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中国あるある、珍道中③

2019.10.15(火) 北京~福岡~熊本

①中国の道路事情
前述したように車は高級外車が多い。国産車はやはり故障が多いそうだ。車を持つことは市民のステータスらしいが、通勤時間には韓国:現代自動車のタクシーがたくさん走っている。ナンバーの末尾制限や駐車料金が高いので普段はタクシーを使うそうだ。すべてスマホ決済なのでぼったくられる心配もない。
昔、道路いっぱいに自転車や単車が走っていた光景はもうない。自転車はほとんどシェアサイクルで、単車は電動で無灯火・ノーヘル、歩道を静かに走ってくるのでちょっと怖い。横断歩道に歩行者用の信号機はない。横の車の信号機に合わせて歩くが、車優先らしくどんどん曲がってくるので油断はできない。

頤和園の近くで三輪車を見た。
幌にはマクドナルド、やっと見つけた私の中の中国である。

下の写真には「味千ラーメン店」が見える。熊本発で大成功を収めたラーメン店として有名だ。

②これが最後のトラブルか?
15日は帰国の日で5:20起床、6:00出発、朝食は弁当の予定。
ところがまたもやトラブル発生。マイクロバスの運転手が寝坊して時間通りには来れないという! 急遽、車でKさんを送って来られた奥様を呼び戻し、タクシーを一台追加して事なきを得た。レンタルした車の運転手が寝坊なんて、よくある事なのか?
③帰国の途へ
北京空港は大きいが迷子にもならず、無事搭乗手続きが終わった。
eチケットなので事前に手元に何もなくこれはまだ慣れなくて不安であった。お世話になったKさんご夫婦にはなんとお礼を言っていいのか分からないぐらいだった。
出国のボデイチェックは入念だった。若い女性だが黒い皮の長靴に上下黒の戦闘服、笑顔はまったくないからちょっときつい。何か1つでもおかしなものを見つけたら歩合制で給料が上がるのではないか。
最後に免税店で300元以上残っていたので恐竜の絵本と科学の本、月餅、紹興酒を買ってほとんど使いきった。現地(ホテル)で両替したのは1万円である。
その後、搭乗してもなかなか飛行機が出発しない。約1時間何の説明もなく待たされたが、こんなのはトラブルの中には入らない。
途中、乗り継ぎの大連で最後のトラブル発生。
同行の若いMさんが出国手続きでパスポートと航空券を出したら、パスポートだけ戻されたのだ。これはおかしいと日本語で訴えるも「ノープロブレム!」と強く言われたのだ。呆然と立ちすくんでいると、後ろから来たヨーロッパ系の方がMさんの航空券を持っていて、危うく事なきを得たらしい。しかしいったいどういう事だろう?
ちなみにMさんは12日に新幹線の切符を紛失している。彼女もどきどきの旅行であった。
福岡空港で荷物を手にしたら農林水産省の麻薬犬に匂いをかがせるが、リードを持つ女性職員が笑顔でとても日本的だった。
セブンイレブンで久しぶりに飲むコーヒーがうまい。Nさんはおにぎりをぱくついている。帰りの機内食も口に合わず食べられなかったそうだ。
入院された添乗員さんは脳内出血ではなく、極度のストレスが原因だったそうだ。入院したのも国内であって、中国でなかったことも良かったととらえたい。
飛行機の遅延で到着は遅くなり、高速バスもほぼ1時間待たされた。しかし、皆の顔にはえもいえない安ど感が漂っていた。
最後に頤和園でのアナザースカイ的写真。

中国あるある、珍道中② 

2019.10.14(月)~15(火) 中国旅行②

①天安門広場の国旗掲揚
4:40 起床、5:00 出発。
目指すは日の出と共に行われる天安門広場での国旗掲揚式だ。この旅行企画者のTさんが前回見損なってぜひ見たいというもの。
天安門と言えば日本では国会議事堂や皇居前広場みたいなところ。近づくにつれ人(観光バスで来た地方の人々)が多くなり、途中でパスポートチェックもある。更に近づくと人垣ができてその先で何があっているのかまったくわからない。どうも若い近衛兵が一糸乱れぬ動きで国旗掲揚の儀式を行っているらしい。
回りには自撮り棒を売る人が何人もいる。ダイソーで300円で売っているものだ。

自分を中心に360度回って動画を撮る人もいてよく人がぶつかって小競り合いが起きている。とにかく皆よくしゃべるのでざわざわとやかましく、これこそが中国。

さすがは首都北京。警察車両は多く、道路端にも警察・公安関係の制服組が朝からしっかり立っている。もうカメラを向ける勇気はない。
天安門近辺は駐車場も少なく、ホテルに帰るのも一苦労だが案内人のKさんがタクシーの手配などすべてをてきぱきとやってくれる。
②朝食
8:00 遅めの朝食。ビュッフェ式で小籠包はその場で作っている。牛乳に砂糖を入れ、揚げパンを付けて食べるのが好まれるらしい。目新しいものが多く、美味しくいただけた。大きなコーヒーメーカーのコーヒーがなくなっても近くに立つ女性は自分の仕事ではないらしく何もしない。
ロビーのトイレに大用は3つあり、2つは和式(中国式?)で紙はない。さすがに仕切りはあった。
③車のトラブル
日程は一日減ったが万里の長城は外せない。故宮博物館は月曜日で休館日だった。
長城はマイクロバスで高速に乗り約1時間と意外にも近いところにある。周りを走る車はベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、レクサス、レガシー、ホンダ車など高級車が多い。北京市民は金持ちなのだ。その辺りはKさんがよく説明してくれた。Kさんも数年前に4,000万円で買った部屋が今は1億円になったらしい。一人娘はカナダに留学しており、帰ってこなくてもいいと娘には言っているらしい。いわゆるバブルか。
遠くに長城が見え始めると上り坂になりマイクロバスが白い煙を吐き始めた。どうもそれは水蒸気で、オーバーヒートを起こしたのだ。高速道の路側帯に停めると後ろの車がクラクションをよく鳴らしながら追い越していく。中国では路側帯も走行車線なのだ。近くの駐車場までなんとか走って替えのバスが来るまで休憩。高速道でのオーバーヒート、こんなこともよくあることなのか?
④万里の長城(八達嶺)
ここが一番有名な長城らしい。Kさんはもっとゆっくり登れるところを勧めるのだが「どうせなら八達嶺に」とやっぱりなった。ここも人が多い。本当は昨日来る予定で入場券を予約してあったが一日遅れて入場券ががなかなか取れずまたもKさんにはご苦労をおかけした。入るのにボディチェック、パスポートチェックは当たり前。
ここは中央の関門から急な男坂と少しゆるやかな女坂に分かれる。男坂を登ると、なるほど結構な登りがある。しかし写真を撮りながらなので疲れるほどではない。見るとレンガの一つ一つに無数の掘った落書きがある。

途中に「禁止登攀」とあったので、壁を下から登る人がいるのかと思ったら、壁の上部にある胸壁部分に乗るなという程度の意味らしい。確かにここに座って写真を撮る人は多い。写真といっても皆スマホで、女性がポーズを取り、男性が撮ってあげるパターンだ。一眼レフなんか誰も下げておらず、もし持っているとした日本人だろう。
日本ではフイルムカメラの時代からの長い歴史があるが、中国ではカメラ時代がなくてスマホ時代がいっぺんに来たようだ。

ここでは何よりも天気に恵まれ、最高の観光を楽しめた。
その後、駐車場までが2kmほどもあり、シャトルバスは待ち時間が長いので歩いた。とにかくKさんは歩くのが速く、女性陣は万里の長城よりきつそうだった。
遅めの昼食は四川料理店で、麻婆豆腐や担々麵は予想通り辛かった。しかし美味い。
⑤頤和園
次は「頤和園(イワエン)」という西太后が軍事費を流用して作った夏の避暑地へ行った。ここも人が多く、たくさんのガイドがミニスピーカーで声を張り上げ、これぞまた中国。泗水町の「孔子公園」を1,000倍ぐらい立派にした建物群であり私にはあまり目新しくなかった。
ここで、石の廊下に水筆で字を書く人がいた。

達筆である。いいものを見せていただいた。

⑥北京ダック
夕食の前にイオンモールみたいな所で中国らしい雑貨やお菓子を買った。袋は違うが中身は日本と同じような物をお土産に買った。
北京ダックが食べられるという料理店。店に入ると独特な香辛料のにおいがして食欲をそそられる。ここの料理もおいしくて外れがなかった。

22:00 ホテルに戻ってきた。二日間の日程を一日に詰め込もうとしたが移動距離もあってやっぱりこんなものである。欲を言えば、胡同(フートン)巡りをしたかった。
ところで、昨夜は浴室にドライヤーがないと思っていたら、入り口の上部にホースの付いた白い箱があり、これがドライヤーだった。また、歯磨き粉はキャップの裏にある突起で穴を開けて使うものだった。なるほど、これでトイレのウォシュレットから水が出れば申し分なかった。

中国あるある、珍道中①

2019.12(土)~15(火) 中国の旅

20年ぶりの海外旅行、相当楽しみにしていたが期待以上のものがあった。旅慣れた仲間が「こんなハプニング続出の旅はなかった」と言ったぐらいだ。
今回は初めて中国旅行をする人にも「こんなことがあるんだ!」と役立つように書いてみよう。
①計画
今年の5月に職場仲間で秋の休みを利用した中国旅行の計画が立ち上がった。「中国:北京漫遊の旅」3泊4日である。費用は約14万円、保険代2,500円(任意)である。
②パスポート取得
5月に市役所のパスポート専用窓口で申請した。証明写真800円、戸籍抄本450円の計1,250円。
約2週間で交付されたが10年用は16,000円と少々お高い。
③準備物
・カメラ~Canon EOS-M、小型軽量のミラーレスに18~150㎜高倍率ズームセットを約10万円で購入。ちょうどEOS-Kiss3のレンズが1本紛失していたので迷うことはなかった。他に予備のバッテリー1個5,000円、レンズフード1,000円。カメラはもう1台、コンデジのPowerShot SX620HS(主に動画用)を持参した。
・スーツケース
旅動画を見てフレーム式かファスナー式か迷っていたが、値段と軽さでファスナー式に。実際にドンキに行ってたくさんの中から選んで色艶、手触り感も納得した。

これは特にフロントオープンポケットがあり、雨具や防風着などが立てたままで取り出せる。約60リットル、TSAロック式で約1万円。このサイズの黒色は数が多いので目立つ色のベルトを付けるべきだった。目印に紫色の紐を付けていたが帰ってきたときにはなくなっていた。
④事前学習
ネットの旅動画(YouTube)は結構見て、安全対策や便利100均グッズの知識を得た。中国に関しては、「中国S級B級論 高口康太」という本を図書館で借り、発展途上と最先端が混在する国の現状を学んだ。
⑤体調
出発1週間前に発熱して38.8度を記録。「これはインフルエンザでは」と思い病院を受診、一応「風邪」と診断された。(1つ前のブログ参照)
しかし薬を飲んでも夜は38度になり昼間は37.3度ぐらいで推移した。これは旅行中も同じ。実際は咳が続き、頭がほんの少し重いぐらいで体は動いたし夜は眠れた。
⑥12日、台風19号で欠航、ドタバタ劇の始まり
猛烈な台風19号の接近で12日(土)の福岡発の予定便が欠航した。関東以西に影響はないように思えたがこの頃は安全第一で物事が進む。翌日便は満席で空きがない。
普通これで諦めるところが、一応福岡空港に集合して最新情報を得て行動することになった。高速バス(ひのくに号)で西合志から福岡空港まで2,280円。
添乗員さんの尽力で「13日、広島空港からなら乗れる」ことになった。
ところが、ラグビーワールドカップの影響で福岡も広島も宿がない。しかし同行の若手がスマホを駆使して東広島に宿を得た。バスで博多駅へ移動。駅は緑色の服を着たグリーンランドの外国人が多い。新幹線の出発まで時間があったので近くの山の店を一人で目指すが、まったく土地勘がなく歩いてぐるっと回っただけ。
新幹線で博多駅~東広島駅へ。ここは新しい駅で回りに見どころは何もない。とりあえず夜は広島のおいしいお好み焼きを食べた。ホテル(8,500円、朝食付き)はきれいだし、今回は広島(中国地方)旅行で終わってもいい感じ。
⑦添乗員さんが!!!
朝食を一緒に食べていた添乗員さんが「右耳が聞こえない」という。突発性難聴というものか。耳鳴りとかはなく左耳は聞こえるのでそのまま部屋へ戻られた。
その後、出発時間近くになって添乗員さんから「動けない!」という連絡があった。部屋へ行ってみると彼は靴を履いたままベッドに倒れ、脂汗を流しながら吐き上げている。すぐ救急車が手配された。意識はあって、「このまま皆さんは中国へ行ってください」と言われるがTさんが救急車に同乗して西条市の病院へ向かわれた。脳内出血が疑われた。ここで我々が旅行をキャンセルしては彼の仕事にも迷惑がかかると思い、後ろ髪を引かれる思いで空港行きのタクシーに乗った。
⑧スマホがない! 飛行機に間に合うのか?
タクシーで20分も走ったころ、私のスマホがないことに気づいた。さっきの出発間際のドタバタでベッドの上に置き忘れていたのだ。すぐにホテルに確認して取りに戻ったが相当の時間ロスとタクシー代が約12,000円になった。
なんとか広島空港には余裕を持って到着したが、病院に付き添ったTさんが間に合うのか? かなり心配はしたがなんとかTさんも間に合った。
⑨荷物検査で引っかかる
X線検査官が「モバイルバッテリーをスーツケースに入れていませんか?」と訊く。「そんなものは持っていない」というが2回目も引っかかったのでオープン検査となった。すると見知らぬMバッテリーが出てきたではないか。なんと病院に行った添乗員さんの荷物袋を1つ預かっていたのだがその中に入っていたのだ。
まあ色々あったがなんとか「Air China  中国国際航空」便に乗ることができた。
⑩機内でのハプニング
機内食が楽しみだったので昼食は控えていた。出てきたものがこれ。

空の容器はただの飾りでスープも何もない。ハンバーガーと杏仁豆腐とブルボンのお菓子、そして水。そしてこのハンバーガーが硬くて喉を通らない。隣の中国人はパンに挟まれた薄いハムとレタスだけ食べていた。
飛行機は韓国ソウルの真上を飛び、大連空港で降りて入国検査を受ける。手指の指紋はもちろん、顔写真もしっかり撮られる。もう何も悪いことはできない。そして乗り継いだ飛行機は同じものであった。

大連市は400万人と言われているが東京みたいに大きい。同じ建物や住宅が整然と並び、統一感がある。とにかくでかく感じる。
北京に向かっては飛行機が何故か蛇行しながら飛ぶ。基本西に向かって飛ぶのでなかなか陽が沈まず、そのうちに満月が登ってきた。
雲の様子も変わってきて、雲と雲の間にスモッグのようなものがある。

飛行中にまたもやトラブル発生。
2つ前の座席の中国人女性が気分を悪くして倒れ動けなくなってしまったのだ。息子さんがメンソレタームを嗅がせるが効果なし。CAが集まってきて大騒ぎになってきた。こんな事もめったにあるもんじゃない。北京国際空港に着陸しても救急隊員が入ってきてとても降りられない。
ここで暇つぶしにと救助活動を写真に撮ったら、後ろにいたきれいなCAが「✖〇△✖〇△✖○△!」と大きな声で注意してきた。慌てて画像を消したら事なきを得たが、カメラを没収されてもおかしくないところだった。くわばらくわばら。
⑪空港からホテルへ
北京国際空港は大きい。それでも飛行機を賄いきれず、近くに世界最大級の新国際空港を作ったらしい。
現地案内人のKさんともやっと会えてホテルへ向かった。北京市朝陽区の「二十一世紀飯店(4星)である。以前、日本の首相も泊まったそうだ。もう月が高い。

夕食は近くの中国料理店へ。料理はどれもおいしかった。外に出ると寒く、気温は4度。長袖上着を2枚着たが手はしびれていた。
部屋はTさんとのツイン。TVが映らない、歯磨き粉のチューブが開かない、ドライヤーがない、女性陣が「エアコンが効かない」とフロントに電話しても「わたし、いそがしい」と言って取り合ってくれないなどのトラブルもあったが大したことではない。

風邪? ですか。

2019.10.6(日) この週末は風邪で休養日

10月4日(金)
喉が少し痛くて痰が出た。たまたま職員健診があり、血圧が120~90と夏の97~58からずいぶん上がっている。しかも脈拍数が70。ふだんが60ぐらいだから相当高い。ドクターは「許容範囲ですよ」の一言。このときおかしいと気づくべきだった。
週末だからと夕方、職場近くの広い公園でjog。ここでは老若男女が思い思いに体を動かしている。いい所を見つけたと思う。さすがにスラックスで走っているのは私だけ。
10月5日(土)
3:30 布団の中で体が熱くて目が覚めた。38.2度
4:30 汗をかいて目が覚めた。38.4度。夜中に3回服を替えた。
7:30 起床、37.1度。
その後は熱も下がり、銀行や散髪に行ってゆっくり過ごした。夜はラグビーのワールドカップ戦、日本対サモアを観た。明日は日向神に行くことをメールで流した。
10月6日(日)
1:40 体が熱くて目が覚めた。なんと38.8度。
これはやはりインフルエンザかなと思い、山行の中止をメール。
その後は1時間半ごとに4回着替えて、7:30の起床時には37.0度まで下がった。
9:30 日曜在宅医をネットで探して出発。一番近い病院は評判が悪いのでパス。
新しそうな菊陽町のT病院に着くと「あれ?」つぶれてるじゃないか! 庭の芝生も草ぼうぼうで、どうしてつぶれた病院が日曜在宅医としてアップされているのか不思議だ。
次に合志市のM病院に行くと駐車場に車が一台もない。先日、合志市の中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が行われていたので受診者が大挙して押しかけていると思っていた。玄関先には雑草が生えていて、ここも嫌な予感。一応ドアが開いていたので入ってみた。誰もいない静まり返った待合室だったが受付の方が出てきたのでほっとした。まあ結果として「インフルエンザ陰性」であった。「ウィルス性の風邪でしょう」という診断で、抗生剤(メイアクトMS)や解熱剤(カロナール)が処方された。
夜は高熱に苦しめられたが「風邪」で良かった。これがインフルエンザであったら大変なことになっていた。いろいろと。
18:00 現在の体温は36.9度。頭が少し重く、背中にはいつものストレスがある。今朝の体重は55.1kgでまたやせた。

この柿は我が家の大秋柿で、お店では1個250円する。これが最後の収穫である。
今日、日向神で一緒に登るはずだったみなさんに配るつもりで洗っていたが、あげられなくて残念である。

後日談
10月9日(水)
7日(月)は解熱剤のおかげかぐっすり眠れて、無事に仕事に行くことができた。
そこで、数人の方に「日曜在宅医としてネットに上がっているT病院はつぶれている」という話をした。すると、「T病院はつぶれていない」という話が出てきた。
では、なぜ日曜在宅医なのにT病院は閉まっていたのか。確認のためにもう一度ネットを開くと、
「あれ?」
10月6日(日)の在宅医リストにT病院の名前がないではないか?!
T病院は13日(日)にリストアップされている。つまり、簡単に考えると私は6日の朝に13日のリストを見ていたのか? しかし、M病院は確かに6日のリストに入っている。もう訳が分からない。
これが39度近い発熱の症状か。思考力、判断力、認識力まで相当ダメージを受けていたようだ。
今日もまだ37.5度まで体温があがった。県体壁も休んだ。

山へ行って居りません

2019.9.7(土) 徒然  27

今朝の朝焼け。台風13号、15号の影響だろうか。

午前中、仕事関係の行事に参加。数えたら13日連続で何かしら働いていた。
山は雨の影響もあって16日間も行っていない。
運気も体重も下がって、8月27日には通勤途中で接触事故まで起こしてしまった。
相手が横から出てきたので過失の割合は1:9だが、修理費用で数万円の手出しは避けられないようだ。まだレンタカーに乗っている。
まあ、軽い事故でよかったと思っている。

コンビニで昼食に弁当を買った。そしてレジの高校生風の女の子に「レギュラーコーヒーを1杯」と付け加えたら、何か意味が分からないような素振りをした。しまった、声が小さかったかな、それとも60歳を越えた爺さんの声の周波数が彼女の耳に合わなかったかな、と思い少し大きな声で「レギュラーコーヒー1杯!」と言ったら表情も変えずに紙コップを出してくれた。
その後、車の中で食べようとしたら弁当を温めていなかったことに気づいた。普通「弁当は温めましょうか?」と訊くだろう! しかも箸が入っていない! お手拭きも入っていない。すぐ店内に戻って弁当を温め、箸ももらった。
まあ、単純に彼女が仕事に慣れていないだけだったと納得した。しかし彼女はこんな調子だと質の悪いお客につかまったら苦労しそうだなといらぬ妄想を抱いてしまう。

2年前の秋、日向神のサンセットエリアに「赤い実のヤマボウシ 5.11a」のルートを拓いた。ヤマボウシの白い花は有名で、佐賀にはすばらしいヤマボウシの花が咲く山があるようだ。季節には白い花の写真がネットを賑わす。
しかし、ヤマボウシの赤い実を観に山に登る人はあまりいないようだ。
我が家自慢のヤマボウシが今年も赤い実をたくさんつけた。

16日間も山に行けなかったうちに、リソールに出していた2足のミウラが戻ってきた。今回は2足ともビブラムにした。私にはC4ラバーはどうも合わないようだ。
明日は久しぶりに日向神で登れそうだ。
そのために午後は3時間以上草刈りをがんばった。

3連休を終えて

2019.7.16(火) 徒然

7月13日~15日の連休はなんとなく終わってしまった。
雨が前半降ったこともあるが、もともと用事があって山行計画が入れられなかった。
昨年の3連休は鹿児島での九州国体予選会に審判で参加していた。
その際は全く関知しなかった「お盆」を中心とした地域・家庭の行事や仕事をもろに被ってしまった。クライミング以外はどれも雑事に思える。
そんな中で暇を見つけてはちょこちょことやったものがある。

①ガーデニング
・アジサイの移植 長女の家から頂いたアジサイを「さし穂」していたら立派に根付いたので庭に7本移植した。2年後ぐらいには花が咲くと思う。
・アサガオ アサガオの苗を今年も「行燈仕立て」にするために鉢植えして丸支柱を立てた。今年は3鉢に抑えた。
・その他 マツバボタン、ランタナ、ポトス、オリヅルラン、サボテンなども増やしている。全部その辺に生えているものばかりだ。

②読書
これが実は漫画で、20年ぐらい前から欲しかったものである。てっきり廃版になっていて全7巻で1万円ぐらいはすると思っていたのが、Amazonで新品が約3000円で買えると知って注文した。1日1巻ずつ、通して読んだのは2回目だが壮大な叙事詩でテーマがなかなか頭の中に入らない。
第3巻の戦(いくさ)は壮絶だ。その中で一番好きなカットがこれ。一瞬音がない。

③筋トレ
クライミングはゼロ。
体が怠けないように幾つかマイブームとして取り組んだものは倒立の練習、ブルガリアン・ランジ、鉄棒のマッスルアップ。
マッスルアップは何回か成功しているが2日連続ではできない。まだまだ自分のものになっていない。

バイエルの練習

2019.3.3(日) 徒然

60歳になる前から認知症対策を行っている。
2016年(58歳)~ナンプレ(数独) かなり面白いので冊子を何冊も買った。しかし、時間を忘れてやることが時間の無駄使いだと感じた。
2017年(59歳)~読書 月に2回ほど、図書館で1回に10冊近く借りた。しかし、穂村弘にはまり読書の幅は広がらなかった。
2018年(60歳)~YouTubeで音楽を聴く こんな楽しみ(文化・教養)を今まで知らなかったのは本当にもったいなかった。おかげでテレビは見なくなったし本も読まなくなった。いまよく聴く曲は「綾香」や「あいみょん」だ。
2019年(61歳)~ピアノ 私と同年代の男は安いサックスを買って練習している人が多い。演奏は認知症対策に良いらしい。そんな時、我が家には娘たちが使っていたピアノがあることに気づいた。若いころに少し練習したのでバイエルの50~90番ぐらいは覚えている。

Beyer 78  Allegrettoで「パッパッパッパーッ」と3音同時に鍵盤をたたき、その後も指が勝手に動くと最高に気持ちがいい。

2048年(91歳)~ピアノ 特老ホームでバイエル78番や「むすんでひらいて」をピアノ演奏し、車椅子のおばあちゃん達から拍手をもらう姿が目に浮かぶ。

日記

2019.3.2(土) 徒然
パソコンのデータ引っ越しで睡眠不足。なんとかうまくいってこのブログも書けるようになった。残るはメールの設定だけだ。
今日は天気がいいのに山に行っていない。それは昨日から軽いぎっくり腰になったからだ。1ヶ月ほど前から少し腰に痛みはあったのだが、直接の原因ははっきりしている。木曜日の夜に「バク転」の練習をしたからだ。YouTubeを見ていたら久しぶりにバク転を指南する動画にあたったので遂やってみた。体育が苦手だった私は幾つになってもバク転に対する憧れがあるのだ。
座った姿勢から右斜め後方へと跳ねる方法だが4~5回やって諦めた。
それが金曜日の午前中、突然右腰がひどく痛んでへなへなとなった。これまでに3回ほどぎっくり腰は経験し慣れているので慌てることはない。今回は軽い方だ。
金曜日は用心して過ごし、土曜日の朝になってもまだ痛むので行きつけのK整骨院へ行った。8:30に行ったが予約優先で11:20に回され出直した。ここは女性に人気がありお客さんは多い。
①若手の整体師さんに足腰を中心にもまれた。
②電気を使って腰・尻の筋肉ををゆるめられた。
③院長さんがしあげをされた。
約1時間半の施術代は、電気治療のチケットが残っていたので2500円。非常にお得感がる。月曜日にまた予約を入れられたが、今の体調ならば断わろうと思う。
ここには若い女性の整体師さんもおられるが、4ヶ月ぶりに見るとずいぶんお痩せになられたように感じた。働きすぎではないかと心配になる。
もうバク転の練習はしないようにしたい。

孫の通う保育園でほとんど枯れかけていた胡蝶蘭をいただいた。水苔を買ってきて、枯れた根を整理して植え替えた。ぜひ元気になって欲しい。
今年初めて「庭の草刈り」を行った。今年こそ庭を草ボーボーにしたくない。
今日の読書は「人生に座右の銘はいらない 松尾スズキ著」
体重が高値安定なので白米を意識して減らしている。腹が減る感覚は久しぶりだ。

クライミングのリスク

2019.2.3(日) 徒然 24(雨の日曜日)

昨日、愛のエリアの「弁天山」にトップロープで取り付き、2m登った辺りで不意落ちした。もちろんグランドすることもなかったが精神的にはショックだった。全くの油断だろう。
先日は1人での岩場の掃除が終わって下に降りると、腕時計が落ちているのに気付いた。拾い上げると自分の物だった。「あ~良かった」とも思ったが、いつ落としたのかも分からない自分に不安が残った。
そして昨日はまた岩場の基部で濡れたバンダナを拾った。すぐにまた自分の物だと分かったが、これがまたいつ落としたのか分からない。たぶん、2週間前始めて掃除をした日だろう。落としたことさえ覚えがない。そういえばあの日、ポケットのバンダナを探したらなかったので、「もともと持っていなかった」と自分自身を納得させたようなことを思い出す。
その日は終了点の打ち換えに来ていたのにハンマーを忘れていた。そして近くで登っていたMさんに「ハンマーを持っていませんか?」などと訊ねた。今考えても恥ずかしい。
小さなミスがクライミングでは命に関わることになる。昨年から友人知人が岩場で事故を起こしているのでより慎重にならざるを得ない。まずは忘れ物をなくすことから始めたい。
ところで、近年はビレイデバイスにオートロック式を多用している。信頼できる人とロープを結ぶことは大前提であるが、人間誰しもミスを犯す。上の人(トップ)が滑り落ちているのにロープを握っていなかったビレイヤーを実際に見た事がある。ビレイヤーとしての自分にも何が起こるか分からないので減らせるリスクは減らしたい。

戴いたハーケン。側面を削ったら素敵なペーパーナイフになった。

意味不明なこと

2019.1.7(月)徒然

①パソコン(エクセル)の不調!?
1月4日ごろ、突然ノートパソコンのエクセルが開かなくなった。
毎月のカレンダー、予定表、家計簿等が開かない。
他のデータやネットには全く支障がない。パソコン自体が6~7年前に買ったものでこの頃は時々フリーズしたりもするので「ついに壊れたか。ウィルスか。」と半分あきらめた。
しかし何か対処法はないかと思い、ネットの「知恵袋」を探ってみると同じようなお尋ねがあり、答えもすでに上がっていた。
ベストアンサーによると、「1月3日にMicrosoftから送られた更新プログラムが2010年版のエクセルを開かないようにしている」とあった。
「?」である。
対処法は「エクセルの更新プログラムKB4461627をアンインストールする」とあったので、藁をもつかむ思いでやってみたら一発でエクセルが何事もなかったように復活していた。
1月6日(日)は本匠に登りに行って帰りは遅くなった。
もし山に行っていなかったり近くの岩場だったら菊池の量販店にパソコンを買いに行っていただろう。
これはもしかして、古い2010年版のパソコンを買い替えさせようとするMicrosoft社の陰謀ではないかと思う。
更新プログラムという名のウィルスだ。

②ファンヒーターの「秒速点火」というボタンの存在

このボタンを押すと確かに点火までの時間が短い。
何もしないと2~3分かかるのがこのボタンを押しておくと10秒ぐらいで動き始める。
さすがは「秒速点火」だと思う。
しかし、おかしい。
扇風機に「秒速回旋」ボタンとか、台所のコンロに「秒速点火」ボタンとかないぞ!
意味不明だ。