「クライミング」カテゴリーアーカイブ

2022 真夏の日向神 1

2022.7.24(日) 日向神:サンセット 143

真夏の日向神で健康維持クライミングへ。

駐車場へ渡る橋の横が大きく崩れている。

カメラの画角に入らない大きさで土砂崩れを起こしている。
先日の大雨でダム湖の水位も最高に上がっている。

暑い午前中、おじさん達はサンセットに集まる。

①若い時のりりぃ(5.10c) リピート
久しぶりに取り付くと、上部のホールドが大きくなった感じがして登りやすい。
長さやグレードがアップに丁度良い。

②プリティウーマン(5.11a) リピート
これが一回目で登れるときは調子が良い。
私は自称「日本一、プリティウーマンを登った男」

③赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG

もういい加減にベストなムーブを身に付けたいものだ。

④赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート

左上のホールドをつかめば豪快に左足があげられる。

いつもの原口コーヒーで昼食。
暑くなってポットを持参しなくなったのでおいしいコーヒーは有難い。
どんより薄曇りで今日は道端エリアへ行かなくてもよさそうだ。

突然、K1さんが「もうすぐ大雨になる」とスマホを見ながら言い出した。
あわてて片付けを済ませ、QD回収に登り始めたタケシさんや楠田くんを置いて下山。

トンネル手前に「ウバユリ」が咲いていた。

駐車場に着くと、ほどなくしてドシャ降りになった。

日向神:広背筋がつった日

2022.7.10(日) 日向神:愛のエリア整備 142

サンセットエリアで落石があったという情報があったので確認に行った。

【広場の落石現場】
右側の中岩が落ちてきて、左の大岩に当たり山道を防ぐ形になっている。
崩壊した所は、「青葉若葉 5.10a」の左側である。
ここは2年前の豪雨(2020年7月)で一度崩れている。
http://yama-issey.jp/2020/08/02/hyugami-vol-100
しばらくは注意が必要だ。

その後は道端エリアで整備を行った。

【終了点のリボルト作業:タケシさん】


ここは12年ほど前に開拓された割と新しいエリアであるが、チープな終了点は本当に危ない状態である。


【メトドスを登る私】
ルートは真っ黒に苔っている。
登ると汗が噴き出す。下りながら苔を落とした。


【木の香水の香(5.10b)を掃除中のK1さん】
汗ダラダラの私をブロアーの風で冷やすゆきえさん。


【ブロアーの新しい使い方】
ポケットに突っ込み股間を冷やすK1さん。
これ、快感である。


【ナナフシ】
茶色と緑の2色。大きな木を切ったら落ちてきた。
その後、無理な姿勢で大きな根を切ろうと頑張ったが敗退!


【今年のマイブーム】
大汗をかいた後の「スコール:マンゴー」はうまい。

大汗の原因は紫外線対策で着た「フランク・ショーター」のランニング長袖シャツだ。これは30年以上前(相変わらず物持ちが良い)のシャツで汗を吸わず、乾燥もしない。
もう山で着ることはないだろう。

帰路の星原峠越えドライブで大量発汗と「のこ引き」で、なんと右側広背筋がつった。これは初めての体験だ。

自宅近くの畑でキジのつがいを発見。
メスはこれまで何度か目撃していた。
車を降りてカメラを構えた。

【キジ:オス】

その時、足元の草むらで卵を踏みそうになった。

先日、メスがカラスを追い払っていたのはこの卵を守っていたのだと分かった。

家に帰り、孫にも卵を見せようと一緒に歩いて行った。

メスが卵を抱きじっとしていた。


【メトドス 5.11a】

県体壁 連続6週

2022.7.6(水) 県体壁 20

6月から連続6週の県体壁となった。
実は、夕方県体壁を目指しながら、運動のできる服を持って来ていないことに気付いた。
「帰ろうか?」とも思ったが、途中で買うことにした。

北熊本のスーパーで服を買い、県立体育館に着くと「ボクシング:タイトルマッチで満車」を告げられたが、「クライミングに来た」と言うとパスだった。


今日は使えないと思った人もいたのか、参加者は少なかった。
① 中:緑(5.10b) リピート
② 中:茶(5.10d) NG
③ 右:赤(5.10d) NG

風もなく、非常に蒸し暑くて汗をかいた。
羽虫も多い。


今日買ったロングタイツとTシャツ。
合計6500円ぐらいに私が着ると見えるが実は上下で1000円。
もう、運動靴と一緒に車に積んでおこう。

愛エリ:ルートの掃除

2022.7.2(土) 日向神 141

なんか、みんな、沢に行ったり病院に行ったり学会に行ったりして誰もいないので、愛のエリアのルート整備に行った。

七城のコンビニを出たら車のボンネットの上にバッタがいるのに気づいた。
そのうち落ちるだろうと思っていたが法定速度遵守の車なので、なんと日向神まで付いてきた。

【ヤブキリ】

早朝の日向神は静かだった。
1人で愛のエリアに上る。
途中の階段でヤスデを見かけた。
ここではよく姿を見るタイプ。

【カマトゲアマビコヤスデ】
アマビコとはヤスデの古名らしい。


【ケミカルアンカー】
6月にリボルト作業が行われた。

① 「愛なか (5.10b)」の掃除
上からラッペルしてワイヤーブラシをかけた。
久しぶりなので下降点を間違えたりして、約3時間もかかった。

【愛なか 掃除後】
5月に来た時、苔の生えた「愛なか」を見て口の悪い友人から、
「いっせいさん、だからあそこは、水道(みずみち)だと言っただろう!」
と言われた。
あ~、だからそれは百も承知である。
右隣の「毘沙門天 5.10d」も含めて、この辺りは2018年4月以前はすごい湿地状態の所だったのだ。

【2018年4月、開拓前】
4年に1回掃除をすれば十分快適なルートになることが証明できた。
仕上げにシャントを使って登ってみた。
けっこう難しい。(特に出だし部分)

午後は日陰になる右壁に移った。

② 「シャガの花が咲く頃 (5.11a)」の掃除

【掃除前】
このルートの下部は傾斜が緩いので苔が生えやすい。
しかし、思ったほど悪くはないので掃除は早く終わった。
仕上げにシャントで登ってみた。
登れない!!
核心部のムーブだけで5~6回かかった。
またその上が登れない。
初登以来3年ぶりで腕が落ちたか。
これが「加齢」か。

③ 「平成最後のヒールフック (5.11a)」の掃除
ここも下部のスラブだけのブラッシングで終わった。
仕上げにシャントで登ってみた。
登れない!!!
核心部でヒールフックをかけた後のホールドがまったく持てない。
初登以来3年ぶりで筋力が落ちたか。
これも「加齢」か。

午後3時、意気消沈して下山。
そこへちょうどす~さんと山下さんが来られたので一緒に道端エリアへ行った。
アンパンを食べながら「ふて寝」をしていたらQDがかかってきたので登らせてもらった。

④ 「三四郎 5.10b/c」 リピート

⑤ 「二郎 (5.11c)」 NG
2回テンションで終了点まで行けた。
この時期としては自分自身そう悪くない。
愛のエリアでの失態は作業用ゴム手袋の長時間着用で指皮が柔くなったせいにしておこう。(常に前向き思考)

【二郎:山下さんのトライ】


【弁財天岩をバックに咲くコオニユリ】

6月4回目の県体壁

2022.6.22(水) 県体壁 19

梅雨時のけっこうだるい時にあそ望会友が約10名集った。
先週右の赤ホールド(5.10d)がやっと終わったので、今日から新しいルートを目指す。

【夏至からまだ1日目、薄暮の県体壁】

① 中央:緑テープ(5.11a) NG
まだ出来て間もないルートだ。
オンサイトトライの結果は上部のハング下の大きな黄色ホールドを見落として前腕がはってテンション。
しかし、右の赤ホールドより明らかに易しく感じた。

② 中央:緑テープ(5.11a) RP
自分なりに「あっさり」とRP。

③ 右:紫ホールド(5.10a) R(リピート)
ちょっと疲れた体に15mは長い。
クールダウンにならない。

3本登って午後8時過ぎには早退。

【北回りバイパス入口】
NOD(ナイトオープンドライブ)、左は新幹線の高架。

五色岩:3ピッチのマルチルート!

2022.6.19(日) 日向神:五色岩 27

① 右岩稜左ルート2ピッチ目にボルト3本打
これでボルト打ちは終了。
昨日お世話になった澤田さんは右壁にぶら下がっている。

ビレイヤーを探しに道端エリアへ歩いて行った。
相変わらず賑わいをみせる道端エリアで、美レイヤーさとちゃんをゲット。

道端から少し歩くと前方に五色岩が見える。

【五色岩:右岩稜】
右下のスラブが「ビッタビタ」と「ナイス~」

② 右岩稜左ルート2ピッチ目の初登

【いってきます!】
3ピン登ったところで、上部の岩が脆いのでカンテを右に回り込み右ルートの4ピン目と合流する。
左手にびっくりフェースと日向神タワー、背後にハナタテ岩と豪快なロケーションが楽しめる稜線だ。


【フォローするさとちゃん】

午後は久しぶりにサンセットエリアへ。

② おすきなふくは(5.11a) NG
開拓者のK1さんにビレイをしていただく光栄に預かる。

この後、ラインを読み間違えて1テン。
開拓者を喜ばせてしまった。

③ トパーズの風(5.11a) リピート

ガバをつなげてハングを越える、シニア向きの好ルート。
これも開拓者のビレイで。

④ 赤い実のヤマボウシ(5.11a)

クモの巣払いに登ったらなんと1テン!
2回目はリピート。


初めてサンセットに来て、「ヤマボウシ」にマスタートライするTさん。強者(つわもの)である。

駐車場に着いたらMさんの車がライトの点けっぱなしでバッテリー上がりを起こしていた。

ブースターケーブル常備の我がロードスターと白い車をタケシさんが手慣れた感じでつなぎ、無事解決。
梅雨の晴れ間、今日も楽しい一日だった。

五色岩:右岩稜を初登

2022.6.18(土) 日向神:五色岩 26

早起きは三文の徳。

自宅の近くでキジを見かけた。

7時過ぎには日向神に着いた。
もちろん一番乗りだ。

① 五色岩:右岩稜の2ピッチ目にボルト2本打
山歩きで汗をかいた。本日久留米では33度を記録したらしい。

② 左ルートを掃除
左ルートは「ないす~」からつなげる予定。

③ ショートルートに終了点、ボルト4本打

④ ショートルートを初登
「アナベル 5.10a   B4 10m 緒方」とする。


ビレイをしていただいた澤田さんが第2登。

⑤ マルチピッチの初登

【フォローする澤田さん】


【最終ピッチ】


【ラッペル】

「五色岩:右岩稜右ルート 2P 45m」
1P(5.10b B7 25m)
2P(5.8 B3 20m)
ロープは60mシングルを使った。

午後3時30分、下山。
道端エリア手前のカーブを曲がると、突然数10人の人だかりに出会う。「お~、ここは何処?!」といつも思う。
この頃の道端エリアは「お祭り」でもあっているかのごとき賑わいである。
今日の五色岩は4人、静かな山を満喫できた。

壁の上にも三日

2022.6.15(水) 県体壁 18

夕方、菊陽町から熊本市をめざすと相変わらず車が多い。
県立体育館に着く前に疲れてしまう。

今日は岳連総会もあってか登る人が少ない。

【だれもとりついていない壁】

6月になって、3週連続で県体壁に来た。
その理由は「日が長く、暖かくなった」からではない。
逆にほとんど来ていない理由は、体の疲れが取れなかったからである。
土日に外岩に行くと、水曜日になっても疲れが取れていないのだ。特に今年は長く首筋にこわりがあった。
この頃、少しよくなってきた。

6月1日(水)
① 右:赤ホールド(5.10d) 敗退
久しぶりで「突っ込む」勇気がない。
6月8日(水)
② 右:赤ホールド NG 2T 前腕が張った。
パワーで登ってみた。
③ 右:赤ホールド NG 1T ポイントが分かった。
小学生の女の子の登りが参考になった。
6月15日(水)
④ 右:赤ホールド NG 1T 上部でムーブを忘却。
⑤ 右:赤ホールド NG 1T 中部でムーブを忘却。
⑥ 右:赤ホールド RP

結局、3日間6回でRPできた。
本当は④回目あたりでRPしたかったが、1週間たつとムーブを忘れるということが分かった。
3週連続で県体壁に通い、体が慣れてきたのも登れた要因だろう。
ビレイヤーでは新人のオカダさんにお世話になった。
なお、弁解をすればこのルートは体感「5.11a」だ。


【新しいシューズの試し履き】
というのは冗談。
運動靴を忘れたので通勤用革靴でアップをした。

※PCの調子が悪くブログ更新が一日遅れた。

今日はキコリ

2022.6.12(日) 五色岩 25

6月11日(土) ボル天
雨の土曜日、す~さんに誘われて久しぶりにボル天へ。

「黒ヒラメ」は一発で決めたが、「黒囲い」は大苦戦。
ホールドの印が見えないよ~。

6月12日(日) 五色岩(ソロ)
菊池は前夜まで雨が降っていたので「岩は濡れているだろう」とゆっくり来たら日向神はそれほど降っていない。

道端はもう満員御礼。
五色岩もKさんのグループが6人。

私は右岩稜の上部からラッペルして、3ピッチ目を掃除。

【稜線からハナタテ岩を望む】
易しい稜線だが、こんな所がまったく人跡未踏とは信じられないぐらいの幸運だ。

午後はショートエリアになりそうな所を1本掃除した。

開拓にはいろいろなプロセスがあるが、最初の仕事「キコリ」が一番たのしいかな~。


【義理チョコで勘違い(5.11a)のメタル類】
愛のエリアでリボルト作業が行われ、その一環で「義理チョコ」のルートは消滅した。
タケシさんが回収されたメタル類を持って来てくださった。
有難いことである。
いずれどこかで使うことになるだろう。


【山里に咲くアジサイ】
帰り道、道路端に咲くアジサイの枝を何本かいただいた。
帰ってすぐ「挿し木」にした。

 

五色岩:右岩稜へ

2022.6.4(土) 日向神:五色岩 24

6月1日(水)
熊本県体壁は約3か月ぶり。

ルートが新しくなって楽しい。3本トライして早退。
20代の新人が二人参加して、これから楽しみ。

6月3日(金)
ホタル観賞。
最初に行った有名なS地点は車が数台停まっていたがホタルは皆無。
ダメもとで行ったK地点はたくさんの光がゆらゆらと飛んでいた。
やさしく捕まえると手の中で黄緑の光を放つ。
ここは穴場なので、誰にも教えられない。
(ホタルと言えば旭志が有名だが、今年も鑑賞自粛中)

6月4日(土) 
五色岩で開拓。

【樹林の中で車が朝日を浴びる】


【右壁:「ナイス~」の終了点からみた右岩稜】
このスカイラインを登る。


【左には「びっくりフェイス」が見える】

上からラッペルして1回目の掃除。

浮き岩を落としたらアオダイショウのきれいな抜け殻があった。
2回の掃除は主にカンテの右側を行った。
澤田さんにビレイして頂きTr.で登ってみるが、見た目より難しい。距離も27mと長い。

【右岩稜:試登中】
この後終了点を5mほど下げて、ボルトを7本埋めた。


スタート地点は「公園」と呼びたいほどのきれいな大きいテラスである。
初登は次回の予定。午後4時半、下山。

車の近くで「オオオサムシ」を見つけた。
後羽が退化して飛べないそうだ。

暑い一日で、体重が激減していた。