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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

11月、真夏日の県体壁

2020.11.18(水) 県体壁 15

午後5時25分、職場を出た。
西の空には三日月が登っていた。

もう11月も半ば、車のライトが自動で点く。
街中は帰宅途中の車で渋滞していた。
ロードスター6MTにとって、夜の街ののろのろ運転は辛い。
何よりも対向車のライトがまぶしい。

菊陽町「光の森」を抜けて北熊本の県立体育館まで約12Kmに1時間ほどもかかった。
気温は市内に入ると26度にもなった。
11月だというのに、いまだ真夏日の気温だ。
集った県体壁仲間もTシャツ姿で登っている。

今夜は中1本、右1本、左2本の合計4本を登って予定終了。
グレード的には易しいものばかりで、体調維持の筋トレ感覚だ。
午後8時過ぎには一人で帰路についた。

ダム下エリアもシーズン・イン

2020.11.15(日) 日向神:ダム下エリア 118

昨日の「エレキバンはやめて(5.12a)RP」の余韻が指先や体に残っている。
そこで今日は久しぶりのダム下へ。
途中の対岸にある「グリーンパル日向神」のキャンプ場は大賑わいの様子だ。

ダム湖の水位が下がって、昔の田んぼの跡の石垣が現れていた。古人(いにしえびと)の偉業だ。

同行は会友のナオさん、カズさん。
快晴、朝の気温は12度。
9時半を過ぎると下部のスラブ壁に陽が当たってきた。
夏草がひどいので、一人は草刈り係だ。

①5.10b R(リピート)
②5.9   R(リピート)
③フルグラ(5.11a) NG
ここは登り方を忘れるとテンションがかかる。
④フルグラ(5.11a) R(リピート)

南面のこのスラブ壁、11月とは言え快晴の下では日焼けが心配になる。
桜のエリアで昼食。ここは日陰でちょうど良い。

今日のメニューは「黄桃のごろっとフルーツサンド、揚げなすの味噌汁、梅おかかおにぎり、ドリップコーヒー」

⑤ここはステミング(5.10b) R(リピート)

写真はナオさんのTr.トライ。

⑥プロジェクト Tr.
⑦プロジェクト Tr.
⑧ここはステミング(5.10b) Tr.

今日も8本登って予定終了。
落ち葉の舞う静かな桜エリアで午後の半日を楽しく過ごせた。

エレキバン、遂に登らせていただきました!

2020.11.14(土) 日向神:愛のエリア 117

エレキバンは、新原さんによる「愛のエリア」の初登ルートと云われている。
ガバが多く見た目は易しく感じるが足の置き方が難しく、パワーと共に高度なバランスが要求される。
私は長くエレキバンの下を素通りしてたが、このシーズンは「エレキバンはやめて 5.12a」(改訂トポ)に狙いを定めて取り組んだ。

そして本日、RPすることができた。

【軌跡】
2016年 6月11日 (Hさんと)  初トライ
2019年 8月22日 (Aさんと)  2回目
2020年
9月30日 (きみさんと) 3回
10月11日 (あそ望会で) 3回
10月25日 (かんすけさんと)2回
11月   1日 (きみさんと)  8回
11月14日 (ミズキさんと) 5回   RP

昨年、本匠で5.11cのルートを4回で登った時、ビレイをしていただいていたOさんから「4回ぐらいで登ったら、楽しめませんでしたね」と言われた。何か、新しい世界が広がったようにその時は感じた。
私はこれまで1つのルートに集中して打ち込むような登り方はしたことがなかった。
「100イレブン」のように、広く浅くがモットーだった。それだけに自分の限界グレードを押し上げることがなかなかできて来なかった。
今回のエレキバンへのトライで、新しいやり方を学んだ気がする。
これまでビレイをしていただいたみなさん、有難うございます。


熊本を代表するクライマーになりつつあるミズキさんは、本日3回目でエレキバンをRP。

今日の6本目は「義理チョコで勘違い 5.11a」R(リピート)

一番右が、義理チョコをTr.でトライするマドンナさん。
中央は「解るかな?」をトライ中のユジンさん。

本日の7本目は「十日恵比寿 5.11a」 NG
10月25日にスンナリ行けたところがまったくダメ。
かなり腕にダメージがあったようだ。
せっかくマドンナさんにビレイして頂いたのに良い所が見せられなかった。
帰りの車の運転中、両脚がつってしまった!

11月会山行~本匠合宿

2020.11.7~8 本匠:宮前 20

11月7日(土) 
午前8時、小雨の中マミリンさんのジムニーで本匠をめざす。
途中、犬養の先で車のハンドルが時々ぶれるので修理工場に寄ったら、別件でタイヤのパンクが見つかり修理をした。
本匠に着くと、岩場はどこも濡れているのでクライミング組と佐伯:海鮮丼組に分かれた。

本当は神社エリアで登りたかったが、登れそうな所は「宮前エリア」だけだった。
①ムー大陸(5.10c) R(リピート)

最上部は雨でベチャベチャだったがガバ地帯なのでなんとかクリアーできた。

②青巌峡ボーイ(5.11a) NG

ここは乾いていると思って取り付いたが、最上部のスローパーがぬめっていた。下りながらバンダナで水気を拭き、チョークをまぶした。

③青巌峡ボーイ(5.11a) NG
これはどうしたことだ! しばらく時間を空けたせいか又もや最上部が湿気を吸ってぬめっていた。石灰岩はやっかいだ。

④岩魚道(5.12a) Tr.
ユジンさんが架けたTr.で登らせてもらったが全く歯が立たない。
写真は岩魚道にトライするユジンさん。

宿泊所は有名な大きな水車のある「小半キャンプ場」のバンガロー。コロナ禍で今年は本匠も初めてで、宿泊も初めてだった。久しぶりに集った山友とおいしい晩餐会。

11月だというのにかなり暖かい。外は雨。

11月8日(日)
前夜まで雨が降っていたのに奇跡的に宮前の岩場は乾いていた。
①山椒はピリ辛(5.10c) R(リピート)
アンダーを使って豪快に登れる好ルート。

②ウイ(5.10a) R(リピート)
最上部少ししめっぽかった。

③青巌峡ボーイ(5.11a) R(リピート)

乾いてさえいれば問題ない大好きなルート。
昨日の写真と似ているが帽子をかぶっている。

④岩魚道(5.12a) Tr.

今日は5ピン目ぐらいまで行けた。

⑤アイミスユウ(5.11b) R(リピート)

RPしたのは2016年で、久しぶりということもあって結構ギリギリだった。

⑥見返り美人(5.10c) R(リピート)

岩場右奥のショートルートも乾いてきた。
短いが10cはやはり10cの難しさがある。

⑦山女(5.10a) R(リピート)

本匠の紅葉は今からのようだ。
久しぶりの会山行でたくさんの会友が集い、本匠の石灰岩を十分に楽しむことができた。

この宮前エリア、来年の春にはコンクリートが吹きつけられて使用できなくなるらしい。大変残念なことである。

エレキバン! 楽しい日々は続く

2020.11.1(日) 日向神:愛のエリアとサンセット 116

昨日
セッキーさんとのドライブデートに向けて洗車。
夜は「エレキバンはやめて 5.12a」のRPに向けて前回のビデオを見て研究。
本日
意外に車が少ない。愛のエリアはみんなで6人。
最初から「エレキバン」に取り付く。岩は乾いている。
①無理せず、プリクリップ棒を使ってQD架け。
②エレキバンはやめて(5.12a) NG(3ピン目あたりでダメ)
③エレキバンはやめて(5.12a) NG(あと一手!)
④エレキバンはやめて(5.12a) NG 右腕に疲労感
⑤エレキバンはやめて(5.12a) NG 断念・回収

ルートの基部で黙想。

サンセットに転進。
岩場の上部ではタケシさんとK1さんが「耕して天に至る 5.11c」を文字通り天(稜線)に届く3ピッチのルート開拓中。


昨日がハローウィン。
かおりさんが「ジャック・オー・ランタン」ケーキを焼いてきてくれた。
ケーキを食べて元気を取り戻した。
⑥若い時のりりぃ(5.10c) R(リピート)

ハゼの紅葉がきれいだ。

⑦エルニーニョ(5.11a) R(リピート)

ここでゆきえさんらに、
「エレキバンは集中してやったがいいよ。今日がチャンス!」
と焚きつけられ、またやる気が出てきた。

愛のエリアに再度登った。
⑧エレキバンはやめて(5.12a) NG またもあと一手!
⑨エレキバンはやめて(5.12a) NG
⑩エレキバンはやめて(5.12a) 敗退・回収

エレキバンは2016年(58歳)に初トライ、2019年は1回、今年になって4日間やった。
気力、体力、技術、学習能力などを総合的に見て、今年できなければ一生できない年齢になってきたようにも思う。
それにしても、この数日間の「登れそうだ」というワクワク感はたまらなかった。
そして今日の「本当にあと一手!」でフォールするのは面白かった。
「くっそー!」とか自然に大声はでるが、悔しさよりも面白いの一言。
あ~、あと何回この面白さを体感できるのだろうか。
最後に、何回もビレイしていただいたセッキーさんに感謝。

サンセットに新ルート誕生!

2020.10.25(日) 日向神:愛のエリア~サンセット 115

すばらしい秋晴れの朝。
気温8度のオープンドライブは気持ちがいい。
星原峠から日向神ダム湖への林道は楽しい。

ここでおっと、キジが3羽出てきた。

ドラレコのビデオにもはっきり映っているが、写真に拡大するとやっぱり訳が分からないのでもう止めた。

9時、かんすけさんと愛のエリアへ登る。
①エレキバンはやめて(5.12a) QD架け
まだ岩が冷たくて、若干すべる。

②エレキバンはやめて(5.12a) Tr.

③愛は勝つ(5.10d) R(リピート)

④十日恵比寿(5.11a) R(リピート)
2年前は苦手としていた上部が楽に登れた。
これは「エレキバン」の効果だろう。

どや顔の私。ズボンは今日から冬用だ。

⑤エレキバンはやめて(5.12a) Tr.
やはり昼近くがベストの時間帯だろう。
最上部には自信がついた。

今日の愛のエリアはMAZDA車のKさんグループや広島からマルボーさんも来られていて約10名と賑わった。
私たちは昼頃には下山。

駐車場近辺はすごい車の数で、昨日行った牧ノ戸峠駐車場のデジャブかと思った。
いつものアクセラ女子さんや外岩3年ぶりというTさん、熊本からもMさんご夫婦などなど。

昼食は「ごろっとフルーツ」でプチ贅沢気分。

午後はサンセットで登った。
⑥お茶を一服(5.10b) R(リピート)

⑦トパーズの風(5.11a) R(リピート)

⑧新ルート(5.11a) MF(マスターフラッシュ)
今日、長友K1さんが拓いたルート。

写真は初登するK1さん。
第2登はタケシさん、第3登が私。
場所は「庭園散策」のすぐ右横だが、取り付きは今までの草付きが落ちたのでずっと下からになる。

帰りの林道は2速6000回転を封印して、Uruさんの曲を聴きながらのゆったりドライブだったのにあまり平均燃費は変わらなかった。
ならば「元気に走った方が気持ちいい」というものだ。

【後日の追加】
新ルート名は「おすきなふくは?」に決まった。
秋の七草の頭文字を並べるとこうなるらしい。
開拓者は一人でご満悦の様子。

九重山で鹿を見た!

2020.10.24(土) ロードスター23

いつものように休日は早く目が覚める。
4時、九重山ドライブへ出発。

菊池市立門を過ぎたあたりの道端に何かいた。
「アナグマ」である。
先日のブログで「アナグマは2回しか見たことがない」と記したが、この顔は何回も見ている。

牧ノ戸峠に近い所で、車のライトで目が光った大きな動物がいた。

まぎれもなく、「シカ」である。
車を停めて、カメラを出したが光量不足でシャッターが切れない。そのうち姿を消した。
九重山系でシカは初めて見た。
しかし、ドライブレコーダーの映像は写真に落とすと夜でもありはっきりしない。

牧ノ戸峠は土曜日なので朝5時で満車状態。
少し先の舗装された駐車場に停めた。
明るくなって着くようではかなり変な所に停めざるを得ないだろう。
せっかくここまで来たので、少し山でも歩いてみよう。

6:30 牧ノ戸峠
もうライトはいらないぐらいなので歩き始めた。
ガスっていて視界は不良。気温は4度ぐらいか。
登山者はまだ少ない。

8:30 星生山山頂
途中から霜柱が現れ、山頂近くになったら霧氷がでてきた。

ついでに鼻水も出てきた。

標柱の下に寒暖計があり、マイナス1度を表示。
山はガスに覆われ、明るくならない。長居は無用だ。

9:00 牧ノ戸峠
縦走路は登ってくる登山者の列が途絶えなかった。
立ちションもできない。
急な下りは寒くて膝が安定しない。

車に着いても気温は4度ぐらい。
寒いのでとりあえず、瀬の本高原まで下りた。
初冬の山歩きは、寒い、見えない、汚れる、トイレは我慢と四重苦だった。

やまなみハイウェイを快適に走っていたら、同じような色のロードスターと前後に並んだ。
実は2台並んで走るのは初めてで嬉しかった。
そこへ、前からもう一台ロードスターが来てすれ違った。

これはリヤカメラの映像。(画像が左右逆になっている?)

大観峰へ久しぶりに寄ってみた。

このごろバイクツーリング中の事故が多発しているので「出張交番」が開設されていた。お疲れ様です。
この後、大分県警のゆるキャラも2体登場した。

サンセットで珍種発見

2020.10.18(日) 日向神:サンセット 114

今日は星原峠越で日向神ダム湖に下りた。
音楽は「荒井由実 ベストヒット」だ。
「ひこうき雲」や「14番目の月」など日向神にはおなじみの曲が良い。
道端エリアは相変わらずの人出だ。

会友のヤマアキさんといつものタケシさん、お久しぶりのK1さんらとサンセットへ行った。
実は4日前に大船山頂から長者原まで2時間で駆け下りたら左くるぶしに痛みが出ていたのだ。やっぱり山歩きは厳しい。
フリークライミングが楽ちん。

サンセットは下部が少し湿っぽい。
どこも下部が核心になっていた。
①ひまわり(5.10a) R(リピート)

②梅雨のあとさき(5.10a) R

③岩ヒバハングダイレクト(5.11a) R
10月4日にはNGだったが、ハング上の穴で指先が止まるようになった。


早くも昼食。
ヤマアキさんから野菜炒めを頂いた。ここで野菜炒めはお初。

④善秋くんのおかげですⅢ (5.11c) R

前回Tr.ながら7分ぐらいで登ったのでリード10分とか囃されたが下部はズルズルで、ん~15分ぐらい?

これはカメラマンをしていただいたナカさんのトライ。

⑤セッコクランを盗らないで (5.11c) R

このルート、3年ぶりとなったが下部ですべり右手1本で下がるシーンがあった。なんとかリピート。

⑥あの時のリリィ (5.10c) R

⑦プリティウーマン(5.11a) R

⑧赤い実のヤマボウシ(5.11a) R

午前中サンセットに来た時、サワガニが岩を登っていた。

これからサンセットでは「イワガニ」と呼ぼう。

次が本物の珍種。

これは日向神ならどこにでもいる「ヤマアカガエル」ではない。
約80年ほど前に発見されたという「タゴガエル」である。
アカガエルよりも体が少し大きく、顔つきが精悍である。

帰路も星原峠コースを選んだ。
途中の集落内の道で車にひかれた黒っぽい動物がいた。
写真を撮りながら最初はタヌキかと思ったがどうもちがう。
帰ってネットで調べると「アナグマ」だった。
アナグマ(ムジナ)を見たのは2回目である。

 

50歳からの音読入門

2020.10.17(土) 読書 6

「50歳からの音読入門 齋藤孝」
齋藤孝は私よりも2歳年下だが写真の顔は非常に若く見える。
彼から学ぶことは多い。

「塞翁が馬」             淮南子
塞上に近きの人に、術を善くする者有り。
馬ゆえなくしてにげて胡に入る。
人皆之を弔ふ。
其の父曰く「此れ何ぞ福と為らざらんや」と。
居ること数月、其の馬、胡の駿馬をひきいて帰る。
人皆これを賀す。
其の父曰く「此れ何ぞ禍ひと為る能はざらんや」と。
家良馬に富む。
其の子、騎を好み、堕ちて其のひを折る。
人皆之を弔う。
其の父曰く「此れ何ぞ福と為らざらんや」と。
居ること一年、胡人大いに塞に入る。
丁壮なる者は弦をひきて戦い、塞上の人、死する者十に九。
此れ独り破の故を以て、父子相保つ。
故に福の禍と為り、禍の福と為るは、化極むべからず、
深測るべからざるなり。

「論語」               孔子
子曰わく
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ
知者は動き、仁者は静かなり
知者は楽しみ、仁者は寿(いのちなが)し

子曰わく
吾れ十有五にして学に志す
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順がう
七十にして心の欲する所に従って、矩をこえず

「草枕」               夏目漱石
山路を登りながら、こう考えた
智に働けば角が立つ
情に棹させば流される
意地を通せば窮屈だ
兎角に人の世は住みにくい
住みにくさが高じると安い所へ引き越したくなる
どこへ越しても住みにくいと悟った時、
詩が生まれて、画が出来る
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない
やはり向こう三軒両隣りにちらちらする唯の人である
唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、
越す国はあるまい
あれば人でなしの国へ行くばかりだ
人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう

「夜空ノムコウ」          スガシカオ
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空のむこうには 明日がもう待っている
誰かの声に気づき ぼくらは身をひそめた
公園のフェンス越しに 夜の風が吹いた
君が何かを伝えようと にぎり返したその手は
ぼくの心のやわらかい場所を 今でもまだしめつける

あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
マドをそっと開けてみる 冬の風のにおいがした
悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ
タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた
歩き出すことさえも いちいちためらうくせに
つまらない常識など つぶせると思っていた

君に話した言葉は どれだけ残っているの?
ぼくの心のいちばん奥で から回りしつづける

あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ
このままどこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が マドのむこうにつづいている
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ
夜空のむこうには 明日がもう待っている

紅葉登山は大船山で

2020.10.14(水) 九重:大船山

秋の平日の休み3日目。
岩に誘った人からはみんな振られた。
山友が大船山山頂の紅葉を紹介している。
「いっせいさんは岩はちょっと登るけど、山歩きはできるのかしら?」という巷の噂を払拭したい。
では、大船山の紅葉登山に行こう!

7:00 自宅を出発
菊池阿蘇スカイライン~三愛レストラン~牧ノ戸峠~長者原
三股山の登山口には車の縦列駐車がすごい。今日は平日だろ!

9:10 長者原~雨ヶ池越~坊がつる
実にこのコースは40年ぶりか。

男池もいいけどここは歩きやすくて紅葉もきれい。


【雨ヶ池】
遠くに平治岳と大船山が見える。


【坊がつるキャンプ場】
好き勝手な所にテントがたくさん立っている。
このテン場が無料であることを初めて知った。
軽いテントを買ったらここでキャンプをしてみたい。
歌うのはやっぱりこれかな。
♪四面山なる坊がつる 夏はキャンプの火を囲み
夜空を仰ぐ山男 無我を悟はこの時ぞ

11:00 坊がつるを出発
登山道はよく踏まれていて、傾斜もきつくなく歩きやすい。

12:00 段原分岐点

行き交う登山者が増えてきた。

近くにある避難小屋は鉄筋コンクリートで新築だった。

12:20 大船山山頂
1時間20分と思ったより早く着いた。気温13度。

【大船山山頂】
周りの人々はトリミングした。

高曇りながら予想以上の美しさだ。

これは来た甲斐があった。

13:10 下山開始~坊がつる
薄着になり、1眼レフカメラをリュックに収めて下山。
大きな足音と口笛、時に放屁をしながらの「あおり走行」で駆け降りると40分で坊がつる着。

【坊がつる】
こんなちょい悪おやじだとみんな道を譲ってくれる。

この20年ぐらい、九重といえば黒岳方面ばかり登ってきた。
高校生の頃、中岳から法華院に下る道で見た坊がつると周りの山々の雄大さが蘇ってきた。
また来ようと思った。

15:10 長者原
明日からブルガリアン・スクワットでもっと足を鍛えよう。