2025.8.24(日) 日向神302 ダム下58
本日までに「隧道エリア」の隧道手前と向こうに16本のルートができた。約半年間の開拓期間で十分過ぎるほど楽しむことができた。
狭いエリアで高さもないが大きな屋根と素敵なベンチがある。
誰かがQDを掛けたらみんなで使わせてもらう、人の登りをあーだこーだと言いながら楽しむ、お昼はみんなで食べる、こんな隧道エリアをもっと楽しんでもらうために最新トポを公開しよう。



2025.8.24(日) 日向神302 ダム下58
本日までに「隧道エリア」の隧道手前と向こうに16本のルートができた。約半年間の開拓期間で十分過ぎるほど楽しむことができた。
狭いエリアで高さもないが大きな屋根と素敵なベンチがある。
誰かがQDを掛けたらみんなで使わせてもらう、人の登りをあーだこーだと言いながら楽しむ、お昼はみんなで食べる、こんな隧道エリアをもっと楽しんでもらうために最新トポを公開しよう。
2025.6.21(土) 日向神291 ダム下49
ヒマワリが咲き始めた今日は夏至である。
2025年もほぼ半分が過ぎたと思うと気持ちがざわつく。
我が家では夏恒例の「クワガタ取り」が始まり、昨夜は2匹ゲット。
これはクワガタではなく、本日菊池川で見つかった「コオニヤンマ」のヤゴの抜け殻。
今日は2週間ぶりに日向神:ダム下、隧道エリアに集合。
「とおり雨(5.10c)」の最上部を登る私。
右と左のラインがある。
この壁は、工事用に穿ったドリル穴をうまくつかうのがポイントになる所がある。
6月7日にリニューアルした「アンビバレント」をリードした。
蒸し暑いこともあって汗がふきだした。
傾斜は緩いがホールドが遠く初見では分かりにくいので、
「アンビバレント(5.11c) B7 20m」としたい。
今日は新しい1本が追加された。
「夏に至る(5.10a) B3 長友敬一」である。
隧道エリアにはハンモックも似合う。
大渕の川べりには「合歓の木」の花がもう咲いていた。
2025.2.11(祝) 日向神260 ダム下19
祝日で天気がいいとなると午前4時から目が覚めた。
ついに今年から書き始めた「自分史」を約1時間やった。
ダム下エリアでやりたいことがあるので、少し早めに行くとK1さんがもう来られていた。
2Fには先週の雪がまだ残っていた。(モデルはK1さん)
今日はこの壁を掃除したい。まずはキコリだ。
午前中だけで立派な壁が出現した。
タケシさんのビレイでTr.試登してみたが、立派過ぎてほとんど登れない。(今年も楽しく過ごせそうだ)
昼食は3Fに上がって食べた。
先日の土日が雪で登れていないので、今日の3Fは賑わっていた。
車は8台、なんと5割はマツダ車だった。
① バレンタイン(5.11b) NG
写真は「バレンタイン」の全景。
本日、K1さんの初登により完成したばかりだ。
スタートからして難しく、ハング越えでパワーを使う。
② バレンタイン(Tr,)
③ バレンタイン(5.11b) RP
スタートには絶妙なムーブがある。
左は1月13日に登った「ジェードル(5.11a)」である。
ハングを越え、ここまで来ると後は慎重に登るだけ。
うれしい第2登になった。ビレイヤーはゆきえさん。
今日の岩場掃除には先日買った「脚絆」が活躍した。防寒の役目もある。
午後6時、自宅ちかくにて。
雲仙に太陽は沈んでいるがずいぶんと日が長くなった。
左お尻のこぶも梅干しの種ぐらいになり、日向神往復のドライブがまた楽しくなった。
2024.3.10(日) 日向神:ダム下 217
快晴の今朝は冷えた。
ビオラとチューリップの葉に付いた霜。
毎週末山に行くので実家が草ボーボーになりかけていた。
午前中2時間の草刈りを実施。
昼前には日向神:ダム下に到着、3週間ぶりとなる。
【ブラッデイ・ジャム(5.11c)にトライ中のゆきえさん】
私が2月10日に拓いたこのルートが今、大人気だという。
何人もの実力者がトライして、オンサイトした方はいないようである。多くの方に取りついてもらうのが嬉しい。
① 「令和6年春(5.10b)B4」 OS(オンサイト)
ちょっと来ないとK1さんがすぐに新しいルートを拓いている。
②~③ 新ルート「マハレ(5.11a)」にトライ
マハラ(5.11a)の左上バージョンになる。
しかし、ボルトの位置から新しいラインを登ることも出来そうだ。
ヒールフックを使うムーブで登りたい。
昨日の野岳で指先が消耗していたので、この課題は次週の楽しみにとっておこう。
先日、庭からカップに移植したスミレがすっかり根ずいた。
2024.1.28(日) 日向神:ダム下 211
昨夕、夕焼けが見えたので今日はてっきり「晴れ」と思っていたら、朝から小雨が降っていた。
しかし、午後からは晴れの予報なのであおいさんと日向神へ。
熊本は晴れていたのに日向神:ダム下が近づくにつれ霧雨が降り出した。
ロドキャン用の焚火台を持ってきた。これは正解!
ダム下2Fは頭上に樹木があり、小雨でも登れるところがある。
昨日に続き、ナッツセットを下げてクラック・クライミング。
カメラは井ノ口さん。
左:「チーちゃん(5.8)B3」 NP(5.8)
中:「サーちゃん(5.7)B4」 NP(5.7)
右:「ミレービスケット」 NP(5.10a)
ダム下2Fは、小雨の中でもクラック・クライミングの練習ができる便利な岩場になった。
他にもNP(ナチュプロ)化できそうなラインがある。
天気予報は外れ、午後になって雨足が強まった。
午後2時過ぎには焚火を消してお開き。
1月28日の夕焼け。
明日こそ晴れそうだ。
【追記】
文章の更新をした。
主に「トラッド」を「クラック」に代えた。
私はクラックを利用してNPで登れば「トラッドだろう」ぐらいの認識であったが、どうもトラッドはもっと奥が深く、登る人の思い入れも強いようだ。
2024.1.21(日) 日向神 210
昨夜来の雨は残っていたが、休日に山へ行かず無聊をかこつのは非常なストレスになるのでゆっくり出かけた。
途中の鹿北町:岳間で田中橋を眺めた。(ブログ登場2回目)
この橋は別名「化巌こう」「車橋」ともいう。「こう」は「石遍に工」と書くが漢字表に見当たらない。
記念碑に「藤からむ巌(いわお)と化せよ車橋」とある。
鹿北町では安政5年完成と石橋としては一番古く、写真をよく見ると輪石が二重になっている珍しい造りだ。
山道でヤマドリのオスを見つけた。
「あしびきの山どりの尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」(柿本人麻呂)
調べたら、ヤマドリはつがいになっても夜は谷を隔てて別々に寝ると言われているそうである。
孤独の良さ、愉しみを知っているのかもしれない。
このヤマドリを見たことだけで、「今日山に来た甲斐があった」と思った。
岩場はどこも濡れている。
ダム下2FでK1さん、タケシさん、井ノ口さんご夫婦と古いルートのリボルトを行った。
カットアンカーから外した「ツナハンガー」
リボルト用メタル類の代金は「日向神クライマーズ・クラブ」から支給される。
左端のルートを掃除しながらリードした。
細いクラックが走っているので、次週は「トラッドルート」として再生される予定だ。
岩の基部に「ツチグリ」があった。
自宅近くの牧場の溜池で「コガモ」の群れを見た。
カメラを向ける私を見つけて一斉に飛び立った。
コガモの着水シーン。
この外部者は安全であると確認できるとすぐに戻った来た。
2023.12.10(日) 日向神205 ダム下2
朝からTVは「大谷翔平、ドジャーズに決定」のニュース。
外は濃い霧で終日晴れの予告。
今日は2週間ぶりに日向神をめざす。
久しぶりに石橋(小原)を渡る。
石の欄干は低いので、ドアを開けても当たらない親切設計だ。
午前10時、ダム下2Fはもう日が当たってポカポカしている。
① 必殺仕事人(5.11b) 敗退
写真は「必殺仕事人」にトライする井ノ口さん。
私は今日もトップアウトできなかった。
これが5.12だったら諦めもつくが、5.11bなのが辛い。
② ベテルギウスの異変(5.11a) NG
タケシさんにより拓かれたこのルート、3年10ヵ月ぶりとなると8割がたは忘れている。
昔の彼女に出会ってお互いの変容を確かめる感じ。
③ ベテルギウスの異変(5.11a) R(リピート)
体の向きや足の乗せ方、ポケットホールドの使い方を思い出すとすぐに打ち解けた。
【昼食】
井村屋のお汁粉、おにぎり1個、バナナ1本、お菓子2種、コーヒーなど。
お汁粉を食べるようになって、体重の減りがなくなった。
④ 光の春(5.11d) A0
2019年12月、このエリアに初めて来た時以来のトライ。
あの手この手、あの棒などなんでもありで終了点に到達、Tr.を掛けるという「ゆきえミッション」を完了した。
スタートからして出力100%。
今日集まったみなさんは、「人の登りを見て登った気になる症候群」に襲われた。
私はと言えば、2日連続のクライミングで指先がちょっとヒリヒリして、わずか4本で終了。
2023.2.5(日) 日向神 ハートエリアからダム下へ 168
朝は放射冷却で寒かったが、その分陽が差すと暖かい一日だった。
私は昨日も登ったので今日は控えめに・・・・。
まずは「ハートエリア」へ。
①十六夜(5.10c) リピート
1本目はまだ指が冷たい。
その後はK1さんが約2カ月ほどトライしているプロジェクトのビレイをした。
谷間に気合の雄たけびが響き渡り、見事に初登。
「満月 (5.12b?) 長友敬一」の完成!
Vサインの上に満月のようなホールが見える。
私はTr.で触らせてもらったが、手も足も出なかった。
午後は「ダム下3F」へ。
この頃は冬場の定番「バルコニーエリア」が賑わっていないと思っていたら、ダム下3Fにたくさんのクライマーが集っていた。
ここにもK1さんのプロジェクトがあった。
ノリノリのK1さんが本日2本目の初登を慣行した。
②ミラージュ(5.11a) OS (第2登)
写真の辺りが核心部か。
開拓・初登は長友、掃除は緒方というパターン。
ミラージュ(5.11a)の全景はこんな感じ。
登っているのはタケシさん。
2022.6.1(水) 徒然 89
5月28日の日向神:五色岩で「百色(ももいろ)」を開拓したことが、通算100本目の開拓となった。
これまでの軌跡を記しておきたい。
1983年(25歳)~1933年(35歳)
阿蘇:大観峰 26本(リアラ、復活の日など)
八方ヶ岳:穴川の岩場 1本 (2P 未発表)
菊鹿:丸岩の開拓 (Tr.多 未発表)
比叡山:南面スラブ 2本(スーパーファイナルなど)
宇土:赤瀬海岸 2本 (未発表)
宮崎:行縢山 1本(アロマージュ 4P 未発表)
大観峰「カウンター・チン」の2ピッチ目を開拓中
【22年間の空白期間】
2015年(57歳)
植木:岩野山 11本 (夏の思い出など)
2016年(58歳)
植木:岩野山 4本 (フェアウエイなど)
2017年(59歳)
日向神:サンセット 2本(若い時のりりィなど)
2018年(60歳)
日向神:愛のエリア 5本(義理チョコで勘違いなど)
日向神:奥壁 1本(生きた証)
2019年(61歳)
日向神:愛のエリア 4本(平成最後のヒールフックなど)
日向神:ダム下 2本(フルグラなど)
2020年(62歳)
日向神:ダム下 6本(素敵なロドライフなど)
星原峠:ボルダー開拓
2021年(63歳)
日向神:ダム下 1本(ビターチョコ)
八方ヶ岳:カニのハサミ岩 18本(ロドキャンなど)
日向神:五色岩 2本(ゆずレモンなど)
2022年(64歳)
日向神:五色岩 9本(岳間茶など)
日向神:ダム下 1本(ハイドランジャー)
ルート開拓者は「絶滅危惧種」と言われて久しい。
では、何故私はルート開拓をするのか。
答えは一つ、「面白いから」
大観峰:「アゾロ・ダイレクトカンテ」の開拓中
私の場合、クライミングとは開拓をすることである。
若い時に「熊本クレッテル・カメラード」に入り、大観峰というほとんど手つかずの岩場と出会えたことが大きい。
(大観峰の岩場は熊本地震で行けなくなった)
そして2011年、「あそ望山岳会」に入会して山との出会い直しができた。
100本はもちろん通過点であるが、この後はどうなるかは分からない。
フェイスブックで東秀磯氏が5月だけで10本開拓して、「月間最多ルート開拓賞」を自らに与えていた。
私は8回山に行って開拓は2本、打率は2割5分か。まだまだだな。
1983年、大観峰では「ヨセミテスタイル」が流行っていた。
あと10年もしたら、「聖地巡礼 いっせいの100ルートを登る」なんて企画が起きるかもしれないが、その時は詳しい資料をお渡ししたい。
2022.5.21(土) 日向神:ダム下 29
先週、ダム下2.5階のプロジェクトは濡れていた。
今日は曇り空で暑さもない。
①ラッペルしてシャントで登り返しながらボルト位置を決める。
②なかなかうまく登れないが、「なんとかなりそう!」と自分に言い聞かせてボルトを5本打った。
ビレイは2階で登っていたナカさんにお願いした。
意外と気合が入って最上部までうまく登れた。
最後のスラブでTr.と違う登り方をしてスリップ。
昼食、岩場の整備
④トライ2 RP(初登)
「ハイドランジャー 5.11d B5 10m 緒方」完成。
ビレイヤーはナカさん。
【開拓・初登の軌跡】
2020年12月 3日間(掃除・Tr.トライ)
この頃は核心部をヒールフックで越えていた。
あまりにも難しいので半分諦めて「カニのハサミ岩」へ。
2022年4月 2日間(Tr.トライ)
核心部を右から越えることができた。
フレークにボルトは打てないので開拓が進まない。
本日、フレーク上のプロテクションには固い岩からステンレスワイヤーを垂らすことで解決。
終了点はロープが岩とこすれないように頭上の立ち木からスリングでとっている。
⑤荷物(デポ)の回収
帰ろうとした頃タケシさんがやってきて「3階の開拓用具を回収する」というので手伝った。