雨の「春分の日」

2023.3.21(火) 徒然 107

せっかくの祝日だが、朝から雨。
しかも梅雨みたく今週いっぱい降り続くという。
梅雨とは梅の実がなるころ降り続く雨だが、まだ梅は花が咲いている。

鳥たちも暇なのだろう。
ハトが雨の中で水浴びをしている。

これはツグミ。
にぎやかになってきた庭の花を撮りたいが雨では・・・。
図書館へ行こう。

あいみょん「おいしいパスタがあると聞いて」
このCDがあったので来て良かったと思った。
借りた本は伊藤比呂美「切腹考」、大岡玲「永遠の夏休み」など6冊。

草花には旬がある。
今しかないと思い、傘をさして花の写真を撮った。

ヒヤシンス。

ニワウメ。

地面から1本だけ出て咲いている、これもニワウメ。

今が盛りのムスカリと奥には一輪咲いたアネモネ。

正午ごろ、家に入ってTVを付けると「WBC準決勝 日本対メキシコ戦は村神様のヒットでサヨナラ逆転勝ち!」と。
え~、そんなの聞いてないよ。試合は明日の朝8時からじゃないの?
それ、決勝の時間?
雨の春分の日、TVの前でいいからみんなと感動を分かち合いたかったなあ。

ワクワクが止まらない!

2023.3.19(日) 日向神 172 (ハートエリア)

3月11日の指ケガも癒えて、「今日こそ初登!」とワクワクしながら日向神を目指す。
2日前の雨で岩場が濡れていると思った人が多いのか、クライマーの数は少ない。それでも今が旬のハートエリアには7人。

① リズム(5.10b) リピート
微妙に湿っぽい感じはするが全く問題なし。
日当たりが良いのですぐに壁は乾いてきた。

② プロジェクト(十六夜の上) NG
実は1本目に賭けていたのだが人生そんなに甘くはない。
まあ、1便目は「QD掛け」と思う。

③~⑤ プロジェクト NG

今日の美レイヤーはゆきえさん。
トップロープなら私より上手い。カメラマンは天音さん。

下部は「十六夜(5.10c)」を登る。
初見だとなかなか手ごたえがあるだろう。

うまく登れているように見えるが、もっと良いムーブが見つかった。

核心部は越えたがまだまだ油断はできないところ。
結局今日は4便ほどトライして、指先が薄くなっても1テンまで来た。
スラブ系なのでトライする度に良いムーブが見つかる。
次回のハートエリアまで、ワクワクが止まらない。

このブログの読者にはクライミング好き、ロードスター好きの他に「昆虫好き」の方もおられよう。
今年の初レアものを紹介しよう。

3月12日、我が家の網戸にいた「イボタガ」である。
大きな動物の顔に見える。

弁天山で春探し

2023.3.18(土) カメラ散歩 14

雨上がりの土曜日、散髪の帰りに弁天山を歩いた。

まずは、スミレ(菫)

山頂付近は計画的な伐採で明るくなっている。

熊本の桜開花予想は21日(火)だが、ここではもうチラホラ。
ある種類の桜は昨夜の雨で桜吹雪となっていた。

昨年の夏からしぶとく頑張る抜け殻。

南向きの花壇ではハナニラが満開。

アミガサユリは一輪だけ。

肥後椿はもう終わりがけ。

バラみたいな赤い肥後椿。ちょっとやり過ぎ感がある。

ムラサキケマンも満開。

ヨコズナサシガメの幼虫。
雨上がりの風は冷たいので、昆虫はあまり見ない。

我が老春の大観峰

2023.3.12(日) ロードスター 59

昨日は指をケガしたので、今日は大事をとってタケシさんの白いロードスターと一緒に「おはくま」に参加した。
月に1回、大観峰で開催される「おはよう熊本、オープンカーミーティング」である。

春の野焼きで真っ黒の外輪山をバックにロードスターが並ぶ。

車の話で盛り上がるおじさん達。

車の話に乗り切れない私は懐かしい「大観峰の岩場」を見に行った。

7年前の「熊本地震」の影響もだいぶん収まったようだ。
しかし以前はなかった「大ハング帯」が現れたようにも見える。

ところで、我が青春は大観峰の岩場と共にあった。

1983年5月22日、上裸のヨセミテスタイルで大観峰のクラックを登る私。

2023年3月12日、大観峰Pで「ホンダ・S800」に乗る私。
我が老春は大観峰のオープンカーと共にある。

今日の大観峰は風が吹くと野焼き後の黒い灰が舞った。
気が付くとオープンカーの車内は黒い灰だらけ。
不便な車ではある。

ハートで指ケガ

2023.3.11(土) 日向神 171 (ハートエリア)

朝、日向神に行く途中で「カニのハサミ岩」に向かう澤田さんの車と手を挙げて挨拶。

快晴の日向神だが土曜日とあってクライマーの数は少ない。
今日のハートエリアはそれでも5人。
私の目標は2月12日に試登した「十六夜(5.10c)」の上にボルトを打って、初登すること。
まずはTr.で登るとなんとかなった。
さっそく道具を吊り上げて終了点を設置。
下りながらボルトを埋めた。
そして、ファースト・トライ。

う~ん、この右手アンダーは安定して取れるようになったが、その後は体が上がらない。
2回目も登れない。
今日は岩場の整備も頑張ったので明るい岩場になってきた。

ゆきえさんにTr.で登ってもらうと、新しいムーブが見えてきた。
左のルートは「シンパウダー」
3回目のトライではもう腕がつっていた。
新しいムーブを試していたら核心部でスリップ、右手中指がケガをした。
すぐに下りてキズパワーパッドを貼ったが、今でもズキズキする。
疲れた時は無理をすべきではない。

ちょっと失意の中、自宅近くまで帰ると畑の中にキジの頭が見えた。

これはオスだが、昨年はこの近くでメスが卵を産み、夏休みの間中観察を続けた。

少し早めに帰宅すると、春の陽気で草花が咲き始めていた。

植えっぱなしのヒヤシンスは小さな小株となってかわいい花を咲かせている。

昨秋に職場から持ち帰ったムスカリもたくさん咲いている。

昨年の7月に挿し木したアジサイが一冬を越して新芽を出していた。
さあ、どんな色の花が咲くのか楽しみ。

壁掛けの原画を発見!

2023.3.9(木) 徒然 106

この頃、日向神正面壁の初フリーライン「奥日向神岩スピンネ・フリーライン」が話題になっていたので、手持ちの「岩と雪」を引っ張り出して調べてみた。
すると「岩と雪 92号 1982」に載っていた。

その作業の途中で、懐かしい表紙を見つけた。
「岩と雪 101号 1984」である。
それはアメリカ:スミスロックの5.12aを登る堀地清次氏の写真であった。
上裸の肩に下げたギヤラックには棒フレンズ、靴はEBシューズという当時の最先端を行くスタイルである。
これにいたく感動した私は写真を板に写し、糸鋸で切り、彫刻刀で彫って壁掛けの作品にした。

この板は40年間もの間、我が家のどこかにあって私のモチベーションを高めてくれた。しかし、モデルが堀地清次氏であることは覚えていたが、原画が何であったかは全く忘れていた。
今回、古い「岩と雪」を引っ張り出すことによって久しぶりに原画と再会できた。

ハートエリア:開拓&掃除

2023.3.5(日) 日向神 170 

3週間ぶりの日向神(ハートエリア)である。
この間、「十六夜(5.10c)」から上のラインをずっと考えていた。

① 立待月(5.9)  リピート
② 座待月(5.10a) リピート
③ project 1 Tr.
苦労しながらもムーブがつながった。
④ リズム(5.10b) リピート
⑤ project 1 Tr.
ボルト位置決めと古ボルトの撤去。

左から普通のリングボルト。3~4回たたくと取れる。
次はダブルリングボルト。珍しい。
3つ目はRCCボルトではない ハーケン型のボルト 。ハンガー部分が回らない。
4つ目は径8mmのオールアンカーでハンガー部分が貧弱。ボルトはステンレスであるが、手打ちで穴を穿ったらしく全く深さが足りずに4cmほど頭が岩から飛び出して危険であった。

午後から「満月(5.12b)」を3便で登った楠田くんが来た。
今日は「スリッピーパズル(5.12a)」を登りに来たという。

結果は見事なオンサイト!
私は相当教えてもらって10便目に登れたルートだ。
見ていて、一挙手一投足がすべてベストな動きで、ルービックキューブを5秒で解くようなものだった。

⑥ 立待月~右側の壁の掃除

ざっと掃除をして試登してみた。
ラインが「よごへち曲がり」で相当厳しい。


今日の美レイヤーは天音さん。
1年ぶりのクライミングだったそうだが、練習して「リズム(5.10b)」をゲット。

ハサミ岩と北帰行

2023.2.26(日) カニのハサミ岩 60

日向神は湿っぽいらしいので先週に引き続きカニのハサミ岩へ。
山友は澤田さん、サトさん、土橋さん、ミツルさん。
マルチルートには会友のす~さん、みっつーさん。

朝の気温は3度、山の中ではまだツララが見られた。
晴れの予報ではあったが、山の雲はすっきりとはとれず、時折岩肌に陽が差す程度で少し寒い。

① ガバたちのさえずり(5.10b) リピート
なかなか変化に富んだ好ルート。

② 夕陽のフレアー(5.10b) オンサイト
登っているのは土橋さん。
クラック主体のルートで、カムの練習もできる。(クラックグレード5.9)

③ 試登ライン (Tr.) 1回目
最上部に厳しいムーブがあり、5.11a/bぐらいか。
この後土橋さんが登り、最上部でホールドが2カ所ほど欠けた。

④ 試登ライン(Tr.) 2回目
そこでもう一回登ってみた。
すると、「ギャッ!」

中間部のクラックを登っている時、左壁のホールドが欠けて落ち、なんと右壁と中指を挟むチョックストーンになったのである。
体も落ちて全体重が乗ったら大惨事になるところだったが、結果的に軽い擦過傷で済んだ。
ルートはかなり難しくなってはいたがなんとか登れた。

⑤ 秋岩の右カンテにトライ~敗退
もうこの岩の開拓はやめようと思う。

【 ムベ(5.10b) B3 8m 】
5.10bと言ってもあなどるなかれ。
いまだ「オンサイト」を許していないと思われる。
みなさんがムベを楽しく登られていると、なぜか私のお腹がシクシクと痛み出した。「顔色が悪いですよ」も言われた。私自身、山でこんな腹痛は思い当たらない。大事をとって澤田さんと下山した。

自宅近くの合志川堤防を車で帰っていると、阿蘇高岳の雪景色が見えた。
来週からはもう春の陽気になるらしい。
そこへ鳥の編隊が飛んできた。

数カ月前に鹿児島県の出水に向かって南に飛ぶナベヅルの群れを撮った。
(熱心な読者の方は覚えておられよう)
2月も下旬、今日は「北帰行」であろう。

家に帰っても腹痛は治まらない。
ネコのように丸くなって毛布をかぶって寝た。
目が覚めたら何事もなかったように痛みは消えていた。

カニのハサミ岩でクラック!

2023.2.23(祝) カニのハサミ岩 59

午後からの行動開始だったので、近場のカニのハサミ岩でトップロープ:ソロをやろうと思ったら会友のマスモさん夫婦、白河さんがいて、す~さんも参加となった。
砂防ダムコースから登り、こっそりエリアへ。
実はこのエリアは初めてで、クラックのトレーニングとしてTr.(トップロープ)で登った。

【グルーシャトウ (5.9)】

【グルーシャトウ (5.9)】 
「クラックは初めて」と言うす~さんには良いトレーニングになったようだ。

その後はエントランス広場でマスモさんたちと登った。

【春風に吹かれて (5.11b)】

夕方5時のサイレンが聞こえてもまだ登れる。
ずいぶんと陽が長くなったものだ。
砂防ダムコースを下っていたら、大きなイノシシが右から左へと走って行った。

県体壁(今年2回目)

2023.2.18(土) 県体壁 25

今週は月曜日から鼻水が出て、これで人並みに「花粉症」になったかな、と思っていたが、近所の医院で診てもらったら「鼻かぜ」と言われて薬を4種類もらった。
まあ、今日は薬も効いたのかずいぶん良くなった。

せっかくの土曜日だが、日向神方面は雨の予報なので午前中はゆっくり過ごした。
熊本は曇っているだけなので久しぶりに草取りをした。

庭の片隅にヒヤシンスが一輪だけ咲いていた。
ネコに掘り起こされたのか球根が露出していたので開花が早い。

家の中に置いていた水栽培はもう少しという状態。

午後は久しぶりに県体壁へ出向いた。
キーボウさん、ヤムさん、すーさんと4人で登っていたら、カニのハサミ岩帰りのアリキチさん、オカピーさん、みっつーさんも加わった。

今日ぐらいの暖かさではないと登りたくない。(夜はまだ寒いから行かない)
① 中:緑(5.10b) リピート
アップに良い。
② 右:5.9グレードのルート設定
今は一番低いグレードが5.10aなので、初心者でもトライできるルートが望まれていたから。
③ 中:青(5.11a) RP
確か1回目(1月15日)は1テン入ったような。
④ 右:黄(5.10a) リピート

この後は「あそ望山岳会」の例会へ参加。

いっせいのクライミングや日々の日記です