「サンセット」タグアーカイブ

2022 秋の日向神 2

2022.9.11(日) 日向神サンセット 147

高熱をもたらしたコロナワクチン4回目接種の副反応も癒えて、いつもの日向神へ。
おじさんたちの集合は遅いので岳間の集落でヒガンバナの撮影など。

ヒガンバナはまだまだこれからである。

愛のエリア駐車場に車は停まっていないので「まだ秋のクライミングシーズンは始まっていない」かと思いきや、キャンプ場駐車場は満杯だった。
今日はK1さんが「サンセットの『さんしすいめい』の下に新ルートを拓きましょう!」と言ってきたので開拓用具を持ち上げた。
場所は「涼風のフェイス」と「イーグルのフェイス」の間の下部である。
先週、「森のそよぎ」の下部を整理したのでその続きとなる。

① 壁の掃除
「森のそよぎ」の3ピン目にTr.をかけてブッシュを落とす。
大きなブッシュではあるが、根が深く入っていないのでロール状になって落ちた。
(ここはK1さんが受け持ち、さっそく新ルートになった)

デッキブラシを使うタケシさん

② ラインの掃除
「さんしすいめい」の3ピン目にTr.をかけて掃除をした。
【昼食】
③ 午前中に掃除をしたラインをTr.で試登。
終了点に予定したあたりの岩が少し軽い音がするのでボルトを打つのは中止。

    【ブロアーを使うK1さん】


④ QD回収のために「さんしすいめい(5.10c)」を登る。
「うっ、登れない。いや、確かこれはMOSしたはずだ。」
結局、3テンションほどかけて考え考え、やっと上まで。
頭上には大きなスズメバチの巣があってたくさん動き回っている。

以前MOS(マスターオンサイト)した5.10cのルートが登れなかった失意で早じまい。これが加齢か?

鹿本まで来ると南西の空に変な雲が出ていた。

自宅にもどり、体重計に乗ると前日より1.3kgも減っていた。
自分では高熱の副反応から完全に復活したと思っていたが、体は全く戻っていなかったのだ。本当は体がヘロヘロ状態だったのだ。(自己納得)

念のため、「さんしすいめいMOS」の記録を調べたら、
「あれ? 見つからない」
7年前、2015年5月28日にサンセットで「山紫陽花(5.10c)」をMOSした記録はあった。
「一手だが苦労する」というコメントを付けている。
確かにそうだ。今日も一手に苦労した。
もしかしたら今日のルートは「山紫陽花か!」
そうか、言い出しっぺの博学多才の知識人K1さんが「山紫・・」を「さんしすいめい」と読み間違えたのだ。
更に、四文字熟語大好きなタケシさんが「俺ならそんなルート名をつけるよな~」と、開拓者が自らルート名を忘れたのだ。
そして、記憶力・視力の衰えてきた私もトポ図を朝から見誤ったのだ。
ヒューマンエラーの三重奏。

静岡県で起きた「3歳児園児バス置き去り事件」と同じように幾つものエラーが重なった、「ルート名間違い事件」だった。

2022 真夏の日向神3

2022.8.24(水) 日向神:サンセット・トンネル 145

この夏最後の日向神クライミングとなった。
集まりが遅いので生き物探しをした。


同行は山崎夫婦と原口さん。
① 登攀の歌(5.9) リピート

② 梅雨のあとさき(5.10a) リピート

③ 森のそよぎ (5.10c) リピート
このルートは10年ほど前にOSして以来なので自分的にはOS!

空はどんよりして、風が吹けば涼しいがじっとりしている。
セミの声はしてもどことなく覇気がない。

午後1時過ぎ、「カフェ原口」の開店。

今日は北アルプスのお土産「信州安曇野 りんごの詩」のセット!
天気予報で「1時間後に雨が降ります」が出たので、トンネルエリアへ移動。

④ うし子(5.11b) NG
この右手ガバがヌルッとしている!

今日もやる気に満ちている原口さんの登り。

トンネルの先には「ギボウシ」の群落がある。

サンセットエリアで、赤い小型のカラビナを拾った。
てっきり自分の「FADERS」カラビナと思って持って帰ったが、よく見てみると「lucKY」というメーカーの物であった。
お心当たりの方は山であったときに声をかけてください。

今日は腰が重かった。
原因は夏の終わりになって走り始めたから。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」にならないようにしたい。

2022 真夏の日向神 2

2022.8.11(祝) 日向神 144

今日は「山の日」である。
日本は国土の7割が「山」なので、養老孟子さんの本でも読んで、もっと日本の山を大切にする気持ちを育むべきだろう。
とりあえず、山の日を祝って日向神へ。

夏の午前中は日陰になるサンセットへ。
① 若い時のりりぃ(5.10c) リピート

写真は「りりぃさん」を登るタケシさん。

② プリティウーマン(5.11a) リピート
今日もこのルートは登っておく。

写真はK1さんのトライ。

③ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート
今日は流れるようなムーブで登ることができた(自画自賛:笑)

④ 善秋くんのおかげです3(5.11c) リピート


カメラマンは井ノ口さん。かなり上手い。


ワークマンの「クライミングパンツ」はよく伸びる。

久しぶりながら余裕でリピート。

午後は昼寝。
曇り空に時々晴れ間がのぞき、風も涼しい。
今日は早めの撤収となった。

おじさんたちは、山より車談義の方が多い。
帰りがけ、K1さんお勧めのハンモックを菊池のダイソーに買いに行った。

夕食後、ウッドデッキとヤマボウシの間に張ってみた。
東の空には大きな月が出ていた。

サンセットで登り込み2

2021.7.25(日) 日向神 130

4連休最後の日はゆっくりと日向神を目指す。

久しぶりに3号線~鹿牟田峠コース。

これも久しぶり(約半年)にダム下エリアを見に行った。

壁下の道は夏草に覆われようとしている。
「夏草や兵どもの夢のあと」
奥の桜エリアは逆に広くなって、新ルートも2本拓かれている。

駐車場に車は少ない。
みんなでサンセットへ行く。
①梅雨明け宣言(5.10c) NG
3日前はなんとか登れたが、「もっとスッキリ登ろう」と取り付いたら、指先が痛くてテンション。それでも核心のムーブは覚えた。

②赤い実のヤマボウシ~エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
2つの11aを継続して登るので内容がある。

③プリティウーマン(5.11a)NG

いつものことながら1回目は登れない。

④プリティウーマン(5.11a)NG
テンションをかけて少し休むとヒールフックが決るのだが。
写真はTr.トライの井ノ口さん。

⑤プリティウーマン(5.11a)NG
連日のクライミングでもう指先が痛い。
今日は3回で登れずギブアップ。

向こう側のゆきえさんも以前は楽に登れたというプリティウーマン。もう中高年クライマーには厳しい課題になっている。
手前は「ひまわり 5.10a」のかおりさん。
午後3時ぐらいになると広場エリアは日陰になってくる。

ショックな情報。

サンセットエリアでマダニが発見された。
第1齢らしく、よく見つけたものだと感心するぐらい小さい。
ここ数年で愛のエリア、ダム下エリアでマダニは見つかっている。


【ダム湖畔のウバユリ】

夜はTOKYO2020,柔道で阿部兄妹がダブル金メダル獲得!
男子サッカーはメキシコに2-1で勝利、すばらしい。

サンセットに新ルート誕生!

2020.10.25(日) 日向神:愛のエリア~サンセット 115

すばらしい秋晴れの朝。
気温8度のオープンドライブは気持ちがいい。
星原峠から日向神ダム湖への林道は楽しい。

ここでおっと、キジが3羽出てきた。

ドラレコのビデオにもはっきり映っているが、写真に拡大するとやっぱり訳が分からないのでもう止めた。

9時、かんすけさんと愛のエリアへ登る。
①エレキバンはやめて(5.12a) QD架け
まだ岩が冷たくて、若干すべる。

②エレキバンはやめて(5.12a) Tr.

③愛は勝つ(5.10d) R(リピート)

④十日恵比寿(5.11a) R(リピート)
2年前は苦手としていた上部が楽に登れた。
これは「エレキバン」の効果だろう。

どや顔の私。ズボンは今日から冬用だ。

⑤エレキバンはやめて(5.12a) Tr.
やはり昼近くがベストの時間帯だろう。
最上部には自信がついた。

今日の愛のエリアはMAZDA車のKさんグループや広島からマルボーさんも来られていて約10名と賑わった。
私たちは昼頃には下山。

駐車場近辺はすごい車の数で、昨日行った牧ノ戸峠駐車場のデジャブかと思った。
いつものアクセラ女子さんや外岩3年ぶりというTさん、熊本からもMさんご夫婦などなど。

昼食は「ごろっとフルーツ」でプチ贅沢気分。

午後はサンセットで登った。
⑥お茶を一服(5.10b) R(リピート)

⑦トパーズの風(5.11a) R(リピート)

⑧新ルート(5.11a) MF(マスターフラッシュ)
今日、長友K1さんが拓いたルート。

写真は初登するK1さん。
第2登はタケシさん、第3登が私。
場所は「庭園散策」のすぐ右横だが、取り付きは今までの草付きが落ちたのでずっと下からになる。

帰りの林道は2速6000回転を封印して、Uruさんの曲を聴きながらのゆったりドライブだったのにあまり平均燃費は変わらなかった。
ならば「元気に走った方が気持ちいい」というものだ。

【後日の追加】
新ルート名は「おすきなふくは?」に決まった。
秋の七草の頭文字を並べるとこうなるらしい。
開拓者は一人でご満悦の様子。

今日も日向神 2

2020.8.16(日) 日向神:サンセット

今日はロードスターで日向神を目指す。

のんびりドライブにはUruさんのアルバム「オリオンブルー」がよく合う。何回繰り返して聴いても飽きが来ない。

一人で夏草を刈りながら「愛のエリア」に向かった。
久しぶりの愛のエリアは静かだった。
しかし「本命チョコ」の下部などには見苦しいほどにチョーク跡がついていた。昨日は何人か来たのだろう。
右壁末端の「シャガの花の咲く頃」にロープを垂らした。
上部はからからに乾いて良い状態だったが、思った通り下部の2ピン目までは青苔がこびりついていた。
なんとか登れる程度には掃除をした。
歯と同様にたまにはメンテナンスが大切だ。

今日も駐車場で「日向神 Climber’s  club」の受付をされていたタケシさんらとサンセットへ。
午前中は地元の方の接待クライミングがあったので日陰で日和った。
①赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

自分にとって最善のムーブを会得したのでかなり余裕があった。

②善秋くんのおかげです(5.11c) R(リピート)

タケシさんが大粒の汗を滴らせながら登った後を、涼風に吹かれながら登った。有難いことです。

③プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
ここに来たら必ず登る1本。
私がこのルートを日本で一番たくさん登った男だろう。

④エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
西日を浴びて触れる岩肌が熱い。
さらに連日のクライミングで指先が柔くなって薄いカチでかかりが悪い。

酷暑列島の日本。
浜松市では40.9度を記録したとか。
今日は少し早めにお開きとなった。

真夏のウェルカム・ベイビー(5.11)

2020.8.15(土) 日向神:サンセット~道端

今日は「あそ望」の若い女性2名と日向神へ。

サンセットはパリパリに乾いて登攀日和。
「ひまわり 5.10a」を登っていると、白河さん、山崎御夫婦、原口さん、古賀さんと集まってきた。
①ひまわり(5.10a)  R(リピート)
②若い時のりりぃ(5.10c) R(リピート)

「りりぃさん」を登る白河さん。
③お茶を一服(5.10b) R(リピート)

青葉若葉(5.10a)に若い2名は手古摺っていた。

ルートの左側が崩壊して松の木がなくなり、
このルートは見栄えが良くなった。

正午を過ぎるとこのエリアは灼熱地帯と化すので道端へ移動した。

道端エリアも新原スクールだけで登り放題だった。
④三四郎(5.10cぐらい) R(リピート)

前回8月2日は湿っぽくて危うく落ちそうだったが、今日はヒールも決まってすっきり登れた。
⑤シンシア(5.11a) R(リピート)
⑥ウェルカム・ベィビー(5.11) NG
昨日どなたかが奮闘した跡が残っていたのでトライした。
左足での立ち上がりは一発でうまくいったのにその上部でミス。
やっぱり事前にQDは架けておきたいルートだ。

ウェルカム・ベィビー(5.11) R(リピート)
2019年7月以来のリピート。
夏場でも登れることが分かった。1年に1回は登っておきたい。

どや顔(汗顔)で記念写真。

⑧三郎(5.11a) R(リピート)
近年グレードが上がった。初見だとかなり緊張するだろう。
⑨瞳(5.10a) R(リピート)

「一子(かずこ) 5.10a」にトライする2人。
ヘルメットが似合っている。


「一子(かずこ) 5.10a」のさんちゃん。

 

金曜日の夜の雨 Ⅱ

2020.6.12(金) 徒然 42

熊本が入梅して二日目、外はかなり降っている。
体の疲労感が抜けないので、この土・日は良い休養日になる。
疲労感の原因は明らかだ。
6月6日(土)のボルダー開拓と7日(日)の日向神だ。
6日は約2時間のアルバイトだがけっこう汗をかいた。
7日はサンセットエリアでワイヤード(5.11b)を中心に合計9本トライした。この日は水を1リットル持参して、帰りに自販機で500mℓ買って飲んだ。そして車を運転していると日輪寺の辺りで足腰に違和感が出て、鹿本で両足がつったので車を停めてストレッチをした。たぶん水分不足が原因だろう。
結局、この二日間で体重が1.8㎏も減っていた。(BMIは19.9)
「水分が抜けただけなので体重はすぐ戻るだろう」と思っていたが、その後もなかなか戻らない。
水曜日になっても三角筋前部や背中下部に疲労感があって県体壁は休んだ。入梅が近かったので登っておきたかったが、「残念」というよりも「用心しておこう」という気持ちの方が勝った。
齢をとると喉の渇きが分からず気づいたときには熱中症になることが多いそうなので、似たようなものだろう。
7日のワイヤードの写真がないので以前の写真をアップしよう。
2016年8月 ワイヤード(5.11b)RP

2018年6月 リピート

日向神にはボルト数3~4本の短いがけっこう厳しいルートが幾つかある。
サンセットエリアなら「プリティウーマン(5.11a)」「ワイヤード(5.11b)」
道端エリアなら「ウエルカムベイビー(5.11)」「次郎(5.11c)」など。
短いので何回もトライできるのが良い。

今年は冬場からダム下エリアの開拓で楽しい日々を過ごすことができた。
しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という。やり過ぎて体を壊しては元も子もない。疲れた自分もリフレーミングすれば頑張り過ぎた自分になる。今はしばしの積極的休養が要るようだ。
車に流れる音楽も「あいみょん」から「Uru」になったことだし。

サンセット、半年ぶりだよ!

2020.4.11(土) 日向神:サンセットエリア

星原峠越で日向神入り。
いつものダム下でタケシさん、ゆきえさんと登ろうとしたら小雨がぱらついてきた。
そこで「今日は久しぶりにトンネルエリアか・・・。」と移動した。
八女津姫岩には5人ほど登られていた。
愛のエリアには車が1台。奥壁の近くに3台。そして橋の手前には駐車場に入り切れない車が5台ほど停まっていた。こんなに車が多いのは見たことがない。
ちょっと気になって道端エリアに行くと、熊本の下通りみたいに人がいた。
新型コロナウイルスの3密を避けるためにみんな山に来たのだろうが、これはどうみても「密集」だろう。
トンネルエリアに行くとここも5人いる。中央エリアからも数名の声が聞こえる。
サンセットは、誰もいない。(?)
まだサンセットの季節ではないのだろう。広場のルートはホールドに松葉が積もり、壁には薄緑のコケが生えていた。岩場にスミレも可憐に咲いていた。

①エルニーニョ(5.11a) リピート
下りながら「赤い実のヤマボウシ」を掃除した。

②若い時のりりぃ(5.10c) リピート
ハングの上の泥や石を掃除した。登っているのはゆきえさん。

③プリティウーマン(5.11a) NG
④プリティウーマン(5.11a) NG
写真は軽くヒールを当てている私。

⑤赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG
⑥赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート
丁寧に足を使うゆきえさん。

下は「善秋君のおかげです3 5.11c」を登るタケシさん。

調べてみたらサンセットは実に半年ぶりだった。
自分の「加齢度」を調べるのにはいい所だ。

2019夏の日向神5

2019.8.12(月) 日向神:道端~サンセット~パーキング

9:30 道端エリア
昆虫採集(写真で)をしながら道端へ。
グラスホッパーやクモ類もまだ若い。

久しぶりに会ったイナマサさんらと登った。
①四郎(5.10a) リピート

遅めの10時にK1さん、タケシさんご夫婦、原口さんらが集合してサンセットへ行く。さらに遅くウラサキさん、カオリンさんが来た。
まず、赤い実のヤマボウシを一人で苔落としをする。開拓した者はこんな地道なメンテナンスが大事だ。
②赤い実のエルニーニョ(5.11a) NG
なんと赤い実のヤマボウシの核心で1T。今日はシューズが違うことを言い訳とする。上部のエルニーニョは楽勝。
③若い時のリリィー(5.10c) リピート
写真はこぶ岩を越えるタケシさん。

上から撮ってもらうとこんな感じ。

新調したモンベルのリッジラインパンツ(7000円)は細身で脚が長く見える。
サンセットの午後は日が当たって登れないので、昼食をとってパーキングエリアに移動した。
パーキングエリアは2回目である。以前登った記憶はあるが、記録が見つからない。
④葡萄畑の月(5.12b) NG
核心部はホールドが小さい。冬季にやり直そう。
下の写真の一番左のラインが「葡萄畑の月」だ。

⑤希望の光(5.10c) リピート
けっこう登り甲斐があった。

パーキングエリアは5年以上空いてまだ2回目。
トポに(未ボルト)の表記やプアなプロテクションが多くあまり気合は入らないが、もう少し登ってもよい印象を受けた。