「日向神」タグアーカイブ

ワクワクが止まらない!

2023.3.19(日) 日向神 172 (ハートエリア)

3月11日の指ケガも癒えて、「今日こそ初登!」とワクワクしながら日向神を目指す。
2日前の雨で岩場が濡れていると思った人が多いのか、クライマーの数は少ない。それでも今が旬のハートエリアには7人。

① リズム(5.10b) リピート
微妙に湿っぽい感じはするが全く問題なし。
日当たりが良いのですぐに壁は乾いてきた。

② プロジェクト(十六夜の上) NG
実は1本目に賭けていたのだが人生そんなに甘くはない。
まあ、1便目は「QD掛け」と思う。

③~⑤ プロジェクト NG

今日の美レイヤーはゆきえさん。
トップロープなら私より上手い。カメラマンは天音さん。

下部は「十六夜(5.10c)」を登る。
初見だとなかなか手ごたえがあるだろう。

うまく登れているように見えるが、もっと良いムーブが見つかった。

核心部は越えたがまだまだ油断はできないところ。
結局今日は4便ほどトライして、指先が薄くなっても1テンまで来た。
スラブ系なのでトライする度に良いムーブが見つかる。
次回のハートエリアまで、ワクワクが止まらない。

このブログの読者にはクライミング好き、ロードスター好きの他に「昆虫好き」の方もおられよう。
今年の初レアものを紹介しよう。

3月12日、我が家の網戸にいた「イボタガ」である。
大きな動物の顔に見える。

ハートで指ケガ

2023.3.11(土) 日向神 171 (ハートエリア)

朝、日向神に行く途中で「カニのハサミ岩」に向かう澤田さんの車と手を挙げて挨拶。

快晴の日向神だが土曜日とあってクライマーの数は少ない。
今日のハートエリアはそれでも5人。
私の目標は2月12日に試登した「十六夜(5.10c)」の上にボルトを打って、初登すること。
まずはTr.で登るとなんとかなった。
さっそく道具を吊り上げて終了点を設置。
下りながらボルトを埋めた。
そして、ファースト・トライ。

う~ん、この右手アンダーは安定して取れるようになったが、その後は体が上がらない。
2回目も登れない。
今日は岩場の整備も頑張ったので明るい岩場になってきた。

ゆきえさんにTr.で登ってもらうと、新しいムーブが見えてきた。
左のルートは「シンパウダー」
3回目のトライではもう腕がつっていた。
新しいムーブを試していたら核心部でスリップ、右手中指がケガをした。
すぐに下りてキズパワーパッドを貼ったが、今でもズキズキする。
疲れた時は無理をすべきではない。

ちょっと失意の中、自宅近くまで帰ると畑の中にキジの頭が見えた。

これはオスだが、昨年はこの近くでメスが卵を産み、夏休みの間中観察を続けた。

少し早めに帰宅すると、春の陽気で草花が咲き始めていた。

植えっぱなしのヒヤシンスは小さな小株となってかわいい花を咲かせている。

昨秋に職場から持ち帰ったムスカリもたくさん咲いている。

昨年の7月に挿し木したアジサイが一冬を越して新芽を出していた。
さあ、どんな色の花が咲くのか楽しみ。

ハートエリア:開拓&掃除

2023.3.5(日) 日向神 170 

3週間ぶりの日向神(ハートエリア)である。
この間、「十六夜(5.10c)」から上のラインをずっと考えていた。

① 立待月(5.9)  リピート
② 座待月(5.10a) リピート
③ project 1 Tr.
苦労しながらもムーブがつながった。
④ リズム(5.10b) リピート
⑤ project 1 Tr.
ボルト位置決めと古ボルトの撤去。

左から普通のリングボルト。3~4回たたくと取れる。
次はダブルリングボルト。珍しい。
3つ目はRCCボルトではない ハーケン型のボルト 。ハンガー部分が回らない。
4つ目は径8mmのオールアンカーでハンガー部分が貧弱。ボルトはステンレスであるが、手打ちで穴を穿ったらしく全く深さが足りずに4cmほど頭が岩から飛び出して危険であった。

午後から「満月(5.12b)」を3便で登った楠田くんが来た。
今日は「スリッピーパズル(5.12a)」を登りに来たという。

結果は見事なオンサイト!
私は相当教えてもらって10便目に登れたルートだ。
見ていて、一挙手一投足がすべてベストな動きで、ルービックキューブを5秒で解くようなものだった。

⑥ 立待月~右側の壁の掃除

ざっと掃除をして試登してみた。
ラインが「よごへち曲がり」で相当厳しい。


今日の美レイヤーは天音さん。
1年ぶりのクライミングだったそうだが、練習して「リズム(5.10b)」をゲット。

指先ジンジン!

2023.2.12(日) 日向神:ハートエリア 169

今日の「ハートエリア」は賑わった。
金曜日の雨の影響は少ない。

① リズム(5.10a) リピート

② シン・パウダー(5.11b) NG 
久しぶりでホールドの使い方を忘れ気味。
ここを登って「十六夜」の上にTr.を降ろした。

③ 十六夜の上(project) Tr.

この写真の体勢から上部のアンダーをとりに行く。
アンダーが取れてもその後は右か左か迷う。
いろいろとやってみるがどれもうまくいかない。

④  十六夜の上(project) Tr.
午後からのトライはもうアンダーが取れなくなっていた。
指先の皮が薄くなってジンジンしている。

ここで今日は1本もイレブンを登れていないことに気づいた。
よし、シン・パウダーでノルマを達成しよう。

⑤ シン・パウダー(5.11b) リピート

今日の美レイヤーはミカさん。

核心部を越えたあたりで右前腕がつってきた。
やっとこさで登り切った。

シン・パウダーをTr.トライするゆきえさん。

冬のダム下は熱い!

2023.2.5(日) 日向神 ハートエリアからダム下へ 168

朝は放射冷却で寒かったが、その分陽が差すと暖かい一日だった。
私は昨日も登ったので今日は控えめに・・・・。

まずは「ハートエリア」へ。
①十六夜(5.10c) リピート
1本目はまだ指が冷たい。

その後はK1さんが約2カ月ほどトライしているプロジェクトのビレイをした。

谷間に気合の雄たけびが響き渡り、見事に初登。
「満月 (5.12b?) 長友敬一」の完成!
Vサインの上に満月のようなホールが見える。
私はTr.で触らせてもらったが、手も足も出なかった。

午後は「ダム下3F」へ。
この頃は冬場の定番「バルコニーエリア」が賑わっていないと思っていたら、ダム下3Fにたくさんのクライマーが集っていた。
ここにもK1さんのプロジェクトがあった。
ノリノリのK1さんが本日2本目の初登を慣行した。

②ミラージュ(5.11a) OS (第2登)

写真の辺りが核心部か。
開拓・初登は長友、掃除は緒方というパターン。

ミラージュ(5.11a)の全景はこんな感じ。
登っているのはタケシさん。

ハートエリア:歳時記(5.11c)RP!

 2023.2.4(土) 日向神:ハートエリア 167

1月のコロナ禍(ワクチン接種・濃厚接触者・陽性)で約4週間ぶりの日向神だった。
高曇りの土曜日、クライマーは日向神に6人と少なめ。

①リズム(5.10b) リピート

②立待月(5.9) リピート

③座待ち月(5.10a) リピート

④歳時記(5.11c) NG (初トライ)

「K1ヒュッテ」のblogに第2登する楠田くんの核心ムーブが載っていた。
右足を飛ばすものすごくカッコイイムーブだが、やってみると体が上がらない。
しかたがないので自分なりのムーブを探った。
⑤歳時記(5.11c) NG
ムーブがつながる!
⑥歳時記 (5.11c) NG
上部核心の覚えが悪い。(学習能力が低いぞ!)

ミカさんのTr.トライ。
リーチ不足の彼女も独自ムーブで下部の核心を突破した。

⑦歳時記(5.11c) RP(第3登)
ビレイヤーはミカさん。

B6と短いだけに非常にテクニカル。
こんな楽しいルートを作っていただいた長友K1さんに感謝。

2022 ロードスター・フォトギャラリー

2023.1.24(火) ロードスター 57

昨年末、このパソコンのHDが壊れ約3年分の写真が失われた。
それで毎年行っていた「ロードスター・フォトギャラリー」も 諦めていたが、このブログに掲載した写真だけは残っていたので、なんとか開催することができた。
このブログの熱心な読者であれば「どこかで見たぞ!」と思うだろうが、温かい目で見てほしい。

①【日向神峡 けほぎ橋】 3月5日
この日は五色岩で「岳間茶上白折(5.11a)」を開拓・初登した。

②【合志川 堤防】 3月21日
もう日本中に春が来た感じ。この日も五色岩で掃除だった。
夕方で少し発色が良くない。

③【川底温泉の近く】 4月1日
国東半島へのドライブ途中。道路工事で停まっている時で、菜の花が一杯

④【院内:鳥居橋】 4月1日
国東半島への途中で石橋巡り。
翌日は「鬼城耶馬クライミングコース」を歩いた。
どこも桜がきれいだ。

⑤【鹿北:星原地区】 4月9日
4月から日向神:ダム下3Fが主な活動場所になった。
この日は「Give me five!(5.11b)」をRPできた。

⑥【ロードスター・ジャンボリーin大分】 4月24日
約500台が集まる九州一のミーティングに初参加。
マツダの神様:貴島孝雄さんにサインをいただいた。

⑦【国道387号 八面山の帰り】 4月30日
この日は上部エリアの「大内ライン(5.11b)」がやっとRPできた。
帰り道の運転で脚がつって休憩中。

⑧【瀬戸大橋 与島】 7月30日
3泊4日で四国カルスト~石鎚山~金比羅宮~呉港と走った。

⑨【山陰 角島大橋】 8月9日
2泊3日で伯耆大山~出雲大社~石見銀山~角島と走った。
石見銀山は五百羅漢寺しか見ていないのでもう一度行きたい。

⑩【日向神駐車場】 8月11日
タケシさんの白いロードスターとは一緒に2回、ジャンボリーに参加した。
この頃日向神にはマツダ車が多いと思う。
この日は「善秋くんのおかげです(5.11c)」をリピートした。

⑪【菊鹿町 内田川堤防】 9月25日
見事なヒガンバナの絨毯であるがこれ以上は進めない。
この日は日向神:愛のエリアへのアプローチ整備を行ったが、K1さんと数十年前につぶれたエリアを発見した。
10月からは新しい「ハートエリア」の開拓に通うこととなった。

⑫【冬野地区 林道】 10月30日
菊池から日向神へは星原峠道が面白い。
秋のこの時期は杉木立の境目から朝日が差し、とてもまぶしい。

⑬【国東半島 鋸山駐車場】 11月22日
昨年この場所でいい写真が撮れたのでずっとねらっていた。
しかし紅(黄)葉は毎年違うことが改めてわかった。
この日は「津波戸山」を周回した。

【まとめ】
今年はコロナ禍による行動制限もなく夏に2回旅行ができた。
しかし、自然の中と違い観光地で車の写真を撮るのは難しいものがあった。
また、一番期待された「四国カルスト~UFOライン」が雨だったのでまた行かねばならない。
今年も四季折々の景色をロードスターと共に見てみたい。

新春も日向神はいいぞ!

2023.1.8(日) 日向神 165

午前8時過ぎに家を出ると気温はマイナス1度。

星原峠を越えた冬野地区の堤が半分近く凍っていた。

最初にハートエリアへ行き、K1さんのprojectトライをビレイした。
ついに今日こそ「ボル天特訓の成果」を見ることができるかと思ったが次回に持ち越し。
新春のハートエリアは10名ぐらいと賑わっていた。
せっかく来たので、
①「コスモス祭り(5.11b)」をリピート。

冬でも早くから日当たりは良く、最後のスラブは左から迫ってみた。

② 古いハンガー外し
30年以上前のハンガー4枚、RCCボルト1本を外した。

午後はバルコニーエリアへ移動して、タケシさんや原口さんと合流。
カフェ原口でランチタイム。

今日もジョウビタキのオスが縄張りを周回している。

③ サクラ(5.11a) リピート

昨年3月12日のリベンジができた。

④ 未知との遭遇(5.11b) リピート

下部は相変わらず厳しく、右前腕がつってきた。何故?
午前中のボルト外しでハンマーを何回も振ったのが効いてきたのだ。
しかしなんとか今年1月3日のリベンジができた。

⑤ ヨン様(5.11a) リピート

記録をみたら2015年1月18日にMOSしている。
8年ぶりなのでほぼオンサイトに近い。
「ヨン様は下部のレイバック気味のムーブが面白い。上部は穴がたくさんあって迷うが右の縦カチを使う。最後のピンはとばして終了点へ」とか記しているので余裕はなかったようだ。
写真は今日の美レイヤー、さとちゃん。

写真は誕生日のプレゼントと、ハートエリアで回収したハンガー4枚。
ハンガーは洗って磨いたが、穴が8mmなのでプロテクションには使えない。
プレゼントはもちろん使えるもので、有難い。
今年も日向神はいいぞ!

新春の日向神

2023.1.3(火) 日向神 164

愛車のナンバー「103」は私の誕生日。
ということで、1月3日は毎年山に行くことにしている。

新春なので、「日向神社」で山の安全祈願を行った。

今日のメンバーはタケシさん、ゆきえさん、原口さん。
バルコニーエリア登り口の階段をタケシさんが補修している間に岩場へ上がっていると、苔むした岩で靴が滑り「あっ」と言う間に背中から転倒した。
左腕を変な風にひねり危なかったが、手の甲を打撲しただけで済んだ。
さっそく日向神さまのご加護があったようだ。

① 大蛇山(5.10c) リピート

写真は「大蛇山」を登るゆきえさん。
まだ指が冷たい。

② その気になって(5.10d) リピート

う~ん、写真を見るとTシャツが前後反対だ。
        (誰も気付かないのかい!)

③ サスケ(5.10d) リピート
なんとか登り切ったが、個人的には難しいルート。

【昼食】

今年も「カフェ原口」の開店。
お孫さんのお土産「鳩サブレー」をいただいた。

④ スプリングスカイ(5.11a) リピート

何度登っても楽しいルート。QDは多めに持ちたい。

⑤ 武勇伝(5.10c) リピート

写真は「武勇伝」を登るタケシさん。

⑥ 未知との遭遇(5.11b) NG

とにかく下部は小さいホールドで、どれが正解か難しい。
自分に合ったホールドを選ぶしかない。
指先がひりひりしだして、大満足の新春クライミングとなった。

帰り道の「つる橋」にて。
今年は何回渡るのだろうか。

家に帰ると、お決まりのカレーと孫たちが作ったケーキが待っていた。

スリッピーパズル(5.11c)  第2登!

2022.12.10~11 忘年会、日向神 163

12月10日(土)

【冬晴れの朝】
猫は朝日を浴びてあったかそう。
今夕からの山行に備えて庭木の剪定を中心にガーデニング。
PCのデータ保存用に2TのHDD購入なども。

忘年会の会場、「阿蘇くじゅうYH」へドライブ。

【阿蘇五岳(涅槃図)】

あそ望山岳会の忘年会も「阿蘇くじゅうYH」になって3回目か。
九重山はもちろん、本匠や日向神にも1時間ぐらいで行ける。
家庭的な山の雰囲気あふれる宿で、何よりもリーズナブル。

会長の松井さんから今年の会報が配られた。
トレランでは天本氏の「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」
沢では番氏の「大峰の沢旅」
縦走では満永氏の「北アルプス・栂海新道8日間(3月の積雪期)」 
ボルダリングでは藤坂氏の「熊本市内クライミングジム巡り」
ルート開拓では緒方氏の「カニのハサミ岩(2020~21)開拓記」
などなど、内容豊富な109ページだ。
ちなみに個人山行回数では2020,2021年ともに私がトップだった。
何か記念品などあってもいい(笑)。

12月11日(日)
瀬の本高原の朝はガスっていた。
気温は7度ぐらいで寒くはない。
会員は本匠クライミング、鷲ヶ峰の整備、由布岳、帰宅組などにそれぞれ散って行った。
私はいつもの「日向神・ハートエリア」へ向かう。
途中、小国のファミマで宿泊クーポン1000円を使って昼食を購入。

岩場につくとK1さんや中島さんらのロープがもう下がっている。
今日の目標は12月3日にトライを重ねた「スリッピーパズル(5.11c)」だ。

① リズム(5.10b) リピート まずはアップ。

② スリッピーパズル(5.11c) NG アップを兼ねてQD掛け。
思った通りには体が動かない。

③ スリッピーパズル(5.11c) RP

この辺り数手は小さなポケットで指先がつらい。
しかも大変バランシー!
一つ一つのパズルを組み立ていくとうれしい完登につながる。
身長178cmのK1さんだから登れるルートと思われたが、165cmの私でも登れることが証明できた。

約10回のトライでのRP。
ビレイヤーは開拓者のK1さん、カメラマンはゆきえさん。

K1さんがまた新しいルートを拓いた。
「十六夜(いざよい) 5.10c B3本 長友敬一」だ。

④ 十六夜(5.10c) OS
第2登、出だしがけっこう難しい。

⑤ 鼻から牛乳(5.11b) リピート
当初、ピンが足元で核心部になり相当怖い目にあったが、その後背伸びすれば上のピンに届くことが分かった。
そこで上のピンに掛けて核心部に向かう作戦を試してみた。
ところがそのピンに掛けるのがやっぱり難しい。
逆に核心部がかなり易しく感じた。
このルートのグレード感は人によって相当違うだろう。

⑥ ハーモニー(5.10d) Tr.

今日はあまり晴れ間も見えなかったが岩場はベストコンディションだった。

【星原峠の近くにて】
西日を浴びて輝く紅葉の下を帰路につく。