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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

休養日も奥壁へ

2018.8.19 日向神:奥壁 休養日

左首筋の痛みから左肩(三角筋)がおかしくなってきた。昨日の本匠も最後は左肩に力が入らなかった。今日は当然休養日だが、みんなが奥壁に行くので暇つぶしに行ってみた。
特に今日はいつものメンバーにKご夫婦、Sご夫婦も加わり全員で14名を数えた。
私は「足軽 5.8」のあと「パンプダンス 5.11a」にTr.で取り付いたが全く力が出ないのでビレイヤーやカメラマンをやった。

写真① 「忍びの者 5.12c/d」のユジンさん

外岩は久しぶりだが相変わらず鍛えている。脚の使い方が普通とは違うのが見てとれる。本日「生きた証 5.11a」の第2登者になった。大きな新車を買ったが山用ではないようだ。

写真② 「かかってきなさい 5.11a」をリボルトされるタケシさん

自称「日向神の用務員」、このごろは仕事で培った技術と道具をフルに奥壁のために投入されている。「かかってきなさい」はこれで人気ルートになるだろう。

写真③ 「生きた証 5.11a」を登るしのぶさん

日向神の、否、九州のセクシー番長。いつも上衣はキャミソールだが「何故に肌が日焼けせず白いのか」と女性クライマーから不思議がられている。

写真④ おまけの一枚

「カチに強い」と評判だが、女性らしい手業(わざ)の持ち主とみた。

 

首筋の痛みをこらえて本匠:切り株エリア

2018.8.18 本匠:切り株エリア クライミング

7:00 大津の駐車場に集合
10:00 本匠:夏場なのに集合時間が7時では移動に時間がかかる。
今日は久しぶりにあそ望山岳会が4人(キーボウ、白、ヒロ、いっせい)そろった。
今年は本匠に縁が遠くまだ2回目である。
1回目は3月4日宮前エリアで、岩場のコンディションが悪かった。午後になると石灰岩が湿気を吸ったり染み出しでヌルヌルになっていったのだ。
2回目は7月21日で、野津町から峠を越えるとどしゃ降りの雨になり、もどって福岡の日向神で登った。
そして今回。私は2週間ほど前から首筋を痛め、車の運転にも支障をきたすようになったので、16日と17日の二日連続で異なる整骨院に通った。今日のために6000円使った。切株エリアは2年ぶり2回目である。

「切株エリア」は魚道エリアの300mほど下流にある橋の下の旧橋付近に車を停め、左岸を歩いて魚道エリアを通過、杉林の中(径が分かりにくい)を5分ほど歩くと右上に壁が現れる。杉林の中で夏向きのエリアである。

①ミラクルガール(5.10a) OS  壁の右端で、左上するルート。
写真の白ちゃんをはじめ、全員オンサイトできた。

青いオリジナルTシャツ姿はキーボウさん。この後はそれぞれのお目当てに取り組んだ。
②サンドイッチとバナナ(5.11b) NG
早くも5.11bなのは、2年前にこのエリアの5.11a3本を完登しているから。
ルートの途中で右か左か迷うところが2ヶ所あってテンション。石灰岩はホールドを探すのが楽しい。
あわよくばMOSをねらったが、首筋が気になって気合が入らない。
サンドイッチとバナナ(5.11b) RP 2便目
上半身裸はやっぱり気合が入る。首筋の痛みから左腕が少ししびれたり、痙攣したりしたがなんとかRP。
カメラマンは白ちゃんで、今年のベストショットか。

④草木も枯れる県民性(5.11b) NG
大小のポケットを多用する薄かぶりのルート。トポはB6だが、B7である。
⑤草木も枯れる県民性(5.11b) NG
左の肩に力が入らなくなってきたので回収。次回は登れると思う。

登った本数は少ないが充実した一日であった。
最後の写真は「ピットホール 5.11a」を登るキーボウさん。

夏の本匠ということで水着やゴーグルもザックに詰めていたが出すことはなかった。
今日は大分から入会希望のTさんが親子で見に来られた。このあたりの岩場に詳しい方なのでこれからが楽しみである。

首筋の痛み

2018.8.117 整骨院をはしご

ある朝目覚めたら左首筋が痛かった。軽い「寝違え」だろうと放っておいたがどんどん酷くなって集中力がなくなったり首が左に曲がらず車の運転に支障をきたしたりするようになってきた。3日前のクライミングで左腕が「ピクピク」と痙攣したのも気になる。
右腕の肘は慢性化しているがついでに診てもらおうと久しぶりに整骨院に行った。
①町内のH整骨院
3年ぶりか。いろいろと小さなハンマーや触診でチェックをされた。「レントゲンをとらないと詳しくはわからない・・・」と言われ、気持ちのよいマッサージを受けた。2ヶ所診て貰ったせいか3910円かかった。その時は首筋が軽くなったように感じたが夜になったら依然何も変わらない。
②隣町のK整骨院
5年ぶりか。地域でも人気の整骨院で、待合室の半分以上は女性。中に若くてきれいな整体師さんがいてびっくり。「久しぶりなので院長が診られます」と言われてがっくり。しかし院長も代替わりして若い方だった。
まずは電気で筋肉を柔らかくされた。そしてチェックの後はけっこう強い力でぐりぐりと筋肉を揉まれた。「首グッキン」もされた。
私は右腕に頼ったクライミングをするせいか、現在右手を曲げても指が肩に届かない。肘の可動域が狭くなっているのを「上腕三頭筋が拘縮しています」と言われた。早く治さないと日常生活に支障が出るかもしれない。実際、1年ほど前に電気シェーバーを使うと右肘が伸びないことがあった。
「明日も来て下さい」と言われたが、明日は本匠で登る為にここ(整骨院)に来たのである。2200円と思ったよりリーズナブルなのでまた月曜日に来ることにした。

やっぱり奥壁へ

2018.8.14 日向神:奥壁 クライミング

今日は休養日で明日が本匠の予定であったが、台風14号の接近で本匠は中止になった。では今日をどうするか。
選択肢は3つ。
一つ目は体が何箇所か「休ませてくれ」と言っているので休養。
二つ目は暑い夏の定番、八方ヶ岳の沢沿いコースのハイク。
三つ目はいつもの日向神奥壁。
明日からが雨となれば休養はなく、ずいぶん迷った挙句やっぱり日向神になった。
現地着はなんと正午ごろになった。
今日の岩友はタケシさん、ウラサキさん、カオリン、福岡からタナカさん、ハナダさん。

①足軽(5.9) リピート
②かかってきなさい(5.11a)NG おいおいまたかい!
③アッポロ11号(5.11b)NG この夏3便目なのであと1手となった。
④かかってきなさい(5.11a) リピート (1年ぶり)
⑤生きた証(5.11a) リピート(3回目)

「アッポロ11号」はこの夏3回目のトライ。ずいぶん慣れてハングの上もあまり怖くなくなった。ただしまだ核心の1手(1足?)が解決できていない。
「かかってきなさい」はMOSした昨年夏のやり方を思い出して嬉しいリピート。
「生きた証」はうまく登れた。タケシさんが下部にビレイ用のボルトを打たれたのでビレイがやりやすくなった。2ピン目を取るまでは岩にくっついてビレイした方がよい。
写真は「生きた証」、今日のチャレンジャータナカさん。

「このルートは夏に拓かれたから、夏の間に登りたい」とはタナカさんの言葉。
なるほど。

テンションとフォール

2018.8.13 雑感

先日のクライミングで一つ残念なことがあった。
それはハングの上から落ちたときに「テンション!」と叫んだことである。
ここは「フォール!」だろうと自分で思った。
どうもテンションという言葉にすっかり馴染んでしまっているからだろう。
53歳で15年ぶりぐらいにクライミングを再開した時に耳慣れない言葉が幾つかあった。代表的なものは「マルチ、ロープ、テンション、デバイス」だろう。
まあ大抵の言葉にはすぐ順応したが、テンションに関しては間違って覚えたように感じる。
良くは覚えていないが、昔はテンションを「張って!」、落ちる時は「らーくっ」と言っていたように思う。それが今の自分はすべて「テンション」になってしまっている。
志のあるクライマーで「テンションは禁句」にしている人もいるらしい。
どのビレイヤーも完璧ではないので、自分の身を守るために落ちるときは何らかの意思表示をした方が良い。とりあえずは「フォール!」という言葉を発したい。絶対「フォール」の方がかっこいいと思う。
部屋の中で3回ほど発声練習をした。

下の写真は極限状態でQDを掴むという愚挙を犯した瞬間。
たぶん「テンション!」とか叫んでいるのだろう。
本匠:ムンクの叫び(5.11a)にて。

奥壁は奥が深い

2018.8.12  日向神:奥壁 クライム

午前6時前に家を出た。
東の空には飛行機雲がきれいだった。

しかし飛行機雲は上空に湿気が多い証拠だ。

3回連続での奥壁。
今日の岩友はK1さん、タケシさん、Sさん、Uさん、Mさん。
①アッポロ11号(5.11b)マスター敗退
アップなしでいきなりMRPねらい?
この後見かねたSさんから「架けてあげましょうか」というお言葉。
②アッポロ11号(5.11b)NG  ※カメラマンはUさん

ハングの上に出てからが核心、気持ちよく落ちる。

実力のなさを今日の多湿のせいにする。
よく見るとQDを掴んでいるのがわかる。
③かかってきなさい(5.11a)NG
実力のなさを今日の多湿のせいにする。
もう指の皮がやわやわだ。
④生きた証(5.11a)NG
実力のなさを今日の多湿のせいにする。
過労もある。いい訳は山ほどある。
⑤つくつくほうし(5.8)リピート クールダウン。

本日は都合により午後2時には店じまい。
今日のクライミングは充実した秋を迎えるためのトレーニングと割り切ろう。
タケシさんが岩場の整備に尽力されていた。今はそんな活動が大事かもしれない。
おまけに「セクシーなスカート」をはいたSさんの後姿を載せよう。

真夏の日向神は奥壁だけが賑わっていた。
メイン駐車場に車は1台だけ、みんな本匠にでも行っているのかな。

山の日イベントin俵山

2018.8.11 阿蘇外輪:俵山ハイク

第3回熊本「山の日」登山に参加した。
7:00 スタッフ集合(俵山峠展望台)
8:50 開会式(215名の参加)
9:10 出発(高校生の先導係として)
10:20 俵山山頂着(約70分)
山頂集会・「山の日」宣言など
11:50 下山開始
12:30 展望台着
閉会式

朝から薄曇で展望は良くなかったが、あまり暑くもなく風も適当にあって歩きやすかった。
登りは後ろの高校生が歩きながらずーっとゲームやネット、テレビの話を続けて気が滅入った。
山頂は360度の展望があり、草むらに隠れた三角点を見つけてうれしかった。どうして目立つ山頂ではなくこんな所にあるのだろう。

この山は以前に護王峠方面から2回登ったことがあった。
山頂集会では県山岳連盟の工藤会長から俵山の山名の由来等を教えていただいた。

下りは旧知の横山さん、生田さんらと山野草を愛でながら楽しく歩くことができた。

今日は紫外線対策を十分に行った。
黒い被り物(目出帽?)はホームセンターで買ったもの。
長袖、長ズボンは当たり前。
背中の赤いザックは還暦祝い金で買ったもので今日が初下ろし。
マルチルートで使えるミレーの30リットル。

3年ぶりに「パンプダンス」をリピート

2018.8.5 日向神:奥壁 クライミング

奥壁は今週2回目、今日の岩友はイワモトさん。
①つくつくほうし(5.8)リピート
②パンプダンス(5.11a)NG
核心部の△スローパーで大苦戦。最上部もクリップがきわどかった。
③パンプダンス(5.11a)NG
核心部でテンション、即ダウン。
④パンプダンス(5.11a)R(リピート) 3年ぶり。

⑤生きた証(5.11a)R(リピート)
4日前に拓いた新ルート。

パンプダンス(5.11a)は2015年に3便目でRPできた思い出のルートだ。
「実質、5.11cぐらいあるよ!」と云われてその後の自信につながった。
ところが、2017年にトライすると、なんと核心部を越えられずに敗退してしまった。
かなりショックで、「だんだん歳もとるからなあ~」と自分自身に言い聞かせていた。
そこで本日、1便目は核心部で何回も落ちたが3年前と同じ3便目で登ることができた。
このルートは、下部・中部・上部と3箇所もポイントがあり、ルート名も秀逸だ。

今日の岩友、イワモトさんは「かかってきなさい 5.11a」にトライ。
2便目は1テンで惜しかった。

3便目はスタミナ切れ。
自分の課題がはっきりしたので県体壁でもそれなりのトレーニングをされるだろう。
次回が楽しみ。

ところで、今日ビレイ中にアクシデントがあり「ペツルのグリグリのCMビデオ」みたいに空中に飛ばされた。
幸いその「グリグリ」でビレイしていたので事なきを得た。
外岩では何が起きるか分からない。
グリグリの良さを確信した。

日向神:奥壁に楽しい1本を開拓

2018.8.5 日向神:奥壁 ルート開拓

K1ヒュッテのオーナーから「奥壁で1本ずつルートを拓きませんか」という誘いがあり、あまり馴染みのない奥壁なのでよい機会と捉えて行ってみた。
K1さんのねらいは有名な「日向神レイバック 5.12a」に真下からダイレクトに登るルートを拓くことだった。確かに日向神レイバックの下には手付かずの12mぐらいの壁がある。
K1さんが右側のかぶった大きなフレークを登るルート、私が中央の上部コケコケスラブで下部は逆層のルートを請け負った。
結論。右の大きなフレークはかっこ良すぎて難しすぎた。
写真はTr.でトライ中の私。フレークにニーバーを効かせてホールドを取りに行ったところ。
もちろん、この後はフォール。

中央はTr.でなんとか登れたのでボルトを3本打ち、本日初登もできた。
生きた証 5.11a  B3 12m 2018.8.5 緒方一成」の完成である。
下部が核心で、ムーブが分かる写真はない。

下の写真は初登時、3ピン目のスラブ帯である。

これから「日向神レイバック」に取り付く方はぜひ真下からトライして欲しい。
今日の奥壁はタケシさんが幾つかのルートをリボルトしたり、S女史が「忍びの者」を「しのぶのモノ」にしようとがんばったりして賑やかだった。
このエリア、携帯もauならば感度良好である。
そして真夏でも木陰で涼しく過ごせる。

愛のエリア「十日恵比寿5.11a」をRP

2018.8.2 日向神:愛のエリア クライミング

午前中の愛のエリアは快晴で、時々風が吹き抜けるも1本登ると汗が噴出した。
①夢中歩行(5.9) リピート
②義理チョコ(5.11a) NG
③義理チョコ(5.11a) リピート
④右壁 新ライン探索 Tr. 敗退
⑤十日恵比寿(5.11a) Tr. NG
⑥十日恵比寿(5.11a) マスターリード NG
⑦十日恵比寿(5.11a) NG なんと1ピン目フォール、疲れたか?
十日恵比寿(5.11a) RP

7月27日に掃除をした新ラインは結局登れず仕舞いで、完全に諦めた。
十日恵比寿は右壁で目立つカンテを登るルートだ。
傾斜が強く「登れそうにない」と思い込みこれまで一度も手をつけていなかった。
ねばって登れたので素直にうれしい。
終了点が昔のままで、立木からロープで補強してあるが今度チェーンに打ち代えたい。たいへん面白いルートなので、人気ルートになって欲しい。
⑨初歩のレイバックPLUS(5.11a) NG
午後3時ごろ、雨がぽつぽつと落ちてきたが天気はすぐに快復した。
最後の写真は「初歩のレイバックPLUS」にトライする今日のイワトモ、県体壁仲間のイワモトさん。このルートのビレイは壁の近くから行ったほうが良い。