「ロードスター」カテゴリーアーカイブ

2024 四国の旅 3日目

2024.8.1(木) ロードスター81 山歩き41

剣山頂上ヒュッテで起きる前に考えた。
「次郎ぎゅうへは往復2時間、朝飯前に行くか食べてから行くか」
窓から外を見るとガスっていて、ガラスには水滴が付いている。
6時に朝食を食べて、6時半過ぎに出発。

10年以上前、トレランのまねごとをしていて下りや平坦路では走ることも多い。

剣山登山はあまりきつくないので、この「次郎ぎゅう」までを目標にする人が多い。
提言5:食べてすぐには走らない方がいい。(?)

8:00 ヒュッテにもどり下山開始。
まだ歩き足りないので、行場方面に下った。
急な下りになり、石灰岩の壁にチムニー状のクーロワールがあり、長い鎖を使って下りる。

なかなかの修業の場である。

ここで「キレンゲショウマ」に出会えた。

久しぶりに「キツリフネソウ」にも会えた。

これは「ギンバイソウ」という。
この道を選んで良かったと思う。

枝折神社の近くには驚くほどの「キレンゲショウマ群生地」が待っていた。この花を見るためだけにここまで来る登山者も多い。

リフトを使わずに下山。

見ノ越の劔神社に下りてきた。
汗でぬれたシャツを着替えて、すぐに次を目指す。

剣山登山口(見ノ越)~石鎚山登山口(土小屋)は155km、約4時間のドライブだ。
相変わらずの酷道で、山を下りると気温は40度近い。
本山町のスーパーでお昼の弁当を買ったが、暑くてのどを通らず半分残した。
有名な「早明浦(さめうら)ダム」の沿岸道を走った。このダムは大きい。
13:47 道の駅「木の香」は気温36度。
この後、寒風山トンネル手前からUFOラインをめざす。

この山道もヤバい。
提言6:四国にはハイトワゴンや大型バイクは走らない方がいい道がある。

この道がテレビCMにもよく登場するUFOライン。
2022年は大雨、2023年は雲の中。3度目の正直になった。

彼方に見える石鎚山、今回のベストショット。

15:26 土小屋は気温26度。
道は良いので前半は小走りで進む。

頂上はまだまだ遠い。

休んでふと目を落とすと「葉隠れツリフネソウ」が咲いていた。

二ノ鎖元小屋から見る天狗岳東側の岩壁。
ここのトイレは小用でも100円のチップが要る。

鎖場は全身での登りになり息が切れそうになる。
登り切れば弥山(1972m)の頂上神社。

カメラだけ持って天狗岳へ向かう。

岩稜の登りは高度感があるも気持ちよく行ける。
18:15 たった一人の天狗岳頂上。

弥山に戻り、頂上小屋のお客さんから石鎚山にしか咲かないという「シコクイチゲ」を教えてもらった。

下の緑の葉はツツジ系で別の物

一日で剣山と石鎚山の2座を登ったことに驚かれていた。
小屋で400円ぐらいかなと思って買ったアクエリ(500mL)は500円だった。
ところが下りの第3ベンチで下を見たら100円玉が落ちていた。

提言:山では上ばかり見らずに下も見るべし。

この後はヘッドライト「STORM-R」が初本番で活躍、これまでは虫取り用だった。
20:00 ゆっくり歩いて土小屋着。
お昼に残した弁当とカップラーメンでの夕食。

下界は暑いので駐車場にテントを張った。

2024 四国の旅 2日目

2024.7.31(水) ロードスター80 山歩き40

姫鶴平キャンプ場の朝。
昨夜は雨こそ降らなかったが雲の中だった。

四国カルスト天空の路を走って高知へ下る。

須崎から海沿いの道で桂浜を目指す。

10時前、「高知県立坂本龍馬記念館(700円)」へ。
竜馬の生涯を通して幕末~維新の日本の様子がよく分かった。
「幕末の日本を洗濯した男」坂本龍馬。

記念館の展望所から見た太平洋と桂浜。

やっと出会えた坂本龍馬像。
てっきり桂浜の海岸に立っていると思っていたら、小高い丘の上だった。これはでかい。
昼食は桂浜公園内のレストランで実演付き「カツオ藁焼きタタキ定食(1780円)」
駐車場は立派な公営が400円、すぐ近くの私営なら200円。

提言3:黒潮ラインにカツオのタタキ専門店は多い。

桂浜~大豊~三好~剣山登山口(113km、約3時間)
剣山への国道439はいわゆる「酷道」で走りがいがある。
平日だから気持ち良く走れるが、休日は大変だろう。
途中、ガソリンを入れようとGSに寄ったら「ハイオクは置いていない」と。
自宅から458km、西祖谷のエネオスで給油した。

15:18 剣山登山口「見の越」着。(496km)
気温26度でさすがに涼しい。

ここには登山リフトがある。(片道1050円)
せっかくなので乗ってみた。
下には花が多く、アサギマダラが乱舞していた。

リフト終点の西島駅から歩き始める。
枝折神社から右へ行く。

「大劔神社」に参拝した。
「現世最高の良縁を結ぶ」という言葉に心惹かれる。

提言4:神社が多いのでお賽銭は十分に用意したい。

17:00 剣山頂上ヒュッテ着

紫色の花は「ナンゴククガイソウ」
1泊10,500円だが、シュラフ持ち込み(-1000円)、リフト利用(-500円)で9,000円なり。

山頂(標高1955m)へ行ってみた。
普通、登頂は「三角点を踏む」という。
ここは木道から出てはいけないし、張り綱はあるし、三角点は砕石でうめられ、しめ縄で結界を張られては近づくこともかなわない。

きれいな尾根道が「じろうぎゅう」へと続く。
まだ行くとは決めていない。

ヒュッテの食堂。
内部は近年改築されたようできれいだった。
風呂は行水だがありがたい。

夕食のメインはアマゴのフライ。汁物は半田そうめん。
予約なんてほとんどしないが、今回は午後2時に予約の電話を入れたら定食にありつける最後の一人だった。

2024 四国の旅 1日目

2024.7.30(火)~8.2(金) ロードスター79 ロドキャン13

夏休みを迎えて今年も四国ドライブに行った。
目標は桂浜の坂本龍馬と、剣山登山、改築が終わった道後温泉である。
その他は天気と気分で適当に行く「ゆる旅」である。

1日目(7月30日)
泗水~阿蘇~佐賀関FT(135km、約3時間)

フェリーの船首が上に上がるのは面白い。
天気が良いので「四国カルスト」を目指す。
2年前は小雨で何も見えなかった。

三崎港~大洲~肱川~梼原(ゆすはら)

2年前は肱川(ひじかわ)の先から県道に入り狭い山道だったので今回は国道197から四国カルストを目指した。
途中で梼原町に寄った。
写真は坂本龍馬が脱藩の途中で祈願したという「三嶋神社」への橋で、すごすぎる。
町役場・図書館も芸術性があり町おこしに成功していて、町全体に活気が見られる。

提言1:四国の山道で県道はなるべく避ける。

梼原~土芳トンネル~姫鶴平・天狗高原

今回のドライブの為に初めて買ったスマホホルダー。
「シンプルなのが壊れないし外れない」という店員さんの言葉で選んだ1300円モノ。
グーグルマップとマツコネナビで進路が合うとうれしい。
違ったときは大抵グーグルマップを選ぶ。

やって来ました「四国カルスト」、後方は姫鶴平キャンプ場と風力発電施設。

2年前はガスで何も見えなかった。
今、テレビで「日産エクストレイル」のCMが流れ、この道路を走っていた。もう一場面は明日走る「UFOライン」だった。

「ヒオウギ」
ヒオウギ貝はこの花名に由来しているのか。

赤いユリ

クチコミに「姫鶴キャンプ場は高所にあり天候の急変が多く、トイレも遠いのでガチキャンパーでないと後悔する」とある。
私のような、なんちゃってキャンパーで大丈夫か?
しかし、姫鶴荘裏のトイレや炊事棟に近い所もキャンプサイトに指定されていた。(テント1張り500円)
そして、今日は天気が良い!
車の後ろが私の「ダンロップ山岳2人用テント:ゴアテックス」
写真では分からないが、風が強くフライシートが飛ばされそうで張っていない。
いつもテントは駐車場等にしか張らないのでペグを持っていない。テントごと飛ばされそうなので重い荷物を入れて重しにしている。
提言2:テントにペグは要る。
この強風下、焚火で肉を焼く強者は多い。
多分、焚火がメインなのだろう。
私は風を避けて炊事棟の中で夕食を作った。

高原の夕陽。

明日の好天も約束された。今夜は星が見られるかな。

初夏のRWC:カジカガエル

2024.6.29(土) ロードスター 78

梅雨時で2週続けて週末は雨。
久しぶりのRMC(Roadster Morning Camp)で竜門ダムへ行った。

東屋の下で朝食の準備。
まだ100均の折り畳み椅子を使っているので、そろそろヘリノックスとやらを買おう。

サラダのドレッシングを忘れたので納豆を混ぜたら美味。
折り畳み式ドリッパーは使い慣れず粉をひっくり返してしまった。次回は普通のにしよう。
ホットサンドは食パン1枚とチーズのみ。
「森浩平キャンプ」では朝から食パンを2枚食べているが、彼は若いなあと思う。

広場は草刈がきれいにされている。
その中で「ネジバナ」がたくさん咲いていた。

池でカジカガエルの品の良い鳴き声がするので見に行った。

朝から元気に交尾中だった。
下のメスはオスの5倍ぐらい大きい。

メスは体に赤み(婚姻色?)があって高齢にも見受けられた。

トイレに行った。
ダム事業は国家予算だろうから相当立派なトイレである。
最新の温水便座で「ワイドビデ」「ムーブ」等は分かるが、「マッサージ」とはいかに? どこをマッサージするのか気になったので押してみたがもう一つ反応がない。
ふと上を見ると、初夏なのでいろいろな昆虫が壁にとまっていた。

ヘビトンボ
マエグロホソバ
ナシイラガ(ドクガ)
今日はまだ名前が同定できない

昆虫の名前を同定する無料アプリを入れようとしたら、「1週間後に有料となる」らしいのでやめた。
他にもちいさいガ類は多かった。

いつもの花広場にも行ってみた。

ここも草刈がされて、ウサギの糞がたくさんあった。

帰りに迫間川の石橋を通ると、下流の滝は長雨でかなり増水していた。

長湯温泉で混浴!

2024.5.22(水) 山歩き37 温泉6

5月中旬にある平日休み。
去年は三俣山南峰から坊がつるに下って法華院温泉に入った。
今年は長湯温泉を目標に定めた

早朝より目覚めたので、北外輪山で日の出をねらったが曇り空で成果なし。
野草をねらって飯田高原をうろつく。

イブキトラノオ
シライトソウ

男池駐車場で朝食。
久しぶりのホットサンド、カップ麺、納豆、コーヒー。

いつきても上台は美しい。
しかし湿地は干からびて生気に乏しい。
そういえば男池の水量も少な目だった。

バイケイソウ

花も虫も少ない。
撮るものがあまりないのですぐ「かくし水」に着いた。
気温は17度ぐらい。
汗もかかないので「ソババッケ」まで登った。
10時を回り、温かくなって虫の羽音が聞こえ始めると小鳥たちも動きだす。

ヨツモンカメムシ
シジュウカラかな?

男池の近くでシカの糞を見つけた。シカの食害は激しい。

下ってくると流石は男池、平日なのに車が20台ほど停まっている。
男池から長湯温泉は15km、車で約20分と近い。
これまでは大衆浴場「御前湯」を利用していた。
大きくてレトロな感じが好きだった。
今日は美術館が併設されている「ラムネ温泉館」に入った。

一見、温泉施設には見えない。
まず、原田裕明氏の彫刻や川端康成の手紙などで心を豊かにする。

「体を洗わず、心を洗う」と謳ってある。
なるほど、浴場にシャンプー、ソープなどない。
高温汗室(サウナ)に2回入り、30度ぐらいの露天に入ると体が和らぐ。
長湯はラムネ(炭酸泉)なので体に小さな泡がたくさん付く。
これで500円は安すぎる。

遅めの昼食は近くの「正直屋」へ。

エノハ定食(2400円)

エノハの塩焼き、エノハの唐揚げ、エノハのせごし(骨ごとぶつ切りのさしみ)、鯉のアライも付いている。
せごしは40数年前、鉾岳のふもとで食べて以来か。

昼食後、「BBC長湯」の「林の中の小さな図書館」へ寄った。

ここにも原田裕明氏作のブロンズ像がある。
中には13000冊にも及ぶ「山の本」が収蔵されている。
新田次郎などはもちろん槇有恒などの貴重本も多い。
昭和20年代からの「山と渓谷」も揃っている。
各山岳会の会報もあるので探してみたら、

あそ望山岳会の「あそ望」も10巻ほどあった。
たぶん、キーボウ会長の寄贈か。
これで入館料100円は激安すぎだ。
雨の休日、ここまで来て本を一日中読むという過ごし方をしてみたい。できれば「BBC長湯」に一泊して。(5000円ぐらい)

これで長湯温泉から帰ろうかと思いきや、気になるものがあった。
「ガニ湯」である。
街中を流れる芹川の中に作られた完全露天風呂でしかも無料だ。
ただし、すぐ横に生活道路があり、対岸には大きな旅館もある。
「平日の今日入らないと、休日は絶対だめだ!」 と思う。

更衣室はなく、近くの橋の下で裸になる。
お湯が白濁しているので下半身は見えずあまり恥ずかしさはない。
浮いたコケを流してゆったりしていると、
「私も入っていいですか~?」
と、上の道からバイク(自転車)女子が声をかけてきた!
断る理由はまったくない。
関東から来て、自転車で山道を走ったりしているという。
「ここは知らない人ばかりだから平気です」と。

お互いに写真を撮り合った。
この露天風呂は1万円でも安い。

運は良かった!

2024.4.16(火) ロードスター 76

4年ぶりに異動して半月、新しい職場にはまだまだ緊張することが多い。
そんなストレスを発散するため、今日の夕方は久しぶりのオープン走行をした。
あと1kmで自宅という辺りで頭上を黒い影がよぎった。
次の瞬間、「パチッ!」と音がした。

なんと、フロントガラスの目の前にカラスらしき鳥の糞が落ちていた。
時速36kmぐらいで走っていたのであと5cm、時間にして0.005秒早かったら鳥の糞は私の顔を直撃していたろう。
すると、目が見えなくなった私は急ブレーキを踏み、後続車から追突されてひどい「むち打ち症」になっていたかもしれない。
オープン走行がトラウマとなって二度とロードスターに乗ることはなくなったかもしれない。

数年前、公園の樹木の下に駐車していて小鳥たちの小さな糞攻撃を受けたことはあったが、こんな直撃弾は初めてだ。
ほんの0.005秒で人生が変わってしまうと思うと恐ろしい。
帰って糞を洗い流したら何事もなかったように済んだ。
「ウンは良かった!」と思った。

この頃、ワイヤープランツをテーブルで育てるのがマイブーム。

国東半島:清水畑クライミングコース

2024.4.6(土) 国東半島 9

5:40 毎年恒例、春の国東半島へ出かけた。
目指すは「清水畑クライミングコース」と「花見」だ。

昨年は開花期が合わなかった院内町のハナモモ。
曇空で車の発色が今一ながら、第一目標をクリア。
熊本のサクラは終わっていたが、大分のサクラはちょうど満開。
宇佐神宮あたりの花は見事だった。

8:50 夷農村公園駐車場

後ろの稜線は「中山仙境(夷耶馬)」である。

霊仙寺、実相院、六所神社の前を通る。
人家もまばらな山間の里にどうして立派な寺社が3つも並んでいるのか、国東半島の謎。
六所宮の先から「国東半島ロングトレイル K-1ルート」に入る。
谷間の杉林だが、多くの石垣が積まれ、昔は田畑であったと思われる。

「ムサシアブミ」は初めて見た。
ゆっくり写真を撮りたいが、雨が心配で花に無関心な山友さんがどんどん先を行く。

1km弱で「後野越(峠)」に着く。
ここからがクライミングコースの始まりで、ハーネスを着けて背後の尾根に取りつく。

P3からは細い岩稜地帯を行く。
途中、走り去るメスジカを1頭見た。

三角点があり、この黄色い板が山頂の印かと思っていた。
ここでおにぎり1個の昼食。
ここから南に下るルートもあるらしい。
さらに右から回って5~6mのやぶ登りでピークを目指す。

ここが最高地点。
今回、「国東半島 山ガイド(豊嶺会)」を参考にさせていただいた。
尾根が痩せている分、ルートを大きく外すことはなかった。

北側のまき道に「ミツマタ」の群生地があった。
和紙の原料として有名だが、なるほど枝先が3本の枝に分かれている。

このルートは何回も繰り返す懸垂下降がキモで、50mロープは必携。
最後のP9の手前からは下に見える簡易舗装道路に向かって急斜面を一気に下り、時間短縮ができた。
全行程は距離5kmで、予定時間は8時間だが4時間34分で回り、雨にもあわなかった。

早く下山したので「夷谷温泉(くにさき六郷温泉)」で疲れをとった。

院内町「鳥居橋」のサクラは少し遅かった。

帰りの387号は雨で、車窓からの花見となった。

NDロードスター:6万キロ

2024.3.10(日) ロードスター 74

本日、日向神:ダム下に行って愛車のNDロードスターが納車以来、4年2ヵ月でちょうど6万キロを走った。

今年の目標の一つは「無事故無違反、美しく走る」である。

山は早仕舞して庭先で洗車した。
そろそろ2回目のタイヤ交換の時期である。

2月 早朝ドライブ

2024.2.12(月) ロードスター 73

3連休の3日目、今日は留守番(?)で山に行けない。
ならば北外輪山へ早朝ドライブだ。

5:50 ポットにお湯を入れて出発。
菊池のコンビニで朝食の買い出し。
菊池・阿蘇スカイラインへと向かう。

6:43 ミルクロードに入るころには空が明るくなってきた。
北外輪山の「阿蘇スカイライン展望所」に駐車。

狭い運転席でカップラーメンを食べるという暴挙!
外気温はマイナス2~3度。

7:14 日の出

見る見る間に太陽は昇っていく。

白い990SとシルバーのNA、2台のロードスターを見たが、みんなマイナス2度でもオープンと元気が良い。

ロードスター:4周年!

2024.1.31(水) ロードスター 72

2024(令和6)年1月27日、愛車のNDロードスターがめでたく納車4周年を迎えた。
走行距離は約58.500km、この1年間は約15.100kmだった。
この1年間の大きな出来事は、7月の5年目車検(中古車なので)と9月のホイール交換(RAYS TE37)である。
購入の経緯やレビューは3周年(2023.1.27)のブログを参照してほしい。

【国東半島の旅から】

今回は、日ごろからロードスターを所有・運転する上で留意していることを記そう。
特に最後は重要なのでしっかり読んでほしい。

① 暖機運転は1分以上しない
昔の車は機気運転は常識だった。しかし近年の車は性能が向上して暖機運転は不要になった。
反対に長い暖機運転はエンジンを痛めるリスクが高くなる。
(詳しい情報はネットを参照してほしい)

② 車庫ではボンネットに毛布をかぶせる
車庫といっても本来は「農機具倉庫」なのでほこりが多い。その他、クモの糞、ネコの足跡なども毛布で防げる。

③ マツダ(ディーラー)を育てる
車検、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換もディーラーを利用する。
ロードスターは長く乗り続けるタイプの車で、乗り手をも選ぶのでどうしても球数が少ない。ロードスターでマツダは儲からない。
ならば、メンテナンスをすべてまかせてマツダを育てるしかない。この前はリモコンキーの電池交換まで頼んで500円支払った。

【瀬の本高原にて 後方は三俣山】

④ 車の自慢はしない
「ロードスター、カッコイイですね!」
「ありがとうございます」
これで話は終わり。
間違っても「青信号になって2速で5000まで回すとヴァーーンといい音がするんですよ!」とか言わない。
燃費の話ぐらいはするが多くを語らず余裕をみせる。

⑤ 美しく走る
これはドライバーとしての意識を高く持つということ。
危ない運転や他車からひんしゅくを買うような運転をしないことだ。脇道から入りたがっている車はスマートに入れてあげる。
以前「おはくま」に参加したとき、金ぴかのエンジンルームを見せびらかす若者いた。
車は最高だったが、その男の体はダルダルだった。人間として車より自分の体にまずはお金と時間をかけるべきだと思った。
「人馬一体」がロードスターのキャッチコピーならば、運転手もクールでいたい。

【八女市大渕 小原橋】