「クライミング」カテゴリーアーカイブ

アボカドの種(5.10b)開拓・初登

2024.9.1(日) 日向神:サンセット 238

台風が去り9月の声を聞くと午前8時で気温26度。
日差しは強いがここはもうオープンで行くしかない。

この夏7回目のサンセットの開拓現場は峠(コル)

① プロジェクト 初登

1ピン目は前回ハンガーが足りなかったので、今日設置しながら取りついた。

南向きでしっかり乾いている。それほど暑くもない。
泥とほこりは台風が流してくれた。

このルート、終了点は大きな松の木にしている。

「アボカドの種(5.10b)B10   18m 緒方」とする。

第2登は楠田くん。
この後、昼食。なんだかお腹がシクシクする。

8月4日に「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10c)」を拓いたが、10日に下部のクラックを掘り出して3mほどルートを伸ばした。
また、クラックなのでボルトを打たず、カムで登る設定にした。
今日はカム(キャメロット♯2)を持参してリニューアル後の初等を目指す。
② 坊ちゃん泳ぐべからず NG
③ 坊ちゃん泳ぐべからず NG
何かお腹に力が入らず、核心部のスラブで左足に体重が乗らない。これまで登れていただけにショックだ。
④ 坊ちゃん泳ぐべからず  リニューアル初登
「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10d)B8 22m 緒方」とする。

グレードを1つ上げた。
登れないのはお腹のシクシクだけじゃない。

第2登は楠田くん。
写真の1ピン目がカム。カムがなくても自信があれば登れる。(どこでもそうだ)
下部をとばし、B1に左から入ってもぜんぜん構わない。
核心部はその上だから。

尾根の上ではタケシさんが雄大な景色を独り占めにしながら開拓をしている。

立山土産の「雷鳥のたまご」は原口珈琲によく合う。

午後はみなさんのTr.トライを見学しながら①のルート名を「お腹シクシク」か「アリの道」、いや「脱藩の道」にしようかと考えていた。

下部を登る原口さん
上部を登るゆきえさん

⑤ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) Tr.
峠は涼しかったが広場は西日が当たって暑い、暑い。

汗が今日初めて噴き出し、最後は非常に良いトレーニングとなった。
澤田・川津さんに感謝。

夏の平日、開拓です

2024.8.22(木) 日向神 237

平日の休みも良し悪しで、クライミングに関しては同行者がいない。ソロでもなんとかしようと日向神へ向かった。
①終了点まで別のルートをソロで登り、Tr.を張る。
②下降しながら掃除
③登りながらボルト位置決め
④下降しながら掃除
⑤ドリルを持って別ルートを登る
⑥下降しながらボルト10本打

高曇りではあったが暑いのは変わらない。
汗をかくとアブが何匹もまとわりつく。
大きな浮岩、泥、ほこりが多量。
足は纏足(てんそく)の拷問。
ボルトを10本も打つと腕がつる。
二重苦、三重苦にさいなまれ、「夏の開拓はきつか~」と改めて思う。
午後3時、予定終了。次回、初登をめざす。

水分不足で軽い頭痛。珍しくコーラで水分補給をした。

シューズとハーネスを洗った。
体重が昨日から1.6㎏も減っていた。

今日は写真の取れ高が少ないので、先日「菊池渓谷」に行った時の写真を載せよう。

人の顔に見えないか。

学研の昆虫図鑑に載っていなかったレアもの「オオアミメエダシャク」

菊池渓谷の清流

真夏の岩野山 Ⅱ

2024.8.14(水) 岩野山 45

真夏の岩野山にあっちゃんや佐賀大探検部が来るというので午後から出かけた。私は今夏2回目である。

真夏の快晴でも若者たちは元気に「カンテ左」を登っている。

「ぺったんこスラブ(5.10c)B6」は午前中なら日陰、午後は熱い!

「夏の思い出(5.11a)B6」は午後から日陰になった。
厳しいのは1ポイント、後半は快適なフェースとカンテ。

「ドミノライン(5.10b)」の出だしはかぶり気味で、私はジャミングを使う。

ここは午前中に日陰となる。

広場の様子が7月27日(ブログ:真夏の岩野山)から大きく変わっていた。相変わらず熊本のTさんがクライマーのためにご尽力されているようだ。
午後4時、雨雲が近づいてきたので下山。
私が家に帰りつくと激しい夕立になった。

夏の日向神 三連荘

2024.8.12(月) 日向神 236

朝起きようとすると体が重い。
真夏に二日続けての開拓と「善秋くん~」で疲れが溜まっているようだ。
それでもみんなが行くなら行かねばならない。

駐車場に車は少ない。
仲間を待つ間に草刈りと虫探しをした。

車の幌にいた「ヒメトラガの幼虫」
指先ではねやったらボンネットの上に落ち、気付いたら熱さでお亡くなりになっていた。

「スジアカハシリグモ」でしょう。

久しぶりに登場の「スケバハゴロモ」

カラムシの葉の裏にいたので「もうフクラスズメガが出てきたのか」と思ったが珍しい幼虫だった。タテハチョウの仲間であることはすぐわかった。「きっと名のあるタテハチョウだろう。今日はこれだけで来た甲斐があった」と思った。
調べたら「アカタテハ」だった。う~ん、成虫はよく見る。

誰も来ないので一人で開拓現場へ向かった。

「坊ちゃん泳ぐべからず」はリニューアル中。

昨日はこの壁に下がって偵察をした。
なんとかモノになりそうなので今日は一人で大掃除をした。
南面で岩松がカラカラに乾いてはびこっている。
バールでもびくともしないので鋸でマグロの解体ショーみたいに角切りにして引き離した。

Afterの現場写真である。
泥だらけ、汗だらけになって下山。

【誰もいない駐車場 後ろの草は刈った】

キャンプ場で体を洗わせていただいた。
車に置きっぱのスマホを見たら、予定の一人は暑さで体調不良、一人は愛のエリアに行っていた。

愛のエリアの下を通って帰っていると、停めてある一台の車のライトがついていた。
ハーネスと靴をザックに入れて(!)知らせに上がった。

愛のエリアは狭い谷間で樹影も多く、風もあった。
国際色豊かにここだけは賑わっていた。
久しぶりに来たので夏トレをすることにした。

①花鳥風月(5.11a) TR.
下りたら原口コーヒーが待っていた。

②エレキバンはやめて(5.12a) TR.
2020年のRP以来もう4年ぶりで、ホールドの一つ一つが懐かしい。ここは「滑落クライマー」さんにお世話になった。

③エレキバンはやめて(5.12a) TR.
2回目となると上部まではすんなり行けたが、最上部でムーブがうまく起こせなかった。

楽しい三日間だった。
この後は体重を戻して庭の草刈りに励まねばならない。

トレ&開拓 日向神

2024.8.11(山の日) 日向神 235

今日は、①山の日イベントで鞍岳 ②若者に誘われて野岳 ③いつもの日向神で少し迷った。
しかしこの毎日の40度近い気温を考えるとやっぱり日向神へ。
夏のクライミングはトレーニングと割り切るべし。

今日も澤田さんらのお世話になって「善秋君のおかげです(5.11c)」に取りついた。
ロープを借りたら、前に登った澤田さんの汗が染みこんでいた。
昨日に続き私にとっての核心部、縦ホールドの取り方がやっとわかった。しかし、これまでは何も考えずに普通の動きの中で取っていたのだろう。
夏場か加齢か、ちょっと頭を使わないと登れなくなっている。

開拓現場へ。
8月4日に拓いた「坊ちゃん泳ぐべからず」を下部に(?)3mほど伸ばす作業をした。カムを使用する設定である。

【浮き気味の岩を長いボルトで固定中のタケシさん】

新しくできたルートを2本登った。

別の壁にまた新しいルートを拓こうと上から下がってみた。
すると、落ち葉の堆積物の中から40年ほど前のアルミハンガーが2個出てきた。先人の苦労が偲ばれる。

【 カラスハエトリ 】
【 アズチグモ 】
2024パリ五輪も終盤 女子マラソンで鈴木優花が6位入賞!

森秋彩ちゃんナイス!

2024.8.10(土) 日向神 234

パリ五輪スポーツクライミング女子、森秋彩ちゃんは4位。
リードは96.1点で最高得点だった。大学行って勉強して、パン屋さんでバイトして、よく頑張ったと思う。
体は小さいけれど大人だね。

小原橋の近くで見た水鳥。コガモかな。

①善秋君のおかげですⅢ(5.11c) NG


1本目からこれかい! 汗ばむ手で1Tは良しとしよう。
右のロープは時々このルート「りりいさん」で出現するロープのからまり。ロープを落とすときは、ゆっくり引くのが良いようだ。

② 若い時のりりい(5.10c) R

③ プリティウーマン(5.11a) R

今日は岩がカラカラでいつもより易しく感じた。

④ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) R

Tr.でトライする川津さん。

⑤ 坊ちゃん泳ぐべからず(5.10c) R

下部の核心部(スラブ)を登る澤田さん。

上部のフェースは快適そう。

熱き日向神

2024.8.4(日) 日向神 233

好天続き、雨が降らずにヤマアカガエルがこげ茶ガエルになっている。元気なくあまり動かない。
しかしニンゲンは元気!

新しい岩場にタケシさん、ゆきえさん、K1さん、楠田くんが集って開拓に汗を流した。

私も先週から掃除を始めていたが、Tr.で試登したところ登れそうだったのでボルトを打った。

登ってみると下部のスラブが核心で、写真より上部は快適にいける。
途中、面白いムーブがあるのだが暑さによる水分不足とボルト打ちで右腕がつって落ちそうになった。 
ここは初登を優先して易しいラインで上にぬけた。

「坊ちゃん、泳ぐべからず(5.10c) B8 18m 緒方」と一応しておこう。この後何人かに登ってもらいたい。

時々小雨の降る天気だったが結局汗だけでびしょ濡れになった。

いろいろあっても日向神へ

2024.7.28(日) 日向神 232

午前4時からパリ五輪サッカーの「日本VSマリ」をTV観戦。
見事に1-0で勝ち、予選リーグ2連勝となった。
8時半から地域の美化作業。
みなさん大汗をかいて座り込む中、一人日向神へ。
しかし山鹿まで行ったのに所用で一回自宅に戻り、昼過ぎからまた日向神へ。
なんとも慌ただしいが車の運転は苦にならない。

日向神では久しぶりの開拓作業。
やっぱりこれが面白い
この夏も楽しく過ごせそうだ。。

帰り道は星原峠コース。
どこも草刈がされて走りやすい。

キツネノカミソリはここだけ。

ウバユリは今が盛り。

ウバユリのつぼみ。

沢沿いの道を走る。

カンナの実か。

星原峠のワインディングロード。
今日も体重が減った一日だった。

真夏の岩野山

2024.7.27(土) 岩野山 44

午前7時、庭の草刈りを1時間半。大汗をかいた。
午前10時、Danさんと岩野山駐車場に集合。
ゴルフ場がなくなり太陽光発電所が建設予定で駐車場はきれいになり、山道も軽トラなら通れる道路になっている。
やぶ蚊は相変わらず多い。(岩場にはいない)

岩野山には時々草刈りやトラバース練習に来ていたが、ロープクライミングは久しぶりである。
調べてみたら、2021年1月3日以来、3年6カ月ぶりだった!

①カンテ右(5.8) R(リピート)
ホールドが小さいカンテの真下から取り付くと5.10aは十分にある。

②カンテ左(5.8) R(リピート)

プロテクションがカンテの左にあるというだけで、無理にこだわらず登って良いので5.8。右に出ない登り方も可。

③ぺったんこスラブ(5.10c) NG

相当久しぶりにやってみたら見事にNG。
これは「スラブルート」ではなく「カチルート」である。
足はズルズルではなくスルスルで摩擦係数が0.1ぐらい。
登り始めたときはまだ日陰だった。

④ドミノライン(5.10a) R(リピート)
これも相当久しぶりにやってみたらぎりぎりだった。
ちなみに1ピン目のボルトは初登の時なかった。
当時はかなり驕り高ぶっていたのだろう。
今はないと絶対登りたくない。

ドミノラインのクラックで見つけた「ヤモリの卵」

⑤ドミノライン(5.10a) R(リピート)
都合によりもう一回登った。
暑さで指皮が柔くなり、頭痛も出てきた。(水不足)
しかしここはロックタワーの裏側で唯一の日陰、しかも風が吹きおろしてくる。

最後にDanさんのビレイを1本して今日は早めの終了となった。
夏の低山クライミング、しかも南面は厳しかった。

帰りに寄ったコンビニで「コカ・コーラ500mL」をつい買ってしまったのは頭痛のせいか。
朝からアジサイの葉を爆食するマメコガネを「ゴキジェットプロ」で瞬殺しまくった祟りか。

夏の県体壁

2024.7.24(水) 県体壁 34

仕事が早く終わって、西回りバイパスで県体壁に着いたらまだ誰もおらず、暇つぶしに談話室で雑誌「Tarzan」を読んだ。
その中で、安眠するための手段の一つに、「一日で良かったことを3つ思い出すと良い」とあった。幸せホルモンが出て、リラックスして眠りにつけるそうだ。

そこで3つ、思い出してみた。

① 県体壁で登れた

5.11a、5.10c、5.10bと3本登り、十分な汗をかいた。

② 登山靴をもらった

一見するとキャラバンシューズみたいだが、「OnitsukaTigerのHimarayan」である。サイズがぴったりだった。けっこう重いので、荷物が重い時は足元が安定するかもしれない。
SUNちゃん、ありがとう。

③ ウナギを食べた

今日は「土用の丑の日」ということで、ウナギを食べることができた。うまかった。(食べてしまって写真がない)

こんな調子で一日の良かったことを3つ思い出すだけで人は幸せになれるなんて楽勝だな。

もっと思い出そう!

④今日、主査を務める第1回目の会議がうまく運べた。
⑤職場で買ったアジサイの鉢を2つもらうことになった。
⑥西回りバイパスでストレスなく県体壁に到着した。
⑦黒の「GRヤリス」を見た。
⑧帰り道、「GR86」と連なって走れた。
⑨汗をかいたが、アクエリを1本飲んで体重が減らなかった。
⑩ついさっき、雨が降って明日は水かけ不要かな。