五色岩:1日で2本の初登!

2022.2.12(土) 五色岩 20

朝、立って靴下を履くと腰にストレスがある。
「立って靴下を履けなくなったら、岩を止めよう」
と思ったが、数年後にはそうなるかもしれないので、
「立ってパンツを履けなくなったら、岩を止めよう」
と、思い直した。

2月中旬、薄曇りながら気温は高くクライミング日和だ。
今日は「五色八方ヶ岳俱楽部」の澤田さん、川津さん、そしてす~さんが集った。
1月下旬にボルトを打った2本に初登トライ。

①Project5にトライ、初登

ビッタビタ 5.11a   B6 13m 緒方一成」とした。

②Project6にトライ、初登

ナイス~ 5.10a   B5   13m    緒方一成」とした。

③Project7にTr.でトライ
昨日終了点を設置したばかりでまだ壁が泥だらけ。

試登後のす~さん曰く、
「こんな楽しいルートは初めてです!」

④Project7のボルト位置決め

⑤Project7にボルト5本打

「ビッタビタ」を諦めない2人。

遂に澤田さんが第2登。


そしてす~さんが第3登。
横から見るとけっこう立っているスラブ。

午後4時半を回っていたが、す~さんの希望で「道端エリア」へ。
⑥「太郎 5.10d/11a   」 リピート

ここで鳥の羽を拾った。

イタチにやられた「ヤマドリ」の羽か。

五色岩:プロジェクト7

2022.2.11(祝) 五色岩 19

朝の気温は2度ながら晴れてオープン日和。
9時に駐車場にいたのは正面壁:福岡山の会ルートを登るアリキチさんとす~さん、そして私とあそ望山岳会の3人のみ。

五色岩の日当たりは早い。
気持ちよく樹林帯を登る。


細長いアシナガバチの巣を見つけた。

少し緊張しつつ上部の松の木からロープ2本でラッペル。
ちょうどお目当ての地点に下りてきたので、15mぐらいの高さに終了点を設置。
近くのコケや泥をロール状にしてはぎとる。

右腕がつるまで壁掃除しながら降りてきたら午後2時だった。


今日のお仕事の成果。プロジェクト7となる。

その後は8mmボルトを2本打ってFixロープの張り直しなど。


車のシートベルトカバーは見るだけでテンションが上がる。

極寒の日向神峡

2022.2.6(日) 日向神:五色岩 18

今季最強寒波の下、先週のやり残しを終わらせに行く。
珍しく黒木方面から入ったので、ダム下エリアを見に寄った。

下の岩にはしごが2つも架かっていた。
日向神倶楽部も楽しんでおられるようだ。

五色岩ではPro.5に最後のボルトを打ち、これを起点としてFixロープを張った。

これで広場~第1テラス~Projectまで直接行けるようになった。
晴れ間ものぞくが時折雪が舞った。

今日の予定は終了したので昼食後に下山。


こんな感じでは駐車場にも車がない。


帰るころには青空も出てきたが、気温1~2度ではまともなクライマーは来ない。
しかし「開拓作業」に特段の支障はない。
天下の日向神峡を独り占めしてしまった。
こんな日に岩場にいたのは「五色・八方ヶ岳倶楽部」の3人だけだろう。

午後は天気が良くなり、早く帰ったのでカントリーパークの「JA春の植木市」へ行った。

「パール柑」と「スイートスプリング」を買ってきた。
山に行くのが忙しくて何も植えていない畑に移植した。

庭ではスイセンが咲き始めていた。

小雪舞う土曜日

2022.2.5(土) 徒然 78

今日の新型コロナ新規感染者921名。
それでなくとも最高気温5度、全国的に大雪警報がでて今日の「五色岩」は中止。
朝から庭先にも断続的に雪が降って納得の休養日。

午前中は読書。
「常識は凡人のもの ~管見妄語~」藤原正彦
軽妙洒脱で時事問題への視点が面白い。
そして、どこかで聞いた著者名と思っていたら、読み進めるうちに新田次郎の息子であることが分かった。

新田次郎と言えば、26年前にスイスの登山鉄道クライネ・シャイデック駅の近くをハイキングしていた時に偶然「新田次郎の墓標」を見つけた。
そこはアイガーやユングフラウが眼前にあって、遠くから氷河の崩れる音がこだまする絶景地だった。

さっき調べてみたら、新田次郎はこの地を3回も訪れ、「ここに記念碑を残してくれ」と遺言したらしい。

午後は外に出た。
①図書館
②老人介護施設(父の服を交換)
③ボルダー天国(「ミウラ2012」のリソール)
④西合志:弁天山(ハイキング)

植木の岩野山を望む。
山頂付近の高木が切られ、見晴らしが良くなっていた。
阿蘇や熊本市方面は雪が降っている。


アブラゼミの屍を見つけた。
少しカビは生えているが、約6か月間も雨や風に耐えている。
半年間も落ちないなんて、「受験のお守り」にならないか。

五色岩、遠望

2022.1.30 日向神:五色岩 17

昨日の作業疲れがあまり体に残っていないのでまた行った。

①Pro.6にボルト5本打と掃除
②Pro.5にボルト1本打
ところが「もう1本」というところでバッテリーが終わった。
あっさりと買い替えが決った。
K1さんによると「新型は30本打てる」そうである。

予定していたFixロープ張りもドリルがなくては始まらない。
キーボウさん、アリキチさん、す~さんがいるバルコニーエリアへ転進。

③大蛇山(5.10c) リピート
次は「未知との遭遇」だと、ロープを結んだところでシューズに穴が開いているのを発見して断念。
④テラノ(5.10c) リピート

久しぶりのリードクライミングは楽しい。

す~さんが「ウェルカム・ベイビー」をやるというので道端エリアへ。

今年中には登れるだろう。

道端エリアの先に小用で行くと、五色岩の右端が見えた。

右下に今日ボルトを打ったラインが見えた。


3日間の掃除の成果できれいな岩肌が見える。
穴を開けたときの白い粉がまだはっきり見て取れる。
左がPro.5で右がPro.6


冬季の岩場の新アイテム。


ミウラ(2012)の穴。左だけ酷使していたようだ。

寒空の五色岩:Pro.5~6

2022.1.29(土) 五色岩 15

曇りで気温2度、寒くはないがオープンにする気持ちになれない。
8:45 日向神駐車場
この時間では当たり前だが誰もいない。

今日のめあてはプロジェクト5の終了点設置、Pro.6の掃除、Pro.5のボルト打ち、取り付きまでのFixロープ張りだ。

①Pro.5に終了点設置
ボルトを打ってチェーンを追加、熊本県山岳連盟から寄付していただいたカラビナを2枚残置。
②Tr.でPro.5とPro.6の掃除

【写真のラインはPro.6】

③第一テラスから岩場基部までFixロープ張り
④Tr.で試登
掃除中は易しく感じていたスラブだが、いざ登ってみるとかなり厳しい。5.10c/dぐらいか。
15:00
遅い昼食。岩場では腹が減らない。

久しぶりに「カレー味」を食べた。
コーヒーに「ブラックサンダー」はベストマッチ。

⑤Pro.5にボルト打
これがなんと上から4本でバッテリーが切れた。
そろそろ替え時か。(7年目?)

今回のルートはまだ取り付き地点が決っていない。
ゆっくり進めよう。

ダ〇ソーのワイヤーブラシを下部スラブの木にぶら下げたので、持っていない方は自由に使って欲しい。
17:00

昼間は気合の入った声が谷間にこだましていたが、この時間ではもう1台も車がなかった。

ロードスター、丸2年目

2022.1.27(木) ロードスター 42

本日めでたく、NDロードスターは納車2年目を迎えた。

走行距離は28.194kmを示している。

思えば2年前の翌日、めちゃくちゃ緊張して運転していながら麻生田の変則交差点で大型のランクルから右後ろを「フレンチキッス」された。
幸い塗装が薄く剥がれたぐらいで大事には至らなかったが大変な二日目だった。
あれから2年。
もう、すっかり私の手足となって毎日の暮らしになくてはならないものになっている。
MAZDAは「この車に乗れば、誰もが幸せになれる」と謳っている。
本当に私は幸せになれた。

先日、雨の日にスリップしたので新しいタイヤを注文した。
そこで古いタイヤのうちにやっておきたいことがあった。
「サイドターンの練習」である。
「頭文字D」で「秋名のハチロク」が峠まで登り、下りのスタートラインに着く時に車体を180度転回する、アレである。
結果、3回目には結構うまく回れた。

低μ(ミュー)な地面なので「すー」と向きを変えて停まった。
ドラレコにも全く衝撃が伝わらない優しさだ。

今年の春は、鹿児島方面をドライブしてみたい。

今、F.B.で知ったのだが、4月24日(日)に「ロードスタージャンボリー」が開催予定だ。
限定500台、ぜひ参加してみたいものだ。

久しぶりだよ、県体壁

2022.1.26(水) 県体壁 17

今年初めての熊本:県体壁。
5.10台を3本トライしたが非常に厳しかった。
やはり、県体壁には県体壁(人工壁)の登り方がある。

「昨年の暮れから・・・、2ヶ月ぶりかな」
と思っていたら、帰ってカレンダーをみると昨年の8月以来、5ヶ月ぶりであった。

なぜ、約半年も県体壁で登らなかったのか。
①忙しくて来る暇がなかった
②人工壁登りに価値を見い出せなくなった
③会いたくない人がいる
④人工壁は疲れる
⑤寒かった                   etc

実は上記のどれでもない。
答えは「疲れていた」からである。

昨年の秋は「八方ヶ岳:カニのハサミ岩」のルート開拓に精一杯取り組んだ。冬になると「日向神:五色岩」に通うようになった。
それでも夏前は、週末は外岩で登り水曜日は県体壁で登るパターンができていた。
それが週末の外岩開拓で疲れ、水曜日になっても疲れが取れず、とても人工壁でトレーニングする余力がなかった。
疲れの原因は「加齢」か。
開拓は面白いので、つい体力の限度を超えることがあるようだ。
それは腰や肩や背中の痛みとして出てくる。

今年は「スロークライミング」をやってみようと考えている。

雨の休養日

2022.1.23(日) 徒然 77

雨の日曜日。
雨天故の休養日ではなく、体に無理が来ていての積極的休養日だ。
朝から腰やら肩やらが痛み、下半身もぎくしゃくする。
昨日、3時間近くもトップロープに下がって壁の掃除をしていたのが要因で、正月からの疲労が溜まっていたのも大きいだろう。

元日~10日は合計6日も山に行き、山友から「他にすることはないのか?」とまで言われた。
私から言わせれば「山以外に何をそんなにすることがあるのか?」だが。
とにかく、休養や養生は大事だ。

それで今日は「休養」以外に何をしたかな。
午前中は孫と将棋。
そして昨年8月から12月までのアルバム作り。
撮りためた写真データの中から厳選してL版に25枚プリント。
昼食後は、銀行と図書館。
帰ってアルバムの日付と簡単なコメントを印刷。
これらを貼るのには結構時間がかかった。
半年間の思い出がアルバム5枚に集約された。

お風呂、ピアノの練習、夕食。
また孫と将棋。
2枚落ちだと負けそうになる。
図書館から借りてきた「子供に教える将棋入門」で、孫の得意な棒銀戦法の対応策を勉強した。

熊本県の新規コロナ感染者は毎日700名を越えている。
明日の月曜日は私の職場も臨時休業日となった。
「オミクロン株はたいしたことがない・・」とTVのコメンテーターは言っているが、この先どうなるかは分からない。

新展開の五色岩

2022.1.22 日向神:五色岩 14

自宅を出て10キロぐらいで「またノコを忘れた」ことに気付いた。
いっそのこと岩場で気付けばいいものを運転の途中で思い出すのは良くない。
9:15 駐車場はまだ誰もいない。
9:30 五色岩

①右の樹林帯から右壁の上部に行き、ボルト2本打ってFixロープを張る。
八方ヶ岳倶楽部の澤田・川津さんが来られたのでノコを借りる。

②右樹林帯の探索

③右壁上部からラッペルして壁の掃除
約3時間、一心不乱の楽しいアルバイト(作業)だった。

約25m、きれいなスラブを掘り出した。
この辺りは昔のピンが全くない。

この間、澤田さんらは「私がセンター」の上部にロープを伸ばして終了点を設置してリボルト。

下から見るとこんな感じ。

上部壁までの45mスラブをまっすぐ登るルートがお目見えした。

なお、八方ヶ岳倶楽部からスラブルートのグレード改定が提起された。
左の「ゆずレモン」5.8
中央の「私がセンター」5.9
右の「光の森ブレンド」5.8 としたい。

帰り道は小雨に遭った。
七城の台(うてな)交差点を元気よく右折したら後輪が少しすべった。
対向車線に停まっていた白い車から「おうっ!」という声が聞こえた。
納車して2年を迎えても、まだ一度も替えていないスポーツタイヤはスリップサインが見え始めている。
そろそろ潮時だろう。

 

いっせいのクライミングや日々の日記です