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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

2月 早朝ドライブ

2024.2.12(月) ロードスター 73

3連休の3日目、今日は留守番(?)で山に行けない。
ならば北外輪山へ早朝ドライブだ。

5:50 ポットにお湯を入れて出発。
菊池のコンビニで朝食の買い出し。
菊池・阿蘇スカイラインへと向かう。

6:43 ミルクロードに入るころには空が明るくなってきた。
北外輪山の「阿蘇スカイライン展望所」に駐車。

狭い運転席でカップラーメンを食べるという暴挙!
外気温はマイナス2~3度。

7:14 日の出

見る見る間に太陽は昇っていく。

白い990SとシルバーのNA、2台のロードスターを見たが、みんなマイナス2度でもオープンと元気が良い。

ブラッデイ・ジャム(5.11c)開拓:初登

2024.2.10(土) 日向神:ダム下 214

3連休の初日、ダム下に集ったのは山崎夫婦、井ノ口夫婦、Kくん、そして私の6人。
曇り空の下、気温は6~7度で風もあって寒い。時折日差しがある。
先週設定したルートにTr.を掛けて試登を1回。
寒いけれど体が動いてあっさり登れた。
ドリルを上げてボルトを2本追加。

ファーストトライ。
スタートは左上する「パチンコゲーム」の2ピン目に向かって直上する設定。

核心部のクラックに右手ジャミングをきめる。
ここまでマスターリードなのでクリップにも力を使った。

あれっ、右手がガバをつかんだのに力が残っていない。
降りてくると、寒い中一生懸命トライしたので、ジャムをきめた右手に3ヵ所も血がにじんでいた。
2回目のトライもNG。

左のエリアでは、タケシさんが錆びて取れない古いボルトをディスクグラインダーを使って撤去作業。

昼食後、3回目のトライ。

細いクラックを直上する。

ハング上のホールドは取れるが、足置きが難しい。

上部もけっこう緊張する。

「ブラッデイ・ジャム(5.11c) B7 10m 緒方一成」

ビレイヤーはタケシさん、カメラは井ノ口さん。
この後、「トライアングル」を登るためにシューズを履こうとして腹直筋がつり、登っていたら左右の上腕がつってNG。
筋力を使い切っていた。

帰りの運転では脚がつった。
下はおまけの写真を1枚。

帰り道の牧場にある巨大なコンバイン。

立春の日も開拓

2024.2.4(日) 日向神:ダム下 213

今日は天気が良くないのでドライブ(昼食キャンプ)のつもりだった。
そこで昼食ツーリングを計画したが、いざどこへ行こうと思ったら昨日と同じ日向神:ダム下になった。

山鹿市の国道3号を走ると周りの山はこんな感じ。

ダム下に着いて、しばらくすると春の暖かい日差しが射してきた。
昨日の続きでTr.に下がると理想のラインが見えてきた。
これは相当手ごたえのある、面白いルートになりそう。

今日の昼食。
右上は「夜のお菓子:うなぎパイ」、これで元気が出た!
近頃は家にある食料をかき集めてくるので、コンビニに寄らなくなった。

コーヒードリッパーを忘れたので、フィルターをカップに直づけ、なんとかなった。
右はミックスナッツ、左は節分豆。

またツチグリが開いていた。
1月21日「小雨の日向神:ダム下」で紹介している。
しかしその後はグジャッとして小さくなり「終わった」と思っていた。
どうも、雨が降って湿気が多いと元気になって開くようだ。

小さな野ネズミの屍である。
実は数年前にも同じ場所で同様のものを見つけている。
その時は「上の木から落ちてしまった間抜けなネズミ」と思っていた。
これはたぶん、フクロウが丸のみして何かの都合で吐き出し、上の木から落としたものだろう。

自宅に戻り、今年1回目の「立春草刈」を行った。

節分の日も開拓

2024.2.3(土) 日向神:ダム下 212

2月2日(金)の夕焼け。
カメラの露出を太陽に合わせているのでえらく濃いが、明日はまずまずの気配だ。

車を明日のために洗った。
ナンバープレートの左側のグリルに夕陽が反射している。

2月3日(土) 節分
子どもじゃあるまいし、山行の朝は早い。

まだ薄暗いうちから日向神峡を目指す。
彼方の山は故郷の名峰、鞍岳(1119m)
どうも午後からは雨の予報だ。

今日の目標は「ダム下2F:パチンコホールのバリエーション」だ。(上は掃除前の写真)

左上するクラックから直上クラックに入り小ハングを越えるライン。
本当はクラックを利用したトラッドルートを作りたかったが、上部ではどうしてもボルトが必要で、フェースとしても5.11bぐらいはある。
次回、初登を目指す。

「トライアングル」の右側にも1本引けそうである。
登っているのはK1さん、ビレイヤーはタケシさん。

最後に「必殺仕事人(5.11b)」に取りついたら、久しぶりにハンマーを掃除やボルト打ちで振り回したので右前腕がつってNG。

午後は予報通り小雨が降り出した。

今日は写真が少ないので「昼食の残り」を載せよう。
ギンビスのアスパラガスは食べ出したら止まらない。

今日は節分。
我が家に現れた鬼はこれ!

明日は立春。
節分は豆まきや恵方巻などいまや大イベント化したが、立春はいたって静かだ。
主役が慌てず騒がず、どっしりと構えているのがいい。

ロードスター:4周年!

2024.1.31(水) ロードスター 72

2024(令和6)年1月27日、愛車のNDロードスターがめでたく納車4周年を迎えた。
走行距離は約58.500km、この1年間は約15.100kmだった。
この1年間の大きな出来事は、7月の5年目車検(中古車なので)と9月のホイール交換(RAYS TE37)である。
購入の経緯やレビューは3周年(2023.1.27)のブログを参照してほしい。

【国東半島の旅から】

今回は、日ごろからロードスターを所有・運転する上で留意していることを記そう。
特に最後は重要なのでしっかり読んでほしい。

① 暖機運転は1分以上しない
昔の車は機気運転は常識だった。しかし近年の車は性能が向上して暖機運転は不要になった。
反対に長い暖機運転はエンジンを痛めるリスクが高くなる。
(詳しい情報はネットを参照してほしい)

② 車庫ではボンネットに毛布をかぶせる
車庫といっても本来は「農機具倉庫」なのでほこりが多い。その他、クモの糞、ネコの足跡なども毛布で防げる。

③ マツダ(ディーラー)を育てる
車検、オイル交換、バッテリー交換、タイヤ交換もディーラーを利用する。
ロードスターは長く乗り続けるタイプの車で、乗り手をも選ぶのでどうしても球数が少ない。ロードスターでマツダは儲からない。
ならば、メンテナンスをすべてまかせてマツダを育てるしかない。この前はリモコンキーの電池交換まで頼んで500円支払った。

【瀬の本高原にて 後方は三俣山】

④ 車の自慢はしない
「ロードスター、カッコイイですね!」
「ありがとうございます」
これで話は終わり。
間違っても「青信号になって2速で5000まで回すとヴァーーンといい音がするんですよ!」とか言わない。
燃費の話ぐらいはするが多くを語らず余裕をみせる。

⑤ 美しく走る
これはドライバーとしての意識を高く持つということ。
危ない運転や他車からひんしゅくを買うような運転をしないことだ。脇道から入りたがっている車はスマートに入れてあげる。
以前「おはくま」に参加したとき、金ぴかのエンジンルームを見せびらかす若者いた。
車は最高だったが、その男の体はダルダルだった。人間として車より自分の体にまずはお金と時間をかけるべきだと思った。
「人馬一体」がロードスターのキャッチコピーならば、運転手もクールでいたい。

【八女市大渕 小原橋】

ダム下にクラックルート3本

2024.1.28(日) 日向神:ダム下 211

昨夕、夕焼けが見えたので今日はてっきり「晴れ」と思っていたら、朝から小雨が降っていた。
しかし、午後からは晴れの予報なのであおいさんと日向神へ。

熊本は晴れていたのに日向神:ダム下が近づくにつれ霧雨が降り出した。

ロドキャン用の焚火台を持ってきた。これは正解!
ダム下2Fは頭上に樹木があり、小雨でも登れるところがある。

昨日に続き、ナッツセットを下げてクラック・クライミング。
カメラは井ノ口さん。

左:「チーちゃん(5.8)B3」 NP(5.8)
中:「サーちゃん(5.7)B4」 NP(5.7)
右:「ミレービスケット」   NP(5.10a)

ダム下2Fは、小雨の中でもクラック・クライミングの練習ができる便利な岩場になった。
他にもNP(ナチュプロ)化できそうなラインがある。

天気予報は外れ、午後になって雨足が強まった。
午後2時過ぎには焚火を消してお開き。

1月28日の夕焼け。
明日こそ晴れそうだ。

【追記】
文章の更新をした。
主に「トラッド」を「クラック」に代えた。
私はクラックを利用してNPで登れば「トラッドだろう」ぐらいの認識であったが、どうもトラッドはもっと奥が深く、登る人の思い入れも強いようだ。

ワイヤーナッツ、覚醒!

2024.1.27(土) 日向神:ダム下 210

いつもの星原峠から日向神をめざしたが、根引峠まで来るとご覧の積雪。
夏タイヤなので「君子危うきに近寄らず」、ここで引き返して大渕(小原)に回った。
ちなみに今日はロードスター納車4年目の記念日。

アップがてらに取り組んだのは、「チーちゃん」のNP(ナチュプロ)化。
細いクラックの泥を掻き出し、キャメロット1個、ナッツ3本で完登した。

チーちゃんクラック(5.8) 緒方一成  初登

本日、2つ目の目標は3週間前に登れなかったルート。

「令和6年正月(5.11b)」 RP (本日2便目)
手も足もホールドが不明瞭でバランスが悪い。
フットホールドを覚えて、確認しながら登らねばならない。

ゆきえさんのトライ。ビレイヤーは原口さん。
後方で見守るのは開拓者のK1さん。

午後は3週間前にリボルトされた「サーちゃん(5.9)」の上部にあるコーナークラックを大掃除して登った。

キャメロット#2が決まるこのクラックまでが意外に遠い。

「ミレービスケット(5.10a) 緒方一成」 初登

終了点は「サーちゃん」と同一。
この頃私の山での主食になりつつある「ミレービスケット」は70年も前から発売されているそうだ。

使用したギヤはキャメロット#2,0.4 ナッツ・Rock#1~3
ワイヤーナッツは約40年間眠っていたもの。 本日、覚醒!

この後は4つ目の目標にトライ。
「おしょうさん(5.11a)」 敗退

最後に「トライアングル(5.10c)」をR(リピート)
登っているのはあおいさん。

2024年1月27日の夕焼け。
右側から龍が迫ってくる感じ。

やっぱり、そうか。

2024.1.25(木) 徒然 123

菊陽町から見た阿蘇山

昨日の大雪で阿蘇はすっかり雪化粧をしている。
朝、通勤途中の畑道ではマイナス6度だった。

昨日は大雪に触発されて過去の「雪にまつわる事故の話」を3つこのブログに書いた。
その確認をスマホで行ったら、記事の下に「凍てつく日」と題した(2021.1.9)の関連記事が付いていた。
それを開いてみると、やっぱりあった、同じような文章が。
雪道での車の事故は私の人生の中でも強烈な部類の出来事なので30年ほどたっても忘れることができない。
だからと言って、3年経つと以前に書いたことを忘れてまた書いてしまう。これはいかがなものか。
年寄りが同じことを何度も繰り返し言って、周りから疎まれることはよくある話だ。私も年をとった証拠かもしれない。
もしかしたら、このブログの熱心な読者ならば「あっ、この話は数年前にも読んだぞ」と思われたかもしれない。
そこはそう、温かい目で見てほしい。(3年後も)

菊陽町図書館近くから見た鞍岳(1119m)

夕方、図書館へ行った。
「55歳から楽しむ人生 楽しめない人生」 石川恭三
「今やる人になる40の習慣」 林 修
この頃は「老後を幸せに生きる指南書」みたいな本を必ず1~2冊は借りる。
その中の幾つかは実践し習慣化していて少し安心する。

「明日死ぬかのように生きろ」は、マハトマ・ガンジーの言葉。
やりたいことはなるべく早く取り組むと、一日を気持ちよく終われるように感じる。

雪道での車の事故 3選

2024.1.24(水) 徒然 122

今日は全国的に大雪だった。
熊本県菊池市の我が家でも庭先には5㎝ほどの積雪がみられた。
迷わず、軽トラ(四駆)で出勤した。

これまで、雪道での大きな事故は起こしていないが、
それでも雪道の車の運転は非常に嫌なものである。
それは以下のような経験による。

【3位】
20歳代の出来事。
夕方から大雪警報が出て、早めに退勤したが積雪はもう1~2㎝。
車は三菱のコルディア(1600ccターボ、2ドア)だった。
畑道の三叉路の手前で余裕を持ってブレーキをかけたが、タイヤがロックしてまっすぐ滑走、壁に当たりそうになりハンドルを切ったら前輪が側溝に落ちて止まった。
近所のレッカー車を呼んで引き上げ、6000円払った。
幸運だったのは、この後の大雪で事故が多発、1時間遅かったらレッカー車が出払っていて引き上げは翌日になったろう。
【2位】
30歳代の出来事。
当時は四駆の三菱デリカに乗っていて、同僚4人で五ヶ瀬スキー場を目指した。
まず、馬見原の雪道で後続の車から追突された。
その後はスキー場の往復をデリカは余裕でこなした。
スキーを終えて、山を下りたら先輩が「ちょっと運転したい」と言い出した。
もう雪も少なくなったので運転を代わった。
たぶん清和村のあたりだったろう、カーブにオーバースピードで入りスリップ、ガードレールに向かって横に滑った。
「もうダメだ!」と思った時、偶然にも車がガードレールの切れ間から空き地に滑り込み180度回って止まった。
まったくの幸運だった。先輩の手が震えていた。
【1位】
20歳代の出来事。
2月に3人で軽ライトバンに乗り合わせ、阿蘇高岳の赤谷~ダイレクト尾根を登った。
そして仙酔峡からの下り、道路は積雪でまだら模様だった。
A君が運転し私とBさんは後部座席にいた。
このライトバンが日陰で雪の多いカーブで滑り、全くコントロールを失い左側の谷間に向かって走った
「もう死ぬ!」と思った時、ガードレール代わりの低い土手に正面からぶつかり、コテンと横倒しになって止まった。
当時、後部座席はシートベルトをする習慣はなく、Bさんは私の下敷きになっていた。私は体重が乗らないように必死で体を支え続けた。幸運にも3人にケガはなかった。
ライトバンは3人で押すと元に戻り、下まで乗って帰れた。
しかし、ラジエターが破損していて焼き付いたらしい。

本日夕方の西の空。
明日は晴れそうだ。

小雨の日向神:ダム下

2024.1.21(日) 日向神 210

昨夜来の雨は残っていたが、休日に山へ行かず無聊をかこつのは非常なストレスになるのでゆっくり出かけた。

途中の鹿北町:岳間で田中橋を眺めた。(ブログ登場2回目)
この橋は別名「化巌こう」「車橋」ともいう。「こう」は「石遍に工」と書くが漢字表に見当たらない。
記念碑に「藤からむ巌(いわお)と化せよ車橋」とある。
鹿北町では安政5年完成と石橋としては一番古く、写真をよく見ると輪石が二重になっている珍しい造りだ。

山道でヤマドリのオスを見つけた。
「あしびきの山どりの尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む」(柿本人麻呂)
調べたら、ヤマドリはつがいになっても夜は谷を隔てて別々に寝ると言われているそうである。
孤独の良さ、愉しみを知っているのかもしれない。
このヤマドリを見たことだけで、「今日山に来た甲斐があった」と思った。

岩場はどこも濡れている。
ダム下2FでK1さん、タケシさん、井ノ口さんご夫婦と古いルートのリボルトを行った。

カットアンカーから外した「ツナハンガー」
リボルト用メタル類の代金は「日向神クライマーズ・クラブ」から支給される。

左端のルートを掃除しながらリードした。
細いクラックが走っているので、次週は「トラッドルート」として再生される予定だ。

岩の基部に「ツチグリ」があった。

自宅近くの牧場の溜池で「コガモ」の群れを見た。
カメラを向ける私を見つけて一斉に飛び立った。

コガモの着水シーン。
この外部者は安全であると確認できるとすぐに戻った来た。