「クライミング」カテゴリーアーカイブ

今が旬の「秋休み」

2025.10.12(日) 日向神308 ダム下65

昨日サンセットエリアで登り今日は休養しようとも思ったが、池田さんらが「今が旬の秋休み(5.11a)」を登ると言うので見届けに行った。

さっそく井ノ口さんが「秋休み」をRP。

池田さんも気合でRP。

藤井さんはMOS。(マスターオンサイト)

今日は県外のリピーターを含めて7人。
八女津姫岩にも車が4台ほどあって、スポーツの秋である。

秋といっても気温は30度超え。
気合を入れたジョーラで「夏休み(5.11c)」をリピートする私。
前回はデッド気味(一か八か)に取った最上部のホールドをスタティックに取ることができた。

この後、ダム下対岸エリアで開拓に着手した。

【新 隧道エリア トポ2】

サンセットでコケ落とし

2025.10.11(土) 日向神309 サンセットエリア

ダム下隧道エリアでの開拓は一応の区切りがついたので、サンセットエリアの岩場整備に行った。

けほぎ橋から見る正面壁(ハート岩)
何回見てもハートではなく「源氏パイ」に見える。
クライミングシーズン到来、キャンプ場の駐車場は一杯で私は橋手前の道路に停めた。

サンセットエリア広場のルートの下部は傾斜が緩く樹林帯で日陰、岩質も柔らかいので定期的にコケをこそぎ落とさないと登れなくなってしまう。
もちろん掃除ができたら登ってみる。

「赤い実のヤマボウシ(5.11a)」を登るゆきえさん。

同じく、池田さんは初トライ。

久しぶりに「プリティウーマン(5.11a)」を登る私。
「日本一プリティウーマンを触った男」の称号は伊達じゃなく、うまくリピートできた。

同じく、井ノ口さんのトライ。この左足がスメアでなかなか難しい。

「物見遊山(5.10d)」を登る原口さん。
気温は30度ぐらいだが、直射日光が当たってもやわらかく感じる。

「快気祝い(5.11a) B13 28m」を登る私。
昨年の10月20日に開拓・初登したルート。これだけ長いと汗をかく。

久しぶりのサンセットでみなさん調子は今一つ。

秋田のあご天や太秋柿がうまい。

夕方から「菊池の白竜祭り・花火大会」に行った。小・中学校は今日から「秋休み」で、けっこうな賑わいだった。初めて出店の「佐世保バーガー」800円を食べてみると旨かった。
秋の花火大会は夜風も涼しく非常に良かった。

「秋休み(5.11a)」開拓・初登

2025.10.9(木) 日向神308 ダム下64

昨日は前泊。

朝の隧道キャンプ場(フリーサイト)の様子。
よく「坊がつる」などでテント泊をする方がおられるが、今のままでは到底まねができない。(荷物が減らない!)

朝食はご覧の通り。バナナも1本食べた。

この後、井ノ口さんご夫婦、ゆきえさん、原口さんが来られた。

平日(木曜日)だというのに、顔だけ出された方も入れれば11名いた。メジャーな岩場になった。
爽やかな風が吹き、クライミングはこれからがシーズン。

9月23日以来、ボルトのストックがなくなり手を付けていなかったラインが完成した。

岩場はカラカラに乾いて最高のコンディション。

「秋休み(5.11a) B7 12m 緒方一成」
井ノ口さんから譲ってもらったソリューションのヒールが効く。
(ヒールを掛けなくても登れます!)
他のルートに比べてホールドが大きいのでダイナミックに登れる。5.11aの入門ルートになるだろう。
第2登 高田さん
第3登 ゆきえさん
第4登 中里さん
ルート名は左隣が「夏休み(5.11c)」だから。

今日も山のお土産をいただいた。有難うございます。

午後は高田さんと「ダム下対岸エリア(仮称)」で登った。

「ジャイアントコーン(5.12a) 古賀」である。
高田さんは「面白い!」と言いながら何回もトライしていたが、わたしは面白いと思える所までも行けなかった。

ダム湖沿岸道の草刈りが行われていた。

突然のソロキャンプ

2025.10.8(水) 日向神307 ダム下63

明日が隧道クライムなので前泊。

夕方雨が降ったが、この日のために隧道内に枯れ木をストックしておいた。
夕食のメニューは牛ステーキ、カタクチイワシの丸干し。
ステーキはモモ肉でちょっと硬かった。

突然、かまどの裏からカエルが跳び出てきた。
写真ではサイズ感が分かりにくいが、相当大きかった。
「カジカガエル」である。シーズンになると「キロキロキロ」と素敵な鳴き声を披露する。

隧道にはコウモリがいた。
他はゲジも蚊もダニもクマもいなかった。
気温は22度、 外では秋の虫が鳴き、 中では私の唄声だけが響いていた。
♪「一人の山」
1 山にあこがれ山に行き 言葉少なに ただ歩む
2 一人さびしくたたずめば、タバコの煙 ただひとすじ
3 恋に破れて夢も破れ 夕日静かに 山に沈む
4 雪渓すべりて岩場を登り ふれる岩肌の冷たさよ

お見舞いからの県体壁

2025.10.1(水) 県体壁 43

午前中、借りたDVDで「楢山節考 監督(今村昌平)」を観た。詳しくは後で記すが、日本映画では最高の部類だろう。人間の生と性、愛と哀が強烈だった。
午後は栗拾いに行った。今日もまたバケツ一杯あったので近くの親戚に配って回った。
すると二人の叔父さんが同じ病院に入院していたのでお見舞いに行った。あと20年もすれば私も叔父さんらと同じ様な姿を見せるだろう。
楢山節考では70歳になったら「お山参り」をするのが掟の世界だった。今の世界では自分で歩けなかったり、認知症などになったりしたら病院や施設に入ることになるのであまり変わらない。
いつの世も、おりん婆さんのような覚悟は必要だ。

左黄(5.10c)を登るDanさん

県体壁に行くとす~さんが「ブログ、見ました。栗、もらえますか?」と言ったので一番に分けた。他の人はブログを見ていない様なので「やらないでおこうか・・・」と思ったが、そんなに私は気持ちが強くないので全員に分けて栗はなくなった。

ライトアップの中、右橙(5.10d)を登るDanさん

私は4本トライした。気候がよく、汗もかかない。

フルオープンで帰ると外気温の変化もよく分かる。
市内25度、西回りバイパス24度、合志市23度、泗水町22度となった。すっかり秋になった。

タイヤ交換からの県体壁

2025.9.24(水) ロードスター105 県体壁42

21日(日) 日向神:ダム下でタイヤがパンク、自宅までレッカー移動。
22日(月) 自宅近くのタイヤ店で注文、ロードスター純正タイヤにこだわったので、愛知県から陸送。
23日(火) 日向神:ダム下は軽トラで行った。
24日(水) タイヤ交換からの県体壁へ。

タイヤのサイドが切れていたので修理は不能。岩がホイールに当たって「ガン!」と大きな音が出たようだ。

タイヤ修理の出張サービス、我が家の車庫で交換できた。

新しいタイヤはやはり柔軟性が感じられる。
慣らし運転は楽しい。

今日のシューズは井ノ口さんから戴いた「ソリューション」で、これも慣らしのクライミング。
ビレイヤーはキーボウさん。

ヒールの効きも良い。

またなんか上手くなったように感じた。
(石松さんの撮った写真で上手く見える!)
私に履かれるのが運命だったようなシューズ。

【追記】
昨日、このブログ「山へ行って居ります」の表示数が18万回を達成した。
「たぶん100回以上は見た」というあなたへ、有難うございます。
今後は「映画」というカテゴリーを立ち上げる予定、映画好きな方ご期待ください。

日向神~黒木散策

2025.9.23(秋分の日) 日向神306 ダム下62 社寺の旅2

道路端にはヒガンバナが咲き、すっかり秋の様相になってきた。
体は夏の疲れで相当まいっているが暇なので山へ行った。

2F、「イルネージュ」の上にあるハチの巣が更に大きくなった。
さっさと歩けば襲ったりはしない。
本日のダム下は5人。

隧道の出口エリア「夏休み」を登る高田さん。

私は開拓の続きで今日はボルト穴を7つ穿ったが、手持ちのハンガーが4個しかなく、あと3個は次回となった。(入荷待ち)
常連組は一昨日登ったばかりで疲れていたので早仕舞となった。

一昨日(9月21日)、この道でロードスターのタイヤがパンクした。

踏んだのはこの新し目で尖った部分のある岩に間違いない。
この岩のおかげで6万円が飛んだ。
(タイヤは前2本交換、これも入荷待ち)
岩は記念に持って帰った。だって6万円相当の岩だから。

帰り道、以前から気になっていた大渕の「熊野神社」に参拝した。軽トラを四駆にして急坂を登ると集落の最上部に立派な神社があった。主祭神はイザナミノミコトである。

境内を一周して拝殿の天井絵を仰ぐ。
天井一杯、100枚ほどの多くの動植物画が祀られている。
特に目を引いたものを紹介しよう。

夜のフクロウか。
板の節の部分が懐中電灯を持っているように見えてユーモラス。

頭は龍で体は魚、ガラカブかな。これは人魚かも。

頭は象で体は獅子。
昔、ゾウはこんな風に考えられていたようだ。

これは伝説の妖怪、鵺(ぬえ)ではないか?

鈴が3本あるのは珍しい。
岩手県花巻市:早池峰神社の4本を思い出した。

境内から大渕地区が一望できる。

この後、まだ暇だったので行ったことがなかった「グリンピア八女」を見学した。
立派なホテルもあるが大きな温泉館(510円)もあった。明治の館、古民家などバブル期の箱物が点在する静かなリゾート地。樹木が茂り過ぎて歩いて散策するにはちょっと勇気がいる感じだ。

山内渓谷の「重箱岩」は町の天然記念物指定で登ること不可。

隧道からのパンク!

2025.9.21(日) 日向神305 ダム下61 ロードスター104

昨日は大雨に見舞われた八女地方だが、今日は何とかなるだろうといつものダム下:隧道エリアへ。

隧道:出口(向こう側)のエリアは登れた。
私は右端にルートを拓きたかったがここはびっちょり濡れていた。みんなで掃除がてらトップロープで登ってみた。

下部を登る井ノ口さん。

中部を登るゆきえさん。なかなかダイナミック。

最上部の私。終了点は2週間前に設置していた。
全体を通して変化に富み面白い。

午後は乾いてきた「下手なヒールも数うちゃかかる(5.11b)」を登る宮崎の藤井さん。

私は物持ちがいい。だから新品のシューズ(ミウラ)を最後に買ったのはもう12年前になる。
物持ちがいいのか、貧乏性なのか、真に貧乏なのか。
みかねた山友さん方から「これで良かったら使ってください」と写真の3足をいただいた。(うれし涙)

帰りの山道で不意に「ガン!」と大きな岩(がん)を踏んで車の前輪がパンクしてしまった。

大渕から熊本へ向かう「ここんにき」でパンクに気付いた。
すぐ保険屋さんを通してレッカー車を呼んでもらったが、「朝倉から行くので1時間半かかります」とのこと(涙)

ひまなのでカメラ散歩をした。

右の石堂の中は「素朴な石」。

民家の裏山にはヒガンバナが咲き誇っていた。

ケイトウの仲間だろう。

キバナコスモスの蜜をホバリングしながら吸うホウジャク(蜂雀)

長く話し相手をしてくださったお爺ちゃんと孫娘。

自宅に戻ったのは午後8時だった。
明日、別のレッカー車でタイヤ屋さんに行く。すべて保険のロードサービスで賄えるそうだ。

ところで、9月6日にSさん、Kさん、Mさん、私の4人で登った。
その日にSさんの車のタイヤにコーススレッド(木ねじ)がささっていた。
そして7日、KさんがSNSで「車がパンクした」と書き込んでいた。
2週間後ではあるが私の車もパンクした。
新しいMさんの車、大丈夫かなあ。そういえば、Mさんはあの日、大きめのダニに喰われていたなあ。(怖)

本匠:岩と水

2025.9.14~15 本匠22 (遊歩道)

この頃「あそ望」の中で本匠が注目されているので久しぶりに行ってみた。 ブログ内で調べたら本匠は4年ぶり、遊歩道エリアは6年ぶりだった。
メンバーはキーボウさん、す~さん、大輔くん、アッキーくん、私の5人で1泊2日の予定。

①ハエハエイダイダ(5.10a) リピート

この写真は早朝でクライマーは少ないが昼頃は20名以上いた。3連休の中日で賑わった。
右端の辺りがこのルートで、ほぼオンサイト気分だった。

②バットマン(5.11b) 敗退

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6年ぶりのトライ。

パワー全開、緊張して力が入る。

今回も登れなかったが、私には「バットマンのRP、最高齢賞」をねらうという希望がある。

③ ラーメンとうどん(5.11a) 数回目にRP
最初、テンション後に右手ピンチの力技で上がった。
その後、足置きをいろいろ変えてムーブを考えたがうまくいかない。そのうち右手の皮が痛くなり、手がつってきた。
すっかり諦めたところで地元のSさんが見かねてアドバイスをされた。「あの右手ピンチは・・・・」

まずは番匠川に入って頭と体を冷やした。清流にはハエやイダがうようよいる。汗で濡れたシャツを洗うと白い汁が出て、それにハエたちが集まってきた。塩気を欲しているのだろう。

河原にはシカの頭骨が落ちていた。

水着にハーネス、ジョーラという遊歩道スタイルでラストトライ。首には濡れたバンダナを巻く。

アドバイスに沿って登るとあっけなく上のガバが取れた。
白いチョーク跡に惑わさることなくアイデアをたくさん出したいものだ。

やよいの湯(600円)から買い出し、キャンプ場ロッジへ。

男だけで焼肉パーティー。

15日(敬老の日)
午前6時、唱歌「牧場の朝」の音楽で起きた。
連休3日目はクライマーも10名ぐらいと減った。

みんなで「不明ルート(5.10a/b)」を登ってアップ。

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本匠Tシャツで「思えば遠くへ来たもんだ(5.11d)」を登るす~さん。

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同じく成長著しい大輔くん。

「病み上がり(5.10a)」をMOSする私。

かぶりはすごいが右足ジャムで余裕のクリップ。
核心はハングから上がった後のスルスルしたスラブ帯。
こんな面白い5.10aは初めてだ。

名残は惜しいが午前10時に私だけ撤収して帰熊。自宅まで2時間30分のドライブだ。
のこったメンバーは日陰の神社エリアに行って登った。

【生物】

「ジガバチ」
雨が当たらない所に土で巣を作っていた。チョウの幼虫(セセリチョウ?)を捕まえてきては何回も運んでいた。

「ギボウシ」の仲間
遊歩道エリアの入り口付近に2株咲いていた。

夕方からの熊本市Denkikanで行われた「九州学生映画祭」に参加した。写真は各大学の学生監督と右端はゲストの行定勲監督。「世界の中心で、愛をさけぶ」などの行定監督は熊本出身でもある。
今回、熊本大学映画研究部の作品「それは、桜のように」で末娘が俳優デビューを果たした。(昨年は撮影班だった)

「えっ、まだそんな子どもがいたんですか?!」という声が聞こえるな。

まだまだ「熱い」ダム下:隧道

2025.9.7(日) 日向神304 ダム下60

久しぶりに大分:本匠の予定だったが先の台風でしみ出しが多いらしく、いつものダム下:隧道に行った。

そろそろ秋のシーズンを迎えて14人も集まり、狭いエリアなので人口密度が高い。
ところで、クライミングは登っても楽しいが見ているだけでも楽しいスポーツだ。
「今日は肩が痛いのでビレイをしに山へ行く」こんな楽しみ方もありだな。
あと5年もすれば「原口珈琲、一杯百円」の店が岩場で開かれるかもしれない。

「アンダーリンク(5.11c)」を登るす~さんは二日連続。
向こうは「ウオテイン効果(5.11d)」を登られた宮崎のFさん。

熱い男には「ジョーラ」が似合う。

ゆきえさんの夏の宿題「アンビバレント(5.11b)」も遂にRPで、やっと秋が迎えられますね。

「アンダーリンク」を登る私。
Sachikoさんのビレイじゃ落ちられないよ!(ゆきえさんのサポートあり)

タケシさんから「槍ヶ岳チョコクッキー」のお土産あり。
「実際登ったのは、西穂~ジャンダルム~奥穂ね」

井ノ口さんは「頭文字D」聖地巡礼の旅から帰ったばかり。
手にされているのは群馬地域限定のクリアファイル。

「碓氷峠:峠の釜めし」とインパクトブルーの二人。
8月2日、私は早朝で「おぎのや」は素通りしてしまった。

バトルを終えて釜めしを食う藤原拓海。
「もっとおいしそうに食えよ!」と言いたくなる。

隧道出口で開拓中の私。