2019 夏の日向神 7

2019.8.18(日) 日向神:サンセット~トンネル

昨日愛のエリアに置き忘れた一眼レフカメラ(今年買ったばかり)を取りに、今日も日向神へ車を走らせた。
3号線に入ると小雨が降ってきた。これは大変と、鹿北から県道になったらとにかく飛ばした。
愛のエリアには今日もキンニーさんがいて、Aさんと早朝から登っていた。
果たしてカメラは無事にあり、小雨もあがってきた。

10時ごろ、いつものメンバー(原口、山崎夫婦、浦崎、カオリン)が集まったのでサンセットへ行った。
①庭園散策(5.10c) R(リピート) 結構厳しくアップには不向き。
②新茶(5.11b) R 5年ぶりのトライ、開拓者タケシさんのビレイ。
③善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) R

左のルートが「善秋くん」、右は「若い時のりりぃ」
また小雨が落ちてきたのでトンネルエリアへ移動。

④トンネル右(5.11a) R
⑤うし子(5.11b) R

連日のクライミングで「ちょっとお疲れ感」があったのにフットホールドをうまく踏めて腕が疲れなかった。

2019 夏の日向神 6

2019.8.17(土) 日向神:愛のエリア

いつものように朝の昆虫採集。

ハスジカツオゾウムシ。名は体を表す。


オオゴボウゾウムシ。

他には駐車場のカラムシ(植物)の葉を食べるフクラスズメガの幼虫が大発生の兆しをみせていた。

今日の岩友はキーボウさん、キンニーさん、みわちゃん、ユジンさんご夫婦。
ちょうど3組のペアができて、みわちゃんはまだ外岩2回目なので私が登って彼女がトップロープでトライするパターンになった。
①愛は勝つ(5.10b) R(リピート)
②本命チョコはあなたに(5.10b/c) R

③初夢(5.10a) R
④今日もing(5.11a) R
⑤初歩のレイバックPLUS(5.11a) NG

トライしているのはキンニーさん。
⑥愛なか(5.10b) R
⑦たぬきのこぶた(5.11a) R
⑧たぬきとシンパシー(5.10b) R

結構涼しい一日で、やぶ蚊もマダニもおらずみんな熱心に登りこんだ。
夕方5時まで登り、山からそのまま隈府での区役員研修会(宴会)に参加。
夜の10時に帰って荷物を整理していたら、あれ?
ザックの中に一眼レフカメラが入っていない⁉

 

岩野山、台風前日

2019.8.14(水) 岩野山整備

大型台風10号の接近でユジンさんと予定していた日向神は早々に中止。
予報では午後から雨だったので9時ごろから岩野山へ行く。
ところが、金峰山が雨煙に隠れて小雨もぱらついてきたので帰宅。
しばらく待って、もう降りそうにないので10時ごろまた出発した。

駐車場は夏草がずいぶんと茂っていた。
山道には倒木もあった。跨げるぐらいには鉈ガマ1本で枝を落とした。
岩場は6月に報告したように樹木が伐採されてすっきりした様相を呈している。

曇り空の下、まずは基本のトラバースを楽しんだ。
そして、奥の院トラバース(2018.12.27開拓)で汗をかいた。
奥の院では棘のある植物やイネ科の実が引っ付く草が生えていたので整理した。

少年の家のプログラムに「ネイチャーゲーム」というのがある。
これは自然の山野の中に人工物を探すゲームである。
今日の収穫は以下の物。

中央の白いものは自然の物、ヤモリの卵である。
ちなみに「ヤモリの卵 5.11a」というルートもある。
正午近くにまた小雨がぱらついたので終了とした。

家に帰っても雨は降らない。
午後は甲子園での熊本工業と関東一高の試合をTV観戦。
同時に今年もポトスとオリヅルランの寄せ植えを作った。

ミズゴケがなくなったので今日は10個。
台風の影響で今夜の泗水の花火は中止となった。
世間はお盆で賑やからしいが、うちは7月盆だから静かなものである。

2019夏の日向神5

2019.8.12(月) 日向神:道端~サンセット~パーキング

9:30 道端エリア
昆虫採集(写真で)をしながら道端へ。
グラスホッパーやクモ類もまだ若い。

久しぶりに会ったイナマサさんらと登った。
①四郎(5.10a) リピート

遅めの10時にK1さん、タケシさんご夫婦、原口さんらが集合してサンセットへ行く。さらに遅くウラサキさん、カオリンさんが来た。
まず、赤い実のヤマボウシを一人で苔落としをする。開拓した者はこんな地道なメンテナンスが大事だ。
②赤い実のエルニーニョ(5.11a) NG
なんと赤い実のヤマボウシの核心で1T。今日はシューズが違うことを言い訳とする。上部のエルニーニョは楽勝。
③若い時のリリィー(5.10c) リピート
写真はこぶ岩を越えるタケシさん。

上から撮ってもらうとこんな感じ。

新調したモンベルのリッジラインパンツ(7000円)は細身で脚が長く見える。
サンセットの午後は日が当たって登れないので、昼食をとってパーキングエリアに移動した。
パーキングエリアは2回目である。以前登った記憶はあるが、記録が見つからない。
④葡萄畑の月(5.12b) NG
核心部はホールドが小さい。冬季にやり直そう。
下の写真の一番左のラインが「葡萄畑の月」だ。

⑤希望の光(5.10c) リピート
けっこう登り甲斐があった。

パーキングエリアは5年以上空いてまだ2回目。
トポに(未ボルト)の表記やプアなプロテクションが多くあまり気合は入らないが、もう少し登ってもよい印象を受けた。

2019夏の本匠 2

2019.8.8(木) 本匠:前高~宮前

6:30 我が家発。
岩友は岩本さん。途中で小雨、産山は気温22度。
9:00 本匠着。
6日(火)の台風8号の影響で峠道には土砂、宮前エリアは染み出しで真っ黒、番匠川は大増水で魚道エリアには近づけない状態。遊歩道エリアはもしぶら下がって川に着水したら溺死覚悟。
10:30 前高エリア
なんとか左側のルートに活路を見出す。
①少年少女(5.9) リピート

写真では分かりにくいが2ピン目までは沢登りという感じ。上部は快適。
②表参道(5.10b) リピート

ピン7本。けっこう長くて登り甲斐がある。
③アイミスユウ(5.11b) NG
昼を過ぎてそろそろ岩も乾き、いくつか登れそうになる。
3年ぶりにアイミスユウに取り付いてみた。見た目以上に核心部はかぶっていた。

④アイミスユウ(5.11b) NG
なんと核心部で左手人差し指の皮がペロンとむけてしまった。
血が滲んで「テンション。」
⑤青巌峡ボーイ(5.11a) NG
主要なホールドは乾いていたが最上部はべちゃべちゃ状態。

汗をかくと手指の皮がすぐに柔らかくなって痛くなるように感じる。
今日はたった5本のトライだったが、朝方の湿った状態からすればよく登れたほうだろう。神社前の川で汗を流すが、流れが速く泳ぐことはできない。4日前とは別世界だ。

帰りの北外輪山から阿蘇五岳を望むと、中岳からの降灰が激しい。

灰は南東の風に乗って菊池水源から八方ヶ岳方面に降っていた。
11日(日)の山の日イベント「杵島岳登山」は大丈夫か?

2019夏の本匠、一泊二日

2019.8.3~4 本匠:切り株エリア~遊歩道エリア

3日(土)
7:00 泗水の我が家発。同行はミズキさん。
10:00 本匠:切り株エリア
簡易の橋がなくなっていたので素足になり渡渉。男の方が引っかけ針を使って魚を捕っていた。岩登りよりも面白そうだ。
ここでキーボウさん、白ちゃん、ヒョーゴくんと合流。

①ミラクルガール(5.10a) リピート
②草木も枯れる県民性(5.11b) NG
前回からの宿題である。左側の薄い縦コルネが真っ白に粉をふいていた。
③草木も枯れる県民性(5.11b) NG
上部は直登してみた。
草木も枯れる県民性(5.11b) RP

一足先にこのルートをRPしたミズキさんが上部を左から行ったのを見て、同じようにやってみたら成功した。
⑤大分元気風(5.11b) NG
このエリアで一番かぶっているルート。その分、ガバが多く登りやすいと言われているそうだ。二つ星のルート。
大分元気風(5.11b) RP

またもやこのルートをOSしたミズキさんのホールドの持ち方を参考にしたらうまくいった。
私だけは十分満足の一日。他の皆さんは宿題を残して終了。

帰りも素足で渡渉していたら事件が起こった。
なんと左足のかかとに4本の針がついた「引っかけ針」がぶすっと刺さったのだ。慌てて抜くと、片方の針がまた軽く刺さった。血がジワーとにじんでくるのでテープでふさいだ。

こんな針が誰もが素足で歩く所(一番川幅が狭い所)に上を向いて落ちていることがあるだろうか。疑いたくもないがこれは誰かが故意に置いたとしか考えられない。

キーボウさんらは日帰りなので、ミズキさんと「弥生の湯」に入り、深川茶屋で夕食、買い出しも行った。
「お茶の間サロン」に投宿。男二人、夜は「五目並べ」で時間をつぶした。エアコン、電子レンジ、IHヒーター付きで一泊1000円。次回は卓球をしたい。

4日(日) 本匠:遊歩道エリア
6時起床、8時には現地着。実はこのエリア、敷居が高くてまだ2回目である。
①ハエハエイダイダ(5.10a) MOS
②JTライン(5.11a) NG
JTライン(5.11a) RP

④バットマン(5.11c) 敗退 小指が痛い!
⑤バットマン(5.11c) NG 持ち方を工夫して痛みを軽減、なんとか上まで。
⑥バットマン(5.11c) 敗退 もうパワーが出ない。
後はビレイに専念。ミズキさんは4便目で見事にRP。

他のエリアは暑いこともあってほとんどクライマーはいない。ここだけは別格でたくさんのクライマーがいた。川で泳ぐ人たちも上を見ると「わー!」と叫んで裸の男が落ちてくるので面白いだろう。

16:00 本匠発。産山~菊池阿蘇スカイライン経由
18:40 泗水着。
手指皮と左かかとの痛みが残る、満足の二日間だった。