「クライミング」カテゴリーアーカイブ

日向神~黒木散策

2025.9.23(秋分の日) 日向神306 ダム下62 社寺の旅2

道路端にはヒガンバナが咲き、すっかり秋の様相になってきた。
体は夏の疲れで相当まいっているが暇なので山へ行った。

2F、「イルネージュ」の上にあるハチの巣が更に大きくなった。
さっさと歩けば襲ったりはしない。
本日のダム下は5人。

隧道の出口エリア「夏休み」を登る高田さん。

私は開拓の続きで今日はボルト穴を7つ穿ったが、手持ちのハンガーが4個しかなく、あと3個は次回となった。(入荷待ち)
常連組は一昨日登ったばかりで疲れていたので早仕舞となった。

一昨日(9月21日)、この道でロードスターのタイヤがパンクした。

踏んだのはこの新し目で尖った部分のある岩に間違いない。
この岩のおかげで6万円が飛んだ。
(タイヤは前2本交換、これも入荷待ち)
岩は記念に持って帰った。だって6万円相当の岩だから。

帰り道、以前から気になっていた大渕の「熊野神社」に参拝した。軽トラを四駆にして急坂を登ると集落の最上部に立派な神社があった。主祭神はイザナミノミコトである。

境内を一周して拝殿の天井絵を仰ぐ。
天井一杯、100枚ほどの多くの動植物画が祀られている。
特に目を引いたものを紹介しよう。

夜のフクロウか。
板の節の部分が懐中電灯を持っているように見えてユーモラス。

頭は龍で体は魚、ガラカブかな。これは人魚かも。

頭は象で体は獅子。
昔、ゾウはこんな風に考えられていたようだ。

これは伝説の妖怪、鵺(ぬえ)ではないか?

鈴が3本あるのは珍しい。
岩手県花巻市:早池峰神社の4本を思い出した。

境内から大渕地区が一望できる。

この後、まだ暇だったので行ったことがなかった「グリンピア八女」を見学した。
立派なホテルもあるが大きな温泉館(510円)もあった。明治の館、古民家などバブル期の箱物が点在する静かなリゾート地。樹木が茂り過ぎて歩いて散策するにはちょっと勇気がいる感じだ。

山内渓谷の「重箱岩」は町の天然記念物指定で登ること不可。

隧道からのパンク!

2025.9.21(日) 日向神305 ダム下61 ロードスター104

昨日は大雨に見舞われた八女地方だが、今日は何とかなるだろうといつものダム下:隧道エリアへ。

隧道:出口(向こう側)のエリアは登れた。
私は右端にルートを拓きたかったがここはびっちょり濡れていた。みんなで掃除がてらトップロープで登ってみた。

下部を登る井ノ口さん。

中部を登るゆきえさん。なかなかダイナミック。

最上部の私。終了点は2週間前に設置していた。
全体を通して変化に富み面白い。

午後は乾いてきた「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」を登る宮崎の藤井さん。

私は物持ちがいい。だから新品のシューズ(ミウラ)を最後に買ったのはもう12年前になる。
物持ちがいいのか、貧乏性なのか、真に貧乏なのか。
みかねた山友さん方から「これで良かったら使ってください」と写真の3足をいただいた。(うれし涙)

帰りの山道で不意に「ガン!」と大きな岩(がん)を踏んで車の前輪がパンクしてしまった。

大渕から熊本へ向かう「ここんにき」でパンクに気付いた。
すぐ保険屋さんを通してレッカー車を呼んでもらったが、「朝倉から行くので1時間半かかります」とのこと(涙)

ひまなのでカメラ散歩をした。

右の石堂の中は「素朴な石」。

民家の裏山にはヒガンバナが咲き誇っていた。

ケイトウの仲間だろう。

キバナコスモスの蜜をホバリングしながら吸うホウジャク(蜂雀)

長く話し相手をしてくださったお爺ちゃんと孫娘。

自宅に戻ったのは午後8時だった。
明日、別のレッカー車でタイヤ屋さんに行く。すべて保険のロードサービスで賄えるそうだ。

ところで、9月6日にSさん、Kさん、Mさん、私の4人で登った。
その日にSさんの車のタイヤにコーススレッド(木ねじ)がささっていた。
そして7日、KさんがSNSで「車がパンクした」と書き込んでいた。
2週間後ではあるが私の車もパンクした。
新しいMさんの車、大丈夫かなあ。そういえば、Mさんはあの日、大きめのダニに喰われていたなあ。(怖)

本匠:岩と水

2025.9.14~15 本匠22 (遊歩道)

この頃「あそ望」の中で本匠が注目されているので久しぶりに行ってみた。 ブログ内で調べたら本匠は4年ぶり、遊歩道エリアは6年ぶりだった。
メンバーはキーボウさん、す~さん、大輔くん、アッキーくん、私の5人で1泊2日の予定。

①ハエハエイダイダ(5.10a) リピート

この写真は早朝でクライマーは少ないが昼頃は20名以上いた。3連休の中日で賑わった。
右端の辺りがこのルートで、ほぼオンサイト気分だった。

②バットマン(5.11b) 敗退

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6年ぶりのトライ。

パワー全開、緊張して力が入る。

今回も登れなかったが、私には「バットマンのRP、最高齢賞」をねらうという希望がある。

③ ラーメンとうどん(5.11a) 数回目にRP
最初、テンション後に右手ピンチの力技で上がった。
その後、足置きをいろいろ変えてムーブを考えたがうまくいかない。そのうち右手の皮が痛くなり、手がつってきた。
すっかり諦めたところで地元のSさんが見かねてアドバイスをされた。「あの右手ピンチは・・・・」

まずは番匠川に入って頭と体を冷やした。清流にはハエやイダがうようよいる。汗で濡れたシャツを洗うと白い汁が出て、それにハエたちが集まってきた。塩気を欲しているのだろう。

河原にはシカの頭骨が落ちていた。

水着にハーネス、ジョーラという遊歩道スタイルでラストトライ。首には濡れたバンダナを巻く。

アドバイスに沿って登るとあっけなく上のガバが取れた。
白いチョーク跡に惑わさることなくアイデアをたくさん出したいものだ。

やよいの湯(600円)から買い出し、キャンプ場ロッジへ。

男だけで焼肉パーティー。

15日(敬老の日)
午前6時、唱歌「牧場の朝」の音楽で起きた。
連休3日目はクライマーも10名ぐらいと減った。

みんなで「不明ルート(5.10a/b)」を登ってアップ。

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本匠Tシャツで「思えば遠くへ来たもんだ(5.11d)」を登るす~さん。

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同じく成長著しい大輔くん。

「病み上がり(5.10a)」をMOSする私。

かぶりはすごいが右足ジャムで余裕のクリップ。
核心はハングから上がった後のスルスルしたスラブ帯。
こんな面白い5.10aは初めてだ。

名残は惜しいが午前10時に私だけ撤収して帰熊。自宅まで2時間30分のドライブだ。
のこったメンバーは日陰の神社エリアに行って登った。

【生物】

「ジガバチ」
雨が当たらない所に土で巣を作っていた。チョウの幼虫(セセリチョウ?)を捕まえてきては何回も運んでいた。

「ギボウシ」の仲間
遊歩道エリアの入り口付近に2株咲いていた。

夕方からの熊本市Denkikanで行われた「九州学生映画祭」に参加した。写真は各大学の学生監督と右端はゲストの行定勲監督。「世界の中心で、愛をさけぶ」などの行定監督は熊本出身でもある。
今回、熊本大学映画研究部の作品「それは、桜のように」で末娘が俳優デビューを果たした。(昨年は撮影班だった)

「えっ、まだそんな子どもがいたんですか?!」という声が聞こえるな。

まだまだ「熱い」ダム下:隧道

2025.9.7(日) 日向神304 ダム下60

久しぶりに大分:本匠の予定だったが先の台風でしみ出しが多いらしく、いつものダム下:隧道に行った。

そろそろ秋のシーズンを迎えて14人も集まり、狭いエリアなので人口密度が高い。
ところで、クライミングは登っても楽しいが見ているだけでも楽しいスポーツだ。
「今日は肩が痛いのでビレイをしに山へ行く」こんな楽しみ方もありだな。
あと5年もすれば「原口珈琲、一杯百円」の店が岩場で開かれるかもしれない。

「アンダーリンク(5.11c)」を登るす~さんは二日連続。
向こうは「ウオテイン効果(5.11d)」を登られた宮崎のFさん。

熱い男には「ジョーラ」が似合う。

ゆきえさんの夏の宿題「アンビバレント(5.11b)」も遂にRPで、やっと秋が迎えられますね。

「アンダーリンク」を登る私。
Sachikoさんのビレイじゃ落ちられないよ!(ゆきえさんのサポートあり)

タケシさんから「槍ヶ岳チョコクッキー」のお土産あり。
「実際登ったのは、西穂~ジャンダルム~奥穂ね」

井ノ口さんは「頭文字D」聖地巡礼の旅から帰ったばかり。
手にされているのは群馬地域限定のクリアファイル。

「碓氷峠:峠の釜めし」とインパクトブルーの二人。
8月2日、私は早朝で「おぎのや」は素通りしてしまった。

バトルを終えて釜めしを食う藤原拓海。
「もっとおいしそうに食えよ!」と言いたくなる。

隧道出口で開拓中の私。

隧道:あそ望で貸し切り

2025.9.6(土) 日向神303 ダム下59

台風一過、まだまだ暑い日々。
本日の隧道には「あそ望」の4人が集った。

「ウオテイン効果(5.11d)」に取りつくあっちゃん。

見事にRP(レッドポイント)!

「アンビバレント(5.11b)」をRPするす~さん。

ここまで足をあげれる人は少ない。
キーボウさんはもうレジェンドの域。

「夏休み(5.11c)」をOS(オンサイト)するす~さん。

同じく、あっちゃんも見事です。

私はTr.(トップロープ)で新しいラインを模索。

見た目は難しそう。

【生物】

「ヒグラシ」の抜け殻。
本日盛んに鳴いていたのはアブラゼミ。

8月29日、キャンプをした日にはつぼみだった「ヒメミヤマウズラ」が咲いていた。足元で踏みつぶされそうにしている。
「可憐」という言葉が似合う花だ。2株見つけた。

羽根がボロボロでも元気に飛んでいたイシガケチョウ。

隧道エリア:最新トポ公開

2025.8.24(日) 日向神302 ダム下58

本日までに「隧道エリア」の隧道手前と向こうに16本のルートができた。約半年間の開拓期間で十分過ぎるほど楽しむことができた。
狭いエリアで高さもないが大きな屋根と素敵なベンチがある。
誰かがQDを掛けたらみんなで使わせてもらう、人の登りをあーだこーだと言いながら楽しむ、お昼はみんなで食べる、こんな隧道エリアをもっと楽しんでもらうために最新トポを公開しよう。

蒸し暑い日もある

2025.8.24(日) 日向神301 ダム下57

熊本地方は夜中まで雨だったが、八女地方はまずまずの感じ。

ダム下「隧道エリア」で登るとカボチャがもらえるという噂は本当だった。

① とおり雨(5.10c) リピート

何回も登ると力が抜けて楽になる(技術が身につく)
登っているのはK1さん。

② アンビバレント(5.11b) リピート

長くて分かりにくいホールドは外岩の面白さを教えてくれる。
曇り空であったが蒸し暑くて汗をかいた。

「夏休み(5.11c)」を登る井ノ口さん。

③ 「夏休み」、私は日和ってTr.で登った。

④ 彦星(5.11b) リピート

登っているのは木下さん。
織姫(5.11a)のドリル穴を使わないと彦星(5.11b)になる設定。

⑤ 積乱雲(5.10a) リピート

私のリーチでぎり届く。

【今日の生物】

「セスジスズメ」他に長いシャクガの幼虫もいた。

今日も「隧道エリア」は10名と賑わった。

6速MTのロードスターを運転しながら食べるアイスは「パピコ」に限る。
服を汚さず、ゆっくり楽しめる。
ただし、コンビニで205円はちと高い。

夏の県体壁 5.11b~OS

2025.8.20(水) 県体壁 41

お昼から「鴨川公園」で魚とり。

「ライギョ(雷魚)」の子ども。先日はナマズも2匹ゲット。
同じ水槽のメダカ類がどんどん減っていく。

午後3時頃に雷雨となったが、きれいに雨が上がったので8週間ぶりに県体壁へ行った。

① 右:赤(5.10b) リピート

② 右:紺色テープ(5.11b)
今日、山下さんによって「紺色テープ」課題が設定されたのでさっそくやってみた。

ビレイヤーは石松さん。スタートからホールドが遠いぞ。

15m壁の先は長い。ゆっくり入るのがコツ。

テープ課題なのでいろいろなホールドが出てくる。

ギャラリーも首が痛い。

クリップは慎重に。右上の黒い大ホールドがポイントか。

右足が黒の先っちょだけに乗る。大丈夫か?

最上部の難所を乗り越えてクリップホールドをゲット。

紺色テープ(5.11b)をOS、しかも初登だった。
カメラはす~さん。

③ 左:黄色(5.10c) リピート
雨後ですずしい夜、オープンで早めの帰宅。

隧道:「夏休み(5.11c)」RP!

2025.8.17(日) 日向神300 ダム下56

常連が誰も気付かないのに、ただ暑い夏に隧道で涼みに来たSachikoさんが見つけたスズメバチの巣。
場所は2F「イルネージュ」の真上、ご注意されたし。

暑い夏に沢登りや北アルプスへ行かない、岩登り大好きな人の間で「隧道は良さそうだ」という噂が徐々に広まったせいか今日は13人も集まった。
その主な理由は、
①とにかく隧道に吹き込む風が涼しい
②短いルートが多く、何回でもトライできる
③まだオンサイトを許していないルートも数本ある
④午前中は日陰が多い
⑤アプローチが楽 
⑥ルート名、グレードが明記してある  etc

左:カムカムエブリイバディ(5.10c)のタケシさん
右:アンビバレント(5.11b)の井ノ口さん

イマカラダ(5.12a)を登るセツさん
夕方からの仕事に備えて早朝から来られていた。

ウオテイン効果(5.11d)を登るセツさん。
「これは面白い!」というムーブ。

私のめあては2日前、タケシさんによって拓かれた「夏休み(5.11c)」のRPだ。
なんとしても「夏休みの宿題」にはしたくない。

隧道の向こう側は午前中の日当たりが良い。
功を焦って直射日光の当たる中にマスターで突っ込み、肩から汗が噴き出してあえなくフォール。

正午を回るとここは日陰になった。
昼飯前にやはりトライしておこう!

やっぱり汗は噴き出したが第2登に成功した。
ビレイヤーはゆきえさん、カメラはタケシさん、日高さん。
以前、ある人から「夏に拓かれたルートは夏に登る」という言葉を聞いた。
「夏休み」は夏休み中に汗をかきかき登ると価値が高くなるだろう。

七夕(5.11a)を登る日高さん。(今日も下のクラックを掃除してもらった)
このルート、クールダウンのつもりで久しぶりに取りついたら結構シビアだった。
午後2時過ぎ、雨雲が近づいてきたので早仕舞となった。

戻ってきた日常:日向神

2025.8.15(金) 日向神299 ダム下55

東北の旅から帰ってまず休養、その後は大雨、そして孫守・花火。
終戦記念日の今日、やっと日向神で登るという「日常」が約1ヵ月ぶりに戻ってきた。

アンビバレント(5.11b)をRPされた井ノ口さん。
皆さん雨でクライミングは久しぶりだが、よい休養になったようでいいものを見せて頂いた。

私はほぼ1ヵ月ぶりのクライミングだが、アップで調子が良かったのでイマカラダ(5.12a)にトライ。

体脂肪率6.5%の腕。
以前苦労していた下部は案外うまくこなせたが、上部の被りが全くダメ。しかしダメな中でも新しいムーブで上まで行けたので面白い。まあ、時期が悪いということにしよう。

タケシさんもアンビバレント(5.11b)をRP。
この後、勢いに乗って隧道の向こう側、「夏休み(5.11c)」を初登。(私はオンサイトの為に見に行っていないので写真がないのは残念)

一人で玉虫の写真を撮ったり、下のクラックで試登をしたりしていた。

タケシさんの初登が終わり、第2登をねらって「夏休み」にオンサイトトライ。

ところが、3ピン目あたりからもう両手指がつり始めた!
久しぶりのクライミング、かぶったクラック等のダメージは大きい。「腕がつってからがクライミングだ」という新原さんの言葉を思い出しながらも7ピン目あたりでフォール。

左は岩手限定:宮沢賢治記念館横の山猫軒で買った「アメニモマケズ」キャラメル。
右は鳥取:松葉がにせんべい

【ロードスターの弱点】
① 「海だ!」と思って横を見るとガードレール。
② 大きなお土産が積めないので買えない。