「日向神」タグアーカイブ

立春の日も開拓

2024.2.4(日) 日向神:ダム下 213

今日は天気が良くないのでドライブ(昼食キャンプ)のつもりだった。
そこで昼食ツーリングを計画したが、いざどこへ行こうと思ったら昨日と同じ日向神:ダム下になった。

山鹿市の国道3号を走ると周りの山はこんな感じ。

ダム下に着いて、しばらくすると春の暖かい日差しが射してきた。
昨日の続きでTr.に下がると理想のラインが見えてきた。
これは相当手ごたえのある、面白いルートになりそう。

今日の昼食。
右上は「夜のお菓子:うなぎパイ」、これで元気が出た!
近頃は家にある食料をかき集めてくるので、コンビニに寄らなくなった。

コーヒードリッパーを忘れたので、フィルターをカップに直づけ、なんとかなった。
右はミックスナッツ、左は節分豆。

またツチグリが開いていた。
1月21日「小雨の日向神:ダム下」で紹介している。
しかしその後はグジャッとして小さくなり「終わった」と思っていた。
どうも、雨が降って湿気が多いと元気になって開くようだ。

小さな野ネズミの屍である。
実は数年前にも同じ場所で同様のものを見つけている。
その時は「上の木から落ちてしまった間抜けなネズミ」と思っていた。
これはたぶん、フクロウが丸のみして何かの都合で吐き出し、上の木から落としたものだろう。

自宅に戻り、今年1回目の「立春草刈」を行った。

節分の日も開拓

2024.2.3(土) 日向神:ダム下 212

2月2日(金)の夕焼け。
カメラの露出を太陽に合わせているのでえらく濃いが、明日はまずまずの気配だ。

車を明日のために洗った。
ナンバープレートの左側のグリルに夕陽が反射している。

2月3日(土) 節分
子どもじゃあるまいし、山行の朝は早い。

まだ薄暗いうちから日向神峡を目指す。
彼方の山は故郷の名峰、鞍岳(1119m)
どうも午後からは雨の予報だ。

今日の目標は「ダム下2F:パチンコホールのバリエーション」だ。(上は掃除前の写真)

左上するクラックから直上クラックに入り小ハングを越えるライン。
本当はクラックを利用したトラッドルートを作りたかったが、上部ではどうしてもボルトが必要で、フェースとしても5.11bぐらいはある。
次回、初登を目指す。

「トライアングル」の右側にも1本引けそうである。
登っているのはK1さん、ビレイヤーはタケシさん。

最後に「必殺仕事人(5.11b)」に取りついたら、久しぶりにハンマーを掃除やボルト打ちで振り回したので右前腕がつってNG。

午後は予報通り小雨が降り出した。

今日は写真が少ないので「昼食の残り」を載せよう。
ギンビスのアスパラガスは食べ出したら止まらない。

今日は節分。
我が家に現れた鬼はこれ!

明日は立春。
節分は豆まきや恵方巻などいまや大イベント化したが、立春はいたって静かだ。
主役が慌てず騒がず、どっしりと構えているのがいい。

ダム下にクラックルート3本

2024.1.28(日) 日向神:ダム下 211

昨夕、夕焼けが見えたので今日はてっきり「晴れ」と思っていたら、朝から小雨が降っていた。
しかし、午後からは晴れの予報なのであおいさんと日向神へ。

熊本は晴れていたのに日向神:ダム下が近づくにつれ霧雨が降り出した。

ロドキャン用の焚火台を持ってきた。これは正解!
ダム下2Fは頭上に樹木があり、小雨でも登れるところがある。

昨日に続き、ナッツセットを下げてクラック・クライミング。
カメラは井ノ口さん。

左:「チーちゃん(5.8)B3」 NP(5.8)
中:「サーちゃん(5.7)B4」 NP(5.7)
右:「ミレービスケット」   NP(5.10a)

ダム下2Fは、小雨の中でもクラック・クライミングの練習ができる便利な岩場になった。
他にもNP(ナチュプロ)化できそうなラインがある。

天気予報は外れ、午後になって雨足が強まった。
午後2時過ぎには焚火を消してお開き。

1月28日の夕焼け。
明日こそ晴れそうだ。

【追記】
文章の更新をした。
主に「トラッド」を「クラック」に代えた。
私はクラックを利用してNPで登れば「トラッドだろう」ぐらいの認識であったが、どうもトラッドはもっと奥が深く、登る人の思い入れも強いようだ。

ワイヤーナッツ、覚醒!

2024.1.27(土) 日向神:ダム下 210

いつもの星原峠から日向神をめざしたが、根引峠まで来るとご覧の積雪。
夏タイヤなので「君子危うきに近寄らず」、ここで引き返して大渕(小原)に回った。
ちなみに今日はロードスター納車4年目の記念日。

アップがてらに取り組んだのは、「チーちゃん」のNP(ナチュプロ)化。
細いクラックの泥を掻き出し、キャメロット1個、ナッツ3本で完登した。

チーちゃんクラック(5.8) 緒方一成  初登

本日、2つ目の目標は3週間前に登れなかったルート。

「令和6年正月(5.11b)」 RP (本日2便目)
手も足もホールドが不明瞭でバランスが悪い。
フットホールドを覚えて、確認しながら登らねばならない。

ゆきえさんのトライ。ビレイヤーは原口さん。
後方で見守るのは開拓者のK1さん。

午後は3週間前にリボルトされた「サーちゃん(5.9)」の上部にあるコーナークラックを大掃除して登った。

キャメロット#2が決まるこのクラックまでが意外に遠い。

「ミレービスケット(5.10a) 緒方一成」 初登

終了点は「サーちゃん」と同一。
この頃私の山での主食になりつつある「ミレービスケット」は70年も前から発売されているそうだ。

使用したギヤはキャメロット#2,0.4 ナッツ・Rock#1~3
ワイヤーナッツは約40年間眠っていたもの。 本日、覚醒!

この後は4つ目の目標にトライ。
「おしょうさん(5.11a)」 敗退

最後に「トライアングル(5.10c)」をR(リピート)
登っているのはあおいさん。

2024年1月27日の夕焼け。
右側から龍が迫ってくる感じ。

小雨の日向神:ダム下

2024.1.21(日) 日向神 210

昨夜来の雨は残っていたが、休日に山へ行かず無聊をかこつのは非常なストレスになるのでゆっくり出かけた。

途中の鹿北町:岳間で田中橋を眺めた。(ブログ登場2回目)
この橋は別名「化巌こう」「車橋」ともいう。「こう」は「石遍に工」と書くが漢字表に見当たらない。
記念碑に「藤からむ巌(いわお)と化せよ車橋」とある。
鹿北町では安政5年完成と石橋としては一番古く、写真をよく見ると輪石が二重になっている珍しい造りだ。

山道でヤマドリのオスを見つけた。
「あしびきの山どりの尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」(柿本人麻呂)
調べたら、ヤマドリはつがいになっても夜は谷を隔てて別々に寝ると言われているそうである。
孤独の良さ、愉しみを知っているのかもしれない。
このヤマドリを見たことだけで、「今日山に来た甲斐があった」と思った。

岩場はどこも濡れている。
ダム下2FでK1さん、タケシさん、井ノ口さんご夫婦と古いルートのリボルトを行った。

カットアンカーから外した「ツナハンガー」
リボルト用メタル類の代金は「日向神クライマーズ・クラブ」から支給される。

左端のルートを掃除しながらリードした。
細いクラックが走っているので、次週は「トラッドルート」として再生される予定だ。

岩の基部に「ツチグリ」があった。

自宅近くの牧場の溜池で「コガモ」の群れを見た。
カメラを向ける私を見つけて一斉に飛び立った。

コガモの着水シーン。
この外部者は安全であると確認できるとすぐに戻った来た。

必殺仕事人(5.11b)RP!

2024.1.8(祝) 日向神 210

成人の日の朝は相当冷えた。
庭のパンジーに霜がびっしり付いている。

早くも今年3回目のダム下エリアである。
10時を過ぎると2Fにも陽が当たる。

① サーちゃん(5.9ぐらい) OS

同ルートを登るゆきえさん。
これまでダム下2Fにはアップ用ルートがなかった。

今日、K1さんによって「サーちゃん(5.10aぐらい)」「チーちゃん(5.9ぐらい)」がリボルトされた。

②~④ 必殺仕事人(5.11b)NG
今シーズンだけでもこれで8回トライした。
どこか相性が悪い気がする。
しかしやっと、登れない時は「早い右足の上げ過ぎ」であることに気付いた。

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すぐ隣の「トライアングル」では原口さんがトライを重ねている。
さて、どちらが早く実を結ぶか?
とりあえず、昼食としよう。

⑤ 必殺仕事人(5.11b) RP

さあて、ここから!

最後まで気は抜けない。
たぶん初トライから3年ほどかかっている。
やっと一つの呪縛からのがれることができた。
集中してトライを繰り返すことが大事だ。

午後の1本目で目標達成したので、欲を出してもう1本行こう!

⑥~⑩ 「令和6年 正月(5.11b)」 NG

本日午前中、K1さんによって開拓・初登されたルート。
ボルト3本と短いが、クリッピングポイントが分かりにくい。
もたもたして1テン極楽に突入!
後半は「疲労 VS 学習能力」だが、疲労の方が勝っていた。

自宅近くで夕焼けが見えた。
左の高い山が長崎:雲仙岳、手前の右側は岩野山。

今、指先のひりひり感と背中の疲労感が心地いい。

日向神:ダム下   「マハラ5.11a)」

2024.1.5(金) 日向神 209

朝食はモチ、納豆、サラダ、プロティン、2日前のB.D.ケーキ、ホットコーヒー。

今日はメンバーを代えて2日連続のダム下エリア。
終日曇り空だったが、寒くはなかった。

① フルグラ(5.11a) R(リピート)
2週間前に登っているとはいえ、ぎりぎりでリピート。

写真は「ダム下 1F」の全景。
みなさんが登っている間、一番左端にある「ビターチョコ」の掃除をした。

② ビターチョコ(5.11b) Tr.
③  ビターチョコ(5.11b) NG

このルートを拓いて約3年ぶりのトライ。
足のさばきは一からやり直しだ。

④ 必殺仕事人(5.11b) NG

登っているのは井ノ口さん。
彼のムーブを完コピしようとしたがどうもできない。

⑤ 必殺仕事人(5.11b) Tr.
なんとか手順は確定した。

⑥ 必殺仕事人(5.11b) NG

無理なムーブで左大胸筋に痛みが走った。
なんとか上がってQDを回収。

う~ん、このままでは帰れない。
「マハラ」が3年前に登った時は(5.10d)だったが、その後(5.11a)に昇格したのでやることにした。

⑦ マハラ(5.11a) NG
下部のトラバースで思い切りが足らなかった。(疲労?)

⑧ マハラ(5.11a) R(リピート)

かなり疲れていて上部では危なかった。
ビレイヤーはゆきえさん、カメラは原口さん。
このルートは「100岩」で★が付いていないが、トラバース、クラック、凹角と変化に富んだ好ルートだと思う。

日向神:ダム下2F ロングフレンド(5.11b/c)第2登

2024.1.4(木) 日向神 208

能登半島地震や羽田空港での事故など、新年から日本中は混乱しているが相変わらずの男3人が日向神に集った。
3人の共通点は60歳代、マツダ車に乗る、まだ子どもに金がかかる、イケメン・・・は、ないか。

最初にダム下エリアへのアプローチ整備。

① イルネージュ(5.10b) R(リピート)

イルネージュを登るタケシさん。

新シューズは自分へのお年玉という「カタナ」

2FのプロジェクトにトライするK1さん。

② ロングフレンド(5.11b/c) NG
昨年暮れ、K1さんによって開拓・初登されたルート。
オンサイトトライは2ピン目でテンション! 上部も厳しい。

③ ロングフレンド(5.11b/c) NG
下部でオリジナルムーブを発見。
上部も思い切りの良いムーブが要求される。

④  ロングフレンド(5.11b/c)  RP

開拓者にビレイをしていただく光栄に預かる。

カメラマンの腕が良いと足が長く映る!

次の一手が射程距離に入った!
この上で、最後の左足に体重が乗らず震えそうになった。
ぎりぎりでRP、第2登となった。

私も自分への誕生日(1月3日)プレゼント。
新ロープと新ロープバッグだ。

今日は愛知県からも来られていた。
どうも私のブログを読んで「ダム下エリア」で登られたようだ。
このブログ「山へ行って居ります」も、全国区になりつつある。

2023 roadSTER フォトギャラリー

2023.12.31(日) ロードスター 71

2023(令和5)年も愛車ロードスター(ND)は元気に無事故で走ってくれた。
1年間のベストフォトを見直して労をねぎらいたい。

① 院内町の鳥居橋(3月30日)

石橋とロードスターはベストマッチだ。桜の季節、この橋を渡って国東半島を訪れるのが恒例になってきた。


② 日向神:つる橋(7月16日)

星原峠を越えて日向神ダム湖へ下りるとこの橋を渡る。
この時期はもう太陽が高く昇っている。
今年は日向神に43回通った。

③ 高知:四万十川の沈下橋(8月3日)

有名な勝間橋だが、早朝なので独り占めできた。
石鎚山は雨で登れなかったのでまた行こう。

④ 自宅前のヒガンバナと新ホイール(9月23日)

半年待って、レイズTE37:16インチ鍛造ホイールが届いた。
目立つ割にシンプルで、洗うのも楽。赤いのはステッカー。
色はPD(プレストグラファイト)を選んだ。

⑤ 山行の朝(11月3日)

午前7時頃の鹿本町にて。霧の中、鞍岳さんから朝日が射した。
日向神正面壁マルチルート「元気です(5.11c)8P」を登るために早く家を出た。

⑥ 日向神峡:ハート岩(11月12日)

9日前にこのハート岩(正面壁)を登った。
私にはハートというより「源氏パイ」に見える。

⑦ 院内町:仙の岩(11月23日)

耶馬渓と同様の岩で迫力がある。残念ながらクライミングには適さない。裏側に車で回ると頂上に立てるのでドライブに良い。

⑧ 国東半島:鋸山(11月23日)

お目当ての紅葉とのコラボは他の車があってうまく撮れなかった。この写真はLINEで送っていただいたもの。

⑨ 紅葉(11月26日)

日向神に向かう途中の星原峠にて。
この日はバルコニーエリアで「未知との遭遇(5.11b)」を登った。

⑩ 大渕の小原橋(12月10日)

日向神:ダム下エリアで登るときは大渕から行く。
ドアを開けても当たらない低い欄干は石橋の大きさに合わせてあるのだろう。
この日はベテルギウスの異変(5.11a)を登った。

日向神:ダム下も良い!

2023.12.10(日) 日向神205 ダム下2

朝からTVは「大谷翔平、ドジャーズに決定」のニュース。

外は濃い霧で終日晴れの予告。
今日は2週間ぶりに日向神をめざす。

久しぶりに石橋(小原)を渡る。
石の欄干は低いので、ドアを開けても当たらない親切設計だ。

午前10時、ダム下2Fはもう日が当たってポカポカしている。
① 必殺仕事人(5.11b) 敗退

写真は「必殺仕事人」にトライする井ノ口さん。
私は今日もトップアウトできなかった。
これが5.12だったら諦めもつくが、5.11bなのが辛い。

② ベテルギウスの異変(5.11a) NG
タケシさんにより拓かれたこのルート、3年10ヵ月ぶりとなると8割がたは忘れている。
昔の彼女に出会ってお互いの変容を確かめる感じ。

③ ベテルギウスの異変(5.11a) R(リピート)

体の向きや足の乗せ方、ポケットホールドの使い方を思い出すとすぐに打ち解けた。

【昼食】
井村屋のお汁粉、おにぎり1個、バナナ1本、お菓子2種、コーヒーなど。
お汁粉を食べるようになって、体重の減りがなくなった。

④ 光の春(5.11d) A0
2019年12月、このエリアに初めて来た時以来のトライ。
あの手この手、あの棒などなんでもありで終了点に到達、Tr.を掛けるという「ゆきえミッション」を完了した。

スタートからして出力100%。

今日集まったみなさんは、「人の登りを見て登った気になる症候群」に襲われた。
私はと言えば、2日連続のクライミングで指先がちょっとヒリヒリして、わずか4本で終了。