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小岱山探訪

2023.1.6(金) 小岱山ハイク 22

年末に冬用クライミングパンツを買おうと「ワークマン北部店」に行ったが売り切れていた。
そこで、今日は「ワークマンプラス玉名店」まで買いに行った。
ところがここでも売り切れていた。
しかしせっかく来たので「STRETCHマイクロウォームパンツ¥2900」を買った。暖かそうだがちょっと重くてクライミングに対応できるか?

まだ午前中だったので、近くの小岱山を歩き、新パンツを試すことにした。
丸山キャンプ場で昼食。
荷物を軽くして丸山~観音岳~筒ヶ岳を目指す。

丸山の急な登りで落ち葉に乗って不覚にも滑った。
首から下げていたカメラをかばってひじを着いた。
昔は「山でこける奴とは一緒に歩かない」と思っていたが、今となっては大変な驕り高ぶりである。

観音岳の手前に「うさぎ石」がある。
どう見れば「うさぎ」になるのか?
取り敢えず今年の干支なので写真に収めた。

この茶色が新パンツ。
暖かさは十分だがやはり少し重たい感じがする。
1月15日にはこの辺りで22kmのトレラン大会があるようだ。
私もトレランをまねて下りや平地は軽く走って進む。

小岱山の最高峰、筒ヶ岳(501m)の三角点は写真の左下に見える。
ここから「針の耳コース」を下った。

途中にある「くじら石」
これはどこから見ても「マッコウクジラ」である。

このコースにはいたるところに石仏がある。
手前の狐は勝手に置かれたものか。

「針の耳」に着いた。
どこが針の耳かと思い、辺りを探ると小さな縦穴があった。
下をのぞくと真っ暗である。
もしやと思い足から入っていくと、下の方にうっすらと明かりが見えた。

この写真は1mほど入って上の入り口を見上げたところ。
かなり狭いが体がずるずると下に落ちていく。
岩幅は30cmもなく、メガネが壁に当たる。
なんとか下部の出口(入口?)から脱出できた。
これまでに国東半島の耶馬などで幾つかの針の耳を通ったが、ここが一番狭かった。もう、中耳(ちゅうじ)から三半規管まで入った気分。

こんな人が針の耳に入ったら、レスキュー隊を呼ぶしかないだろう。

林道に出て左へ進むと「観音寺」があった。

こんな立派な阿吽の仁王像があると、思わず脚や腕を触ってしまう。

この後、ツッコミどころ満載の変な作り物が出てきて嫌な予感がしてきた。
怖いもの見たさで更に登っていくと雑多な石像と荒れ果てた住居跡が散在して気持ちが悪くなってきた。「石像のごみ屋敷」であった。

林道にもどり、しばらく歩いて駐車場にもどると午後4時だった。
気温は10度ぐらいだが曇り空で手の甲は軽くしびれるほど冷えていた。
「玉名温泉に入ろう」
ということで、帰り道の「玉の湯」(市営)に寄った。

入湯料は250円。(石鹸やシャンプーはない)
湯舟から、全身入れ墨のお兄さんを興味深く見ていたらすっかり温まっていた。

帰りの車の運転中、湯上りの体に茶色のウォームパンツは暑すぎる感じがした。
シートヒーターの付いていないロードスター乗りの方にはおすすめのパンツである。