7月1日、今夜の県体壁

2020.7.1(水) 県体壁 No 13

職場の窓の外が鳥の声でやけにやかましい。
最初は鳥同士のケンカかと思ったが、よく見るとひなが生まれてエサの催促をしているのだった。
鳥はムクドリらしい。ヒナの頭が4つは見える。

しかし、そこは雨どいの中だろう!

夕方、退勤時間は過ぎていたがどうしても終えなければならない仕事があった。
今日は水曜日だから県体壁の日だ。
気持ちがあせる。
隣では女性職員が今日一日の出来事を熱心に語り合っている。
そんな出来事は日常茶飯事だと思う。
明日もそんなことは起きますよ!
特に仕事もないのなら早く帰ったらどうかと思う。

やっと仕事が終わって車に乗り組む。まだ西日がまぶしい。
道は渋滞している。
菊陽町「光の森」を突っ切りながらも、1月に事故に遭ったところは特に慎重に進む。
北バイパスに出るころはもう疲れていた。
国道3号を渡り、崇城大の下の道を行く。
久しぶりに「ドンキ」に入るとお目当てのリステリンやフルグラがどこにあるかなかなか分からず時間を食う。

やっと県体壁につくと、もう満員御礼の状態だった。

アップなしで本日の目標「右:青(5.11a)」に取り付いた。
6月に4回やってまだ登れていない。
「おっ、体が軽いぞ。」
いつのまにか今までの核心部をすんなりと越えていた。
あっさりと登ったので下から拍手も起きない。

今日の成功の鍵。
①シューズは山の本番用「ミウラ 2013」使用。
②ロープは山の本番用「マムート 9.8mm 60m」使用。
③ウェアはTシャツとスパッツ。(軽さ重視)
④気持ち~「もう5回目だから登れそう!」と思い込んだ。
⑤アップをせず筋力を温存、一発にかけた。
⑥最初のトライの時から体重が1.5㎏落ちていた。
(意識して落とした訳ではない)

※この写真は先日撮ったもの

コロナ禍もひと段落して、県体壁にも新しい顔が増えた。

鞍岳ハイク∼県体壁

2020.6.28(日) 鞍岳~県体壁

梅雨の中休みか、朝からよく晴れわたっている。
家族と四季の里:カンガルー園を久しぶりに訪れた。
大人は300円、子ども150円、幼児は無料だ。
ここはカンガルーと対峙して、大人としての度胸が試される貴重な場だ。
園の中で久しぶりにネジバナを見つけた。

次はヤマトカギバである。

これはなにかのアゲハの幼虫だろう。

出口で見つけたブドウスカシバ。

その後、鞍岳東登山口まで車で行って、ハイキングを楽しんだ。
この時期の鞍岳はめったに来ないので珍しい生き物に出会えた。
まずはこの時期の主役、ツマグロヒョウモンのメス。
次はたぶん、ウラギンヒョウモン。
更にたぶん、ミドリヒョウモン。

こんなのもいた。ヒョウモンエダシャク。

もう訳が分からない群れようだ。

山でハンミョウを見つけたので、それなりの名前を持っているかと思いきや「ニワハンミョウ」だった。

鞍岳山頂の主、トカゲ。

今の鞍岳山頂はこんな感じ。

今日一番元気だったのは「だーよし」さん。体力あり過ぎ!

午後はフジミさんと県体壁で4本登った。
マスク着用だとグレードが上がる?

今日も庭でベッコウバチがアシダカグモを狩っていた。
そのクモはうちの車庫のゴキブリを食べてくれるんですけど。

マスク美人

2020.6.27(土) 徒然 43

コロナ禍の中、4月に転勤した。
この歳になると旧知の方も多いが、若い方はほぼ初対面である。
初対面の時からみなさんマスク着用なので、ほとんどの方の素顔を拝見できないまま数か月が経過した。
マスク着用だとほぼ目だけしか見えない。目の印象でほとんどが・・・・・

・・・・筆が進まない。この話題は止めよう。

昨日の夕方、庭ですごいものを見つけた。

「スギハラベッコウ」がアシダカグモを狩っていた。
アリならば獲物を担いでまっすぐ穴にもどるが、このハチはサッシの溝を行ったり来たりして一向に巣に帰ろうとしない。もしかして、獲物を捕まえてからドロ穴を作るのか? 相変わらず自然界で生きていく厳しさを感じた。

今朝は雨の休日だがいつもより早く目が覚めた。
原因は昨夜の大観峰ドライブ前のコーヒーだろう。
以前は夜10時頃にコーヒーを飲んでも気持ちよく眠れていた。この頃、夜はほとんど飲まなくなったせいか、コーヒーを飲むと眠れなくなったり朝早く起きたり(利尿作用か)するようになった。
朝食時はいつもドリップコーヒーを淹れて飲む。使っているのは「粉」だ。
コーヒーは豆を挽いて淹れた方がおいしく、風情もあるだろう。

しかし、このコーヒーミルも数年間使っていない。
答えは簡単だ。
なんと、地元町内の店にコーヒー「豆」が売っていないからだ。
豆だけを買いに「ゆめタウン」まで行くほどコーヒー通ではない。
まてよ。
時々フルグラを買いに行く「ドンキ」なら「豆」がありそうじゃないか。

この頃、蒸し暑くなってマスクをつい外す方が増えてきたなあ。

金曜夜の初ドライブ

2020.6.26(金) ロードスター No 11

今、夜の大観峰ドライブから帰ってきた。
明日からの土日は大雨らしいので三日月の出ている今夜しかないと、夜のドライブに出てみた。
大観峰は我が家から菊池阿蘇スカイラインを通って約50㎞、往復2時間である。
平地の気温は27度だったがさすがに大観峰では21度とヒンヤリした。

途中、キツネを見たが突然のことでカメラを出す余裕はなかった。復路ではカメラをしっかり準備したがもちろん遇えるはずもなかった。
夜のドライブにはどんな曲が似合うかと幾つか試してみたが、やっぱりフルオープンの風の音、エンジンの音、路面の音が一番だった。

日向神で生き物探し

2020.6.21(日) 日向神:トンネル~道端

梅雨時の日向神。
空はすっきりせず空気もヒンヤリしている。
触れる岩肌もしっとりして部分的につかみにくい。
それでも岩を触りたい者はやっぱり集まる。

今日はトンネルエリアで2本登って、子どももいたので道端に移動した。
道端では新しくできた「三四郎」を登ってみた。
三郎と四郎の間だから三四郎か。ネーミングは秀逸だ。
ちょっと苦労したが、ヒールを使ってガバを取りオンサイト。やっぱり新しいルートは楽しい。
その後長身のSさんが登り、難なくガバに手が届いたのでリーチのある方には容易いだろう。写真がないので、ルートの真下に作ったストーンバランシングの写真を載せよう。

後は生き物探しをした。
雨に打たれたのか、少し弱った「トンボエダシャク」

レジ袋にとまっていた「ハナグモ」

道端を元気に飛び回る「イシガケチョウ」

じっとして目立たない「ギンツバメ」

本日最大の大物「トノサマガエル」
見たのは10年ぶりかもしれない。

帰るころは暖かくなってラミーカミキリやトラマルハナバチも見かけた。

午前中はトンネルエリアで登った。
①ダイアナゴル(5.11a) リピート
②うし子(5.11b)    リピート


カメラマンはタケシさん。トンネルの先が見えるアングルは初めてだ。相当カメラの腕を上げられたようだ。

 

雨のカメラ散歩 1

2020.6.13(土) カメラ散歩 1

今日は入梅して3日目なのによく降った。菊池地方は警戒レベル3。
雨でステイホームもつまらない。小降りになったときに散歩に出かけた。

我が家のネコ「しまじろう」 コスモスがもう一輪咲いた。


「ウスカワマイマイ」 大きなカタツムリはこの頃少なくなったように感じる。


「キアゲハ」 少々の雨にもめげずに飛び回っていた。


「ツマグロヒョウモンチョウ」とヒマワリ


「キマダラモドキ」かな?


「シオヤアブ」は雨宿り中。


「マメコガネ」は雨の中でも元気に交尾中。


「シモフリスズメガ」はかなり大きい。


「オオカバフスジドロバチ」は我が家にて。


大雨で我が家のケヤキから落ちてきたカラスの巣。

おっと、只今20:53。
菊池地方の5地区に避難勧告(警戒レベル4)が発令された。

ロードスター、乗って半年間の感想

2020.6.13(土) ロードスター 10

NDロードスター(1,500cc、6MT)を納車して約半年、4,000kmを走った感想を記す。
主に前車プレマシー(2000㏄、7人乗り)との比較になる。

【良い点】
〇維持費が安い
・通勤で平均燃費は15km/ℓ、九重山一周なら17km/ℓぐらい。遠出も気にならない。
・税金は34,500円とプレマより約1万円安い。
〇体感スピードが高いことに驚く
・座席位置が低く道路を這うように走り、エンジン音も高いので車速が3割増しで感じる。故に一般道で無暗にスピードを出すことはない。
〇音が良い
・高回転型エンジンなので2速で引っ張ることはよくある。よく回り良い音が出る。
〇後ろが見やすい
・サイドミラーが車の真ん中ぐらいにあって、車の後ろが丸く絞り込まれているのでなんと車の真後ろをサイドミラーで見ることができる。また、バックミラーはすぐ目の前にあるので後方確認は容易い。
〇ほとんどエンストはしない
・エンストは半年間で1回だけ。時々軽トラ(5MT)に乗っていたからかもしれない。先日は3速でスタートしたがエンストしなかった。意外と低速トルクはある。
〇居眠り運転をしなくなった
・山から帰る時、オートマ車のプレマシーはよく眠くなった。ロードスターは一度も眠くなったことがなく、安全運転につながっている。
〇前の車が道を譲ってくれる
・山間の道を走ると、特にプレッシャーはかけていないのに前の車がよく道を譲ってくれる。私も単車が後ろに付いたら余裕をみせてすぐ道を譲る。
〇話題になる
・「かっこいい車に乗っていますね」と話しかけられることが多い。「男の夢ですね。私なんか次は軽です」とも言われる。自己肯定感が自ずと高まる。
〇車愛が高まる
・洗車がまったく苦にならない。それよりも埃(ほこり)をかぶったまま運転はしたくない。ロードスター同士で手を挙げて挨拶する連帯感もたまらない。
〇運転が楽しい
・6速MTの運転はけっこう忙しく、コンビニコーヒーをゆっくり呑む余裕はない。周りの状況にも常に注意を払う必要がある。自分が運転者であることを自覚する。
・自分の行く道は自分で決めた方が楽しいに決まっている。Be  a  driver(人生のドライバーになろう)というMazdaの謳い文句がわかる。

【気になる点】
〇ロングノーズが気になる
・大雨の日はボンネットの上に雨がたまって踊る。(見ていて飽きないが)
・狭い道から出る時は細心の注意が要る。
〇人の目が気になる
・オープン走行は常に誰かに見られているようで、顔の表情をどうするかなど自意識過剰気味になる。
・変な所には停められない。(どんな所だ?)
〇人や道具が多くは乗らない
・二人乗りでの日帰りクライミングには対応できるが、宿泊するならソロになる。
・刈払い機やMTBは乗らない。(プレマには乗った)
〇コペンに文句を言いたくなる
・街乗りでオープンのコペンを見たことがない。対向するコペンに「オープンカーの意味がないぞ!」と謂れのない文句を言いたくなる。コペンさん、ごめんなさい。

 

金曜日の夜の雨 Ⅱ

2020.6.12(金) 徒然 42

熊本が入梅して二日目、外はかなり降っている。
体の疲労感が抜けないので、この土・日は良い休養日になる。
疲労感の原因は明らかだ。
6月6日(土)のボルダー開拓と7日(日)の日向神だ。
6日は約2時間のアルバイトだがけっこう汗をかいた。
7日はサンセットエリアでワイヤード(5.11b)を中心に合計9本トライした。この日は水を1リットル持参して、帰りに自販機で500mℓ買って飲んだ。そして車を運転していると日輪寺の辺りで足腰に違和感が出て、鹿本で両足がつったので車を停めてストレッチをした。たぶん水分不足が原因だろう。
結局、この二日間で体重が1.8㎏も減っていた。(BMIは19.9)
「水分が抜けただけなので体重はすぐ戻るだろう」と思っていたが、その後もなかなか戻らない。
水曜日になっても三角筋前部や背中下部に疲労感があって県体壁は休んだ。入梅が近かったので登っておきたかったが、「残念」というよりも「用心しておこう」という気持ちの方が勝った。
齢をとると喉の渇きが分からず気づいたときには熱中症になることが多いそうなので、似たようなものだろう。
7日のワイヤードの写真がないので以前の写真をアップしよう。
2016年8月 ワイヤード(5.11b)RP

2018年6月 リピート

日向神にはボルト数3~4本の短いがけっこう厳しいルートが幾つかある。
サンセットエリアなら「プリティウーマン(5.11a)」「ワイヤード(5.11b)」
道端エリアなら「ウエルカムベイビー(5.11)」「次郎(5.11c)」など。
短いので何回もトライできるのが良い。

今年は冬場からダム下エリアの開拓で楽しい日々を過ごすことができた。
しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という。やり過ぎて体を壊しては元も子もない。疲れた自分もリフレーミングすれば頑張り過ぎた自分になる。今はしばしの積極的休養が要るようだ。
車に流れる音楽も「あいみょん」から「Uru」になったことだし。

初夏のサンセット

2020.6.7(日) 日向神:サンセット

今日は鹿本から県道18号を使い、鹿北の岩野で国道3号に出るルートを選択した。
栗の花のむせるような匂いと田植えの準備が進む初夏のワインディングロードだ。
福岡方面からのバイクツーリングが多く、黒のNCロードスターが来たので手を挙げてご挨拶。(通算やっと5回目)
日向神駐車場でラミーカミキリを見つけた。1年ぶりの再会だが、カメラのピントが甘かった。

食べているのはカラムシというどこにでもある植物で、この栽培種がラミーと呼ばれ繊維を取ることができる。
おっと、ヘビのようなものも見つけた。

今日の山友は山崎夫婦、秀ちゃん、空さん。
①ファーストステップ(5.10b) リピート
②イーグルアタック(5.11a) リピート たぶん6年ぶり
③耕して天に至る(5.11c) NG 1テン 4年ぶり
タケシさんは「耕して天に至る」から稜線まで登る2ピッチ目を拓こうと画策中。

④~⑦ワイヤード (5.11b) NG
ワイヤード(5.11b) リピート 5便目 2年ぶり
2016年は3日間8便目でRPしている。2018年は4便目でリピート。
このルートは指先を酷使するので一日に何回もはトライできなかったが、今日は5回連続でトライできたところが成長か。
⑨赤い実のエルニーニョ(5.11a) リピート
「赤い実のヤマボウシ」から「エルニーニョ」をつなげて登った。

下の写真は「赤い実のヤマボウシ」をトライするゆきえさん。
もうルートは陰になっている。

なんか、実年齢より相当お若く見える。「日向神の美魔女」と呼ばれる日は近いだろう。

初夏のサンセットエリア、ルートによっては直射日光が当たって大変だがまだまだ一日楽しめた。

雨の予報で、プチ開拓

2020.6.6(土) ボルダリング  no.1

本日は午後から雨の予報。
「午前中だけでも登れるところはないか」と考えて以前より開拓をしようと思っていた岩場に行った。

ブッシュの向こうに壁が隠れている。(Before)

(After) 約2時間かけて掘り出したらけっこう魅力的な壁が出てきた。

高さは5mほどあり、適度にかぶっている。
石灰岩質でホールドは面白いがとにかく指が痛い。
トップロープで2本登ったところで雨が降り出した。

家に帰りつくとまだ11:30だった。
行き掛けにコンビニで買ったおにぎり等で昼食。

結局雨は本当に小雨で、図書館、ヒマワリの苗植え、草刈り、洗車と午後は充実した過ごし方ができた。

いっせいのクライミングや日々の日記です