「クライミング」カテゴリーアーカイブ

熱き日向神

2024.8.4(日) 日向神 233

好天続き、雨が降らずにヤマアカガエルがこげ茶ガエルになっている。元気なくあまり動かない。
しかしニンゲンは元気!

新しい岩場にタケシさん、ゆきえさん、K1さん、楠田くんが集って開拓に汗を流した。

私も先週から掃除を始めていたが、Tr.で試登したところ登れそうだったのでボルトを打った。

登ってみると下部のスラブが核心で、写真より上部は快適にいける。
途中、面白いムーブがあるのだが暑さによる水分不足とボルト打ちで右腕がつって落ちそうになった。 
ここは初登を優先して易しいラインで上にぬけた。

「坊ちゃん、泳ぐべからず(5.10c) B8 18m 緒方」と一応しておこう。この後何人かに登ってもらいたい。

時々小雨の降る天気だったが結局汗だけでびしょ濡れになった。

いろいろあっても日向神へ

2024.7.28(日) 日向神 232

午前4時からパリ五輪サッカーの「日本VSマリ」をTV観戦。
見事に1-0で勝ち、予選リーグ2連勝となった。
8時半から地域の美化作業。
みなさん大汗をかいて座り込む中、一人日向神へ。
しかし山鹿まで行ったのに所用で一回自宅に戻り、昼過ぎからまた日向神へ。
なんとも慌ただしいが車の運転は苦にならない。

日向神では久しぶりの開拓作業。
やっぱりこれが面白い
この夏も楽しく過ごせそうだ。。

帰り道は星原峠コース。
どこも草刈がされて走りやすい。

キツネノカミソリはここだけ。

ウバユリは今が盛り。

ウバユリのつぼみ。

沢沿いの道を走る。

カンナの実か。

星原峠のワインディングロード。
今日も体重が減った一日だった。

真夏の岩野山

2024.7.27(土) 岩野山 44

午前7時、庭の草刈りを1時間半。大汗をかいた。
午前10時、Danさんと岩野山駐車場に集合。
ゴルフ場がなくなり太陽光発電所が建設予定で駐車場はきれいになり、山道も軽トラなら通れる道路になっている。
やぶ蚊は相変わらず多い。(岩場にはいない)

岩野山には時々草刈りやトラバース練習に来ていたが、ロープクライミングは久しぶりである。
調べてみたら、2021年1月3日以来、3年6カ月ぶりだった!

①カンテ右(5.8) R(リピート)
ホールドが小さいカンテの真下から取り付くと5.10aは十分にある。

②カンテ左(5.8) R(リピート)

プロテクションがカンテの左にあるというだけで、無理にこだわらず登って良いので5.8。右に出ない登り方も可。

③ぺったんこスラブ(5.10c) NG

相当久しぶりにやってみたら見事にNG。
これは「スラブルート」ではなく「カチルート」である。
足はズルズルではなくスルスルで摩擦係数が0.1ぐらい。
登り始めたときはまだ日陰だった。

④ドミノライン(5.10a) R(リピート)
これも相当久しぶりにやってみたらぎりぎりだった。
ちなみに1ピン目のボルトは初登の時なかった。
当時はかなり驕り高ぶっていたのだろう。
今はないと絶対登りたくない。

ドミノラインのクラックで見つけた「ヤモリの卵」

⑤ドミノライン(5.10a) R(リピート)
都合によりもう一回登った。
暑さで指皮が柔くなり、頭痛も出てきた。(水不足)
しかしここはロックタワーの裏側で唯一の日陰、しかも風が吹きおろしてくる。

最後にDanさんのビレイを1本して今日は早めの終了となった。
夏の低山クライミング、しかも南面は厳しかった。

帰りに寄ったコンビニで「コカ・コーラ500mL」をつい買ってしまったのは頭痛のせいか。
朝からアジサイの葉を爆食するマメコガネを「ゴキジェットプロ」で瞬殺しまくった祟りか。

夏の県体壁

2024.7.24(水) 県体壁 34

仕事が早く終わって、西回りバイパスで県体壁に着いたらまだ誰もおらず、暇つぶしに談話室で雑誌「Tarzan」を読んだ。
その中で、安眠するための手段の一つに、「一日で良かったことを3つ思い出すと良い」とあった。幸せホルモンが出て、リラックスして眠りにつけるそうだ。

そこで3つ、思い出してみた。

① 県体壁で登れた

5.11a、5.10c、5.10bと3本登り、十分な汗をかいた。

② 登山靴をもらった

一見するとキャラバンシューズみたいだが、「OnitsukaTigerのHimarayan」である。サイズがぴったりだった。けっこう重いので、荷物が重い時は足元が安定するかもしれない。
SUNちゃん、ありがとう。

③ ウナギを食べた

今日は「土用の丑の日」ということで、ウナギを食べることができた。うまかった。(食べてしまって写真がない)

こんな調子で一日の良かったことを3つ思い出すだけで人は幸せになれるなんて楽勝だな。

もっと思い出そう!

④今日、主査を務める第1回目の会議がうまく運べた。
⑤職場で買ったアジサイの鉢を2つもらうことになった。
⑥西回りバイパスでストレスなく県体壁に到着した。
⑦黒の「GRヤリス」を見た。
⑧帰り道、「GR86」と連なって走れた。
⑨汗をかいたが、アクエリを1本飲んで体重が減らなかった。
⑩ついさっき、雨が降って明日は水かけ不要かな。


大雨の日向神にて

2024.7.21(日) 日向神 231

早朝から若干涼しく、遠くで雷鳴がとどろく。
いち早く日向神に向かっていたK1さんから岩場が濡れているという情報が入るも、他にすることもないので行ってみた。
というか、週末に一回ぐらい岩を登らないと明日からの仕事に力が入らない。

この頃のスマホの「天気予報」は正確だ。5分後に雨が降るといえば5分後には降る。
今しかないと思って道端の「四郎(5.9)」に取りついた。
そして途中から見事に降り出した。
それも半端ない降り方だ。
100均のレジャーシートをかぶって、「トンネル」に逃げ込んだ。

雷に風も強く、だんだんとトンネルの奥に移動させられた。
ここで原口コーヒーが開店して、早めの昼食になった。
昨年はハートエリア、南面エリアで充実した一夏を過ごしたが、この夏はまた新しいプロジェクトが動き出す。

早めに解散したので、竹原峠~鯛生金山~穴川峠コースで帰ることにした。

竹原峠(旧道)の県界標。

鯛生金山から県道9号で穴川峠を目指すと、ところどころにオオキツネノカミソリが咲いていた。

穴川峠を越えて「お滝」の近くに来ると、傾斜の強い小滝がある。
高校3年生の11月、酒吞童子山を目指して「近道をしよう」と思って、一人でこの滝に取りついた。(水は枯れていた)
途中で行き詰まり、死を覚悟した記憶がある。
「山登りには岩登りの技術が要る!」と強く思った出来事だった。

竜門ダムに立ち寄った。
6月29日にカジカガエルを見た池にはたくさんの頭が少し角ばったオタマジャクシが泳いでいた。

トイレには「シータテハ」がいた。裏羽根の中ほどに小さな「C」のスペルが見える。
花の広場にも寄った。

ツマグロヒョウモンのさなぎが雨に濡れていた。
陽が射すと途端に暑くなる。
草の上をオスとメスがせわしなく飛び回っていた。

あまりにも暑いのか、私の体の日陰で交尾を始めた。

図鑑で調べたら、この派手な色の方が♀。

こちらが♂。
う~ん、今まで反対に覚えていた。

自宅に帰り、濡れた道具を干した。

そして、いつのまにか車のトランクに入っていた「ムベ」と「ガクアジサイ(青)」の枝を切って「挿し木」にした。

県体壁の帰りはフルオープン!

2024.7.10(水) 県体壁 33

知らない人だけに教えよう、今日は「納豆の日」だ。

2週続けての県体壁。それでも今年はまだ4回目。
週末は外岩で、疲れがとれた水曜日に県体壁を登る1週間のルーティンが戻りつつある。

薄暮の中、左ルートを登るい~さん。
今日は人が少ない。
① 右(5.10a) R(リピート)
② 右16(5.11a) RP

先週、4本目のトライでNGだった。
今日は2本目にトライしてRP、丸みのあるホールドが多く前腕がはった。

③ 中央 オレンジ(5.11a) NG(1T)

今年初めての短いスパッツをはいた。
登りやすい気がする。

最後のハング越えでフォール。
次回は登れそうだ。

夜になっても気温は31度。
こんな時、帰り道はフルオープンにした。

一日二善~日向神へ

2024.7.7(日) 日向神 230

日向神へ向かう途中、大淵の辺りで雨が降ったので諦め心になったが岩場が近づくと全く降っていなかった。
今日はサンセットエリアへ。

① プリティウーマン(5.11a) R(リピート)

写真はプリティウーマンを登る楠田くん。
私は39回目。もうアップ課題になった。

② 赤い実のヤマボウシ(5.11a) R(リピート)

赤い実のヤマボウシを登るK1さん

昼食後、新しく開拓予定の岩場を偵察。

③ 物見遊山(5.10d) R(リピート)

物見遊山の隣、テラスへアップ(5.11a)を登るす~さん

④ 若い日のりりぃ(5.10c) R(リピート)

りりぃの隣、八女茶のチャチャチャを登山靴でボッカトレする楠田くん

⑤ 乾期の歌(5.11a) R(リピート)

乾期の歌を登るオカピー
やっと私の写真を撮ってもらった

実にこのルート、2017年と2019年に登っているのだが、当時は5.10dだった。一応これが201本目のイレブンRPになった。

今日も「NEOX」が話題になった。
これはK1さんのネオックスで、実に使いやすい。

これは私が愛用するグリグリ、信頼がおける。

これはゆきえさん愛用の初代グリグリ、もちろん現役。

エリアのクラックに住む「ヤマアカガエル」

帰り道、山鹿市の県道で竹が道路に倒れて危ない状況だった。
リュックに鋸(のこ)が入っていたので、切って撤去した。
「一日一善」

菊池市の坂道でまた同じように竹が道路に倒れかかっていた。
「一日二善」もしてしまった。

虫取り三昧~日向神へ

2024.7.6(土) 日向神 229

梅雨の晴れ間、早朝より虫取りに行った。
3匹とれて、2匹持って帰った。
そして先週からいる2匹をリリース。
この頃の昆虫ゼリーは良くできていて虫たちは元気に長生きする。私が小さい頃はスイカとかやって、闘いをさせるのですぐに死んでいた。

10:30 出口さんと日向神に着いた。
けほぎ橋で「昨日の夕立でどこも濡れている」と、す~さんとYさんが待っていてくれた。
みんなで日当たりの良い南面エリアへ行った。
少し湿っぽいがなんとか登れそう。

①落穂拾い(5.10a)    R(リピート)
②ムーランルージュ(5.9) R
③真珠の耳飾り(5.10c) R

悶々マントル(5.10c) OSのYさん
猛暑(5.11b) OSのYさん

午後はハートエリアへ移動
④ リズム(5.10a) R
⑤ 上弦の月(5.11c)B9 24m R

YouTubeで見たムーブを試したがどうもよくない。
やっぱりオリジナルムーブが私には合っている。
本日、快心の登り。

⑥ シンパウダー(5.11b)B7 NG

核心部でポケットへの足入れを間違った。
本当に残念な一登。

風を切って飛ぶハヤブサ
コオニユリが満開の季節を迎えている

で、夜になってまた虫取りに行った。
もうカブトムシや小さいクワガタはスルーして「水牛」のみ3匹持ち帰った。
今年買ったBKのヘッドランプが役立った。

ボル天で「Neox」を試す

2024.6.30(日) ボルダー天国 6

雨ばかり、草取りばかりなのでK1さんとボル天へ。
私は実に1年7か月ぶりのボル天である。
わさもん(新しいもの好き)のK1さんは、さっそく手に入れたビレイデバイス「Petzl-Neox」を試すという。

ネオックスはグリグリのロープの出しにくさを解消したというが、なるほどロープの繰り出しはノーストレスだ。
ビレイ機能はグリグリと変わらないが、ソロTr.やソロクライミングといったグリグリ特有の使い方に関しては独自の慣れが必要な感じだった。値段は約2万円なり。
個人的に外岩ではビレイヤーが落石等のアクシデントに見舞われたりヒューマンエラーを起こすこともあるので、ATCではなくグリグリ等でビレイして欲しい。

久しぶりに「黒囲い」にトライ。

この後、ヒールをかけてリップをトラバースしていく。
その肝心の写真がない(空さん、見とれてないで頼みますよ!)
2018年2月10日(6年前)のブログ記事には「余裕でクリアー」とあるが、草取りで疲れた体ではNGだった。

雨による運動不足は筋肉量の減少~体重の減少をまねき、 体力の低下につながる。

プリティウーマンを日本一触った男

2024.6.23(日) クライミング 12

私は自称「プリティウーマンを日本一触った男」である。

※日向神:サンセットエリア下部(広場)
「プリティウーマン(5.11a)B4(北原慎治)」

しかしある時、
「イッセイさん、私の方がたくさん登っていますよ! 今日で20回目、失敗したのは2~3回ですかね」
という輩(やから)が目の前に現れたらどうしようと思った。
このマウント合戦を征するにはやはり正しい記録しかないと思った。
ちょうど「200イレブン」の記録整理のために日記等を出していたので調べてみた。

2012年10月20日 初トライ時

記録【 西暦 日数 成功数/トライ数 】
2012年 1日 0/2
2013年 1日 1/3 RP(5回目)
2014年 1日 0/4
2015年 ー
2016年 1日 0/1
2017年 3日 1/3 R(リピート)
2018年 5日 4/8
2019年 ー
2020年 ー
2021年 2日 1/5
2022年 4日 4/5
2023年 ー
2024年 5日 5/7

合計 13年間で23日、16/38(成功率42%)
直近の3年間では9/12(成功率75%)である。 

2024年5月19日 35回目 (ミウラは12年前と同じもの)
左手ピンチで、次の右手がガバを取るまで。足置きがポイント。

一つのルートに38回。
もう目をつぶってでも登れそうだがそうも行かない。
2021年など2年間のブランクがあったのでリピートするのに5回もかかった。

とりあえず、トライ数38回で「プリティウーマンを日本一触った男」宣言をして挑戦者を待とう。