「キンモンガ」タグアーカイブ

GW:ハサミ岩の三連荘

2021.5.2(日)~4日(みどりの日) カニのハサミ岩 26

ゴールデンウィークはカニのハサミ岩に3日連続で通った。

5月2日(日) 曇り∼雨
同行は山崎夫婦。私はスラブ壁の掃除を行った。
全国的に大荒れの日で、八方ヶ岳:カニのハサミ岩にも冷たい風が吹き、雨も降った。
夜は山を下りず、ソロキャンプ。
(ひとつ前のブログ「ロドキャンin八方ヶ岳」を参照のこと)

5月3日(憲法記念日) 快晴
同行はK1さん。
二人でマルチの「第2ルンゼ ドミノライン」を登った。

1ピッチ目を下から。


これは上からの図。25mで高度感がある。


5ピッチ目のフレークは快適。


6ピッチ目の痩せ尾根を行く。景色は抜群である。

地元の熊本でこんなに本格的なマルチルートが生まれたことは、開拓者の澤田・川津ペアに感謝しかない。
午後から参加のす~さんとショートルートを登り、久しぶりに腹筋がつった。
この日のハサミ岩は全部で7名。
※追記
【この山行は、九州クライミングの情報源「K1   HUT」の「カニのハサミ岩」に詳しく掲載されている】

5月4日(みどりの日) 曇り
同行はK1さん。
朝は岩場探しの散歩。
①貫通カンテ(5.10b) R(リピート)
②ロドキャン(5.11b) NG

連休疲れであろう。体が動かずテンションの嵐。
③中央カンテ左の掃除
このラインもなかなか厳しい。
④キコリ
赤壁中央カンテの辺り、3本。

その後、UさんとKさんが登りに来られた。
彼らの登りを見学しながら、「貫通カンテ」は5.10cにグレードをアップしようと思った。
また「ロドキャン 5.11b」も、もう少しグレードを上げようと思う。

3日目の今日は少し早目の撤収。
下りながら岩場や生き物を探した。

今年2頭目のレア物「キンモンガ」 5月は白色の紋なのか?
「ポケット版 学研の図鑑1 昆虫」に掲載されていない昆虫を我が家では「レア物」と称している。


少し古いが野兎の糞。


「ナルコユリ」はもうすぐ咲く。

十分満足の3日間だった。
このブログを書いていて、腹筋に少し筋肉痛がある。
明日は雨の予報なのでゆっくりできそうだ。

伯耆大山には登っていなかった?!

2021.4.26(月) 徒然 55

3月末に「国東半島一泊の旅」を行った。
4月になって「次のロドキャンは何処にしようかな」と考えた。
最初に思いついたのは、日本人なら一度は行くべきと言われる呉市の「大和ミュージアム」である。
そして、次の日にはあまり行ったことがない山陰地方か?
しかし、伯耆大山は若い時に一回登ったからなあ。

・・・・・・・・・あれ、大山は登ったよな。
確か、キャンプ場に彼女を残して・・・・・・。
いや、えっ、ありゃ、登ってなかったっけ?
そう言えば、写真がないよな・・・。
う~ん、なんという記憶の曖昧さ。
でも、確かにキャンプ場には行ったぞ。
前の晩は山道で濃霧に襲われ、車の燃料計がエンプティを示してえらく焦ったじゃないか。
鳥取砂丘では偶然にもバイクで来ていた義兄に遇ったぞ。
島根ワイナリーにも寄ったじゃないか。
あれ、大山はどうだったっけ?

色々な記憶が断片的に残っていて、それでいて何故かいつもは絶対撮って残す「写真」がない。
そうだ、今思い出したが、学生時代に使っていた「オリンパスOM10」が壊れて次の「CANONイオス」を買う前だったのだ。
改めて山の記録一覧表(私はこれまで登った山の記録はすべて書き残している)を開けてみると、大山に登った記録がない。
え~、大山には登っていなかったんだ。
山の仲間が「元谷小屋がどうの、別山尾根がなんたら・・」という話をしたり、テレビで大山登山の番組を観たりしたからだろう。
すっかり「大山には登った」と思い込んでいた。

では、「ロドキャン2日目は、伯耆大山に登ろう!」
と、思ったがこの頃の新型コロナ変異株の勢いは止まらない。
関西には緊急事態宣言が出され、鳥取県でも感染者が出ている。
ここで山陰地方に遠出をするのは如何にソロドライブがメインとは言え、相当ヒンシュクものだ。
やっぱり県内の八方ヶ岳ぐらいしかないかな・・・。


4月25日、八方ヶ岳で見かけた「キンモンガ」
6~8月によく見られるとネット図鑑には書いてあった。
幼虫は「リョウブ」の葉を食べるという。
リョウブは、ハサミ岩の「飯田丸  5.10b」の取り付きに生えていた木肌が美しい高木であることを偶然この日に知った。