梅雨時のカメラ散歩

2024.6.23(日) カメラ散歩 21

雨の日曜日、隣の地区まで散歩に出かけた。

菅原神社に木造りの新しい鳥居があった。
「平成29年製」とあるので、熊本地震で倒壊した後に建立したものだろう。氏子名に同級生の名前が数名みられる。

境内に生えていたキノコ。

砂岩で作られた珍しい灯篭。
日中戦争の頃、陸軍士官学校に入校した記念とある。

近くの道端に女の子の石仏(観音像)があった。
昭和30年頃(約70年前)、この辺りで交通事故に遭ったそうだ。

やっと梅雨らしい空模様になり、本田(ほんでん)でも田植えが出来るようになった。

今年はアジサイの開花が不ぞろいだ。
青系は終わりがけで赤系はこれからという感じ。
これは大きく育ったダンスパーティー。(ガクアジサイ)

桔梗(キキョウ)も雨に負けず咲き誇っている。

こぼれ種から育ったヒマワリ。

雨続きで山に行けないので、「以前の6月は何をしていたのかな?」と思い、2019年6月(5年前)のブログを開いてみた。

素晴らしい多肉植物の寄せ植えを2000円ぐらいで買っていた。場所は何かのイベントで行った「グランメッセ熊本」
しばらく鑑賞した後は増やしていく計画だった。

さて、これが今はどうなっているのか?

なんとも形容しがたい。
増えたようにも見える。

君たちは幸せかい?

プリティウーマンを日本一触った男

2024.6.23(日) クライミング 12

私は自称「プリティウーマンを日本一触った男」である。

※日向神:サンセットエリア下部(広場)
「プリティウーマン(5.11a)B4(北原慎治)」

しかしある時、
「イッセイさん、私の方がたくさん登っていますよ! 今日で20回目、失敗したのは2~3回ですかね」
という輩(やから)が目の前に現れたらどうしようと思った。
このマウント合戦を征するにはやはり正しい記録しかないと思った。
ちょうど「200イレブン」の記録整理のために日記等を出していたので調べてみた。

2012年10月20日 初トライ時

記録【 西暦 日数 成功数/トライ数 】
2012年 1日 0/2
2013年 1日 1/3 RP(5回目)
2014年 1日 0/4
2015年 ー
2016年 1日 0/1
2017年 3日 1/3 R(リピート)
2018年 5日 4/8
2019年 ー
2020年 ー
2021年 2日 1/5
2022年 4日 4/5
2023年 ー
2024年 5日 5/7

合計 13年間で23日、16/38(成功率42%)
直近の3年間では9/12(成功率75%)である。 

2024年5月19日 35回目 (ミウラは12年前と同じもの)
左手ピンチで、次の右手がガバを取るまで。足置きがポイント。

一つのルートに38回。
もう目をつぶってでも登れそうだがそうも行かない。
2021年など2年間のブランクがあったのでリピートするのに5回もかかった。

とりあえず、トライ数38回で「プリティウーマンを日本一触った男」宣言をして挑戦者を待とう。

200イレブンRPの記録

2024.6.23(土) クライミング 11

先週、眺めのいいテラス(5.11c)で200イレブンRPを達成したので、101~200本の統計的な記録をアップしよう。
※今日は雨で在宅なので・・・

表を見て自分でも思ったことは5.11cが充実したことだろう。
加齢による体力の低下は避けられないが、経験値は随分と上がったように感じる。
また、イレブンをたくさん登ったからと言って、「次は5.12だ!」と簡単に進まないところも私らしい。
自分の実力から言って、5.11b~5.11cの辺りにトライするのが楽しい。
以前、本匠:切り株エリアで「5回以内で登れたら十分楽しめませんでしたね」と優しく言われたのを思い出す。
さすがに10回以上トライするともう嫌になってくるが、5回ぐらいで登れるルートをこれからも目標に置いていきたい。

思い出のルート10選

①2018年10月20日 110本目
日向神:奥壁「アッポロ11号(5.11b) B7 寺崎郁彦」

ハングからフェースに出た後がとにかく怖い。

②2018年11月23日 112本目
本匠:神社「シュライン(5.12-) B9 吉野慎治」

石灰岩特有のハングを越えて行く。夏は涼しく、銀杏の季節は更にすばらしい。(左隣が有名な「銀杏の小径」)

③2020年3月15日 131本目
日向神:ダム下桜「素敵なロドライフ(5.12a)B10 緒方一成」

上部スラブ帯の苔は絨毯を巻くようにして落とした。
内容、スケール感共に申し分のない1本。ピン間が近く、お買い得5.12として多くの人に登ってもらいたいが、どうも苔が生えやすい。

④2020年11月14日 135本目
日向神:愛のエリア「エレキバンはやめて(5.12a)B5 新原孝喜」

短くて、登れそうで登れないので21回もトライした。(自己最多記録)

⑤ 2021年4月24日 147本目
カニのハサミ岩:赤壁「ロドキャン(5.11b)B10 緒方」

カニのハサミ岩、一押しの好ルート。下部はテクニカルで上部は持久力が要る。写真映えするのもいい。

⑥ 2022年4月30日 162本目
八面山:上部「大内ライン(5.11b) B7 大内」

八面山は時々しか行かないので3年間、9回もかかった。登れた時は素直にうれしかった。

⑦ 2022年5月21日 165本目
ダム下2.5F「ハイドランジャー(5.11d) B5 緒方」

ダム下開拓当初からねらっていたラインだが、あまりにも難しくてしばらく放っておいた。相当繊細なムーブが要求される。場所的に恵まれず、誰も登ってくれない寂しい1本。

⑧ 2023年4月1日 177本目
日向神:ハートエリア「十六夜の上(5.11c) 緒方」

前年10月からK1さん・タケシさんらとハートエリアの開拓を始めた。上弦の月、シンパウダー、ひかりものなどの好ルートを拓くことができたが、気がかりなものは十六夜(5.10b)の上。 3日間の集中的なトライでやっと初登できた。私のハートエリアでの集大成になった。

⑨2024年2月10日 195本目
日向神:ダム下「ブラッデイ・ジャム(5.11c)B7 緒方」

正月からずっとダム下に通った。そして、最強の5.11bと呼ばれる「必殺仕事人」がやっと登れたので、その勢いで開拓に臨んだ。場所的に良く、ルートの内容も濃いものがあって面白い。多くの方がトライしているのを見るのも楽しい。私はあまり苦労していないので「必殺仕事人」の方が難しく感じるくらいだ。

⑩2024年6月16日 200本目
日向神:サンセット「眺めのいいテラス(5.11c) B13 24m長友敬一」

下部は「テラスへアップ(5.11a)15m」、これだけでも十分面白い。テラスから上が極端に難しくなり、トウフック、ポケットの踏み替えなどのテクニックを駆使する(他の人はやっていないかも) 夢にまで出てきて10回目でのRP。

200イレブンRP達成!

2024.6.16(日) クライミング 10

今日の日向神サンセットエリア「眺めのいいテラス(5.11c)」のRPで、イレブンRPの記録が200本に達した。

1本目
2012年10月20日 サンセット「エルニーニョ(5.11a)」RP
50本目
2016年3月26日 千仏ロック「お不動さん(5.11b)」MOS
100本目
2018年5月5日 備中羽山「半日仕事(5.11a)」 5便目
ここまでで約6年かかった。
※ブログのアーカイブを参照してほしい。

101本目
2018年5月12日 愛のエリア「ごめんねムササビ君(5.11a)」
この年から愛のエリアで開拓を始めた。
本匠:神社では「シュライン(5.12-)を登った。

107 本匠:切り株「サンドイッチとバナナ(5.11b)」

その他、日向神奥壁「あっぽろ11号(5.11b)」など13本。

2019年は本匠の「ケイレンボーイ(5.11c)」「鈴木君のルート(5.11b)」など7本。愛のエリア「弁天山(5.11a)]など合計12本。

2020年はダム下エリアで「象の目(5.11c)」などの開拓を行った。また、愛のエリア「エレキバンはやめて(5.12a)」がやっと登れた。合計13本。

2021年はカニのハサミ岩で開拓を始め、「ロドキャン(5.11b)」など13本拓いた。合計16本。

2022年は日向神:五色岩で3本拓いた。八面山では「大内ライン(5.11b)」に3年かけた。後半はハートエリアで「ひかりもの(5.11b)」など開拓4本。合計19本。

2023年はハートエリアに「十六夜の上(5.11c)」など開拓2本。カニのハサミ岩で「夏風(5.11c)」を開拓。野岳では「スラブエンペラー(5.11c)」を登り、合計17本。

2024年はダム下「必殺仕事人(5.11b)」に10便以上かけた。「ブラッデイジャム(5.11c)」を開拓した。
199本目は山口:亀山の「アルピナの門(5.11a)」だった。
200本目はサンセット「眺めのいいテラス(5.11c)」

101本から200本まで約6年かかった。
もう身近なところに「登れるイレブン」が少なくなってきたので、カニのハサミ岩や日向神の五色岩、ダム下、ハートエリアにK1さんやタケシさんらと自前で開拓・初登してきた。

今後の目標を訊かれると、200勝のダルビッシュ投手はうまいことを言った。「201勝です」と。

「記録していることがすごい」ともよく言われるが、私は毎朝体温を計り、夕食前のお風呂場で体重を計ってグラフ化している。日記も毎日書いている。これらは単なる習慣で何の苦労もない。

単純に記録するだけで体重の増減は少なくなるし、日記はブログになるし、山ではなんとなく意識も高くなって人より登る本数は多くなる。
一日何本登ったか、夜思い出すだけで認知症の予防にもなっている感じがする。
あまりグレードの高さを求めると指の関節を痛めたりケガをしたりするリスクも高まるので、無理はしない方向でこれからも登っていきたい。

眺めのいいテラス:遂にRP!

2024.6.16(日) 日向神:サンセット 227

6:00 「眺めのいいテラス」を登る夢を見て目が覚めた。
昨日の野岳の疲れか、いつもより遅い。
9:30 もう駐車場は車でいっぱい。
「梅雨前に一回は登っておこう」という考えはみんな同じだ。
サンセットエリアに上がると、大変賑わっている。

① プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
アップでこれが登れると調子がいい。

② 眺めのいいテラス(5.11c) NG
あわよくばマスターでRPをねらったがそんなに甘くない。
核心部はうまく越えたが、上部中盤で左足がミシンを踏み始めた。(例えが古くて若い人には分からないかも。生まれたての小鹿の足とも言ったな)
上部後半は薄いカチが多く、足で乗れずに無念のフォール。

降りて休養に徹した。
この頃人気の「やえぴん(5.12b)」の見学など。
みなさんが昼食になっても原口珈琲と「博多うまかもん」を1個だけ。

③ 眺めのいいテラス(5.11c) RP

B13,、24mは長い。下部だけでも「テラスにアップ(5.11a) 15m」の一つのルートになっている。

ロワーダウンしながらガッツポーズ。
4日間、10便目だった。
ビレイヤー(ゆきえさん)、カメラマン(タケシさん)、見届け人(開拓者のK1さん)

④ 善秋くんのおかげです3(5.11c) R(リピート)
これも25mある。もう相当よれていて、左足がつりそうだったが自分なりにねばることができた。

物見遊山(5.10d)を登る原口さん。

同じく物見遊山を登るゆきえさん。

登っているのは「若い時のりりぃ(5.10c)」
今日のサンセットは賑わった。20名以上いたようだ。

今日の「眺めのいいテラス(5.11c)」のRPで、私の「イレブンRP数が200に達した。(この件に関しては次回のブログで述べよう)

帰ってから今年最初の「アボカド」を鉢植えにした。
この種は小さいので果肉が多かったようだ。

夕食にケーキが出た。
「200イレブンRP達成」のお祝いかと思ったら今日は「父の日」だった。

野岳で歳を感じた!

2024.6.15(土) 長崎:野岳 14

遅れている入梅も来週は確実なので、なんとかヘールホップ(5.11d)を登りたくて野岳に向かった。
6:00 出発 植木~みやまは高速利用
8:00 鹿島市、ここでカメラを忘れたことに気付いた。
9:00 野岳  長崎のYさんとKさんに合流

① ミスター礫(5.10a) R(リピート)

まずはアップ。

② ③ ヘールホップ彗星(5.11d) 敗退

登っているのはYさん。
曇り空ながら湿度が高く指のかかりが悪い。それでも3月9日のトライより2手ほど良かった。
しかし、5年前の1回目のトライでは1Tで上まで抜けているので、それを思うと力が落ちたかも。

④ ⑤ ホワイトブレス(5.11c) 敗退

このルート、2017年(7年前)に2便目でRPしている。
今日はまったく体が上がらなかった。

日向神で登っているうちはあまり感じないが、だんだん悪くなる野岳のヘールホップによって力の衰えが分かる。
まあそれでも野岳まで来て全力を出し切ったので悔いはない。
多分、登らずに梅雨を迎えたら後悔していただろう。
せっかく長崎まで来たので、帰りに佐賀の「ベースキャンプ」で買い物をした。

BDのハーネスとカラビナ6枚である。
ハーネスの男用Sサイズはあまりない。カラビナは半額セールだった。

今回は野岳(片道3時間)ということで同行者探しに苦労した。
A山岳会は沢登り、または午後から県体壁で登って例会。
H開拓団は高齢化で週一回、日曜日だけ。
Mさんは定額減税のあおりで社畜化、余裕なし。
Kさんはどうもデート。(これは大事)
Tさんは今更ながらのコロナ禍。
DさんもA山岳会の例会に参加!?
そんな中、Tさんの紹介で長崎のYさんとKさんに合流することができた。有り難いことである。

今日はカメラがなく、写真が少ないので昨日撮った写真を載せよう。

ほったらかしでも元気に育っている多肉植物。

尻尾の長いニホンザルがTVに!

2024.6.10(月) 尻尾の長いニホンザル 2

8日(土)の夜、TVの報道番組を観ていたら「尻尾の長いニホンザル」が堂々と出ていた。

TV番組を写真に撮ったもの

このサルは日本の昔話「桃太郎の鬼退治」だからニホンザルだろう。
改めて訴えるが、ニホンザルにこんな長い尻尾はない!

番組の内容は「この頃の絵本では、鬼退治の仕方に暴力性がなくなった」というものだった。
以前は「イヌは鬼の足に噛みつき、キジは鬼の目をつつき、サルは鬼の顔をひっかく」やり方だった。
この頃は「イヌやキジ、サルがギャーギャー叫び、その大きな声で鬼たちはやられてしまった」となっているものがあるらしい。
そして、鬼から「宝物を取り返す」のではなく、仲良くなった鬼から「プレゼントされる」らしい。う~ん。
もともと時代に合ったように物語の内容が変わるのは致し方無い。
もちろん子ども相手の物語だから、
「桃太郎の武器は刀だ。赤鬼を切ると赤い血、青鬼を切ると青い返り血を浴びて桃太郎はみるみるうちに全身ムラサキ色に染まっていった~!」なんて表現はちょっと合わない。
そこで、「トラを殺して皮をはぎ、パンツにするぐらい強い鬼」をどう退治するか、そこに工夫と鍛錬をして仲間と協力する桃太郎を描くことはできないか。

おっと、話の中心がずれてきた。
要はニホンザルの尻尾は短いと言いたいだけだ。
テレビ局にも間違ったサルの絵を流しては欲しくない。

ちなみにニホンザルは「オナガザル科」に分類されている。
それが何故「尾短かザル」になったかという説は後日述べよう。

梅雨前のカメラ散歩 20

2024.6.9(日) カメラ散歩 20

昼までは親戚の法事。
九州南部は梅雨入りしたが、熊本は遅れている。
どんより空だが法事の集合写真プリントと腹ごなしにカメラ散歩へ出かけた。

近くの親戚の家のガクアジサイ。近々2本ほど頂こう。

実家の神木「ツバキ」
この木を家族以外が切ると祟られると云われている。以前は幹根に荒神様が祀ってあった。

先日、職場で古いボラ土を洗っていたら左腕に痛みを感じた。
ふと見たら、ナメクジが腕を這っていた。慌てて祓い落としたが、ナメクジの体液が付いた部分は黒くなって引き攣れを起こしていた。ほどなく良くはなった。ナメクジは怖い。

泗水町 孔子公園
今日の論語「剛毅朴訥 近仁」

孔子公園内で見つけた八重桜。

母校(小学校)の運動場フェンス。
これでは台風が来て柱ごと倒れないか心配。

プール横のプラタナス。
60年前より少し太くなっている。

母校(中学校)の高鉄棒。
この5年ぐらいで各小学校から高鉄棒は消えた。
この中学校は柱だけは残っていて、横棒は1本だけ付けてあった。
以前、ランニングコースにあったN小学校の高鉄棒が撤去されてから「蹴上がり」を何年もやっていない。
できるかどうか不安だったが思い切ってやってみた。
1回目失敗して、急に脳内の血流が遠心分離機にかけられたようになって目の前で星がチカチカ飛んだ。
3回目になんとか成功して、やって良かったと思った。

帰り道、置物のように動かない黒猫がいた。

道の対面には姿勢の良い大柄な猫がいた。

まあ、6月はこんな日もある

2024.6.8(土) 日向神:サンセット 226

5月初旬の山口:亀山「アルピナの門(5.11a)」でイレブンのRP数が199になった。
ダルビッシュ投手とどちらが早く「200」に達するか競っていたが、あっさりと先を越された。
その後は、サンセットエリアの「眺めのいいテラス(5.11c)」に目標を定めて取り組んできた。
6月になり、「今日こそは!」と思いながら日向神を目指した。

峠越えの山間に溜池がある。水鏡になっていた。

正面壁の下部では「あそ望山岳会」の精鋭4人が「スピンネフリーライン(5.11b)」に取りついていた。

8ピッチ、150mの大トリップだ。
今日は雲行きが怪しいので、時間との戦いにもなる。快晴よりも良いか。

私はといえば今日も「眺めのいいテラス(5.11c)」に取りつく。
① 眺めのいいテラス(5.11c) 敗退
下部の「テラスへアップ(5.11a)」は問題ない。
ここで小雨が落ちてきた。
決断を迫られて登ることを選択。
しかし出だしのトウフックをかけるところであっさり落ちた。
次は右手の小ポケットで指が全く持たなかった。
これまでの7回のトライで右手の第2関節が痛んでいるのだ。
完全に意気消沈して敗退宣言。

② 八女茶のチャチャチャ(5.10a) R(リピート)
③ 若い時のりりい(5.10c) R(リピート)

④ エルニーニョ(5.11a) R(リピート)

このルート、今までは右側からトラバース気味に1ピン目を目指していた。
先日から下部のコケを落とし、真下から1ピン目を取りにいけるようにした。(ちょっと遠い)
今日はタケシさんご一家と登り、カメラマンは息子さん。

いつものオレンジ色Tシャツに見えるが、今日のために新調したもの。このルートが12年前、最初のイレブンだ。
本格的に雨雲が近づいて来たので早めの撤収。

正面壁では4人が懸垂下降中だった。
しっかり楽しめたことだろう。

帰りの峠道、精神的な疲れで山道をトロトロ走っていたらロードスターでも眠くなった。上り坂に車を停めて仮眠。(平坦路ではシートがリクライニングしないので寝にくい)

帰り着くと熊本地方は晴れ間もあった。
やっと咲きそろってきたアジサイの写真を撮り、また仮眠。
6月は気候のせいもあるが若い時から一番疲れが出る。
大谷翔平は「6月は絶好調」というが、あれはカリフォルニアだからだろう。

門の横にある、我が家の最初の1本。

2本目のガクアジサイ。あまり大きくならないので、青系に挟まれて肩身がせまい。

ダンスパーティーが咲き始めた。

まだかわいい白系のアナベル。今年はこれが増えた。

指の調子が万全になってから「眺めのいいテラス」にはトライしよう。体を痛めないことが大事だ。

今日も「テラス」へ

2024.6.2(日) 日向神:サンセット 225

「眺めのいいテラス(5.11c)、今日はイケそうだ!」と思って朝8時から日向神に乗り込む。

途中の鹿本町にある「福禄寿」と「アマビエ」の木像。

先週4回トライして、ほぼムーブは固まっている。
しかし、下部(5.11a)、上部(5.11c)の計24mを4回やった代償は大きく、金曜日まで疲労感が残っていた。
その間、上半身を休めて下半身は鍛えておこうとスプリント練習を3日間やって更に疲労感が募った。

① プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
これで勝率は4勝2敗の6割6分7厘になった。

② 眺めのいいテラス(5.11c) NG
開拓者の長友K1さんにビレイをしてもらう光栄に預かる。

上部出だしの第1核心部をうまくクリアー、その上の第2核心部でフォール。下りながら第2を復習。

③ 眺めのいいテラス(5.11c)NG

今度は第1核心部でフォール。右から登るラインを模索したがやっぱり左からにもどす。
ここでビレイヤーを 幸運の女神、ゆきえさんに交代してもらう。

④ 眺めのいいテラス(5.11c) NG

昼からは暑くなって、とにかく24mと長く朝一の指がフレッシュな時が狙い目であろう。

開拓者はハンモックで高みの見物。

【今日の昼食】
バナナ、親戚から頂いたパウンドケーキ、クエン酸ドリンク、原口珈琲といたってシンプル。他に芍薬甘草湯を2包。
クエン酸ドリンクは疲労回復に良いというが、利尿作用が半端ない。

「梅雨明け宣言(5.10c)」のコケ落としをして登るAOIさん。

「山紫水明(5.11a)」を登るゆきえさん。

「セッコクランを盗らないで(5.11c)」を登る楠田くん。

「テラスにアップ(5.11a)」で「テラス」には今年もう7回も行ったが、その上がなかなか一筋縄ではいかない。
しかし、「また1週間楽しみが増えた」と思えるのがいい。

帰り道、岳間茶発祥の地「星原地区」に咲くアジサイを見て車を停めた。

「 色の濃い紫、 このアジサイだ!」
今年、我が家にも挿し木から育てたこの濃い紫のアジサイが2株咲いた。
しかし、その挿し木をどこから手に入れたかまったく思い出せないでいた。そう、2~3年前に日向神の帰り道、このアジサイを数本頂いたのを思い出した。

親株に負けぬよう立派に育ってほしい。

いっせいのクライミングや日々の日記です