことも知らないでロードスターに乗っていたの?」という声が聞こえないでもないが、みんな知っているのかなあ。
特に先日、白いNDロードスターを買ったYさんとか。

2020 ロードスター・フォトギャラリー

2021.1.23(土) ロードスター 24

1月27日でNDロードスターは納車1周年を迎える。
約14.000km走った。
新型コロナ禍の影響で遠くには本当に行っていない。
北は九重山:男池まで、東は山都町:通潤橋まで、
南は熊本市:免許センターで、西は金峰山まで。
高速道路は0回で、その代わり日向神は60回だった。
「山の往復を快適に過ごす」ことを主目的に買ったロードスターであるが、期待以上に運転すること自体が楽しい。

写真のほとんどは山に行ったついでに車を停めて撮ったものである。
今年は素敵な風景を求めて車を走らせてみようか。


2月15日 鹿北町


3月20日 大観峰:「おはくま」会場


3月30日 竜門ダム:思い出の山桜


4月4日 鹿北町:山桜


4月11日 星原峠


4月25日 ミルクロード


5月24日 星原峠:シャクナゲ


6月26日 ミルクロード:早朝


6月26日 ミルクロード


7月26日 竜門ダム:雨


7月26日 竜門ダム:八方ヶ岳


8月8日 鞍岳


8月29日 合志川堤防:朝


9月2日 ミルクロード:濃霧


9月20日 小原橋


9月26日 自宅前


10月4日 日向神ダム湖:つる橋


10月10日 竜門ダム


10月12日 阿蘇:扇坂展望所


11月29日 岳間:サザンカ

九重山で鹿を見た!

2020.10.24(土) ロードスター23

いつものように休日は早く目が覚める。
4時、九重山ドライブへ出発。

菊池市立門を過ぎたあたりの道端に何かいた。
「アナグマ」である。
先日のブログで「アナグマは2回しか見たことがない」と記したが、この顔は何回も見ている。

牧ノ戸峠に近い所で、車のライトで目が光った大きな動物がいた。

まぎれもなく、「シカ」である。
車を停めて、カメラを出したが光量不足でシャッターが切れない。そのうち姿を消した。
九重山系でシカは初めて見た。
しかし、ドライブレコーダーの映像は写真に落とすと夜でもありはっきりしない。

牧ノ戸峠は土曜日なので朝5時で満車状態。
少し先の舗装された駐車場に停めた。
明るくなって着くようではかなり変な所に停めざるを得ないだろう。
せっかくここまで来たので、少し山でも歩いてみよう。

6:30 牧ノ戸峠
もうライトはいらないぐらいなので歩き始めた。
ガスっていて視界は不良。気温は4度ぐらいか。
登山者はまだ少ない。

8:30 星生山山頂
途中から霜柱が現れ、山頂近くになったら霧氷がでてきた。

ついでに鼻水も出てきた。

標柱の下に寒暖計があり、マイナス1度を表示。
山はガスに覆われ、明るくならない。長居は無用だ。

9:00 牧ノ戸峠
縦走路は登ってくる登山者の列が途絶えなかった。
立ちションもできない。
急な下りは寒くて膝が安定しない。

車に着いても気温は4度ぐらい。
寒いのでとりあえず、瀬の本高原まで下りた。
初冬の山歩きは、寒い、見えない、汚れる、トイレは我慢と四重苦だった。

やまなみハイウェイを快適に走っていたら、同じような色のロードスターと前後に並んだ。
実は2台並んで走るのは初めてで嬉しかった。
そこへ、前からもう一台ロードスターが来てすれ違った。

これはリヤカメラの映像。(画像が左右逆になっている?)

大観峰へ久しぶりに寄ってみた。

このごろバイクツーリング中の事故が多発しているので「出張交番」が開設されていた。お疲れ様です。
この後、大分県警のゆるキャラも2体登場した。

秋の金峰山周遊

2020.10.13(火) ロードスター 22

平日の休み2日目。
岩に行く友はいない。
夏の頃、「バガボンド」を37巻読んだ。
と、なれば宮本武蔵所縁の「霊巌洞」に行くしかない。
場所は金峰山の西側山腹である。

せっかく金峰山の近くまで来て山に登らない手はない。
駐車場には平日ながら車が10数台停まっていた。
軽自動車が4台、スズキのジムニー2台とハスラー2台。
スズキ車は山好き女子の御用達。

「サルスベリ」をとぼとぼと登ると「カナヘビ」がたくさんいた。(写真は略)
ここを登ると30数年前の「金峰山登山駅伝大会」を思い出す。
サルスベリではザイルで選手を引き上げても良いという面白いルールがあった。


「アサギマダラ」はまだまだ元気。

金峰山頂神社に着くとちょうど正午。
神社は熊本地震で壊れたが大きなクレーン車が来て再建築が始まっていた。(写真は略)
西の有明海を望む展望所にはたくさんの錠前が下げられている。

恋人同士の愛の誓いだろう。
300万円で立派な式を挙げるより、3,000円で買ったステンレスのチェーンを真鍮の錠前で繋いだ方が二人の心は固いような気がする。
ところで、鍵はどうするのだろう。
ここだと海をめがけて投げるのかな?

昼食は上熊本のスーパー「エース」で買った行楽秋の味覚弁当395円。

量は少なめだったが大満足。

この境内では「ヤマガラ」が餌付けされている。
私も落花生の砕いたものを手に乗せてみると、すぐに寄ってきた。これはかわいい。

落花生は生でなければならない。
下り道ではコゲラを近くで見た。
平日ならではか、鳥類の影は多い。


鳥居の近くに💛型の花びらがたくさん落ちていた。
見上げると白い花が咲いている。
夏ツバキの一種だろう。

峠の茶屋の近くで梨を買った。

「新高」は2個で500円。かなり大きい。

武蔵が籠って「五輪の書」を書いたという「霊巌洞」は曹洞宗雲巌禅寺の奥にある。
先日、このブログで「曹洞宗を熊本では見たことがない」と書いたことは本当に失礼であった。
実は、私は若い時にここを一度訪れているのだが、入場料300円をケチって入らなかったという寂しい過去がある。

古色蒼然とした木戸口をくぐると武蔵所縁の品物が展示されていた。巌流島で佐々木小次郎を破ったという木刀もあった。
巌流島の闘いから20数年後に肥後細川家に仕えているからずっと持ち歩いていたのだろう。(今日は武蔵関連の貯蔵物で有名な島田美術館が休館日だったのでちょっと得した気分)

霊巌洞に向かう途中に「五百羅漢」がある。

羅漢さんとは、釈迦の弟子で悟りを開いた人らしい。
一体一体が実にユニークな姿勢、顔立ちである。

坂を下ると、断崖に大きく口を開けた天然の岩窟がある。
霊巌洞は予想以上に大きかった。

この大きさなら中で火を焚いても煙が充満することはないだろう。
リーフレットにはここが「武蔵・終の棲家」とあるが、お墓は別の所にあるらしい。

駐車場にもどると金峰山の山頂が見えた。

手前は鈴なりの温州(みかん)の木である。

この後、「草枕温泉てんすい」に寄って帰った。
有明海が一望できる素晴らしい露天風呂だったが、女湯はどうなっているのだろう。大人一人600円なり。

 

 

秋の阿蘇ドライブとハイク

2020.10.12(月) ロードスター 21 

秋の平日休み。
昨日(愛のエリア)の疲れあり。
熊本地震復旧道(二重の峠トンネル)開通。
と、なれば「阿蘇ドライブ」しかない。

西原から俵山へ

【扇坂展望所にて】
後は我が家からも見える俵山中腹の風力発電施設。

ここまで来たら「俵山 1095m」に登ってみよう。
2018年8月の「山の日イベント」以来だ。

色が薄い、品のある「ツリフネソウ」。


これは「ヤマラッキョウ」。


「シータテハ」か。後ろ羽に「C」の紋が見える。


写真ではこの甲虫の美しさは伝わらないだろう。
「オオセンチコガネ」の赤いタイプ。


【俵山 山頂】
峠から約90分。普段歩いていないからきつかった。
高曇りで景色はよく見えない。
気温は約20度ぐらいか。
軽く汗をかいたので寒くなる前に防風着を着た。


昼食は「萌の里」で買った弁当、490円。


山頂の「マツムシソウ」とアブ?


中央の枝が「トビモンオオエダシャク」の幼虫。
いわゆる「尺取虫」
他にもいろいろな秋の草花や虫に出会った。
ヘビ「ジムグリ」も見たが撮り損なった。

久木野~南登山道~草千里
以前は「阿蘇登山道 吉田線」と言っていた道。
有料道路の時は通ったことがなかった。

遊覧飛行のヘリコプターが飛んでいた。
何か一つ、夢が叶うならばヘリコプターに乗ってみたい。

草千里駐車場~杵島岳ピストン

【杵島岳山頂】からの中岳。
ここは2019年8月の「山の日イベント」以来だ。
2020年のイベントはコロナ禍で中止だった。


登山道の脇には「リンドウ」がたくさん咲いていた。
秋のリンドウは熊本県の県花である。


秋の阿蘇路をオープンドライブ。
平日にロードスターと遇うことはなかった。

赤水~北側復旧道(二重の峠トンネル)~大津~自宅

トンネル出口。
ドライブレコーダーからコピーした写真。
阿蘇赤水から大津までが僅か10分程度と劇的に早い。
500円ぐらい払いたい気分だった。

石橋巡り~鳳来橋と聖護寺

2020.10.10(土) ロードスター 20

この頃、土曜日に雑用(山行以外の事)がよく入るので早朝ドライブに行く。もちろん日曜日はクライミング。

鳳来橋(石橋)は竜門ダムの上流部、鳳来集落の中にある。
ここまでの道は標高差のあるワインディングロードだが、意外に隈府から近く、ドライブとしては物足りない。

石橋の側面から樹木が生え、ガードレールもあって興ざめだ。


橋の上はこんな感じ。
すぐ横にコンクリート橋があって、今は車も通らない。
数年後には近所の方の物置場になっているかもしれない。

この鳳来集落の山中に有名な「聖護寺」がある。
狭い山道を登ると落ち葉や枝がひどい。
越せると思った杉枝が車体の下にひっかかり、バリバリとひどい音がした。
いったい、いつの大風被害だ?


やっと着いた駐車場。標高400mぐらいか。


「鳳儀山聖護寺」は曹洞宗の修行禅寺である。
1388年、菊池一族13代武重の時に大智禅師を招いてこの山腹に建立された。
その後、菊池一族の衰退とともに廃寺となった。
約500年後の昭和初期、中興の祖:村上素道らによって再建された。
随分以前にこの寺から托鉢に出る修行僧の一団に遇ったことがある。熊本市の繁華街、鶴屋デパートの横で辻立ちされていた托鉢僧もこの寺の方だろう。

今はまた、少子化の影響で曹洞宗本山からも住職を派遣することができないらしい。境内も大きな杉枝が散乱して少々荒れていた。
宮崎方面では時々見かける曹洞宗のお寺も熊本県では他に見たことがない。
勝手ながら梵鐘を一回鳴らしてみた。
「ゴ~~~ン」と静かで長い余韻が響いた。

近くを散策すると「比丘尼の森」があった。
尼僧の寝所跡か。

谷川の水を使った水田が開かれている。

石垣には数百年の歴史を感じる。

こんな物も見つけた。

犬の頭骨か?
200年前ならニホンオオカミぐらいいただろう。

帰りに竜門ダムを見下ろす丘に立ち寄った。
3ヶ月ぶりだが、公園は夏草が生い茂っていた。