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今夏の振り返り

2023.9.2(土) 徒然 115

9月を迎えて、今朝はひんやりとした空気だった。
昨夜まで雨だったので、午前中は庭の草取りをした。
草をむしりながら、今夏の振り返りをした。

毎年、勝手に咲いてくれる門横のアサガオ

① 山行
クライミング10回、山歩き2回。これは例年に比べて多い。
開拓は2本、RPは「炎天下(5.12a)」が最高。
残念なのは四国:石鎚山が雨だったこと。

ヤマボウシの実

② 体調
夏の後半、少し登りすぎて左中指、右ひじに違和感がある。
そのために下半身を鍛えようと、ロングインターバルを始めたので体が硬く、膝や腰が少し痛むようになった。
「走るのは体に悪い」と言いながらもつい本気になってしまう。
全体的には悪くない。体重は微減。

白やピンクの百日紅(サルスベリ)

③ 仕事
7月に珍しく仕事上の心配事が起きた。
これまであまり仕事上の問題を抱えたことがなかったので、けっこう気になった。
8月は旅行中の運転や朝の布団の上でもついつい考えてしまうので「これがストレスなのか」と実感した。
しかし夏休みが明けてみると、時が味方してくれたのか心配事は減った。
このごろはメンタルを病んで仕事を休んだり辞めたり、中には不祥事を起こしたりする人がいる。
人間、多少は鈍感な方がいいと思う。

8月31日の夕ご飯「月見肉うどん」

④ その他
8月31日、この日は「スーパーブルームーン」という特別な満月だったのに残念ながら曇り空で見ることができなかった。
普段の月よりも14%も大きい月だったらしい。

挿し木したアジサイたち

暑い夏ではあったが、7月に挿し木したアジサイたちは元気に育ってきている。
来年は白(アナベル)やガクアジサイが増えそう。

70歳までの覚悟

2023.8.10(木) 徒然 114  メダカのジム 1

台風6号も去り、今日から本格的な夏休みを迎えた。
夏休みをどう過ごすかが秋からのシーズンにつながる。
同じように60歳代の今をどう過ごすかで70歳以降が決まるだろう。
そこで70歳以降を見据えて、いくつかの覚悟をした。

① 70歳までは「年金」をもらわない覚悟
年金は5年間繰り下げてもらうと142%に増える。
そのためには、まだまだしっかり働くだけだ。

   まだ庭で咲き続けるアジサイ(ダンスパーティー)

② 人間ドック等の健診は受けない覚悟
長生きすると半数の人は癌(がん)にかかるらしい。
だから健診を受けると癌が見つかる可能性が高い。
つまり、歳をとると癌になるのは普通なのだ。
それが寿命だろう。
癌には2種類あって良性と悪性がある。
良性ならばほとんど転移せず、生活の大きな障害にはならない。
悪性ならば見つかった時は手遅れで、切り取ってももう転移していて手遅れだ。
(私の母は胃がんが見つかり、全摘したが体力が落ちて半年後にヒートショックで亡くなった)
良性でも見つかればストレスになる。もうこれは健診を受けずに癌なんか無視するに限る。

  日向神から持って帰った多肉植物(しっかり根付いた)

③ 70歳から「マスター陸上」で走る体を作る覚悟
体(筋肉等)は怠け者だから使わないと衰える。
しかし、走り過ぎは体に悪い。
ここの兼ね合いが難しい。
クライミングは生活の一部だが、走る方は意識しないとやらない。目標を持って最低でも今の走力は維持したい。

    道路まではみ出たバーベナ

④ 200イレブンを達成する覚悟
今182本だからあと1~2年では達成できそうである。
しかしもう近場に「登れそうな5.11」は少ない。
そこで近年は「自前の5.11」を拓いてきた。
昨年登った5.11も4割は自分で開拓・初登したルートだ。
今後も自分で拓くことは続けたい。

    台風一過の日差しにくつろぐシマジロウ

⑤ 5.12のルートを登る
2020年には愛のエリアの「エレキバンはやめて(5.12a)」に集中したら登ることができた。
この頃は5.12にトライすらしていない。
ここはひとつ、スキルアップを図ってトライしなければ始まらない。
今日初めて行った「メダカのジム」をホームジムにして、「やれる!」という自信をつけたい。

ジムのホールドには慣れないので、すぐに指皮が痛くなった。
まずは痛くない指皮を目指そう。

大谷翔平は二刀流?

2023.7.9(日) 徒然 113

菊池地方に大雨警報が出ている。
雨雲レーダーを見ると、線状降水帯のような雨雲が続いている。
山にはもちろん行けないが、もともとこの土日は昨年亡くなった父の「初盆参り対応」の予定なので出かけることはかなわない。
昨日の土曜日はご近所のおばさん方が20名ほどお参りに来られた。(親族による初盆法要は7月1日に済ませている)
こんな習慣は他所でもあるのかな。

テレビでよく「二刀流の大谷翔平」と紹介している。
しかし二刀流と言えば、私にとっては「宮本武蔵」である。

日本刀は両手で扱わないと切れないらしい。
大小二刀を両手で持つ常識破れの戦い方を武蔵は仕合の中で体得した。

大谷がホームラン狙いのバット、ヒット狙いのバットの2本を使い分けるなら「二刀流」でも良いと思うが、投げて打つという投手と野手の併用ではどうも「二刀流」というキャッチフレーズがピンとこない。
そこで、他に言いようがないか考えた。
「一人野球」~表の回、裏の回といつも登場しているから。
「両輪」~投打の歯車がぴったり合っている感じから。
「投げるバッター」~「3割ピッチャー」もありか。
「OBP」~Almighty Baseball Playerの略。

           葉挿し1ヵ月で発芽した多肉植物

森鴎外「高瀬舟」を数十年ぶりに読了。
人の生き方とか幸福感を問う短編小説。
文中の鳥目、入相、オオトリテエをスマホで調べた。
「オオトリテエ」は、オーソリティーを仏語で言ったものらしい。
写真の背景は「るるぶ 四国」の表紙。

               アブラゼミの幼虫

雨の合間に車庫でセミの幼虫がうろついていた。
雨を避けて逃げ込んだのか?
ケヤキの幹根に移動させてやった。(一日一善)

      夕方見に行くと、クマゼミだった

父の初盆法要

2023.7.1(土) 徒然 112

昨年亡くなった父の初盆法要を行なった。
そしてこれを機会に我が家の「家系図」を作成して親戚に配布した。
父の兄弟姉妹は6人いたが、もう3人が他界している。
我が家の祖先の事を知る人も少なくなってきたからだ。


家系図と一緒にこの写真も配った。
昭和33年のこの写真、後方左から3人目の赤ちゃんが0歳の私である。
私を抱いているのが父で30歳、右が祖父で60歳。
中央が曽祖父で90歳と男4代がそろっている。
先祖は細川藩の下級武士で、明治10年の西南戦争では長男が薩摩軍、次男が官軍に分かれて戦ったとか、写真の曽祖父は身重の妻を置いてその妹とハワイに10年間出稼ぎに行ったとか、父は18歳の時に花房飛行場を襲ったグラマンの機銃掃射を避けて竹やぶに逃げ込んだとか・・・。
平和な家族写真のようにしているがみんな激動の時代を力強く生き、家族の歴史・日本の歴史を作ってきた。
そして死んでいく。
お盆とは先祖を追憶して無常の理(ことわり)を感じることらしい。

紫陽花(ダンスパーティー)

今日は菩提寺(浄土真宗)の若住職に「お盆」について教えていただいた。
お盆は元来「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の略である。
盂蘭盆会は「ウランバーナ」から来ており、「逆さ吊りの苦しみ」のことを表す。
これは「お釈迦様の高弟子である目連尊者が、亡くなった母親が餓鬼道に堕ち逆さ吊りの苦しみに遭っていることを知り、仏教僧の助けを借りて救い出した」という故事に由るらしい。
だから盆提灯も「天井から吊り下げる」のものが本来の形らしい。

アゲハチョウ

午後、雨がやんだ合間に頼りなく飛ぶアゲハチョウがいた。
写真で見ると羽根が相当痛んでいる。
昨夜の豪雨にやられたのかもしれない。

カタツムリ(梅雨をよろこぶものもいる)


突然の訃報が届いた。
山が好きだった林田さんである。
「いっせいさんのブログは熟読しています!」と言われていた。
もう読んでいただけないと思うと寂しい。

初物尽くしの5月だった

2023.6.1(木) 徒然 111  多肉植物 1

昨日、5月が終わりカレンダーを振り返りながら「永かったな!」と思った。あの三倉岳で登ったのが同じ5月だとはとても思えないほど中身が濃い一カ月だった。また、それは「初物」が多かったからでもある。

① 日向神:南面エリアで登る
今年拓かれた新しいエリアでクライミングができた。
どのルートも楽しいオンサイトトライ!
開拓者のK1さんや井ノ口さん、サンキューです。

② 広島:三倉岳のクラック
有名な三倉岳であるが、「自分には難しそうだ」と思っているうちにこれまで訪れる機会を逃していた。誘っていただいたさとちゃんや案内をしていただいた地元の方々に感謝。

③ 日向神:正面壁「スピンネフリーライン」
「危ないことはご遠慮します」が私のモットーでマルチクライミングはあまりやらないが、大輔さんに誘われて目も眩むような高所でのクライミングができた。

④ 九重山:法華院温泉
半世紀に及ぶ願いが叶った。
これでいっぱしの山男になった気分。

⑤ 多肉植物、事始め
職場に何年も放置されながら健気に生きているた小さな鉢の植物があった。
かわいそうに思って時々水を上げていたら元気になって緑色も濃くなった。そしてひょろひょろと上に伸びてきた。
調べてみたら、これは徒長した多肉植物の「虹の玉」であることがわかった。
なんとか「仕立て直し」が出来ないものかと本やネットで調べているうちに気付いたら多肉植物が我が家で増えていた。
かわいい食器に底穴をあける技も習得した。
175円で買ってきた「一寸多肉」に花が咲いたら、もう嬉しさが止まらない。

「多肉植物」という新しいカテゴリーを設定した。

雨のGW後半

2023.5.7(日) 徒然 110

今年のGW後半は雨となった。
元々雨の予報だったから「仕方ないな」と思う。

22時ごろの関門橋 

5月4日は三倉岳の日帰りで、相当疲れていた。
クライミング自体にはあまり歳を感じないが、移動の疲れや体の回復の時間に関してはかなり落ちているようだ。

広島のお土産

「いか姿フライ」は呉愛が強いり~さんから頂いた。
昨年の夏、呉市に行ったので非常に親近感が持てる。
お風呂での擦り傷の痛みをはじめ、三倉岳の余韻は大きい。

雨中のヤマボウシ

梅雨時みたいにザーザーと降る雨。
図書館の本でも読む。

「風立ちぬ 堀辰雄」
宮崎駿のアニメ映画がなければこの小説の良さは分からない。
・・・風立ちぬ、いざ生きめやも。

「河童 芥川龍之介」
95年前に書かれたこの本の内容には驚くしかない。
とても小学校の図書室には置けない。
龍之介は河童の国に理想をみたのではないか。

外猫 シマジロウ

この時期、雨が降ってもユリやアジサイがどんどん大きくなっていくのが窓から見てもわかる。

今年はアマリリスを増やしてみたい。

ブログ表示回数12万回突破!

2023.4.29(土) 徒然 109

本日、4月29日の午後9時現在でこのブログ表示回数が120,018回を記録していた。
昨年の2022年5月8日に10万回を記録しているので、2万回を357日で達成した。
平均56回/1日である。

読者は私の知る限り、下は10歳から上は70歳代までと幅広い。
毎日約50名の方に見ていただき、有難く思っている。
自然と私のモチベーションも上がる。

今日、図書館で読んだ雑誌の中に、「お墓参りはもう古い」という記事があった。
お盆や命日にご先祖様のお墓に行っても、大抵墓石には名前と享年ぐらいしか記されていない。これでは50年もすれば、亡くなった方がどんな人だったかを知るにはあまりにも情報量が少ない。だいたい日本で墓石が一般化するのはまだ200年も経っていないのではないか。
ドラマでは故人を偲ぶ時にお墓参りをするのが定番だが、少子化・未婚率増加でお墓は激減するだろう。
だからこれから、命日等で故人を偲ぶ時は大量に残されたSNSデータを見るようになるだろう。

しかし、私の家族はこのブログの存在を知らない。
♪「いつかある日」
いつかある日、山で死んだら
古い山の友よ 伝えてくれ
子どもたちに 俺の足跡が
こんなブログの中に 残っていると

さて、このブログも公開して早7年と半年を越えた。
私も読者も内容も変わってきている。
もう初期のマラソン愛好者はほとんどおられないだろう。
今はまだクライミングが中心だが、今後はどうなるか分からない。

そこで、今後のブログの主な内容を一応示しておこう。

① みんなが通る道、親の正・負の遺産相続
② 70歳から厚生年金をもらう覚悟
③ 70歳までに胸囲100㎝を目指す「貯筋」活動
④ 70歳からアジサイ・アボカドの苗木販売でもうける計画
⑤ 人間ドックは今後も受けない覚悟
⑥ 70歳からマスターズ陸上で「スプリンター」としてデビューする計画
⑦ 晴山雨読

諸行無常

2023.4.29(土) 徒然 108

GW連休初日は未明からの雨音で目が覚めた。
何もやる気なく、8時から仮眠して10時過ぎから町図書館へ。
大活字版「老人の取扱説明書」「風立ちぬ 堀辰雄」「蜜柑 芥川龍之介」など7冊借りた。
これで雨の連休中の暇つぶしができる。

GWの連休と言えば楽しい思い出が多い。
2022年 八面山で大内ライン(5.11b)RP、日向神ダム下お披露目会など。
2021年 ハサミ岩で開拓、ロドキャン(5.11b)など。
2020年 日向神ダム下で開拓、これがステミング(5.10b)など。
2019年 本匠、鈴木君のルート(5.11b)RPなど。
2018年 備中遠征、「100イレブン達成」など。

ジャーマンアイリス 青系

今年は天候不順で山はあまり期待できない。
5月3~4日は天気が回復しそうなので、日向神:ハートエリアにK1さんが拓いた新しい5.11のルートは登りたい。

ジャーマンアイリス 白系

先日、10年以上飼っていた「スッポンのモグ」がいなくなった。

川で見つけた時は生まれたばかりで甲羅長3㎝ぐらいだった。
10年以上飼って20㎝ほどにの食べごろサイズになっていた。
このスッポンが水槽の蓋を押し上げて逃げ出したのだ。
夕方気付いたときは逃げて数時間も経っていたようだ。
家の周りが田園地帯の我が家ではどこへ逃げたか見当もつかない。

ケヤキに絡まった吹き流し

30年前にはケヤキがこんなに大きくなるとは思ってもみなかった。
枝に絡んだ吹き流しを無理に引っ張ったら「ビリッ!」破れて残ってしまった。

アイリス

このアイリス(あやめ)はほとんど増えない。
ジャーマンアイリスは毎年毎年増え続けて、移植すると土質が違うのか咲いた花の色がそれぞれ違う。

最初はこの色だったような気がする。
青系だったかな?

雨の「春分の日」

2023.3.21(火) 徒然 107

せっかくの祝日だが、朝から雨。
しかも梅雨みたく今週いっぱい降り続くという。
梅雨とは梅の実がなるころ降り続く雨だが、まだ梅は花が咲いている。

鳥たちも暇なのだろう。
ハトが雨の中で水浴びをしている。

これはツグミ。
にぎやかになってきた庭の花を撮りたいが雨では・・・。
図書館へ行こう。

あいみょん「おいしいパスタがあると聞いて」
このCDがあったので来て良かったと思った。
借りた本は伊藤比呂美「切腹考」、大岡玲「永遠の夏休み」など6冊。

草花には旬がある。
今しかないと思い、傘をさして花の写真を撮った。

ヒヤシンス。

ニワウメ。

地面から1本だけ出て咲いている、これもニワウメ。

今が盛りのムスカリと奥には一輪咲いたアネモネ。

正午ごろ、家に入ってTVを付けると「WBC準決勝 日本対メキシコ戦は村神様のヒットでサヨナラ逆転勝ち!」と。
え~、そんなの聞いてないよ。試合は明日の朝8時からじゃないの?
それ、決勝の時間?
雨の春分の日、TVの前でいいからみんなと感動を分かち合いたかったなあ。

壁掛けの原画を発見!

2023.3.9(木) 徒然 106

この頃、日向神正面壁の初フリーライン「奥日向神岩スピンネ・フリーライン」が話題になっていたので、手持ちの「岩と雪」を引っ張り出して調べてみた。
すると「岩と雪 92号 1982」に載っていた。

その作業の途中で、懐かしい表紙を見つけた。
「岩と雪 101号 1984」である。
それはアメリカ:スミスロックの5.12aを登る堀地清次氏の写真であった。
上裸の肩に下げたギヤラックには棒フレンズ、靴はEBシューズという当時の最先端を行くスタイルである。
これにいたく感動した私は写真を板に写し、糸鋸で切り、彫刻刀で彫って壁掛けの作品にした。

この板は40年間もの間、我が家のどこかにあって私のモチベーションを高めてくれた。しかし、モデルが堀地清次氏であることは覚えていたが、原画が何であったかは全く忘れていた。
今回、古い「岩と雪」を引っ張り出すことによって久しぶりに原画と再会できた。