「ロードスター」カテゴリーアーカイブ

初夏のRWC:カジカガエル

2024.6.29(土) ロードスター 78

梅雨時で2週続けて週末は雨。
久しぶりのRMC(Roadster Morning Camp)で竜門ダムへ行った。

東屋の下で朝食の準備。
まだ100均の折り畳み椅子を使っているので、そろそろヘリノックスとやらを買おう。

サラダのドレッシングを忘れたので納豆を混ぜたら美味。
折り畳み式ドリッパーは使い慣れず粉をひっくり返してしまった。次回は普通のにしよう。
ホットサンドは食パン1枚とチーズのみ。
「森浩平キャンプ」では朝から食パンを2枚食べているが、彼は若いなあと思う。

広場は草刈がきれいにされている。
その中で「ネジバナ」がたくさん咲いていた。

池でカジカガエルの品の良い鳴き声がするので見に行った。

朝から元気に交尾中だった。
下のメスはオスの5倍ぐらい大きい。

メスは体に赤み(婚姻色?)があって高齢にも見受けられた。

トイレに行った。
ダム事業は国家予算だろうから相当立派なトイレである。
最新の温水便座で「ワイドビデ」「ムーブ」等は分かるが、「マッサージ」とはいかに? どこをマッサージするのか気になったので押してみたがもう一つ反応がない。
ふと上を見ると、初夏なのでいろいろな昆虫が壁にとまっていた。

ヘビトンボ
マエグロホソバ
ナシイラガ(ドクガ)
今日はまだ名前が同定できない

昆虫の名前を同定する無料アプリを入れようとしたら、「1週間後に有料となる」らしいのでやめた。
他にもちいさいガ類は多かった。

いつもの花広場にも行ってみた。

ここも草刈がされて、ウサギの糞がたくさんあった。

帰りに迫間川の石橋を通ると、下流の滝は長雨でかなり増水していた。

長湯温泉で混浴!

2024.5.22(水) 山歩き37 温泉6

5月中旬にある平日休み。
去年は三俣山南峰から坊がつるに下って法華院温泉に入った。
今年は長湯温泉を目標に定めた

早朝より目覚めたので、北外輪山で日の出をねらったが曇り空で成果なし。
野草をねらって飯田高原をうろつく。

イブキトラノオ
シライトソウ

男池駐車場で朝食。
久しぶりのホットサンド、カップ麺、納豆、コーヒー。

いつきても上台は美しい。
しかし湿地は干からびて生気に乏しい。
そういえば男池の水量も少な目だった。

バイケイソウ

花も虫も少ない。
撮るものがあまりないのですぐ「かくし水」に着いた。
気温は17度ぐらい。
汗もかかないので「ソババッケ」まで登った。
10時を回り、温かくなって虫の羽音が聞こえ始めると小鳥たちも動きだす。

ヨツモンカメムシ
シジュウカラかな?

男池の近くでシカの糞を見つけた。シカの食害は激しい。

下ってくると流石は男池、平日なのに車が20台ほど停まっている。
男池から長湯温泉は15km、車で約20分と近い。
これまでは大衆浴場「御前湯」を利用していた。
大きくてレトロな感じが好きだった。
今日は美術館が併設されている「ラムネ温泉館」に入った。

一見、温泉施設には見えない。
まず、原田裕明氏の彫刻や川端康成の手紙などで心を豊かにする。

「体を洗わず、心を洗う」と謳ってある。
なるほど、浴場にシャンプー、ソープなどない。
高温汗室(サウナ)に2回入り、30度ぐらいの露天に入ると体が和らぐ。
長湯はラムネ(炭酸泉)なので体に小さな泡がたくさん付く。
これで500円は安すぎる。

遅めの昼食は近くの「正直屋」へ。

エノハ定植(2400円)

エノハの塩焼き、エノハの唐揚げ、エノハのせごし(骨ごとぶつ切りのさしみ)、鯉のアライも付いている。
せごしは40数年前、鉾岳のふもとで食べて以来か。

昼食後、「BBC長湯」の「林の中の小さな図書館」へ寄った。

ここにも原田裕明氏作のブロンズ像がある。
中には13000冊にも及ぶ「山の本」が収蔵されている。
新田次郎などはもちろん槇有恒などの貴重本も多い。
昭和20年代からの「山と渓谷」も揃っている。
各山岳会の会報もあるので探してみたら、

あそ望山岳会の「あそ望」も10巻ほどあった。
たぶん、キーボウ会長の寄贈か。
これで入館料100円は激安すぎだ。
雨の休日、ここまで来て本を一日中読むという過ごし方をしてみたい。できれば「BBC長湯」に一泊して。(5000円ぐらい)

これで長湯温泉から帰ろうかと思いきや、気になるものがあった。
「ガニ湯」である。
街中を流れる芹川の中に作られた完全露天風呂でしかも無料だ。
ただし、すぐ横に生活道路があり、対岸には大きな旅館もある。
「平日の今日入らないと、休日は絶対だめだ!」 と思う。

更衣室はなく、近くの橋の下で裸になる。
お湯が白濁しているので下半身は見えずあまり恥ずかしさはない。
浮いたコケを流してゆったりしていると、
「私も入っていいですか~?」
と、上の道からバイク(自転車)女子が声をかけてきた!
断る理由はまったくない。
関東から来て、自転車で山道を走ったりしているという。
「ここは知らない人ばかりだから平気です」と。

お互いに写真を撮り合った。
この露天風呂は1万円でも安い。

運は良かった!

2024.4.16(火) ロードスター 76

4年ぶりに異動して半月、新しい職場にはまだまだ緊張することが多い。
そんなストレスを発散するため、今日の夕方は久しぶりのオープン走行をした。
あと1kmで自宅という辺りで頭上を黒い影がよぎった。
次の瞬間、「パチッ!」と音がした。

なんと、フロントガラスの目の前にカラスらしき鳥の糞が落ちていた。
時速36kmぐらいで走っていたのであと5cm、時間にして0.005秒早かったら鳥の糞は私の顔を直撃していたろう。
すると、目が見えなくなった私は急ブレーキを踏み、後続車から追突されてひどい「むち打ち症」になっていたかもしれない。
オープン走行がトラウマとなって二度とロードスターに乗ることはなくなったかもしれない。

数年前、公園の樹木の下に駐車していて小鳥たちの小さな糞攻撃を受けたことはあったが、こんな直撃弾は初めてだ。
ほんの0.005秒で人生が変わってしまうと思うと恐ろしい。
帰って糞を洗い流したら何事もなかったように済んだ。
「ウンは良かった!」と思った。

この頃、ワイヤープランツをテーブルで育てるのがマイブーム。

国東半島:清水畑クライミングコース

2024.4.6(土) 国東半島 9

5:40 毎年恒例、春の国東半島へ出かけた。
目指すは「清水畑クライミングコース」と「花見」だ。

昨年は開花期が合わなかった院内町のハナモモ。
曇空で車の発色が今一ながら、第一目標をクリア。
熊本のサクラは終わっていたが、大分のサクラはちょうど満開。
宇佐神宮あたりの花は見事だった。

8:50 夷農村公園駐車場

後ろの稜線は「中山仙境(夷耶馬)」である。

霊仙寺、実相院、六所神社の前を通る。
人家もまばらな山間の里にどうして立派な寺社が3つも並んでいるのか、国東半島の謎。
六所宮の先から「国東半島ロングトレイル K-1ルート」に入る。
谷間の杉林だが、多くの石垣が積まれ、昔は田畑であったと思われる。

「ムサシアブミ」は初めて見た。
ゆっくり写真を撮りたいが、雨が心配で花に無関心な山友さんがどんどん先を行く。

1km弱で「後野越(峠)」に着く。
ここからがクライミングコースの始まりで、ハーネスを着けて背後の尾根に取りつく。

P3からは細い岩稜地帯を行く。
途中、走り去るメスジカを1頭見た。

三角点があり、この黄色い板が山頂の印かと思っていた。
ここでおにぎり1個の昼食。
ここから南に下るルートもあるらしい。
さらに右から回って5~6mのやぶ登りでピークを目指す。

ここが最高地点。
今回、「国東半島 山ガイド(豊嶺会)」を参考にさせていただいた。
尾根が痩せている分、ルートを大きく外すことはなかった。

北側のまき道に「ミツマタ」の群生地があった。
和紙の原料として有名だが、なるほど枝先が3本の枝に分かれている。

このルートは何回も繰り返す懸垂下降がキモで、50mロープは必携。
最後のP9の手前からは下に見える簡易舗装道路に向かって急斜面を一気に下り、時間短縮ができた。
全行程は距離5kmで、予定時間は8時間だが4時間34分で回り、雨にもあわなかった。

早く下山したので「夷谷温泉(くにさき六郷温泉)」で疲れをとった。

院内町「鳥居橋」のサクラは少し遅かった。

帰りの387号は雨で、車窓からの花見となった。

NDロードスター:6万キロ

2024.3.10(日) ロードスター 74

本日、日向神:ダム下に行って愛車のNDロードスターが納車以来、4年2ヵ月でちょうど6万キロを走った。

今年の目標の一つは「無事故無違反、美しく走る」である。

山は早仕舞して庭先で洗車した。
そろそろ2回目のタイヤ交換の時期である。

2月 早朝ドライブ

2024.2.12(月) ロードスター 73

3連休の3日目、今日は留守番(?)で山に行けない。
ならば北外輪山へ早朝ドライブだ。

5:50 ポットにお湯を入れて出発。
菊池のコンビニで朝食の買い出し。
菊池・阿蘇スカイラインへと向かう。

6:43 ミルクロードに入るころには空が明るくなってきた。
北外輪山の「阿蘇スカイライン展望所」に駐車。

狭い運転席でカップラーメンを食べるという暴挙!
外気温はマイナス2~3度。

7:14 日の出

見る見る間に太陽は昇っていく。

白い990SとシルバーのNA、2台のロードスターを見たが、みんなマイナス2度でもオープンと元気が良い。

ロードスター:4周年!

2024.1.31(水) ロードスター 72

2024(令和6)年1月27日、愛車のNDロードスターがめでたく納車4周年を迎えた。
走行距離は約58.500km、この1年間は約15.100kmだった。
この1年間の大きな出来事は、7月の5年目車検(中古車なので)と9月のホイール交換(RAYS TE37)である。
購入の経緯やレビューは3周年(2023.1.27)のブログを参照してほしい。

【国東半島の旅から】

今回は、日ごろからロードスターを所有・運転する上で留意していることを記そう。
特に最後は重要なのでしっかり読んでほしい。

① 暖機運転は1分以上しない
昔の車は機気運転は常識だった。しかし近年の車は性能が向上して暖機運転は不要になった。
反対に長い暖機運転はエンジンを痛めるリスクが高くなる。
(詳しい情報はネットを参照してほしい)

② 車庫ではボンネットに毛布をかぶせる
車庫といっても本来は「農機具倉庫」なのでほこりが多い。その他、クモの糞、ネコの足跡なども毛布で防げる。

③ マツダ(ディーラー)を育てる
車検、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換もディーラーを利用する。
ロードスターは長く乗り続けるタイプの車で、乗り手をも選ぶのでどうしても球数が少ない。ロードスターでマツダは儲からない。
ならば、メンテナンスをすべてまかせてマツダを育てるしかない。この前はリモコンキーの電池交換まで頼んで500円支払った。

【瀬の本高原にて 後方は三俣山】

④ 車の自慢はしない
「ロードスター、カッコイイですね!」
「ありがとうございます」
これで話は終わり。
間違っても「青信号になって2速で5000まで回すとヴァーーンといい音がするんですよ!」とか言わない。
燃費の話ぐらいはするが多くを語らず余裕をみせる。

⑤ 美しく走る
これはドライバーとしての意識を高く持つということ。
危ない運転や他車からひんしゅくを買うような運転をしないことだ。脇道から入りたがっている車はスマートに入れてあげる。
以前「おはくま」に参加したとき、金ぴかのエンジンルームを見せびらかす若者いた。
車は最高だったが、その男の体はダルダルだった。人間として車より自分の体にまずはお金と時間をかけるべきだと思った。
「人馬一体」がロードスターのキャッチコピーならば、運転手もクールでいたい。

【八女市大渕 小原橋】

2023 roadSTER フォトギャラリー

2023.12.31(日) ロードスター 71

2023(令和5)年も愛車ロードスター(ND)は元気に無事故で走ってくれた。
1年間のベストフォトを見直して労をねぎらいたい。

① 院内町の鳥居橋(3月30日)

石橋とロードスターはベストマッチだ。桜の季節、この橋を渡って国東半島を訪れるのが恒例になってきた。


② 日向神:つる橋(7月16日)

星原峠を越えて日向神ダム湖へ下りるとこの橋を渡る。
この時期はもう太陽が高く昇っている。
今年は日向神に43回通った。

③ 高知:四万十川の沈下橋(8月3日)

有名な勝間橋だが、早朝なので独り占めできた。
石鎚山は雨で登れなかったのでまた行こう。

④ 自宅前のヒガンバナと新ホイール(9月23日)

半年待って、レイズTE37:16インチ鍛造ホイールが届いた。
目立つ割にシンプルで、洗うのも楽。赤いのはステッカー。
色はPD(プレストグラファイト)を選んだ。

⑤ 山行の朝(11月3日)

午前7時頃の鹿本町にて。霧の中、鞍岳さんから朝日が射した。
日向神正面壁マルチルート「元気です(5.11c)8P」を登るために早く家を出た。

⑥ 日向神峡:ハート岩(11月12日)

9日前にこのハート岩(正面壁)を登った。
私にはハートというより「源氏パイ」に見える。

⑦ 院内町:仙の岩(11月23日)

耶馬渓と同様の岩で迫力がある。残念ながらクライミングには適さない。裏側に車で回ると頂上に立てるのでドライブに良い。

⑧ 国東半島:鋸山(11月23日)

お目当ての紅葉とのコラボは他の車があってうまく撮れなかった。この写真はLINEで送っていただいたもの。

⑨ 紅葉(11月26日)

日向神に向かう途中の星原峠にて。
この日はバルコニーエリアで「未知との遭遇(5.11b)」を登った。

⑩ 大渕の小原橋(12月10日)

日向神:ダム下エリアで登るときは大渕から行く。
ドアを開けても当たらない低い欄干は石橋の大きさに合わせてあるのだろう。
この日はベテルギウスの異変(5.11a)を登った。

2023 秋の国東半島

2023.11.23(祝) 国東半島 8  ロードスター70

「勤労感謝の日」の朝焼け。魚眼調で撮ってみた。
7:05 自宅をミカさんと出発~小国~玖珠~院内
9:20 安心院:仙の岩

耶馬の中でも最大級、カメラの広角に収まらない。
地元の方に「車で上まで行ける」と教えていただいた。

鄙びたお寺があり、ご本尊は千手観音菩薩だった。

草生した地蔵様

誰も行かないような道を進むと、法道仙人木像があった。
近くの岩窟で修業をされていたらしい。

ウスイロコノマチョウの秋型と出会った
展望地から登ると頂上に達した。

「仙の岩 標高253.7m」 手前にハラビロカマキリがいた。

「仙の岩」全景 春はまた一段と綺麗だろう
ここより一路、国東半島の鋸山を目指す。

11:00 鋸山駐車場
遠方の稜線を目指す。

ここは反時計周りに歩くのがセオリーだ。
大観峰の誤字看板を見つけた。

尾根伝いに幾つかの鎖場を越える。

12:00 大観峰頂上
晩秋とはいえ、気温24度。夏山の恰好である。

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下りは八方岳、股覗き岩、語らい岩、経岩、無名岩、見返り岩などをたどる岩稜歩きとなる。

駐車場の紅葉とロードスター

ミカさんの撮影。

次は富貴寺を目指す。

秋の富貴寺大堂(国宝)である。
九州最古の木造建築(900年前)と云われ、拝観料500円で大堂の中に入ることができる。
大堂内の背側面にある消えかかった菩薩像は必見。

秋の国東半島はどこを走っても素晴らしい紅葉に出会える。
帰りは「宇佐のマチュピチュ」「メダカジム」などを見て回った。

秋の大船山

2023.10.11(水) 大船山 山歩き32

秋休みの最終日、予定は未定で、突然ソロで大船山に登ることにした。
5:20 自宅発
7:15 長者原:駐車場 
    またシカが道路をうろついていた。気温10度。

雨ヶ池越え。高曇りで半袖では少し寒いぐらい。

マツムシソウはまだ元気。

坊がつるに下ると一面のススキ野。これが今日のメイン。

大船山には樹林の中をだらだら登るが、今日は汗もかかない。

大船山山頂の紅葉、まだ8分ぐらいか。

人が誰もいないのでセルフポートレート。
平日とはいえ、ちょっと贅沢な時間。

池に降りて「油絵風」に撮ってみた。

坊がつるに下ってさっきまでいた山を振り返る。
テントがどこそこに10張ぐらいはある。

シータテハとアザミ。

オオマルハナバチとリンドウ。

帰りの雨ヶ池越えでヤマラッキョウとまたシカを見た。

約7時間歩いて長者原へもどる。
足湯に入って、お土産にレトルトの「豊後牛カレー」を買った。

三俣山の紅葉はまだの様。

ススキに囲まれた「やまなみハイウェイ」をゆっくり走るのは最高の時間。
前を行くのは大分のNAロードスター。