岩野山の新ルート図 完成

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12月5日(日)は午前中に仕事が入っていたので、午後一人で岩野山に行きました。
すると久留米のE崎さんら6名が登っておられたので加えていただきました。【写真】

①ニッケ栗まんじゅう(5.10a  23m 緒方)
先日下から上部壁までつなげて登ったらいい感じのルートになったので、この岩場最長のルートに設定しました。下部(ボルト3本)は、使うホールドを見つけられないとけっこう難しく感じるでしょう。上部は易しいけれど高度感があり、ボルトもよく入っていないので少し緊張します。上部壁は誰が打ったボルトなのか不明です。終了点がピークの下に設置してあるので登り上がるとラッペルが難しく(危なく)なるので、下からクリップしてロワーダウンした方がいいでしょう。
②トップロープ課題(5.10c ? )
すぐ右のトップロープ課題をやりました。以前D輔くんに先を越された課題です。その時は左から手をいっぱい伸ばして縦ホールドをとりに行っていました。今日は下をクリーニングして直上すると案外簡単に立ち込むことができました。5.10cぐらいになりそうです。
③デズイリハング・ダイレクト(5.10c 緒方)
ロックタワーの正面左側を直上するルートです。下部はできるだけスラブを登り、ハング下で体が横向きになります。ハングに乗り上がる所は何回やっても気合いが入ります。この岩場で注目度ナンバー1のルートです。

夜、新しいルート図と解説を書き、「K1ヒュッテ」に掲載してもらうようにメールで送りました。

ボル天 月会員に

今日、ボル天(熊本市のボルダリングジム ボルダー天国)に行きました。
今年3回目です。
そして、思い切って「月会員」になりました。3400円です。
一回1000円なので、4回通えば元をとります。
実は最初に県体壁に行ったのですが、午後6時になっても誰も来ないし、
風があって外気温は8度ぐらいだし、風邪を引いてはたまらんし、・・・
だいたい明日は天気の良さそうな土曜日の前の晩に、寒い人工壁で登るようなクライマーはいないでしょう。

ボル天ではオーナーのアキモトさんが留守だったので、旧知のM田さんらにビレーをお願いしました。
①赤ホールド
ルーフの右側で分かりやすいルート。
②黄緑十字テープ
前傾壁から左上してルーフの中央を上がるルート。ホールドが遠く、苦労しながらもクリアー。後でトポ図を見るとテープが取れていて3~4個ホールドを飛ばしていました。
③黒ヒラメ
出だしから飛び付く面白いルート。ルーフ越えの足もこつがいります。
④黒囲い
左コーナーからルーフのリップに横向きでぶら下がり、右の前傾壁までトラバースして最後に直上する。まあ、これが行けると調子は上々ということになります。

ほぼ1年ぶりでしたが、4本ともノーテンションで気分良く終われました。
まだまだ余力を残して午後8時30分に終了しました。

 

トレーニングの現状

2015.12.2 体・トレーニング 2

トレーニングの現状
57歳という年齢もあるが、あまり決まったトレーニングはしていない。
この一年を振り返ると、水曜日の夜に熊本県立体育館の人工壁(15m)で3~4本のロープクライミング。
週末に外岩(主に日向神と岩野山)で一日登るぐらいである。
ボルダリングは体を痛めそうなのでほとんどやらない。
冬場の夜は寒いので「ボル天」に行くことがある。
筋トレその他もほとんどやらないが、思いついたときに少しする。

生活
基本的に酒、タバコ、暴飲暴食はしない。
平日も休日も午後11時半ごろ寝て、午前6時頃起きる。
生活のリズムを崩さないことで太ったことはない。

雲梯トレーニング
雨や仕事で県体壁に行けない時は雲梯にぶら下がることがある。
足上げ10回×2セット、懸垂、3点支持で下がっての往復などを行う。
肩や腕のトレーニングというより、腹筋を中心とした体幹のトレーニングになっているようだ。
昨日、久しぶりに雲梯を使ったので腹筋が軽くこわっている。
気持ちがいい。
左足首捻挫の後遺症で「走る方」はほんの少し。
50m程度を7割のスピードで5本。

なんか、こんな記録を書くようになったらトレーニングの回数が増えそうだ。

体の現状

2015.12.2     体・トレーニング 1

私の体の現状
年 齢   57歳(2015年)
身 長   166cm
体 重   56kg
グレード  オンサイト5.11b、レッドポイント5.11c
その他   20代は山全般、30~40代はマラソンに熱中し、フルマラソンのベストタイムは3時間8分23秒。
47歳の頃に膝を故障してマラソン熱が冷める。
53歳からクライミングを再開した。
今年(2015)の3月、サッカーで左足首をひどく捻挫。それ以降、満足に走れなくなった。

 

忘年会とレスキュー訓練

2015.11.29   岩野山 3

11月28日(土)は「あそ望山岳会」の忘年会。
七城リバーサイドパークのコテージを借りて行われました。毎年恒例の「今年を振り返る映像」の上映会があり、私はもちろん「岩野山のこの一年 2015」というプレゼンを作っていきました。手始めに「正面フェースの左カンテ」のリボルトをやったのが5月2日ですから、実質半年の開拓と岩場の整備の記録です。
忘年会は女性陣の努力でおいしい料理が並び、夜中まで賑わいました。
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11月29日(日)はレスキュー訓練が岩野山で行われました。七城からは車で15分の距離です。ここは初めてという会員もいたのでじっくり登って欲しかったのですが、訓練と寝不足、空模様も怪しくなってきたのでお昼頃には解散となりました。
この日は新しい「ニッケ栗まんじゅう 5.10a  25m ボルト8本」にヒロさんらがトライ。下部が登れず、「これはイレブンでしょう!?」と騒いでいたが、ちょっと見つけにくいホールドを教えるとみんな登れるようになりました。このルートは上部壁の左ルートにつなげて25mになりました。IMG_0404 1

ロープが伸びるので、50mロープでロワーダウンは十分できます。下部のボルト 3本は私が設置しましたが、上部壁は以前からのボルトで頭が随分と飛び出ているのが気になります。

岩野山「マルチでGO!」

2015.11.29  岩野山 2

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11月28日(土) あそ望の仲間と岩野山へ。
メンバーは私とmasayさん、マミリンさん、かなちんそして県体仲間のFさんと友だちのTさんの6人。
この日は久しぶりに岩登りをするmasayさんのサポートと先日開拓した「マルチでGO!」を2P通して登ること。
「マルチでGO!」の1P目後半は写真のようなぺたんとした緩傾斜の斜面のトラバース。プロテクションはボルトからナッツ(ロックス2番)、立ち木、カム(3番)で、とらなくても行ける所ですが、ぜひすばやくセットする練習に使ってください。

2P目は右と左のルートがあります。
右ルートは浅い凹角状のフェースでグレードは5.5(ナッツ1個、残置ピトン1本)です。落石の可能性もあるのでヘルメットは必携です。
(登っている写真)

左ルートは、ハングから平たいスラブ(5.10a ボルト2本)に登り上がって右にトラバースして直上します。その後は左右のルートが合わさって岩稜状のルートになりますが、プロテクションはクラック等にカムでとります。
(ハングのある写真)

終了点までは20m以上あり、声も届きにくくてマルチルートの雰囲気は十分です。現在、岩野山唯一のマルチルートです。

 

 

日向神の道端エリア「次郎 5.11c」のRP 

2015.11.23  日向神 1

3連休前の「雨」という天気予報がはずれて、なんとか一日持ちそうなので日向神の新エリア、ハナタテ岩に向かった。
その前にメンバーがそろうまで道端の「次郎 5.11c」にトライした。ビレーヤーはあり吉さん。
先日来の宿題であり、朝から自分がトライするビデオを観て研究もしてきた。
下部を順調にこなして3ピン目をとり、「さあ核心!」というところで、縦カチをとった右手にまったく力がこもらないことに気づいた。
「う~ん、フォール」
だいたい朝イチからトライするルートではない。
ヌンチャクを4本かけたまま、ハナタテ岩に向かった。

 

(豪放磊落5.11aの写真)

今日のメンバーはキーボウさん、あり吉さん、県体仲間のMさん、そして日向神開拓団のYさんと私の5人。
この夏、Yさんらが精力的に開拓されたハナタテ岩上部壁は明るいスラブ帯で、バルコニーエリアみたいに立っていないのでとっつき易い感じがする。ここは開拓中のルートも入れて新旧併せて16本もある。(ネットで「K1ヒュッテ」を参照のこと)
①収穫の秋 5.10c 27m B9本
マスターオンサイト。60mロープを使用、アップにちょうど良かった。
②豪放磊落 5.11a  25mぐらい B9本
マスターオンサイト。「ごうほうらいらく」と読む。ルートファインディングに気を使う面白いルートであった。
③山川草木 5.11b 25mぐらい B10本
マスターオンサイト。核心部は大きな穴に入れた足がいまにも滑りそうなところ。足元をよく見るのが肝心。
④風光明媚 5.10d 25mぐらい B10本
フラッシュ。核心部で「ホールドがない!」と皆さんが苦労しているので行ってみると意外にたくさんあった。

ここのアプローチは渡渉があり、日向神三大急登のひとつ(Yさん曰く)らしいが、Yさんらにより渡涉地点に木橋が取り付けられ、それほどの苦労もなく取り付きまで行くことができた。これから2ピッチ目ができるのが楽しみである。

帰りの道端エリアには誰もおらず、夕暮れが迫る中「次郎」にはヌンチャクだけが下がっていた。
①NG
核心の左手とりがポイントをずれていた。下からは見えないのでオブザベが大事だ。
②NG
核心のホールドはつかんだが足を平行ガバに乗せるときに慌ててフォール。平常心が吹っ飛んでいた。

RP(レッドポイント)
初めて「次郎」にトライする人を見たのはたぶん4年前だろうか。「太郎」でさえも登っていない頃で、とても人が登れる所ではないと思っていた。「無念」などもすごいルートだが遠い所での動きなのであまり緊迫感が伝わらない。しかし「次郎」は違う。
ボルトはたったの4本、道端エリアにいる人みんなに緊張感が伝わる。
ムーブ自体は先日ジローさんの登りを目に焼き付けたので間違いはないのだが、どうしても手に力が入って足で乗れない状態が続いていた。何遍もトライすることで腕の力をセーブすることを覚えてレッドポイントにつながった。腕の力をなるべく使わずに足で立つ。ここがこれからの一番の課題だろう。

 

 

県体壁で夜トレ

2015.11.20  県体壁 1

昨夜が雨だったので今夜行ってみました。
集まったのはFさん,Mさん,Tさん,Uさん、そして私の合計5名。
仕事を終えて県体に向かうまでが非常に眠く、こんな時は体が重い。
自重して右側のルートを4本登った。
今年は暖かいのでまだ半袖で登れた。

閉館後ボル天に行き、クライミングシューズ2足を張り替えに出した。
1足が6600円の予定。
ここにおられた女性が「岩野山のドミノライン(5.10b)を登りました。」と言われた。
「ボルトの1本目が遠いのでプリクリップで・・・」とも。
このルートの1本目はクラックにカムかナッツでとるように設定している。
熊本にプリクリップを使う女性がいることに驚いた。

ドリルのビットが破損

2015.11.15  岩野山 2

岩野山のルート開拓で、「3条ねじ」のビットがわずか3本目の穴開け作業で先端が破損しました。
岩野山の硬い岩質に合わなかったのか、溝が細いので粉が排出されなかったのか。
おまけに穴の径も微妙に小さくてボルトが入りませんでした。
もちろん、予備のビットを持っていたので事なきを得ましたが。
ホームセンターのベテラン店員さんとの会話が今でも思い出されます。
「歯が2枚と3枚の違いは何ですか」
「3枚の方が、切れ味がいいですね」
「じゃあ、長持ちするんですかね」
「いや、持ちは同じぐらいです」
「でも、早く穴が開くなら長持ちするでしょう」
「いや、切れ味はいいです・・・・・」
なんとなく後味の悪い会話だった。
値段がほとんど変わらなかったので買ってみたが、こういうことだったのかな。

この頃は「岩野山」

2015.11.15     岩野山 1

今年は「植木の岩野山」でルート開拓や岩場の整備に汗をかきました。
どうして岩野山かって?
家から近いからです。
そして、私がクライミングを再開して4年目。
そろそろ開拓の虫が動き始めたのでしょうね。

 

いっせいのクライミングや日々の日記です