「ダム下エリア」タグアーカイブ

ダム下エリアもシーズン・イン

2020.11.15(日) 日向神:ダム下エリア 118

昨日の「エレキバンはやめて(5.12a)RP」の余韻が指先や体に残っている。
そこで今日は久しぶりのダム下へ。
途中の対岸にある「グリーンパル日向神」のキャンプ場は大賑わいの様子だ。

ダム湖の水位が下がって、昔の田んぼの跡の石垣が現れていた。古人(いにしえびと)の偉業だ。

同行は会友のナオさん、カズさん。
快晴、朝の気温は12度。
9時半を過ぎると下部のスラブ壁に陽が当たってきた。
夏草がひどいので、一人は草刈り係だ。

①5.10b R(リピート)
②5.9   R(リピート)
③フルグラ(5.11a) NG
ここは登り方を忘れるとテンションがかかる。
④フルグラ(5.11a) R(リピート)

南面のこのスラブ壁、11月とは言え快晴の下では日焼けが心配になる。
桜のエリアで昼食。ここは日陰でちょうど良い。

今日のメニューは「黄桃のごろっとフルーツサンド、揚げなすの味噌汁、梅おかかおにぎり、ドリップコーヒー」

⑤ここはステミング(5.10b) R(リピート)

写真はナオさんのTr.トライ。

⑥プロジェクト Tr.
⑦プロジェクト Tr.
⑧ここはステミング(5.10b) Tr.

今日も8本登って予定終了。
落ち葉の舞う静かな桜エリアで午後の半日を楽しく過ごせた。

今日のダム下 No16

2020.3.6(金) 日向神:ダム下 単独掃除

週末は雨予報なので今日を選択。
空は快晴、朝の外気温は0度。庭先の草花も凍てついている。

日向神の外気温は2度。昼間は暑くなりそうだ。
今日のめあては「象の目」の右上にある凹角から上のスラブに至る所の掃除だ。

単独での開拓・掃除は久しぶりだ。
上部樹林帯からの懸垂も心なしか緊張する。
こんな緑の絨毯(じゅうたん)を全部はがす。

苔の中から大ガバが出ると嬉しい。

下は掃除が終了したところ。
残念ながら核心部と思える所にガバはない。
下部は見た目以上に被り気味なので面白いルートになりそうだ。

昼食のメニューを替えてみた。
カレーパンをおかずにして食べる。

帰りは国道442号を遡り、鯛生金山~中津江~兵戸峠~菊池と回ってみた。

ダム下 開拓 No14

2020.2.23(日) 日向神:ダム下エリア

西高東低の気圧配置で見事に今日は晴れわたった。
下の写真は日向神ダムの一つ下のダム湖の朝のたたずまいである。

空にはトンビであろう、気持ちよく飛んでいる。

今日の午前中は「象の目」周辺の立ち木を整理した。
我ながら鬼のように働き、すばらしいエリアになってきた。

午後はクライミング。
先日タケシさんが拓いた「OneTeam 5.11aぐらい」にトライ。
1回目はキコリ作業の疲れで手足がつってテンション。
2回目でRPできた。このルートの第2登となった。

今日タケシさんが拓いた「ベテルギウスの異変」

私もさっそくトライしたが、ちょっとよれてきた。

2回やり、「楽しみは明日に!」と言い残して今日は早めの撤収となった。

孫と車と日向神と(ダム下 No13)

2020.2.11(建国記念の日) 日向神:ダム下エリア

今日は孫守りの日だったが、久しぶりの好天と、なによりも昨日やっとND:RoadSterが戻ってきたのでどうしても日向神へと行かねばならなかった。

ポカポカ天気に誘われて山崎御夫婦、原口さん、浦崎さん、カオリンが集まった。
この頃は行っていないが、バルコニーや道端エリアも賑わっていることだろう。

現在の私のプロジェクトは奥の樹林の中なので午前中はちょっと寒そう。今日は孫も一緒なので手前の広場で登ることにした。

今日こそはと以前からの課題だった「パチンコホール 5.10c」に取り付いた。
結果はなんと本日4便目でのRP。十分楽しめた。
しかし昔のダム下5.10cは恐ろしい。日向神最強の10cかもしれない。
昔のグレードが辛いのか。爺ちゃん道を突き進む私の力が衰えたのか。
その両方か。
とりあえずRP記念の写真。

ハンマーで岩場の石をたたき回る孫は開拓クライマーの素質ありか。


リクライニングができないRoadSterでの仮眠は至難と云われるがぐっすり寝て帰った。

ダム下エリア 開拓 No12

2020.2.9(日) 日向神:ダム下エリア

5:00
起床。この頃は長く眠れない。
早朝から昨夜録画した邦画「翔んで埼玉」を観て大いに笑った。
外に出ると鞍岳に雪が積もっているのが遠目にも分かった。
9:00
八女津姫岩では熊本のSさんが岩場の整備をされていた。
今日の日向神は寒かった。しかしこれが普通だろう。
これまでが暖かすぎたと思う。
アップで登った「パチンコホール」ではテンション。「指がかじかんで」という言い訳ができた。

「象の目」の右になんとか5.10aぐらいのルートを作ろうと泥だらけのスラブを掃除をして体は温まった。
ジョウビタキが一羽、盛んに飛び回っていた。掘り返した土の中の虫を狙っているのだろうか。

2月2日にボルトを打ったプロジェクトにマスターリードで取り付いた。
3ピン目手前でフォール。ここがまず難しい。

その後も中間部から上部まで何度もテンションをかけた。
9ピン目のクリップがえらく遠い。自分で打ったのだから何か登り方が違うのだろうと思うがその登り方を思い出さない。(撮影はタケシさん)

なんとかQD10本をかけることはできたが、まだまだリードは難しいと思い回収しながらダウンした。
昼にはゆきえさんの「ぜんざい」を食べて元気が出た。
午後はトップロープでトライ。9ピン目の動きも思い出し1テンで終了点に達した。
ちょうど小雨が落ち始めたので片づけに入った

福岡のHさん、Tさんが下の下のエリアで「フルグラ」を登ると言われるので見物しようと思ったが、雨がザーッと降ってきて車の中に追い立てられた。

ダム下エリア 開拓 No11

2020.2.8(土) 近況報告

1月27日(月)
RoadSter:NDの待ちに待った納車。
1月28日(火)
接触事故! (ランクルの1ナンバーに追突された)
軽い事故だったので良かったと思いたい(涙)
2月2日(日)
日向神:ダム下エリアへ。私は代車なので横山さんの車で行った。
横山さんはドリルを買ってモチベーションが高い。
1月19日に掃除したルートをもう一度大掃除して上部は真っ直ぐ登るように設定した。トップロープでトライし、登れる可能性が十分だったので終了点とボルト10本を打った。

見た目は易しいが結構厳しい。中間部の段差越えの辺りはボルト間隔が狭くなった。右肩の痛みを差し引いても5.11後半は十分にある。
あそ望会員のあり吉さん、みわちゃん、なおさんの協力を得て岩場の整備が大きく進んだ。
2月3日(月)~6日(木)
新ルートのトライはかなり体にダメージがあった。大胸筋から左右の上腕筋、背中下部に疲労が残っていた。肩が痛いので他の所に負担がかかっているのかもしれない。水曜日の県体壁も休み。
2月7日(金)
熊本日赤でのJRC指導者講習会の後、肥後機工でヒルティのボルト40本、ドリルビット1本を購入。雨の一日だった。
2月8日(土)
朝から濃霧。会友は長崎:野岳に一泊二日で行っているが私は積極的休養日とする。
庭に出るとスイセンが昨日の雨に打ちひしがれていた。

暮れに安く買った売れ残りのガザニアはちょっと元気に。
今年はたくさん増えてくれるだろう。

部屋の中ではヒヤシンスの水栽培が見事に咲いた。

この後、花が終わったら根をつけた球根を庭に埋めておくと次年はまた春にしっかり咲いてくれる。
明日はダム下の岩が乾いていることを願う。

 

ダム下エリア開拓 No9 「さらばプレマシー(5.11c)」開拓・初登

2020.1.13(祝) 日向神;ダム下エリア

朝の気温2度、曇りで昼間も8度ぐらいか。十分登れる。
今日は日向神開拓団がみんな集まった。
①上部樹林帯からラッペル。新しいルートが拓けそうなところを掃除した。
上部のスラブは楽しそうだが、下部が登れなければスタートもできない。
②「象の目」ルートのすぐ左のスラブをTr.で登り、ボルト位置を選定。
11日に大掃除をしたところ。1ポイント登れなかったがなんとかムーブがつながった。
ゆきえさん、K1さんにも登ってもらい、意見を聞いた。
③「象の目」ルートのすぐ左のスラブをTr.で登り、ボルト位置を修正。
④そのまま道具を吊り上げ、ボルトを7本埋めた。
⑤マスターリードでうれしい完登。
ビレイヤーゆきえさん、カメラマン原口さん、見届け人タケシさん。
さらばプレマシー 5.11c B7 緒方一成」とした。

写真1 3ピン目から右へトラバース 直上する細いクラックは今のところ登れない。
なかなかバランシーである。

写真2 さあここからが核心。けっこうな指力が必要だ。

写真3 緩傾斜になっても厳しいスラブが続く

ルート名は今月いっぱいで廃車になる私の車「マツダ:プレマシー」から。
2000ccの7人乗り、荷物もいっぱい積めた。大きな事故や故障もなく、15年間も苦楽を共にしてきてくれたいい車。さらば愛しのプレマシー。

ダム下エリアは下の写真のように開拓中である。昔のルートの掃除や新ルートの開拓で岩や苔、木が頻繁に落ちてくるのでクライミングはいましばらく自粛していただきたい。後日、トポが作成され発表となるだろう。

ダム下 開拓 No8 岩松落とし

2020.1.11(日) 日向神:ダム下 掃除

今日の山友は熊本の横山さん。クレッテル時代の先輩である。
①トライアングル(5.10b) リピート
アップとしてはかなり厳しい。実質5.10cぐらいに感じる。
②必殺仕事人(5.11b) 敗退
トライ2日目。足の置き場がまだ定まらない。
③上部樹林帯から懸垂下降してスラブの岩松落とし
畳一畳分ぐらいの岩松がロール状になって落ちていく様はすごかった。丸い穴があいたスラブ帯が現れ、これからの開拓が楽しみだ。このスラブ帯に上がるまでが厳しい。
④「象の目」の左上に終了点設置

⑤下部10mをトップロープでトライ
左側の細いクラックはうまく使えない。右側に回り込んでじりじりと上がるが、今日の段階では一ヶ所登れていない。次回が楽しみだ。

ずっと上に広大なスラブが広がっている。

ダム下開拓 No7 象の目(5.11c)開拓・初登!

2020.1.5(日) 日向神:ダム下エリア

今年早くも2回目、朝は快晴、気温0度。陽がさせば暖かい。
同行者は日向神開拓団とキーボウさん。
①軽減税率(5.10a) OS
道端の小岸壁に今年の2日にできたばかりで、左から3本目のルートになる。

②大きなクラックのルート、リード1トライ目
1月3日にボルトを6本打った所。大きなクラックは中に入るかレイバックで行くか迷うところだ。スメアが効きづらく腕頼りになって2ピン目に架ける前に落ちた。中間部も足がなかなか決らない。上部のポケットを使うスラブは得意系か。
総合的に体力を使うので連続的なトライは難しい。

午前中はK1さんと上部樹林帯からラッペルして拓けそうなルートの物色。自分の実力に合ったルートの選択は難しく、どれもこれも掃除が大変だ。

③大きなクラックのルート:初登
慣れてくるとレストが何ヶ所か出来て、うまく登れた。
象の目 5.11c B6 12m 緒方一成」とした。
私が拓いたルートの中では最高グレードになった。

登っている私の写真がないので第2登をねらったタケシさんの写真を載せよう。
慣れないうちはけっこうパワーを使う。

開拓の足跡はブログのアーカイブ12月からの「ダム下開拓 ②∼⑥」を参照して欲しい。この後も周辺の整備を進めて登れる環境になってきた。

④∼⑥ 必殺仕事人(5.11b)トライ
ダム下旧ルートの一つで、最上部が難しい。愛のエリアを拓いた方々のルートでグレードは辛めだ。

次回は登れる自信を得て、本日は終了。

ダム下開拓 No5 今年最後か

2019.12.28(土) 日向神:ダム下エリア

参加者:原口、キーボウ、K1、ゆきえ、カオリン、白、いっせいの7人。
未明から目が覚める。このごろ睡眠時間が短い。
ゆっくり準備しても暗いうちに家を出た。気温はマイナス2度、お腹にカイロを貼った。
下のエリア(現在は中段エリア)の奥へ行ってきこり作業。数日前の雨で岩が濡れており、ドロ落としははかどらない。
午前中は右奥の谷を上り、最上部の尾根や上のエリアを探索した。その後は樹林帯から懸垂して開拓の可能性を探ったり、お目当てのルートの整備(終了点設置)をしたりした。
時間が経つのは早い。
夕方になり、「パチンコホール 5.10c」の掃除の手伝いをした。更に、掃除が済んでいる「トライアングル 5.10b」をOSした。下の写真は「トライアングル」


下りながら左の「必殺仕事人 5.11b」の掃除もした。もう登れる状態だ。

今日が今年最後の日向神になるかと思うと登った量は物足りないが、新年を迎えても楽しみがたくさんあるのが嬉しい。