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11月会山行~本匠合宿

2020.11.7~8 本匠:宮前 20

11月7日(土) 
午前8時、小雨の中マミリンさんのジムニーで本匠をめざす。
途中、犬養の先で車のハンドルが時々ぶれるので修理工場に寄ったら、別件でタイヤのパンクが見つかり修理をした。
本匠に着くと、岩場はどこも濡れているのでクライミング組と佐伯:海鮮丼組に分かれた。

本当は神社エリアで登りたかったが、登れそうな所は「宮前エリア」だけだった。
①ムー大陸(5.10c) R(リピート)

最上部は雨でベチャベチャだったがガバ地帯なのでなんとかクリアーできた。

②青巌峡ボーイ(5.11a) NG

ここは乾いていると思って取り付いたが、最上部のスローパーがぬめっていた。下りながらバンダナで水気を拭き、チョークをまぶした。

③青巌峡ボーイ(5.11a) NG
これはどうしたことだ! しばらく時間を空けたせいか又もや最上部が湿気を吸ってぬめっていた。石灰岩はやっかいだ。

④岩魚道(5.12a) Tr.
ユジンさんが架けたTr.で登らせてもらったが全く歯が立たない。
写真は岩魚道にトライするユジンさん。

宿泊所は有名な大きな水車のある「小半キャンプ場」のバンガロー。コロナ禍で今年は本匠も初めてで、宿泊も初めてだった。久しぶりに集った山友とおいしい晩餐会。

11月だというのにかなり暖かい。外は雨。

11月8日(日)
前夜まで雨が降っていたのに奇跡的に宮前の岩場は乾いていた。
①山椒はピリ辛(5.10c) R(リピート)
アンダーを使って豪快に登れる好ルート。

②ウイ(5.10a) R(リピート)
最上部少ししめっぽかった。

③青巌峡ボーイ(5.11a) R(リピート)

乾いてさえいれば問題ない大好きなルート。
昨日の写真と似ているが帽子をかぶっている。

④岩魚道(5.12a) Tr.

今日は5ピン目ぐらいまで行けた。

⑤アイミスユウ(5.11b) R(リピート)

RPしたのは2016年で、久しぶりということもあって結構ギリギリだった。

⑥見返り美人(5.10c) R(リピート)

岩場右奥のショートルートも乾いてきた。
短いが10cはやはり10cの難しさがある。

⑦山女(5.10a) R(リピート)

本匠の紅葉は今からのようだ。
久しぶりの会山行でたくさんの会友が集い、本匠の石灰岩を十分に楽しむことができた。

この宮前エリア、来年の春にはコンクリートが吹きつけられて使用できなくなるらしい。大変残念なことである。

2019夏の本匠 2

2019.8.8(木) 本匠:前高~宮前

6:30 我が家発。
岩友は岩本さん。途中で小雨、産山は気温22度。
9:00 本匠着。
6日(火)の台風8号の影響で峠道には土砂、宮前エリアは染み出しで真っ黒、番匠川は大増水で魚道エリアには近づけない状態。遊歩道エリアはもしぶら下がって川に着水したら溺死覚悟。
10:30 前高エリア
なんとか左側のルートに活路を見出す。
①少年少女(5.9) リピート

写真では分かりにくいが2ピン目までは沢登りという感じ。上部は快適。
②表参道(5.10b) リピート

ピン7本。けっこう長くて登り甲斐がある。
③アイミスユウ(5.11b) NG
昼を過ぎてそろそろ岩も乾き、いくつか登れそうになる。
3年ぶりにアイミスユウに取り付いてみた。見た目以上に核心部はかぶっていた。

④アイミスユウ(5.11b) NG
なんと核心部で左手人差し指の皮がペロンとむけてしまった。
血が滲んで「テンション。」
⑤青巌峡ボーイ(5.11a) NG
主要なホールドは乾いていたが最上部はべちゃべちゃ状態。

汗をかくと手指の皮がすぐに柔らかくなって痛くなるように感じる。
今日はたった5本のトライだったが、朝方の湿った状態からすればよく登れたほうだろう。神社前の川で汗を流すが、流れが速く泳ぐことはできない。4日前とは別世界だ。

帰りの北外輪山から阿蘇五岳を望むと、中岳からの降灰が激しい。

灰は南東の風に乗って菊池水源から八方ヶ岳方面に降っていた。
11日(日)の山の日イベント「杵島岳登山」は大丈夫か?