2022 夏のまとめ

2022.8.31(水) 県体壁 22

水曜日の夜は県体壁で登ることが多い。
この夏(7月21日~8月31日)は5回通った。

今日、右の黄色(5.10c)を遂にRPできた。
延べ6回目のトライであった。

「5.10cに6回とは、いっせいさんも随分パワーが落ちましたね!」という声が聞こえるが、言い訳をさせてもらうとこのルートは「実質は5.11b」だと感じる。
とにかく、この夏の県体壁で汗をかきながらトライを続けて、最初は敗退したルートをRPできたことが素直にうれしい。

ロワーダウンするミズキさん

この夏はコロナ禍による行動制限もなく、自分なりに大いに楽しめた。
日向神~3回    カニのハサミ岩~2回
人工壁~6回    登山(ハイク)~3回
ボランティア~1回(通潤橋清掃) である。

特にハイクは四国:石鎚山(3泊4日)、鳥取:大山(2泊3日)の観光ドライブで新しい楽しみを覚えたように思う。
来年の夏は東北地方の山や温泉、祭りなどを楽しみたいものだ。

体調的には体で特に痛むところがなく、体重も昨年と変わらないのが良かった。
トレーニングとしては後半にランを入れたら、草刈り作業と相まって疲労感が強くなったので強度を考慮したい。(無理をしがち)
また、体の固さが顕著になってきたので少しずつ柔らかくしていきたい。

この約1か月間、キジの巣を観察し続けた。
2日前もまだ残った1個の卵をメスキジは温めていた。
卵は当初8個あったが、雛の姿は見ることがなかった。
いろいろ分からないことが多いキジの孵化だ。

2022 通潤橋草取り

2022.8.28(日) ボランティア 3

熊本地震で5年ほど中断していた「通潤橋草取り」はコロナ禍に負けず3年連続の実施となった。
矢部とは言わず、熊本のシンボル的史跡なので維持管理は大切だ。

水面までは中央部で約20mある。

中央部は下が川なので、アッセンダーとグリグリで登り返す。

今日はこんな道具立て。
私のアッセンダーは元祖「ユマール」で40年前の物。
ノコ鎌と剪定ハサミは支給品。
橋の上に数10本の螺旋杭を埋め込み、ロープで連結してある。
これを支点にして懸垂(ラッペル)をする。

だいぶん綺麗になった。

午後1時、観光用に放水があった。
本来の目的は送水管の掃除だろう。

上から見るとこんな感じ。

現地の山友、吉岡さんからトマトを戴いた。
帰りに運転しながら4個ほどつまみ食い!

カニのハサミ岩でTV録画

2022.8.27(土) カニのハサミ岩 57

熊本県民テレビ(KKT)の取材がカニのハサミ岩で行われた。
県内のニュース番組「テレビタミン」で放映される。
クライマーが3人で、カメラ・ドローン・サポート合わせて総勢7名だった。
テーマが「熊本の夕景」なので、午後から日没までの撮影になった。

【カニのハサミ岩 全景】


私はもちろんクライマー・開拓者の役所。

① タラの芽の頃(5.11a) リピート
まずはショートルートを登る画像撮り。
いや~正直久しぶりなので登れて良かった!

② ここでトラバース(5.11c)の掃除
次はルート整備の画像。
Tr.に下がって、壁の苔を落としながらインタビューに応えるという演出。

③ マルチ「お茶会ルート」~頂上

右:私のメットは「Gopro」で、左:従弟のリュックには360度カメラ。

【2ピッチ目のスタート】


実は「お茶会ルート:ノーマル」は初めてだったが、オールリードで快適に登れた。

お約束の「お茶会テラス」でお茶会。

有明海に赤い夕陽が映える。
山頂はさわやかな風が吹き、もう秋の雲が広がっている。

このハサミ岩山頂で憩う3人をドローンが夕日の逆光でとらえている。
9月の上旬に放映される予定だ。

2022 真夏の日向神3

2022.8.24(水) 日向神:サンセット・トンネル 145

この夏最後の日向神クライミングとなった。
集まりが遅いので生き物探しをした。


同行は山崎夫婦と原口さん。
① 登攀の歌(5.9) リピート

② 梅雨のあとさき(5.10a) リピート

③ 森のそよぎ (5.10c) リピート
このルートは10年ほど前にOSして以来なので自分的にはOS!

空はどんよりして、風が吹けば涼しいがじっとりしている。
セミの声はしてもどことなく覇気がない。

午後1時過ぎ、「カフェ原口」の開店。

今日は北アルプスのお土産「信州安曇野 りんごの詩」のセット!
天気予報で「1時間後に雨が降ります」が出たので、トンネルエリアへ移動。

④ うし子(5.11b) NG
この右手ガバがヌルッとしている!

今日もやる気に満ちている原口さんの登り。

トンネルの先には「ギボウシ」の群落がある。

サンセットエリアで、赤い小型のカラビナを拾った。
てっきり自分の「FADERS」カラビナと思って持って帰ったが、よく見てみると「lucKY」というメーカーの物であった。
お心当たりの方は山であったときに声をかけてください。

今日は腰が重かった。
原因は夏の終わりになって走り始めたから。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」にならないようにしたい。

この夏、気になった人4選

2022.8.21(日) 徒然 90

この夏はまだ終わっていないが、気になった人が何人かいた。

① 映画館の女性
7月の下旬、映画「アルピニスト」を観に行った。
100名ほどの収容人数に観客はたった2人だった。
私は座席のほぼ中央に座った。
もう一人の方は一番上段のしかも隅っこに座った。
この女性の方は「アルピニスト」に興味を持つ、熊本の名のあるクライマーにはとても見えない。では、何故そんな隅っこで観るのだろうか。
1~新型コロナを警戒して私から一番離れた席を選んだ。
2~まったく興味のない映画だが知り合いから「ただ券」をもらった。
3~平日の夕方の暇つぶしで、もう他の映画は観てしまった。
4~何回見ても涙や鼻水が出るので人の迷惑にならないように離れた。
いずれにしても気になった。

② 図書館の男性
中年の男性が雑誌コーナーで立って本を読んでいた。
中肉中背、背筋はよく伸びている。
コーデュロイ生地のしっかりしたキャップをかぶっている。
顏には丈夫そうなフェースガード、後ろの留め紐がまた立派。
外は気温40度なのに秋冬用綿の長袖。
そして大きなリュックサック。(山用ではなく街用)
サイドポケットには消毒用スプレーボトルが入っている。
手袋(!)もしていて器用に雑誌のページをめくる。
完璧なウイルス対策だろうが、図書館にリュックサックはないだろう。
帰る時に近くの座席の上に置いていた皮のブリーフケースを持った。
たぶん、タブレットかPCが入ってるようだ。
外の車に乗るまでもう目が離せなかった。

③ 図書館の男性2
窓際の席で若い女性が静かに本を読んでいた。
そこへフェースガードをしてリュックサックを持った男性がやってくると近くの席に座った。(②の男性とは別人、別の日)
「ドンドン、ギ~!」と突然窓を開け始めた。換気の為か?
勝手に図書館の窓を開ける人は初めて見た。
次にリュックの中から「ドサドサ、バタン!」と本や筆記用具を出し始めた。
若い女性はパタパタと本を片づけてすぐ立ち去った。
一連の大きな音は女性を追い払うためのように感じた。
今どきこんな人がいるのに驚いた。
私もその場を立ち去った。

④ 山で道に迷った男性
「遭難者」の通報があってから、警察・消防・ヘリコプター・ボランティアの懸命の捜索でもなかなか見つからなかった。
約1週間後、登山口とはずいぶん離れた林道で山岳ボランティアの方が遭難者を発見した。
「夏で気温が下がらず、38歳と若く、骨折もしておらず、沢に水を汲みに行く元気があり、ヘリコプターがピックアップしやすい林道で冷静にあまり動かなかったのが助かった要因だ」と、識者の方が述べられていたようだ。
そうなんだ。

今回の遭難事故をうけ、現代の登山においては「モバイルバッテリーとGPSで現在地が分かる地図アプリ(YAMAPなど)は必須」と思った。
非日常を楽しむために山へ行くのに、「スマホ」だけは別であるという認識を持たねばならない。
デートの時、ジョギングの時、山を歩いている時、スマホばかり見ている人を蔑むような目でみてはいけない。そんな人こそ安心・安全な道を歩いているのかもしれない。
とにかく、これからの登山でも道に迷ったらめちゃくちゃ走り回り、衰弱して動けなくなりそうな私は、世間に迷惑をかけ後ろ指をさされないように「モバイルバッテリーは持っておこう」と、本日買いに行った。(10000mAh、約3000円)

R.M.D. in 竜門ダム

2022.8.20(土) ロードスター 56

休日なれど不安定な天気。
その辺にあった食料を詰め込んで、久しぶりにロードスター・モーニング・ドライブへと出かけた。
6:30 
近所の養鶏場のお店にもう車が数台並んでいる。
9時開店まで待つ情熱に値する鶏卵なのだろう。
7:00
竜門ダム:花の広場。

いつもここに来るときは小雨模様。
「タフ丸くんJr」のケースを開けた瞬間、「あっ!」と叫ぶ。
カセットボンベを忘れてきた。
こんな時のために「SOTOのコンパクトバーナー」を持っている。
PRIMUSのOD缶はもう5年前の物だ。

厚切りの食パンは中をほじくって、卵とチーズ、スパイスを入れた。

【アオイトトンボ】

【トイレにいたヤモリの子】

【今日も勇ましい竜】

【隈府:迫間滝と眼鏡橋】


【ハブランサス」
滝の展望所の足元に咲いていた。

【家の近くに住む母キジ」
今日はエサ取りをしていたので巣を見に行った。

卵が1個になっていた。
8月2日には8個あった。
キジの卵は23日で孵化するらしい。
オスキジはもう一ヶ月ほど姿を見ていない。
ヒナの姿も見ない。
カルガモみたく、キジはヒナを連れて出歩いたりしないのかな。

みんな大好き:鞍岳さん

終戦記念日の今日、地元の山である鞍岳に登った。
手軽に登れて頂上からの見晴らしは最高なので人気がある。
登山口につくと車は少ない。
午後は雨の予報で、山頂付近は雲がかかっているからかも。

【ウバユリの実とバッタ】
実はこの写真を撮るのには大変苦労した。
最初に見つけてカメラを用意している間に、バッタは実の反対側に隠れたのである。
私が反対側に回るとバッタもコソコソと回って死角に逃げる。
足場もそんなに良いわけじゃない。

【オオセンチコガネの群れ】
10匹ぐらいがモゾモゾしている。
色はピンク、ブラック、パープルと多彩だ。
たぶんここにタヌキの糞でもあったのだろう。

女岳コースを登った。
傾斜がきつくなると時々ロープが出てくる。
尾根筋の草原に出るとガスって視界は10mぐらい。
時々霧雨は降るが寒くはない。

コオニユリの写真を撮って下山。
森林コースをとった。
コルから下る岩場下のコースは崩壊して通行禁止になっている。

【鮮やかなキノコ】

【自作のケルン】

【目新しいオブジェ】
5個ほど付け加えた。

【サカハチチョウ 夏型】
ナイスネーミングだ。

【今日のハイキングシューズ】
一ヶ月ほど前、ワークマンで1900円だった。
今日はこのシューズを試した。
ソールが特殊な形状で柔らかく濡れた岩でも全く滑らない。
登りは軽くて問題ない。
下りは左だけ足首に少し痛みが出たのでハトメを1個外したら良くなった。
耐久性はよくわからないので、縦走などよりも岩場へのアプローチシューズとしての使用が良さそうだ。

今日は長袖シャツ、クライミングパンツ、シューズ合計6000円の「ワークマン男子」であった。
車に乗ってしばらくするとドシャ降りになった。

ロクパ、初見参

2022.8.13(土) ロックパーティー 1

今日は「カニのハサミ岩」で夕日の撮影会の予定だったが、台風の余波で延期となった。
そこで雨の予報でもあったので「ロックパーティー大牟田」へ行った。

車で自宅を出ると、近所で危うく「チャボ」を轢きそうになった。
青い網がこの頃は設置してあるがあまり役立ってはいない。

何故今日は「ロクパ」になったかといえば、つよかわ女子のミカさんに「近くの焼き鳥屋さんへ行こう」と誘ったら、「郊外のステーキ屋さんがいい」と言われたような感じ。
私も初めてのステーキ屋さんがいい。

【 緑ホールド(5.11a)   OS 】
まだこの辺りまでは余裕か。
午後の半日、5.10a~5.11cまでを述べ12本ほど取り付いて、指皮が赤くなってピリピリするまで楽しんだ。

ボルダーエリアも広くて明るい。
ロープやチョークは持参する。
飲み物を冷やせる冷蔵庫があって有難い。
初回会員登録料 1,100円、1day大人 2,000円は十分満足。

2022 真夏の日向神 2

2022.8.11(祝) 日向神 144

今日は「山の日」である。
日本は国土の7割が「山」なので、養老孟子さんの本でも読んで、もっと日本の山を大切にする気持ちを育むべきだろう。
とりあえず、山の日を祝って日向神へ。

夏の午前中は日陰になるサンセットへ。
① 若い時のりりぃ(5.10c) リピート

写真は「りりぃさん」を登るタケシさん。

② プリティウーマン(5.11a) リピート
今日もこのルートは登っておく。

写真はK1さんのトライ。

③ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート
今日は流れるようなムーブで登ることができた(自画自賛:笑)

④ 善秋くんのおかげです3(5.11c) リピート


カメラマンは井ノ口さん。かなり上手い。


ワークマンの「クライミングパンツ」はよく伸びる。

久しぶりながら余裕でリピート。

午後は昼寝。
曇り空に時々晴れ間がのぞき、風も涼しい。
今日は早めの撤収となった。

おじさんたちは、山より車談義の方が多い。
帰りがけ、K1さんお勧めのハンモックを菊池のダイソーに買いに行った。

夕食後、ウッドデッキとヤマボウシの間に張ってみた。
東の空には大きな月が出ていた。

伯耆大山~山陰の旅 3

2022.8.7~9 ロードスター 55

8月9日(火) 
山口:角島大橋~関門トンネル~自宅

夏の臨海キャンプはつらい。
暑くて湿気も多く、体がべたべたして寝苦しかった。

角島大橋の東側に朝焼けがあらわれた。

大橋中央部の盛り上がりは船が航行するからだろう。

本州側の公園から見るとこんな感じ。

左側の展望台から。ここがベストビューポイントか。

もう一段、高い所にも上がってみた。

海の近くはトビが多い。

土井ヶ浜遺跡を過ぎ、山陰本線と並んで国道191号を下関へ向かう。
下関から思いつきで「関門トンネル」を走った。160円なり。
九州道に入ると昨夜の寝不足で休憩が多くなった。

お昼前には無事に帰宅。
2泊3日の全行程1140.3km、平均燃費20.4km/ℓは高速道路の利用が多かったから。