中国あるある、珍道中② 

2019.10.14(月)~15(火) 中国旅行②

①天安門広場の国旗掲揚
4:40 起床、5:00 出発。
目指すは日の出と共に行われる天安門広場での国旗掲揚式だ。この旅行企画者のTさんが前回見損なってぜひ見たいというもの。
天安門と言えば日本では国会議事堂や皇居前広場みたいなところ。近づくにつれ人(観光バスで来た地方の人々)が多くなり、途中でパスポートチェックもある。更に近づくと人垣ができてその先で何があっているのかまったくわからない。どうも若い近衛兵が一糸乱れぬ動きで国旗掲揚の儀式を行っているらしい。
回りには自撮り棒を売る人が何人もいる。ダイソーで300円で売っているものだ。

自分を中心に360度回って動画を撮る人もいてよく人がぶつかって小競り合いが起きている。とにかく皆よくしゃべるのでざわざわとやかましく、これこそが中国。

さすがは首都北京。警察車両は多く、道路端にも警察・公安関係の制服組が朝からしっかり立っている。もうカメラを向ける勇気はない。
天安門近辺は駐車場も少なく、ホテルに帰るのも一苦労だが案内人のKさんがタクシーの手配などすべてをてきぱきとやってくれる。
②朝食
8:00 遅めの朝食。ビュッフェ式で小籠包はその場で作っている。牛乳に砂糖を入れ、揚げパンを付けて食べるのが好まれるらしい。目新しいものが多く、美味しくいただけた。大きなコーヒーメーカーのコーヒーがなくなっても近くに立つ女性は自分の仕事ではないらしく何もしない。
ロビーのトイレに大用は3つあり、2つは和式(中国式?)で紙はない。さすがに仕切りはあった。
③車のトラブル
日程は一日減ったが万里の長城は外せない。故宮博物館は月曜日で休館日だった。
長城はマイクロバスで高速に乗り約1時間と意外にも近いところにある。周りを走る車はベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、レクサス、レガシー、ホンダ車など高級車が多い。北京市民は金持ちなのだ。その辺りはKさんがよく説明してくれた。Kさんも数年前に4,000万円で買った部屋が今は1億円になったらしい。一人娘はカナダに留学しており、帰ってこなくてもいいと娘には言っているらしい。いわゆるバブルか。
遠くに長城が見え始めると上り坂になりマイクロバスが白い煙を吐き始めた。どうもそれは水蒸気で、オーバーヒートを起こしたのだ。高速道の路側帯に停めると後ろの車がクラクションをよく鳴らしながら追い越していく。中国では路側帯も走行車線なのだ。近くの駐車場までなんとか走って替えのバスが来るまで休憩。高速道でのオーバーヒート、こんなこともよくあることなのか?
④万里の長城(八達嶺)
ここが一番有名な長城らしい。Kさんはもっとゆっくり登れるところを勧めるのだが「どうせなら八達嶺に」とやっぱりなった。ここも人が多い。本当は昨日来る予定で入場券を予約してあったが一日遅れて入場券ががなかなか取れずまたもKさんにはご苦労をおかけした。入るのにボディチェック、パスポートチェックは当たり前。
ここは中央の関門から急な男坂と少しゆるやかな女坂に分かれる。男坂を登ると、なるほど結構な登りがある。しかし写真を撮りながらなので疲れるほどではない。見るとレンガの一つ一つに無数の掘った落書きがある。

途中に「禁止登攀」とあったので、壁を下から登る人がいるのかと思ったら、壁の上部にある胸壁部分に乗るなという程度の意味らしい。確かにここに座って写真を撮る人は多い。写真といっても皆スマホで、女性がポーズを取り、男性が撮ってあげるパターンだ。一眼レフなんか誰も下げておらず、もし持っているとした日本人だろう。
日本ではフイルムカメラの時代からの長い歴史があるが、中国ではカメラ時代がなくてスマホ時代がいっぺんに来たようだ。

ここでは何よりも天気に恵まれ、最高の観光を楽しめた。
その後、駐車場までが2kmほどもあり、シャトルバスは待ち時間が長いので歩いた。とにかくKさんは歩くのが速く、女性陣は万里の長城よりきつそうだった。
遅めの昼食は四川料理店で、麻婆豆腐や担々麵は予想通り辛かった。しかし美味い。
⑤頤和園
次は「頤和園(イワエン)」という西太后が軍事費を流用して作った夏の避暑地へ行った。ここも人が多く、たくさんのガイドがミニスピーカーで声を張り上げ、これぞまた中国。泗水町の「孔子公園」を1,000倍ぐらい立派にした建物群であり私にはあまり目新しくなかった。
ここで、石の廊下に水筆で字を書く人がいた。

達筆である。いいものを見せていただいた。

⑥北京ダック
夕食の前にイオンモールみたいな所で中国らしい雑貨やお菓子を買った。袋は違うが中身は日本と同じような物をお土産に買った。
北京ダックが食べられるという料理店。店に入ると独特な香辛料のにおいがして食欲をそそられる。ここの料理もおいしくて外れがなかった。

22:00 ホテルに戻ってきた。二日間の日程を一日に詰め込もうとしたが移動距離もあってやっぱりこんなものである。欲を言えば、胡同(フートン)巡りをしたかった。
ところで、昨夜は浴室にドライヤーがないと思っていたら、入り口の上部にホースの付いた白い箱があり、これがドライヤーだった。また、歯磨き粉はキャップの裏にある突起で穴を開けて使うものだった。なるほど、これでトイレのウォシュレットから水が出れば申し分なかった。

中国あるある、珍道中①

2019.12(土)~15(火) 中国の旅

20年ぶりの海外旅行、相当楽しみにしていたが期待以上のものがあった。旅慣れた仲間が「こんなハプニング続出の旅はなかった」と言ったぐらいだ。
今回は初めて中国旅行をする人にも「こんなことがあるんだ!」と役立つように書いてみよう。
①計画
今年の5月に職場仲間で秋の休みを利用した中国旅行の計画が立ち上がった。「中国:北京漫遊の旅」3泊4日である。費用は約14万円、保険代2,500円(任意)である。
②パスポート取得
5月に市役所のパスポート専用窓口で申請した。証明写真800円、戸籍抄本450円の計1,250円。
約2週間で交付されたが10年用は16,000円と少々お高い。
③準備物
・カメラ~Canon EOS-M、小型軽量のミラーレスに18~150㎜高倍率ズームセットを約10万円で購入。ちょうどEOS-Kiss3のレンズが1本紛失していたので迷うことはなかった。他に予備のバッテリー1個5,000円、レンズフード1,000円。カメラはもう1台、コンデジのPowerShot SX620HS(主に動画用)を持参した。
・スーツケース
旅動画を見てフレーム式かファスナー式か迷っていたが、値段と軽さでファスナー式に。実際にドンキに行ってたくさんの中から選んで色艶、手触り感も納得した。

これは特にフロントオープンポケットがあり、雨具や防風着などが立てたままで取り出せる。約60リットル、TSAロック式で約1万円。このサイズの黒色は数が多いので目立つ色のベルトを付けるべきだった。目印に紫色の紐を付けていたが帰ってきたときにはなくなっていた。
④事前学習
ネットの旅動画(YouTube)は結構見て、安全対策や便利100均グッズの知識を得た。中国に関しては、「中国S級B級論 高口康太」という本を図書館で借り、発展途上と最先端が混在する国の現状を学んだ。
⑤体調
出発1週間前に発熱して38.8度を記録。「これはインフルエンザでは」と思い病院を受診、一応「風邪」と診断された。(1つ前のブログ参照)
しかし薬を飲んでも夜は38度になり昼間は37.3度ぐらいで推移した。これは旅行中も同じ。実際は咳が続き、頭がほんの少し重いぐらいで体は動いたし夜は眠れた。
⑥12日、台風19号で欠航、ドタバタ劇の始まり
猛烈な台風19号の接近で12日(土)の福岡発の予定便が欠航した。関東以西に影響はないように思えたがこの頃は安全第一で物事が進む。翌日便は満席で空きがない。
普通これで諦めるところが、一応福岡空港に集合して最新情報を得て行動することになった。高速バス(ひのくに号)で西合志から福岡空港まで2,280円。
添乗員さんの尽力で「13日、広島空港からなら乗れる」ことになった。
ところが、ラグビーワールドカップの影響で福岡も広島も宿がない。しかし同行の若手がスマホを駆使して東広島に宿を得た。バスで博多駅へ移動。駅は緑色の服を着たグリーンランドの外国人が多い。新幹線の出発まで時間があったので近くの山の店を一人で目指すが、まったく土地勘がなく歩いてぐるっと回っただけ。
新幹線で博多駅~東広島駅へ。ここは新しい駅で回りに見どころは何もない。とりあえず夜は広島のおいしいお好み焼きを食べた。ホテル(8,500円、朝食付き)はきれいだし、今回は広島(中国地方)旅行で終わってもいい感じ。
⑦添乗員さんが!!!
朝食を一緒に食べていた添乗員さんが「右耳が聞こえない」という。突発性難聴というものか。耳鳴りとかはなく左耳は聞こえるのでそのまま部屋へ戻られた。
その後、出発時間近くになって添乗員さんから「動けない!」という連絡があった。部屋へ行ってみると彼は靴を履いたままベッドに倒れ、脂汗を流しながら吐き上げている。すぐ救急車が手配された。意識はあって、「このまま皆さんは中国へ行ってください」と言われるがTさんが救急車に同乗して西条市の病院へ向かわれた。脳内出血が疑われた。ここで我々が旅行をキャンセルしては彼の仕事にも迷惑がかかると思い、後ろ髪を引かれる思いで空港行きのタクシーに乗った。
⑧スマホがない! 飛行機に間に合うのか?
タクシーで20分も走ったころ、私のスマホがないことに気づいた。さっきの出発間際のドタバタでベッドの上に置き忘れていたのだ。すぐにホテルに確認して取りに戻ったが相当の時間ロスとタクシー代が約12,000円になった。
なんとか広島空港には余裕を持って到着したが、病院に付き添ったTさんが間に合うのか? かなり心配はしたがなんとかTさんも間に合った。
⑨荷物検査で引っかかる
X線検査官が「モバイルバッテリーをスーツケースに入れていませんか?」と訊く。「そんなものは持っていない」というが2回目も引っかかったのでオープン検査となった。すると見知らぬMバッテリーが出てきたではないか。なんと病院に行った添乗員さんの荷物袋を1つ預かっていたのだがその中に入っていたのだ。
まあ色々あったがなんとか「Air China  中国国際航空」便に乗ることができた。
⑩機内でのハプニング
機内食が楽しみだったので昼食は控えていた。出てきたものがこれ。

空の容器はただの飾りでスープも何もない。ハンバーガーと杏仁豆腐とブルボンのお菓子、そして水。そしてこのハンバーガーが硬くて喉を通らない。隣の中国人はパンに挟まれた薄いハムとレタスだけ食べていた。
飛行機は韓国ソウルの真上を飛び、大連空港で降りて入国検査を受ける。手指の指紋はもちろん、顔写真もしっかり撮られる。もう何も悪いことはできない。そして乗り継いだ飛行機は同じものであった。

大連市は400万人と言われているが東京みたいに大きい。同じ建物や住宅が整然と並び、統一感がある。とにかくでかく感じる。
北京に向かっては飛行機が何故か蛇行しながら飛ぶ。基本西に向かって飛ぶのでなかなか陽が沈まず、そのうちに満月が登ってきた。
雲の様子も変わってきて、雲と雲の間にスモッグのようなものがある。

飛行中にまたもやトラブル発生。
2つ前の座席の中国人女性が気分を悪くして倒れ動けなくなってしまったのだ。息子さんがメンソレタームを嗅がせるが効果なし。CAが集まってきて大騒ぎになってきた。こんな事もめったにあるもんじゃない。北京国際空港に着陸しても救急隊員が入ってきてとても降りられない。
ここで暇つぶしにと救助活動を写真に撮ったら、後ろにいたきれいなCAが「✖〇△✖〇△✖○△!」と大きな声で注意してきた。慌てて画像を消したら事なきを得たが、カメラを没収されてもおかしくないところだった。くわばらくわばら。
⑪空港からホテルへ
北京国際空港は大きい。それでも飛行機を賄いきれず、近くに世界最大級の新国際空港を作ったらしい。
現地案内人のKさんともやっと会えてホテルへ向かった。北京市朝陽区の「二十一世紀飯店(4星)である。以前、日本の首相も泊まったそうだ。もう月が高い。

夕食は近くの中国料理店へ。料理はどれもおいしかった。外に出ると寒く、気温は4度。長袖上着を2枚着たが手はしびれていた。
部屋はTさんとのツイン。TVが映らない、歯磨き粉のチューブが開かない、ドライヤーがない、女性陣が「エアコンが効かない」とフロントに電話しても「わたし、いそがしい」と言って取り合ってくれないなどのトラブルもあったが大したことではない。

風邪? ですか。

2019.10.6(日) この週末は風邪で休養日

10月4日(金)
喉が少し痛くて痰が出た。たまたま職員健診があり、血圧が120~90と夏の97~58からずいぶん上がっている。しかも脈拍数が70。ふだんが60ぐらいだから相当高い。ドクターは「許容範囲ですよ」の一言。このときおかしいと気づくべきだった。
週末だからと夕方、職場近くの広い公園でjog。ここでは老若男女が思い思いに体を動かしている。いい所を見つけたと思う。さすがにスラックスで走っているのは私だけ。
10月5日(土)
3:30 布団の中で体が熱くて目が覚めた。38.2度
4:30 汗をかいて目が覚めた。38.4度。夜中に3回服を替えた。
7:30 起床、37.1度。
その後は熱も下がり、銀行や散髪に行ってゆっくり過ごした。夜はラグビーのワールドカップ戦、日本対サモアを観た。明日は日向神に行くことをメールで流した。
10月6日(日)
1:40 体が熱くて目が覚めた。なんと38.8度。
これはやはりインフルエンザかなと思い、山行の中止をメール。
その後は1時間半ごとに4回着替えて、7:30の起床時には37.0度まで下がった。
9:30 日曜在宅医をネットで探して出発。一番近い病院は評判が悪いのでパス。
新しそうな菊陽町のT病院に着くと「あれ?」つぶれてるじゃないか! 庭の芝生も草ぼうぼうで、どうしてつぶれた病院が日曜在宅医としてアップされているのか不思議だ。
次に合志市のM病院に行くと駐車場に車が一台もない。先日、合志市の中学校でインフルエンザによる学級閉鎖が行われていたので受診者が大挙して押しかけていると思っていた。玄関先には雑草が生えていて、ここも嫌な予感。一応ドアが開いていたので入ってみた。誰もいない静まり返った待合室だったが受付の方が出てきたのでほっとした。まあ結果として「インフルエンザ陰性」であった。「ウィルス性の風邪でしょう」という診断で、抗生剤(メイアクトMS)や解熱剤(カロナール)が処方された。
夜は高熱に苦しめられたが「風邪」で良かった。これがインフルエンザであったら大変なことになっていた。いろいろと。
18:00 現在の体温は36.9度。頭が少し重く、背中にはいつものストレスがある。今朝の体重は55.1kgでまたやせた。

この柿は我が家の大秋柿で、お店では1個250円する。これが最後の収穫である。
今日、日向神で一緒に登るはずだったみなさんに配るつもりで洗っていたが、あげられなくて残念である。

後日談
10月9日(水)
7日(月)は解熱剤のおかげかぐっすり眠れて、無事に仕事に行くことができた。
そこで、数人の方に「日曜在宅医としてネットに上がっているT病院はつぶれている」という話をした。すると、「T病院はつぶれていない」という話が出てきた。
では、なぜ日曜在宅医なのにT病院は閉まっていたのか。確認のためにもう一度ネットを開くと、
「あれ?」
10月6日(日)の在宅医リストにT病院の名前がないではないか?!
T病院は13日(日)にリストアップされている。つまり、簡単に考えると私は6日の朝に13日のリストを見ていたのか? しかし、M病院は確かに6日のリストに入っている。もう訳が分からない。
これが39度近い発熱の症状か。思考力、判断力、認識力まで相当ダメージを受けていたようだ。
今日もまだ37.5度まで体温があがった。県体壁も休んだ。

秋の日向神街道

2019.9.29(日) 日向神:サンセットエリア

28日(土) 孫の運動会
孫の走りは単純にかわいいが、我が子(娘)が母親となって保護者代表リレーで走ったりするとちょっとワクワクさせられる。
29日(日) 日向神
数日前からこの日は雨の予報で計画はなかったが、山崎さんらが行くというので「行かない」という選択肢はなかった。
午後からは確実に雨の予報なのでクライマーは少ない。確認できた車は5台、クライマーは8人ぐらい。山崎さんがきこり作業をするというのでサンセットへ行った。
①無名ルート(5.10b/c) リピート
「星に願いを」の左にあるルート。以前はサクサクと登った覚えがあるのに今日はヨタヨタと登った。体が重い。

写真は無名ルートを登るゆきえさん。

②新茶(5.11b) NG
今年の暑い8月18日にマスターで登っているのに、今日は核心のトラバースで消耗し上部で力尽きた。不調の時はホールドが見えない。
昼食時「カフェ原口」のうまいコーヒーを飲んでいたら小雨が降り出した。
新茶(5.11b) リピート
小雨の中のQD回収だったがさすがに2回目なのでさらりと登れた。面白いルートなのでここに来たときはなるべく登るようにしよう。
早めの撤収となった。

熊本県の鹿北と福岡県の大渕を結ぶ峠道は私の日向神街道だ。
この道沿いに以前から気になる看板があった。

田舎によくある難読地名で「上吹原」を「ここんにき」と読むのか?
道端におられた腰の曲がったおばあちゃんに訊いてみると、この看板には「ここら辺りは、カミフケバル」と書いてあることがようやく分かった。

上吹原の彼岸花は見事であった。
この少し上流の小原(オバル)には風情のある眼鏡橋(石橋)がある。
今日は石橋の上に彼岸花が咲いていた。

もう一つ気になっていた近くの「鶯西(おおにし)小学校跡地」へ行ってみた。
暗い山道を車で登ると、意外にも大きく開けた集落があり稲作もされている。
鶯西小は廃校になってそれほど経っていないようで、この山間(やまあい)の村にしては校舎がとてつもなく大きい。だいたい校舎が落成したのが約30年前で、その後急激に児童数が減ったのだろう。
校庭に卒業記念らしい校歌のモニュメントがあった。

この年の卒業生は6人か。

県体壁、久しぶりの成果

2019.9.25(水) 熊本県体壁

夏から取り組んでいた課題が遂にRPできた。
右:橙(5.11b)である。

1日目 7月24日 2回トライ、敗退、敗退
2日目 7月31日 1回トライ、敗退
3日目 9月18日 3回トライ、敗退、NG,NG
4日目 9月25日 2回トライ、NG,RP
        ※4日間、8回目でのRP。
1日目、最初に狙ったホールドが持てなかったので、右側から上のホールドにランジするようにした。「5.11bでランジかい!」と自問しながらもこの動きに固執して、無駄にエネルギーを消耗し核心部で力尽きるということを繰り返していた。
RPの時は最初の時に1回しか使わなかったホールドをまた持ってみたら意外にもしっかり持てた。力がセーブできて上部でも余裕があった。

私は日向神に行くとき、同じコンビニで同じサンドイッチとおにぎりを買う。シューズも同じミウラを3足使いまわしてこの5年間新しく買っていない。帽子は20年間同じものをかぶっている。ペンはcoleto、日記帳はコクヨCampus、カメラはCanonと決まっている。この頭の固さ、超保守的なところがときどき嫌にもなる。
しかし「たまには気分を変えよう」と、いつもと違う道を通ったりすると渋滞に巻き込まれて「やらなきゃよかった」と思う。
クライミングに関してはもっと柔軟な考え方が出来た方が良いと思う。
県体壁にも秋の風が吹き、大汗をかくことはなくなった。
そろそろ外岩でも秋の成果を出したいものだ。

台風と三連休

2019.9.21~23 徒然 28

9月2回目の三連休。会山行の八面山を初めとして大変楽しみにしていたが台風17号の接近で山行計画はなくなった。
9月21日(土)
2人の孫や隣の子らと「菊鹿祭り」へ行った。空は「山へ行けば良かった」と思うぐらい晴れていた。お目当ては「騎士竜戦隊リュウソウジャー」

いつ観ても怪獣1人にヒーロー6人で「ちょっと卑怯じゃないか」と思ってしまう。
午後は子どもたちの「ヤマメのつかみ取り」があった。
「一人何匹でもよい」と説明はあったが素手の4歳児に捕まえることはできない。
と、思っていたら一人で4匹も捕まえた! 子ども3人で合計10匹。これが全部タダなのがすごい。来年は水着とイボイボ軍手を持たせよう。

9月22日(日) 雨
来月、20年ぶりに海外旅行を計画している。
菊陽の「ぐるぐる倉庫」で中古のスーツケースを探そうと思ったら手前の「ドン・キホーテ」に安くて良いのが山積みしてあったので1時間以上熟考して買った。
その後「ダイソー」で仕分け袋などをたくさん買った。やっぱり100均はすばらしい。

帰りに「クライミングパーク菊南」で軽めのボルダリング。
夜になると台風17号の影響で強風が吹いた。

9月23日(月) 秋分の日
一夜が明けて実家のパイプ車庫の幌が少しめくれていた。本田(ほんでん)の稲もほとんど倒れていない。被害は軽微だ。
午前中は自宅で仕事。
午後は台風一過の秋晴れとなったので、岩野山の整備に行った。
すると駐車場一帯の草が刈られている。地元の人か?
山道に入ると昨夜の強風で落ち葉や落ち枝がひどく、大きな倒木が道をふさいでいた。岩場に大きな変化はなく、草刈り後はトラバースを楽しんだ。

アカスジカメムシを見つけたのは初めて。
内羽は赤いが背中の筋はオレンジ色だ。
ホタルガもこの時期はよくみかける。「ホタルガの舞 5.10c」を拓いたのは2015年10月3日だ。まだまだやぶ蚊も多い。虫よけスプレーは必携だ。
後で熊本のTさんが来られた。駐車場の草刈りをされたそうだ。正面壁終了点のロープも新品に代えられている。
「いつも岩野山にはお世話になっているから」とのこと。
なかなかこんな人はいそうでいない。

今日も日向神、齢を感じる

2019.9.15(日) 日向神:サンセットエリア

今日の岩友は山崎御夫婦、K1さん、秀ちゃん、浦崎さん、カオリン。
私は2日連続の日向神で、昨日の「エレキバン」トライの疲労が残っていた。右手薬指にはケガもしていた。
①エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
あれ? カチを持った右手に力がはいらない。
②赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG
おいおい、これはどうしたことだ。
③梅雨明け宣言(5.10c) R
右手のフレークがやっと持てた。ぎりぎり。
④赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG
おいおいおいおい、もう今日は止めようか。

「赤い実のヤマボウシ」を登るゆきえさん。今日はK1さんもRPされた。
⑤乾期の歌(5.10d) R
午後になってやっと調子が出てきたぞ。

このルートは、本当に乾いている時だけしか登れないので、登った人は少ないと思う。私もやっと2回目。浦崎さんが掃除をされたので登りやすかった。
⑥チョックストーンのあったハング(5.10c) R
いいねいいね、やっと汗が出てきた。5年ぶり2回目。
⑦赤い実のヤマボウシ(5.11a) R
本日3回目、あ~やっと帰れる。

うすいリップに立ちこんで、右手はスローパー。このムーブが美しい。
(自画自賛 W.W.W.)

帰宅してしばらく車の中で仮眠、疲れていた。
昨日の午後は右腕がつっていたし、今日まで疲労が残っていた。回復の遅さに齢を感じた。
この頃は走ると腰にくる。どうやってスタミナを付けるかが課題だ。

今日も日向神、〆はシンシア

2019.9.14(土) 日向神:愛のエリア~道端エリア

今日の岩友は会友のシロちゃん。
愛のエリアに近い路上駐車場の落石防護壁にスズメバチの巣を確認。

回りにたくさん飛んでいる。
愛のエリアの開拓もほぼ終わったので今日は「エレキバン 5.11c」にトライした。
いつも下を素通りして、まだ登れていないルートだ。
①夢中歩行(5.9) R(リピート)
②エレキバンにQDを架ける。

見た目は易しいのだが足遣いが難しい。
③④エレキバン~Tr.で試登。
⑤エレキバン(5.11c) NG 指先が痛くなって本日はここまで。
道端エリアへ。
トラ子(5.11b) R 先週のリベンジ。
⑦三郎(5.10b) R
⑧シンシア(5.11a) R 今日も〆はこれ!

今日は二人だったのでクライミングシーンの写真がない。
出会った生物もR(リピーター)ばかり。

オオツマグロヨコバイ

ウラギンシジミ 人を恐れない。

ウラギンシジミの表はこんな感じ。

トラ子(5.11b)を登って「Good  job!」

BMI~20.0の日向神クライム

2019.9.8(日) 日向神:サンセット~道端

今日の山友は朝が遅い。しかし、おかげで珍しい昆虫や植物に出会えた。

まずは今が旬のツリフネソウ。船というより魚に見える。


カラスビシャク。これは我が庭にも顔を出す。


クロコノマチョウ(黒木間蝶) ほぼ枯葉に見える。
我ながらよく見つけたものだと感心する。


サカハチチョウ(逆八蝶) もちろん夏型である。

10時過ぎ、やっと山崎夫婦、原口さんが揃いサンセットへ。
①お茶を一服(5.10b)R(リピート)リソールしたミウラの足慣らし。
②トパーズの風(5.11a)NG本当に足先が滑った。まだソールが馴染まない。
③トパーズの風(5.11a)R
④岩ヒバハング左(5.10d)R

左は「トパーズの風」のタケシさん、右は「風のそよぎ」。

9月になりツクツクホウシが鳴くサンセットエリアだが、昼は気温30度。
昼食後、日陰を求めて道端エリアへ降りた。
ここでは会友の下関の中野さんも熱心に登っていた。
⑤春眠(5.10) R 午後のアップで大汗をかいた。
⑥トラ子(5.11b) NG ずいぶん久しぶりのトライ。
⑦シンシア(5.11a) R 最上部は水が流れていた。

写真は「春眠」を登るゆきえさん。見事な大の字。

夏の終わりから雨や仕事でほぼ半月間も山に行けず、体重が減って今朝は遂にBMIが20.0になっていた。軽い頭痛と時々フラッとくるものがある。昨年も9月は体重が乱高下している。この体重に慣れれば秋はクライミングが1グレード上がるかもしれない。

山へ行って居りません

2019.9.7(土) 徒然  27

今朝の朝焼け。台風13号、15号の影響だろうか。

午前中、仕事関係の行事に参加。数えたら13日連続で何かしら働いていた。
山は雨の影響もあって16日間も行っていない。
運気も体重も下がって、8月27日には通勤途中で接触事故まで起こしてしまった。
相手が横から出てきたので過失の割合は1:9だが、修理費用で数万円の手出しは避けられないようだ。まだレンタカーに乗っている。
まあ、軽い事故でよかったと思っている。

コンビニで昼食に弁当を買った。そしてレジの高校生風の女の子に「レギュラーコーヒーを1杯」と付け加えたら、何か意味が分からないような素振りをした。しまった、声が小さかったかな、それとも60歳を越えた爺さんの声の周波数が彼女の耳に合わなかったかな、と思い少し大きな声で「レギュラーコーヒー1杯!」と言ったら表情も変えずに紙コップを出してくれた。
その後、車の中で食べようとしたら弁当を温めていなかったことに気づいた。普通「弁当は温めましょうか?」と訊くだろう! しかも箸が入っていない! お手拭きも入っていない。すぐ店内に戻って弁当を温め、箸ももらった。
まあ、単純に彼女が仕事に慣れていないだけだったと納得した。しかし彼女はこんな調子だと質の悪いお客につかまったら苦労しそうだなといらぬ妄想を抱いてしまう。

2年前の秋、日向神のサンセットエリアに「赤い実のヤマボウシ 5.11a」のルートを拓いた。ヤマボウシの白い花は有名で、佐賀にはすばらしいヤマボウシの花が咲く山があるようだ。季節には白い花の写真がネットを賑わす。
しかし、ヤマボウシの赤い実を観に山に登る人はあまりいないようだ。
我が家自慢のヤマボウシが今年も赤い実をたくさんつけた。

16日間も山に行けなかったうちに、リソールに出していた2足のミウラが戻ってきた。今回は2足ともビブラムにした。私にはC4ラバーはどうも合わないようだ。
明日は久しぶりに日向神で登れそうだ。
そのために午後は3時間以上草刈りをがんばった。

いっせいのクライミングや日々の日記です