ボルトのハンガー部分がない!?

岩野山のボルトハンガーがない?

2月7日(日)、「今日も泥を落としてルートを1本作ろう」と思いながら岩場に来てみてびっくり、我が目を疑った。
なんと正面フェイスノーマルルート、下部2本のボルトハンガーがない!
易しい下部の2本だから、「スパナさえあれば誰でもはずすことができるしな~」と思いきや、見上げるとロックタワーの主要ハンガーもない。
一週間前に登った「ホタルガの舞い」も4本中3本がない。
目視では約10本のハンガー部分がなくなっていた。
これは間違いなくクライマーの仕業である。
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誰かがこの岩場を実力で登らせないようにしているのだろうか。しかし、終了点の残置カラビナやスリングはすべて残っている。また、ボルトもハンガー部分のみをはずして座金とナットは締め直してある(写真)
ぶら下げていた「トポ図」もそのままだ。
単なるハンガー欲しさの盗難か? ・・・しかし、疑問は残る。
すぐに岩場の実質的管理者である隣接のゴルフ場に行って尋ねたが、全く関知していないとのことだった。
何人かこの岩場に来る人に電話で尋ねると、2月2日(火)にはもうなかったようだ。
1月31日(日)には私も来て登っているので、2月1日(月)に外されたらしい。
どなたか、この件に関しての情報なり示唆などがありましたらお知らせください。

岩野山 新ルート「フェアウェイ 5.10b」

「フェアウェイ 5.10b B5 20m」開拓

前傾フェイスエリアは約30年間見向きもされなかった所である。それは下部の岩がごちゃごちゃして魅力がないことと、上部が前傾して見た目以上に厳しいからであろう。
私自身もこれまであまり気持ちが乗らなかったのは4本の既成ルート以外に開拓の余地がないように思えたからである。
また、昔のトポ図のグレードやスタイルがなんとも不自然だったからでもある。
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今回のルートは、下部の塔状の岩(写真ではロープの左側の岩)から左に移り、岩場のほぼ真ん中を直上するものである。
ボルトは5本、残置ハーケンが1本使える。
他のルートも登り甲斐はあるがプロテクションが良くないので、トップロープにして今のところは登ることをお勧めする。
また、前回の「サニーサイド・カンテ限定」ルートのように、岩場に通い込めば新しいラインが見えてきて、狭い岩野山ではあるがまだ多くの可能性を見いだせることが分かった。

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写真2のビレイヤー・カメラマンはあり吉さん。

風雪の大綱引き

久米八幡宮の神事:大綱引き

1 期日 平成28(2016)年1月24日(日)
2 場所 久米八幡宮
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3 感想
近年まれな寒気の到来で朝からの降雪。
冷たい中でも「五穀豊穣・無病息災」を願って恒例の大綱引きが行われた。
まず大綱を神社の拝殿に上げてお祓い、頭(中1生)の挨拶、区長の玉串奉奠などがあった。
次は鳥居の前まで大綱を移動させて、上中下地区対抗戦、親子対抗戦などで引き合った。
終了後は公民館で昼食(カレーライス)をいただいた。
今年は親子三代で参加したが、来年は親子四代で参加したい。

2016 今年の目標

2016.1.19 徒然

午後からの出張で人の講演を聴いていたら眠くなった。
そこで不遜にも眠気覚ましに、「今年の目標」を考えた。
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①5.11台の新ルートを10本以上登る。
②岩野山の前傾フェイスでリードルートを4本以上設定する。
③まだ行ったことのない岩場に行く。(八面山、竜頭泉、平尾台等)
④ブログ「山へ行って居ります」を充実させる。
以上

熊本県山岳連盟 Jr.クライミング教室

県山岳連盟主催 Jr.クライミング教室

1 期 日  2016年1月17日(日) 9:00~12:00
2 会 場  県立体育館クライミング壁
3 参加者  希望する小・中学生10数名と保護者 (参加費1000円)
4 スタッフ 連盟理事長西本さん、競技部長松井さん、その他3名ほど
ビレイヤー等の協力者としてあそ望山岳会からキーボウ、モモ太、
ヒロ、私の4名。
5 感 想  この日は曇り一時小雨で寒かったけれど子どもたちは元気で何回もトップロープでトライしていた。常連で「国体少年男女予備軍」と目される数名は壁の左側でリードクライミングで鍛えていた。
連盟としても地道な努力を積んで競技人口や底辺の拡大を図っているがなかなか功を奏しないようだ。親がクライミングを好きで子どもにもやらせるという「親子鷹」が一番手っ取り早いパターンではあるがこれもなかなか難しい。数年前は全国レベルの親子がいたが高校の3年間は早く、もう社会人になって離熊してしまった。継続的な選手育成ということでは中・高校での部活動こそ最善策であろうが、施設と指導者というハードルは高い。
思えば30数年前に選手不足から私は拝み倒されて「国体山岳競技成年男子」の選手になり2回(群馬・奈良)出場した経験がある。やってみると当時の競技ルールである「荷物を担いで山を走り、読図やクライミングもやる」というのは意外と私に合っていた。山岳競技が現在はトレイルラン、ロゲイニング、リードやボルダリング等に別れて独自の競技となっているのがまた面白い。(他にも天気図作成やテント設営もあった!)
今はスタッフ(ビレイヤー、審判等)となって選手をサポートする立場になったが、できればたくさんの人に国体出場の経験を積んで欲しいと思っている。微力ながら今後も応援していきたい。

 

ミウラ2011 2回目のリソール完了 

2回目のリソールを終えたミウラ2011

年末にボル天の飽本さんにお願いしてから約1ヶ月半で2足のシューズが返ってきた。
2011年版は2回目、2013年版は1回目となる。
2011年版はつま先にも補強が施されていた。
自分ではすり減っていないと思っていたがプロの見立てに間違いはないだろう。
ミウラばかり3足持っていて、2011版がサイズ39、2012・2013版は38,5である。
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交換したソールはビブラムXSグリップ4mmである。
つま先補強して送料込み、2足で14,000円と良心的であった。
さっそく残っていた2012年版も2回目のリソールに出してきた。

岩野山の岩質

「K1ヒュッテ」に掲載していただいた岩野山の紹介文には「岩質不明」と記したが、調べてみると「片麻岩」であることが分かった。

片麻岩とは片麻状(縞状)の組織をもつ岩石という意味である。原石(砂岩や泥岩等)が変成作用を受けた岩石で、濃色と薄色の部分が層状に重なっている。また、特定の方向からきれいに割れる、「へき開」をする。石英や長石、雲母を含み、変成岩としては硬い部類になる。

実際に岩野山で電動ドリルを使うと、白い粉と薄茶色の粉が交互に出てくる。また、ロックタワーやぺったんこスラブのように広く「へき開」した部分がある。この平たい面は非常に硬く、ドリルビットの摩耗やバッテリーの消耗が激しい。上部壁のボルトの浅打ちはこの硬い岩質に因るものであろう。リス(割れ目)に打ち込まれた軟鉄のハーケンを随所に見るが、これは容易に抜けないからでもある。

岩野山自体は「阿蘇-4火砕流」の堆積物であり、何万年もの時を経て今の山容を呈している。「片麻岩」というあまり聞き慣れない名前ながらも岩の呼び名が定まったことでかなり近寄れた、仲良くなれた気がするのは私だけだろうか。

 

トレランシューズを新調

 

まだ使います

スポルティバのトレランシューズは2012年に脊梁トレラン大会出場の頃に買った物だから、約4年間使用した。
山はもちろん、クライミングのアプローチシューズとしても必ず履いていた。
アッパー部が袋状になっていて靴下が汚れないのが良かった。
岩場では滑りやすいが特に不満はない。
写真のようにサイドが破れて見てくれが悪くなった。
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暮れにボーナスはもらったのに、サンタさんは来ないし、お正月にお年玉はもらえないし、1月3日に誕生日を迎えても特にプレゼントもないしで、まあ何か一つは買いたいと思いトレランシューズを買った。
今持っているミレーのザック(30L)は容量が足りないので大型のバックパックにしようかとも思ったが、このごろやっと脚の調子が良くなってきたので気持ちがシューズに傾いた。

しっかり使います

山の店「シェルパ」でスポルティバと履き比べてみたが共に違和感はなかった。決め手は見た目、斬新さ。
SALOMON XA PRO 3D
26.5cm、定価13,500円を11,106円だった。
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岩野山 2016新春の1本目

サニーサイド・カンテ限定
(5.10a  B4 20m)の開拓

ルート図集「宮崎の岩場 フリールート」に、前傾フェイス「サニーサイドカンテ 5.8 20m」が記載されているが、このルートは「スカイラインの右に走っている細いクラックにプロテクションをとりながらカンテの右側フェイスを登る」ものである。
今回のルートは、ハングの左下から取り付き、クラックから右壁を限定にしてほぼカンテを直上する。
場所的にも目立つところにあり、人気ルートになるだろう。
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ルートや岩場の整備
①「サニーサイド」のルート(カンテの呼称は外した)は、スタートをSD(シットダウンスタート)にしてボルト1本で4mほどフェイスを登った後にクラックにプロテクションをとりながら登るバリエーションを設定した。

②ウェルカムエリア「ぺったんこスラブ 5.10c」の中間部がランナウトしていたのでボルトを1本打ち足した。
また、下部のスラブでボルトラインの左側から登るムーブを見つけた。ぜひ試してほしい。

③ウェルカムエリアの「クラシック 5.4」の終了点のボルトはハンガー部がくるくる回っていたので撤去して新しいボルトを設置した。

④駐車場にあった大きい袋一杯の家庭ゴミを撤去した。ペットボトルだけでも16本入っていた。

合志カントリーマラソン大会

合志市民健康カントリーマラソン大会

1 期日 平成28年1月9日(土)
2 会場 県農業公園カントリーパーク
3 結果 部門E 6km一般男子の部
27分4秒 21位
4 その他 参加費1000円、参加賞はバスタオル、スポーツドリンク1本、牛乳1本、イモの天ぷら2枚、抽選会あり

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5 感想
この大会は合志市民か合志市に職場がないと参加できない。
私は4年前に合志市に転勤してきたので、4回連続の参加になった。
昨年までは「部門D 3kmコース 50歳以上の部」で3位入賞をねらっていたが4位止まりだった。
今年は昨年来の脚の故障から「ゆっくり長く」をめざして部門を変更した。
写真は熊本CAC走友会の松本会長に撮っていただいた。

いっせいのクライミングや日々の日記です