定年退職の日を迎えて

2018.3.30 退職者辞令交付式

午前中は洗濯、布団干し、掃除など普段あまりしないことをした。
午後2時から菊池市で行われた退職者辞令交付式に参加。
少し早く着いたので、近くの菊池神社参道で高校時代の同級生U君としばしの花見。

40歳ぐらいの時、U君は「ぼくは細く長く生きる」と私に言った。「おまえ、何を言っているんだ!」と心の中で私は思った。
しかし、定年退職の今日の日を迎えてみると私も「細く長く」生きてきた。
彼の方に先見の目があったようだ。
もし無理して背伸びをしていたら、今日の日を迎えることは出来なかったかもしれない。少なくとも、山なんかとても行ってはおられなかっただろう。

さて、4月からどう過ごすか。
Mさんみたいに海外のマラソン大会に参加するか。Nさんみたいに山歩き三昧の暮らしをするか。
あまり考えることもなく、私には「再任用」の道以外はなかった。
幸いなことに4月からも今勤めている職場に再任用された。仕事内容もほぼ同じなので私はついているようだ。もうしばらく「細く長く」生きる。

60歳を超えてもまだ働きたいという意欲があるのは、やはり健康的な体を維持しているからだろう。
55歳の頃にフィジカル面での目標を3つ立てた。
①60歳になってもフルマラソンで4時間を切る。
②60歳になってもクライミングで5.11aのルートを登る。
③60歳になっても鉄棒で「蹴上がり」ができる。

①に関しては現在できない。やればできると思うが、やる気が起きない。フルマラソンを4時間で走りきるにはそれ相応の練習が必要だ。
若いころは「少ない練習量で最大の効果をあげる」のが自慢だったがもう練習していない。「長距離走は体に悪い」と自分自身に言い聞かせていて、悔いはない。
②に関しては十分達成である。むしろ目標が低かった。今年はできれば5.12aを2本登りたい。
③に関してはできている。

そろそろ、65歳になったときの目標を定めようと思う。