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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

愛のエリアにTr.課題「右往左往」設置

2019.6.23(日) 日向神:愛のエリア

今日の岩友は外岩デビューの県体壁仲間、ミズキさん。週5のジム通いで実力は相当なものだ。
本日のめあては新ルートの開拓・初登だった。
しかし、「初夢」と「毘沙門天」に挟まれた狭いところだったのでどうしても隣のルートのホールドを使うことになり、「それは愛のエリアには馴染まない」という意見が多かった。
そこで、せっかく綺麗に掃除もしてムーブも面白いのでTr.(トップロープ課題)とした。「初夢 5.10a」の終了点から左1mの所にチェーン2本の終了点を設置した。ルート名は「右往左往」。持てるホールドを求めて右往左往するからで、限定なし。どれが使えるホールドかを見極める力をつける楽しいルートだと思う。グレードは使うホールドで違うので各自の体感に任せたい。

①初夢(5.10a)   R(リピート)
※終了点設置作業
②右往左往(Tr.) NG(1T)
③毘沙門天(5.10d) R(リピート)
④愛なか(5.10b)  R(リピート)
⑤シャガの花が咲く頃(5.11a) NG
右往左往(Tr.) 初登

今日は岳団彩雲の皆さんにビレイなどで大変お世話になった。

「今日もing」を登るTさん。


「初歩のレイバックPLUS]を登るKさん。


「シャガの花が咲く頃」を登るIさん。


外岩デビューのミズキさんは「花鳥風月」を2便目でRP。


「右往左往」のスタート地点は分かりやすい。「初夢」の左2mあたり。

本日の愛のエリアは10名。
日向神駐車場も車が停めれないほど多かった。

 

 

日向神 生き物図鑑 Ⅱ

2019.6.20(木) 日向神の生き物

2017年8月に「日向神生き物図鑑」をアップした。
以下の生き物を収録した。
1 アメリカサシガメの幼虫
2 スケバハゴロモ
3 シオヤアブ
4 エダナナフシ
5 アシグロツユムシの幼虫
6 トックリバチ
7 スジブトハシリグモ
8 オオシロカネグモ
9 カワガラス
10 キイロスズメバチ
11 ヒト
12 ギンツバメ(蛾)
13 キタキチョウ
14 デーニッツハエトリ(蜘蛛)

この2年間で新しい生き物を撮影できたので「図鑑Ⅱ」としてアッ
プする。①ラミーカミキリ
6月にポンポン草の上によくいる。大きい方がメス。


②ヤマトシリアゲ
カゲロウの仲間。サソリみたい。


③ヒメジュウジナガカメムシ
集団越冬で有名。愛のエリアにはよくいる。


④トビイロカミキリ
ユジンさんが私のカメラで撮影。


⑤キマワリ?
似たような甲虫は多くて確かではない。


⑥キベリネズミホソバ
まあ、蛾の一種である。


⑦ネコハエトリ?
クモは同定が難しい。


⑧スジボソハシリグモ
スジブトハシリグモは前回収録した。


⑨ササグモ
脚がとげとげで非常に怖い。


⑩キハダカニグモ
カニとクモはたぶん仲間だろう。


⑪オオホシオナガバチ
長い産卵管を木にさして、カミキリムシの幼虫などに卵を産みつける。
我が家にも居て欲しい。


⑫アカギカメムシの幼虫
成虫を見てみたい。


⑬ニホンマムシ
6月、愛のエリアで撮影。


⑭ニホントカゲ
時々トカゲになりたいと思う。

暑くなるこれからがたくさんの生き物と遇える季節。

愛エリのプロジェクトルート復活!

2019.6.16(日) 日向神:愛のエリア

休みの日には早く目が覚める。
峠を越えて八女市に入ると雲行きが怪しい。時々小雨に遭う。
最初に「ダム下エリア」の偵察に行く。
対岸から見ても蔦が下から繁茂しているのが分かる。

とりあえず壁の基部まで行ってみた。
部分的に復活させるのはそれほど難しくはないように思えた。
崩落したという場所は藪の中でよく分からない。

道端エリアは湿っぽいので雨に強い愛のエリアに会友のユジンさんご夫婦と向かった。
①夢中歩行(5.9) R(リピート)
②初夢(5.10a)  R
③プロジェクト(Tr.)

愛のエリアで愛のビレイ。
下部は楽しいが、途中から劇悪に変身する。
一週間前はこのプロジェクトのルート化を諦めたが、今日のトップロープトライで「なんとかなる!」と思った。
下の写真で私がいる所が終了点の予定地点。「初夢」の1m左側。

④ごめんねムササビ君(5.11a) NG
ハング越えでワンテンが入った。
写真は新婦がセットしたクイックドローで必死に登る、幸せ太りの新郎。

月下の県体壁で

2019.6.12(水) 熊本県体壁クライミング

①中:緑(5.11c) NG
中:緑(5.11c) RP
③右:黒(5.11a) R(リピート)
④右:橙(5.11d) NG

中央:緑(5.11c)をRPできた。5日間、10便目である。

5.11cは私の県体壁での最高グレードである。
2017年7月に中央:紫(5.11c)を登って以来で、その時は6日間、7便目であった。
今夜のために一週間のプチダイエットをして体重を1㎏落とした。
限界グレードでのクライミングは本当に勉強になる。

今夜の県体壁も常連で賑わった。
涼しい風があり、湿度も低めで汗をあまりかかなかった。

本日の愛エリ開拓は不発

2019.6.9(日) 日向神:愛のエリア

8:00 愛のエリア着
山自体は湿っぽいが、岩は乾いている。
本日の目標は新しいルートの掃除と試登である。
事がうまく運んだらボルトも打とうと車には道具を積んできた。
場所は愛エリ上部の「毘沙門天」と「初夢」の間である。
5月11日にルート下部4mほどは掃除をして手ごたえを得ている。

寿老人エリアから「毘沙門天」の終了点に降り、そこからトップロープをかけて掃除をした。ここの苔はなかなかしぶとく、しっかり根が入っている。一ヶ所だけ横に走るクラックがあり、草を剥いだら大きなムカデが出てきた。いつからこんな所に住んでいるのだろう。
とにかく、2種類のワイヤーブラシで乾いた苔をガシガシ落とすも、なかなか理想的な(?)ホールドが出現しない。2時間かけてきれいにしたが見ただけで難しそうである。

ユマールで試登開始。出だしから5.11aぐらいか。
5mぐらいから右へ行ってテンション。左へ行ってまたテンションの繰り返し。大きいホールドをねらうとどうしても左右のルートに入ってしまう。
なんとか「初夢」の終了点横までは登ってみたが、今の私の実力ではルートにできない。
せっかくきれいにしたので、「初夢」を登った後にトップロープ課題として練習したら良いだろう。もちろん、ボルトを打たれたい方はご自由にどうぞ。
※追記:6月16日 このプロジェクトは復活しました!

久しぶりに福岡のSさんが来られていたので、3月24日に開拓した「平成最後のヒールフック 5.11a」を紹介した。女性ながら初見でリードされるあたりは流石である。2回トライされてRPは次回に持ち越しとなった。
写真はロワーダウンされているSさん。

そして、「これで5.11aは辛い。ヒールフックでのクリップは女子には届かない!」という感想を言われたので私も登ってみることにした。
実際私も試登で1回、ボルトを打っての初登が2回目。今回が3回目になる。
いざ登ってみると、下部のスラブ帯でなかなか一歩が踏み出せない。
写真はヒールをかける前。

ヒールはうまくかけたが、テラスに上がってからのバランシーな部分で際どい態勢になり、更にかぶっていたヘルメットのストラップがはずれるというアクシデントにまで見舞われもう大変だったがなんとかリピートできた。
大汗をかきながら、すてきなSさんの前で開拓者の面目は保てた。

愛のエリアはたった3人だったが、日向神駐車場は車が停められないぐらいだった。
岩場にはもう白いセッコクランが咲いている。

岩野山、大伐採!

2019.6.8(土) 岩野山草刈り

早朝まで小雨。
岩は諦め、農作業をした。
そして午前11時から何を思ったか、10㎞jog。なんと半年ぶりである。
昨年より体重が1㎏増えているし、何より走り方を思い出したかったからである。

午後から植木:岩野山の草刈り作業。
先日、県体壁仲間のFさんが岩野山で登り、県外からもクライマーが来ているとの由。ならば夏草がはびこる前に草刈りをしなければならない。
ここも昨年12月以来、半年ぶりである。
車道や駐車場は思ったほど草が伸びてはおらず、約1時間ほどできれいになった。

その後、鎌を1本だけ持って岩場へと進んだ。
山道になると何か妙に明るい。
見渡すと、山道の周りの灌木がかなり始末されている。
岩場に着くと更に驚いた。
これまで岩場を覆っていた木々が見事に伐採されているのだ。
Fさんが「日影がなくなるぐらい岩野山の木を切ったのはイッセイさんかい?」と言った言葉を思い出す。その時は、正面壁近くの憩いの場にある木が1~2本誰かに切られたぐらいに思っていたが、これは違う。
チェーンソーを使って直径30㎝級の松もバッサリ切られ、しかもきれいに片づけてある。特に下部は岩場がよく見えるように枝だけ落としてある。プロの仕業だ。
いろいろ心配になって上部壁に行ってみると、まったくクライミングの対象にならない小さな岩場も見事に露出している。そしてボルトはもちろん、古いフィックスロープや残置カラビナも以前のままであった。思わず笑いが込み上げてくる。

よく見ると、移動のための草付きを守る灌木はうまく残されている。いかにも、「さあ、岩場がきれいになりました。これからクライミングのゲレンデとして大いに使ってください。」と言わんばかりの伐採法である。

多分、これは実質的な山の持ち主であるゴルフ場が行った伐採であろう。
ゴルフ場から岩場をきれいに見せるための措置とも考えられる。しかし、アプローチの登山道も整備されている。
これまで岩野山でのクライミングは「黙認」して戴いていたが、これからどうなるのか、しばらくは様子を見るしかない。
写真は国道3号線から見た岩野山全景である。上部の岩場まできれいに露出している。

ボル天でWork out

2019.6.2(日) ボルダー天国

天気予報通り朝から小雨。
午後からはボル天の予定だが、午前中は暇だった。
我が家から3kmほど離れたところの小学校へ行った。ここには高鉄棒がある。
先日、公園の鉄棒で「蹴上り」をする動画をアップしたところ予想以上の反響があった。調子に乗って、次は自体重Workoutの定番技「Muscle up」に挑んでいる。
ところがこれ、5月に1日10分間、4日間の練習でなんと1回成功しているのだ。(動画あり)
その後、しばらく間が空いたらできなくなってしまった。

久しぶりに来て高鉄棒の下に立つと、上からケヤキの葉が覆いかぶさっている。

子どもたちも先生も、誰も使わないのだろう。非常にもったいない話だ。
我が家に持って帰りたいと思う。
何回も練習してやっと一回、蹴上りができた。
どうも私は人が見ていないと力がでないようだ。

午後からのボル天にはフジミさん、ナオさん、Uさん、Kさんが集まった。
垂壁の初心者課題でアップ。そして、ここに来たら必ず「黒囲い」を登る。
ルーフにヒールをかけてトラバースする、インスタ映えするリードルートだ。


窓側の壁にボル天には不似合いな大きなボテが付いていたので、何度かトライしたがなかなか難しい。

最後の1本は足を痛めているUさんの真似をして、たぶん設定とはちがう登り方で完登。Kさんに上から写真を撮っていただいた。

ジムでのボルダリングは全く、自体重Workoutだと思う。

チャドクガ、恐るべし!

2019.6.1(土) 恐怖のチャドクガ(茶毒蛾)
朝から予想外の好天。既に予定を入れていたので山には行けない。
午前中は暇だったので庭の草刈りをした。
ついでに実家の草刈りもした。実家の裏庭の椿の木、4本が数万匹のチャドクガに完全制圧されて枯れ木みたいになっている。

毛虫には気付いていたが樹高があるので素人技では消毒もできなかった。
近くによると、毛虫の糞がパラパラと24時間降ってくる。
近くのパイプ車庫には何故か集団で移動してくるので毎日フマキラーをかける。
そしてこの日は遂に草刈り中に腕を毒針でやられた。
すぐにシャワーを浴び、薬を塗ったら午後にはよくなった。
いろいろ用事を済ませ、夕方は我が家の庭の草取りをした。
すると、我が家自慢の肥後椿の枝にチャドクガの密集地を3か所見つけた。
ちょうど枝が伸びすぎていたので2本バッサリと落とし、高いところの密集地には脚立を持ち出してフマキラーをかけた。

これまでは父が定期的に庭木の消毒をしていたのを思い出す。
なかなか父のようにはなれない。

2019.6.2(日) 殺虫剤散布
実家の神木(?)となっている大きな椿にもチャドクガが侵入してきた。
小さな4本の木も食べられる葉がなくなったので毛虫が下部の幹に集まっている。

今がチャンス、最後のチャンスともう暗くなってからホームセンターに駆け込み「ベニカS乳剤」というものを買ってきた。さっそく散布してみたがフマキラーほどの即効性はない。
とりあえず遅すぎたけれどもやるだけはやった。
明日の朝がたのしみだ。

平日の黒岳周回、カメラ散策

2019.5.27(月) 九重:黒岳ハイク

以前より心待ちにしていた平日ハイク。この日のためにカメラを買ってしまった。
Canon EOS  kiss Mである。小型・軽量のミラーレスで、レンズは18~150㎜の高倍率ズーム1本。
7:00 男池駐車場
平日なのに車は20台以上。気温15度、曇り。昨日の暑さが嘘のようだ。
男池の上の湿地は干上がっていて、お目当てのカエルも見当たらない。

8:00 かくし水
まあ、この時期は花も少ない。ホウチャクソウが一株あった。
ユウマダラエダシャク(蛾)が道案内をしてくれる。
8:40 ソババッケ
この湿地帯も干上がっている。風が強まり、上から降りてきた人は「寒かった」と言っていた。
途中で見つけたきりっとした植物。
マムシグサではなく、ヒロハテンナンショウだと思う。
背景をぼかしてみた。

9:40 風穴
穴に入ったところでヘッドランプを忘れたことに気づいた。残念。
ここで黒いガを見つけた。白い大きな紋がある。たぶんキンモンガの一種であろう。

10:40 高塚山頂(1,587m)
この山の登りはずるずる滑って本当に歩きにくい。山頂で風を避けて座ると目の前にナルコユリがあった。
少し歩くとミヤマキリシマの花の向こうに三股山が見えた。

樹林の向こうに由布岳も見えた。

高塚から前岳への道は非常に分かりにくい。初めての単独行なら本当に心細くなるだろう。出会った登山者は一人だけだった。
まだ頑張って咲いているシャクナゲがあった。
帰りは前岳への鞍部から適当に下った。
13:30 男池
最後にオオミズアオの亡骸やサイハイランを見つけた。
オオミズアオは大きくて大変きれいなガである。下の写真は以前撮ったものである。

車に乗ったら雨がぽつぽつ降ってきた。

今日は風景、植物、昆虫などを1日で60枚ほど撮った。
山は乾いていて、花も春と夏の端境期なのか目立つものは少なかった。
EOS kissMは液晶画面がバリアングルでタッチパネルになっており、スマホと同じ感覚で写真が撮れる。
まあ、おじさんは必ずファインダーを覗いてシャッターボタンを押すけれど。
60歳過ぎて、また「カメラ小僧」になりそうだ。

雨の週末、リフレス2連荘

2019.5.18(土)~19(日) リフレス大牟田:人工壁

5月18日(土) 雨
雨の週末。転勤後の片づけなどをやっと始めたら、りりぃさんら会友5名が沢登りをやめて「リフレス大牟田」の人工壁で登ると連絡があった。
リフレスは1年半ぶりである。
5.10台から始めて5.11aまではオンサイト。5.11b(黒テープ)は1テンだった。
写真は長身を活かしてぐいぐい登るアリキチさん。

手前の注意書きに「クライミングウォールにのぼらないでください」とあるのが面白い。

5月19日(日) 雨
当初の予定では会の新人訓練を日向神で行うはずだったが、18日に相当降ったので岩野山に変更した。ところが朝からまた小雨なのでリフレスに転進した。
参加者はなおさん、みわちゃん、ゆう君、私の4名。
ゆう君はクライミングが全く初めてで、ハーネス、ビレイディバイス、チョークなどは貸したがシューズは新品アナサジを持参。
机上講習後に3時間(480円)練習を積んだ。
みんなリードとビレイをお互いに楽しめるようになった。

私は最後に昨日テンションをかけた5.11b(黒テープ)をRPできた。
リフレスはルートが短いのでムーブよりパワー系の難しさを感じた。

帰ったら風は強いが晴れ間も見える天気になった。
庭のヤマボウシが見事に白い総苞片を広げている。

後ろはもうこの頃では珍しい麦畑である。