「クライミング」カテゴリーアーカイブ

県体壁(今年2回目)

2023.2.18(土) 県体壁 25

今週は月曜日から鼻水が出て、これで人並みに「花粉症」になったかな、と思っていたが、近所の医院で診てもらったら「鼻かぜ」と言われて薬を4種類もらった。
まあ、今日は薬も効いたのかずいぶん良くなった。

せっかくの土曜日だが、日向神方面は雨の予報なので午前中はゆっくり過ごした。
熊本は曇っているだけなので久しぶりに草取りをした。

庭の片隅にヒヤシンスが一輪だけ咲いていた。
ネコに掘り起こされたのか球根が露出していたので開花が早い。

家の中に置いていた水栽培はもう少しという状態。

午後は久しぶりに県体壁へ出向いた。
キーボウさん、ヤムさん、すーさんと4人で登っていたら、カニのハサミ岩帰りのアリキチさん、オカピーさん、みっつーさんも加わった。

今日ぐらいの暖かさではないと登りたくない。(夜はまだ寒いから行かない)
① 中:緑(5.10b) リピート
アップに良い。
② 右:5.9グレードのルート設定
今は一番低いグレードが5.10aなので、初心者でもトライできるルートが望まれていたから。
③ 中:青(5.11a) RP
確か1回目(1月15日)は1テン入ったような。
④ 右:黄(5.10a) リピート

この後は「あそ望山岳会」の例会へ参加。

指先ジンジン!

2023.2.12(日) 日向神:ハートエリア 169

今日の「ハートエリア」は賑わった。
金曜日の雨の影響は少ない。

① リズム(5.10a) リピート

② シン・パウダー(5.11b) NG 
久しぶりでホールドの使い方を忘れ気味。
ここを登って「十六夜」の上にTr.を降ろした。

③ 十六夜の上(project) Tr.

この写真の体勢から上部のアンダーをとりに行く。
アンダーが取れてもその後は右か左か迷う。
いろいろとやってみるがどれもうまくいかない。

④  十六夜の上(project) Tr.
午後からのトライはもうアンダーが取れなくなっていた。
指先の皮が薄くなってジンジンしている。

ここで今日は1本もイレブンを登れていないことに気づいた。
よし、シン・パウダーでノルマを達成しよう。

⑤ シン・パウダー(5.11b) リピート

今日の美レイヤーはミカさん。

核心部を越えたあたりで右前腕がつってきた。
やっとこさで登り切った。

シン・パウダーをTr.トライするゆきえさん。

冬のダム下は熱い!

2023.2.5(日) 日向神 ハートエリアからダム下へ 168

朝は放射冷却で寒かったが、その分陽が差すと暖かい一日だった。
私は昨日も登ったので今日は控えめに・・・・。

まずは「ハートエリア」へ。
①十六夜(5.10c) リピート
1本目はまだ指が冷たい。

その後はK1さんが約2カ月ほどトライしているプロジェクトのビレイをした。

谷間に気合の雄たけびが響き渡り、見事に初登。
「満月 (5.12b?) 長友敬一」の完成!
Vサインの上に満月のようなホールが見える。
私はTr.で触らせてもらったが、手も足も出なかった。

午後は「ダム下3F」へ。
この頃は冬場の定番「バルコニーエリア」が賑わっていないと思っていたら、ダム下3Fにたくさんのクライマーが集っていた。
ここにもK1さんのプロジェクトがあった。
ノリノリのK1さんが本日2本目の初登を慣行した。

②ミラージュ(5.11a) OS (第2登)

写真の辺りが核心部か。
開拓・初登は長友、掃除は緒方というパターン。

ミラージュ(5.11a)の全景はこんな感じ。
登っているのはタケシさん。

ハートエリア:歳時記(5.11c)RP!

 2023.2.4(土) 日向神:ハートエリア 167

1月のコロナ禍(ワクチン接種・濃厚接触者・陽性)で約4週間ぶりの日向神だった。
高曇りの土曜日、クライマーは日向神に6人と少なめ。

①リズム(5.10b) リピート

②立待月(5.9) リピート

③座待ち月(5.10a) リピート

④歳時記(5.11c) NG (初トライ)

「K1ヒュッテ」のblogに第2登する楠田くんの核心ムーブが載っていた。
右足を飛ばすものすごくカッコイイムーブだが、やってみると体が上がらない。
しかたがないので自分なりのムーブを探った。
⑤歳時記(5.11c) NG
ムーブがつながる!
⑥歳時記 (5.11c) NG
上部核心の覚えが悪い。(学習能力が低いぞ!)

ミカさんのTr.トライ。
リーチ不足の彼女も独自ムーブで下部の核心を突破した。

⑦歳時記(5.11c) RP(第3登)
ビレイヤーはミカさん。

B6と短いだけに非常にテクニカル。
こんな楽しいルートを作っていただいた長友K1さんに感謝。

リフレスでリハビリ!

2023.1.28(土) リフレス大牟田 5

1月の中旬から、
①ワクチン接種の副反応で39度の高熱
②家族の陽性で濃厚接触者になる
③自分が陽性者になる
新型コロナ禍に巻き込まれ、約2週間の自宅療養を行った。
その間、運動不足でフレイル状態になりそうだったので畑道でダッシュをしたら冷たい空気に喉をやられて咳が止まらなくなった。

本日、めでたく療養生活も明けて山に行こうと思ったが外気温は3度、小雪が舞う空模様ではそれも叶わず、山友さんの発案で「リニューアルしたリフレス大牟田」となった。
リフレスでフレイル防止とリハビリを兼ねてリフレインを口ずさみながらのフリークライミングというコンセプトだ。(何を言っているのかわからない)

パネルから新しくなった壁は新鮮だ。

これが以前の壁面、ちょっといただけない。

ルートは短いだけに5.10後半になるとけっこう厳しくなる。
現在の最高グレードは5.11b。

冬季、寒さが気になる方には「ヒーター」もある。
私の青い履物はクライミングシューズではなくスリッパ。
岩場での「オーバーシューズ」用として買った。
3年2カ月ぶりのリフレスで、楽しくリハビリクライミングができた。

家の近くまで帰ると、東の阿蘇山は雪化粧をしていた。

jr.クライミングin県体壁

2023.1.15(日) 県体壁 24

今年1回目のJr.クライミング教室が県体壁で行われた。
ルートが新しくなったと聞き、スタッフとしても楽しみである。
主に「菊南」と「パラベラム」、2つのジムで育成された子どもたちでレベルも相当上がってきている。
思ったより暖かい一日で、半袖・短パンも多い。
疲れを知らない子どもたちは何本も登る。

ピンクの服は指導する岳連のミホ姉さん。
午後はあそ望山岳会のメンバーが残って新しいルートを楽しんだ。

① 右:黄色ホールド(5.10a) OS
大きいアンダーガバやポケットなどホールドが多彩で楽しめた。

② 右:黄緑ホールド(5.10b) OS
まずは危なげなく登れた。少しホールドがワンパターンか。

③ 中:青色ホールド(5.11a) NG

県体壁は3カ月ぶりとか、コロナワクチン副反応明けとか、重い冬用パンツとか言い訳はたくさんあるが1テンションかかった。
また暖かくなったら登りに来よう。
車に乗ってしばらくすると雨が降り始めた。

新春も日向神はいいぞ!

2023.1.8(日) 日向神 165

午前8時過ぎに家を出ると気温はマイナス1度。

星原峠を越えた冬野地区の堤が半分近く凍っていた。

最初にハートエリアへ行き、K1さんのprojectトライをビレイした。
ついに今日こそ「ボル天特訓の成果」を見ることができるかと思ったが次回に持ち越し。
新春のハートエリアは10名ぐらいと賑わっていた。
せっかく来たので、
①「コスモス祭り(5.11b)」をリピート。

冬でも早くから日当たりは良く、最後のスラブは左から迫ってみた。

② 古いハンガー外し
30年以上前のハンガー4枚、RCCボルト1本を外した。

午後はバルコニーエリアへ移動して、タケシさんや原口さんと合流。
カフェ原口でランチタイム。

今日もジョウビタキのオスが縄張りを周回している。

③ サクラ(5.11a) リピート

昨年3月12日のリベンジができた。

④ 未知との遭遇(5.11b) リピート

下部は相変わらず厳しく、右前腕がつってきた。何故?
午前中のボルト外しでハンマーを何回も振ったのが効いてきたのだ。
しかしなんとか今年1月3日のリベンジができた。

⑤ ヨン様(5.11a) リピート

記録をみたら2015年1月18日にMOSしている。
8年ぶりなのでほぼオンサイトに近い。
「ヨン様は下部のレイバック気味のムーブが面白い。上部は穴がたくさんあって迷うが右の縦カチを使う。最後のピンはとばして終了点へ」とか記しているので余裕はなかったようだ。
写真は今日の美レイヤー、さとちゃん。

写真は誕生日のプレゼントと、ハートエリアで回収したハンガー4枚。
ハンガーは洗って磨いたが、穴が8mmなのでプロテクションには使えない。
プレゼントはもちろん使えるもので、有難い。
今年も日向神はいいぞ!

新春の日向神

2023.1.3(火) 日向神 164

愛車のナンバー「103」は私の誕生日。
ということで、1月3日は毎年山に行くことにしている。

新春なので、「日向神社」で山の安全祈願を行った。

今日のメンバーはタケシさん、ゆきえさん、原口さん。
バルコニーエリア登り口の階段をタケシさんが補修している間に岩場へ上がっていると、苔むした岩で靴が滑り「あっ」と言う間に背中から転倒した。
左腕を変な風にひねり危なかったが、手の甲を打撲しただけで済んだ。
さっそく日向神さまのご加護があったようだ。

① 大蛇山(5.10c) リピート

写真は「大蛇山」を登るゆきえさん。
まだ指が冷たい。

② その気になって(5.10d) リピート

う~ん、写真を見るとTシャツが前後反対だ。
        (誰も気付かないのかい!)

③ サスケ(5.10d) リピート
なんとか登り切ったが、個人的には難しいルート。

【昼食】

今年も「カフェ原口」の開店。
お孫さんのお土産「鳩サブレー」をいただいた。

④ スプリングスカイ(5.11a) リピート

何度登っても楽しいルート。QDは多めに持ちたい。

⑤ 武勇伝(5.10c) リピート

写真は「武勇伝」を登るタケシさん。

⑥ 未知との遭遇(5.11b) NG

とにかく下部は小さいホールドで、どれが正解か難しい。
自分に合ったホールドを選ぶしかない。
指先がひりひりしだして、大満足の新春クライミングとなった。

帰り道の「つる橋」にて。
今年は何回渡るのだろうか。

家に帰ると、お決まりのカレーと孫たちが作ったケーキが待っていた。

2023 岩野山で初登り

2023.1.1(日) 岩野山 41

昨年は大きなイベントが続き、大変充実した一年だった。
山は日向神:五色岩の開拓からハートエリアの開拓へと移った。
年間の目標だった「5.12を拓く」ことはできなかったが全力を出し切った感はある。
車は「美しく走る」ことができて、無事故無傷で過ごせた。

12月31日(土) 夜
大晦日は地区の寺総代をやっているので、寺籠りがあった。
紅白歌合戦を観終わって久米区の「安国寺」へ行った。
午前0時前から鐘を衝いた。鐘といっても「半鐘」である。
「ご~ん」ではなく「カーン」となる。
半分の54回で止めた。(私の煩悩はこのくらいかな)

近くの久米八幡宮で大祓い、歳旦祭、直会(なおらい)があって、厄入りの方が奉納した清酒を飲み干し、その流れでお寺まで歩いて来てもう一回飲む。
今年は3年ぶりの飲み方だったので盛り上がった。
4度だった室温が一気に9度まで上がった。
午前3時ごろお開き。

1月1日(日)
初日の出を拝むことなく、ゆっくり起きたらニューイヤー駅伝がもう3区を走っていた。旭化成が12位ぐらいでなかなか上位にならない。
昼食でお節料理と雑煮を食べた。
午後は初登りに「岩野山」へと行った。

誰もいないけれど、新しいチョーク跡があった。
同好の士がいるだけでうれしい。
以前は苦労した「奥の院トラバース」が楽にできた。

あまり皆さんご存じない岩野山山頂の祠。

帰り道にある「味取観音」に寄った。

ここは漂泊の俳人「種田山頭火」が堂守をしていたことで有名。
かなり以前にここを訪れたときは鄙びた観音堂というイメージだったが、久しぶりに来てみると「瑞泉寺・味取観音寺・神武神社」の神仏習合地で、山中に千手観音石像が数十体散らばり見どころいっぱい。

鐘の向こうに今年の干支「卯」が跳ねていた。
なんとも縁起が良い。

スリッピーパズル(5.11c)  第2登!

2022.12.10~11 忘年会、日向神 163

12月10日(土)

【冬晴れの朝】
猫は朝日を浴びてあったかそう。
今夕からの山行に備えて庭木の剪定を中心にガーデニング。
PCのデータ保存用に2TのHDD購入なども。

忘年会の会場、「阿蘇くじゅうYH」へドライブ。

【阿蘇五岳(涅槃図)】

あそ望山岳会の忘年会も「阿蘇くじゅうYH」になって3回目か。
九重山はもちろん、本匠や日向神にも1時間ぐらいで行ける。
家庭的な山の雰囲気あふれる宿で、何よりもリーズナブル。

会長の松井さんから今年の会報が配られた。
トレランでは天本氏の「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」
沢では番氏の「大峰の沢旅」
縦走では満永氏の「北アルプス・栂海新道8日間(3月の積雪期)」 
ボルダリングでは藤坂氏の「熊本市内クライミングジム巡り」
ルート開拓では緒方氏の「カニのハサミ岩(2020~21)開拓記」
などなど、内容豊富な109ページだ。
ちなみに個人山行回数では2020,2021年ともに私がトップだった。
何か記念品などあってもいい(笑)。

12月11日(日)
瀬の本高原の朝はガスっていた。
気温は7度ぐらいで寒くはない。
会員は本匠クライミング、鷲ヶ峰の整備、由布岳、帰宅組などにそれぞれ散って行った。
私はいつもの「日向神・ハートエリア」へ向かう。
途中、小国のファミマで宿泊クーポン1000円を使って昼食を購入。

岩場につくとK1さんや中島さんらのロープがもう下がっている。
今日の目標は12月3日にトライを重ねた「スリッピーパズル(5.11c)」だ。

① リズム(5.10b) リピート まずはアップ。

② スリッピーパズル(5.11c) NG アップを兼ねてQD掛け。
思った通りには体が動かない。

③ スリッピーパズル(5.11c) RP

この辺り数手は小さなポケットで指先がつらい。
しかも大変バランシー!
一つ一つのパズルを組み立ていくとうれしい完登につながる。
身長178cmのK1さんだから登れるルートと思われたが、165cmの私でも登れることが証明できた。

約10回のトライでのRP。
ビレイヤーは開拓者のK1さん、カメラマンはゆきえさん。

K1さんがまた新しいルートを拓いた。
「十六夜(いざよい) 5.10c B3本 長友敬一」だ。

④ 十六夜(5.10c) OS
第2登、出だしがけっこう難しい。

⑤ 鼻から牛乳(5.11b) リピート
当初、ピンが足元で核心部になり相当怖い目にあったが、その後背伸びすれば上のピンに届くことが分かった。
そこで上のピンに掛けて核心部に向かう作戦を試してみた。
ところがそのピンに掛けるのがやっぱり難しい。
逆に核心部がかなり易しく感じた。
このルートのグレード感は人によって相当違うだろう。

⑥ ハーモニー(5.10d) Tr.

今日はあまり晴れ間も見えなかったが岩場はベストコンディションだった。

【星原峠の近くにて】
西日を浴びて輝く紅葉の下を帰路につく。