愛のエリアで「5.11aサーキット・トレ」

2025.7.3(木) 日向神 294  愛のエリア

高田さんが「愛のエリアで5.11aサーキットをしたい」と言うので、日向神は二日連続になる私はビレイのお手伝いに行った。

今日は久しぶりに「ダム上」なので、峠を越えてけほぎ橋を渡った。
愛のエリアは2020年11月に「エレキバンはやめて(5.12a)」をRPして以来なので4年7カ月ぶりである。

1本目「花鳥風月(5.11a)」

高田さんがリード。
私はTr.で登ったが、ノーテンだったのでうれしかった。

2本目 「ごめんねムササビくん(5.11a)」

高田さんがリード。
私はTr.で登ったが、ノーテンだったのでこれもうれしかった。
2018年5月に3便でRPして以来なので7年ぶり!

3本目「たぬきのこぶた(5.11a)」

私がリード。
2019年以来、6年ぶりのリピート。

4本目「十日恵比寿(5.11a)」

私がリードでNG。
結局、一人2回ずつトライしてリピートできなかった。
写真はチョークで白くなったカンテ部分。
谷間の風はあったが、気温30度、湿度も高く持ち感が悪かった。
簡単に言えば疲れた。
このルート、ボルトは古いカットアンカーだが終了点は2019年1月に私が打ち換えた。カラビナが珍しい物なので懐かしかった。

6本目「愛は勝つ(5.10c)」 
これでクールダウン、気持ちよく帰れた。

今日の男二人、歳も顔も実力も違うが共通点があった。

被っていた帽子がモンベルのリバーシブル。
上は高田さんがメルカリで買ったもの。
下は私が30年以上使っているもの。
私は物持ちがいい。

【今日の生物】

日向神は「コオニユリ」の季節になってきた。

根引峠にいた「ラミーカミキリ(♀)」

根引峠にいた「オオシロカネグモ(♀)」
このブログでは、2017.8.13以来8年ぶりの登場。

畑道の「夏草」、我が家まであと100m。
明日は草刈をしよう。

隧道:七夕(5.11a)開拓・初登

2025.7.2(水) 日向神293 ダム下50

日向神:ダム下:隧道エリアでの開拓も約半年が過ぎ、季節は夏になった。2月の冷え切った岩が今となっては懐かしく思える。

飲んでいるプロティンも「ウオテイン」から「SOY」、そして「beLEGEND」に変わった。

今日、岩壁の左側から進んできた開拓も遂に隧道(トンネル)の入り口にまで達した。

① Tr.で試登してボルト位置決め、浮岩落とし
 あれ、前回の試登より難しく感じる。暑くなったせいか?

② 上から下がって終了点、ボルト3本設置

③ マスターでリード RP(初登)

1ピン目、「スタートが核心」という風に見える。

2ピン目、横から見るとけっこう壁が立っているぞ。
右手の使い方が肝!

上部は簡単かも。
七夕(5.11a) B3 7m 緒方一成」とした。
ビレイヤーはタケシさん、カメラマンは井ノ口さん。

さっそくタケシさんが第2登をねらってトライ。
ここは昼過ぎまで日陰で、大きな隧道をさわやかな風が吹き抜ける。
夏の午前中、おススメのエリアだ。

南面エリアで大汗!

2025.6.29(日) 日向神 292 南面エリア

今日はK1さんの古くからの友人、八王子のOさんらが来られるというのでみんなで南面エリアへ集った。
九州地方は早くも梅雨明けして猛暑が予想されたので、ビレイヤーだけでも木陰の南面エリアは悪くない。
しかし照葉樹林で風が通らず、登ると汗がふきだした。

① 悶モンマントル(5.10c) リピート
写真のようなムーブだったかな?
「今まで登れていた」という自信だけを頼りに登り切った。
初見(オンサイト)だとけっこう難しいかもしれない。

② 三つ葉つつじの頃(5.10b) リピート

今日は岩場自体が初めてというSachikoさんのビレイ練習がメインだった。

③ ゲルニカ(5.11c) リピート

このエリアに来たら1回は登り、自分の調子を計るテストピース。
左手のホールドが掘り出されて易しくなったように感じる。

④ どんぐりころころ(5.11a/b) リピート

マスターリードだと次のクリップが難しい。
ここから行きつ戻りつを何回も繰り返した。
2年前にオンサイトした時は、11月の乾いた時期でQDが下がっていたのだろう。

裏技(賢い?)を使って難所を突破、大汗をかきながらリピートできた。
個人的な見解ではゲルニカよりも難しく、5.11bは十分ある。
ホールドは「菊池の銘菓:松風」よりも薄い。

【今日の生物】

私が帰った後にタケシさんが撮影したセミ。
うす暗い林の中、6月下旬、細身の体、夕方から鳴くとくれば、これは生まれたての「ヒグラシ」か。
そういえば数年前、お隣のハートエリアでものすごいヒグラシの「蝉しぐれ」にあったことを思い出した。

帰ってからもまだ陽は高く、カボチャの実を数えただけでまた汗がふきだした。

夏の県体壁で体重減!

2025.6.25(水) 県体壁 40

昨年、娘が買ってきたハイビスカスが今年も咲いた。

ブロッコリーの葉がボロボロになっていたので裏を見るとこんな腹ペコアオムシがたくさんいた。
午前中はフィットネスジムへ。

昼間は晴れ間も見えたので、午後3時からAOSC(あそ望オールサンデークラブ)を中心に登った。
① 中:緑(5.10a) アップ
② 左:紫(5.11b) NG 大汗
③ 左:紫(5.11b) RP

このルート、ダイナミックな動きで面白かった。
頭の黄色バンダナが似合っていないのが惜しい。

中:黄(5.11a)にトライするレジェンド・キーボウさん。

④ 右:黄緑(5.11c) OS
これはお買い得だった。

ミウラ(左側)に破れ目が生じた。

2011年に買った14年物ながら今なお現役。
私は物持ちが良い。

家に帰ると体重が1.2㎏も減っていた。

実は午前中のジムで、1キロ4分ペースで800m×1本、 400m×2本走っていたのだ。
こんなことで熱中症になるのかもしれない。

ダム下「夏に至る」OS

2025.6.21(土) 日向神291 ダム下49

ヒマワリが咲き始めた今日は夏至である。
2025年もほぼ半分が過ぎたと思うと気持ちがざわつく。
我が家では夏恒例の「クワガタ取り」が始まり、昨夜は2匹ゲット。

これはクワガタではなく、本日菊池川で見つかった「コオニヤンマ」のヤゴの抜け殻。

今日は2週間ぶりに日向神:ダム下、隧道エリアに集合。

「とおり雨(5.10c)」の最上部を登る私。

右と左のラインがある。
この壁は、工事用に穿ったドリル穴をうまくつかうのがポイントになる所がある。

6月7日にリニューアルした「アンビバレント」をリードした。
蒸し暑いこともあって汗がふきだした。
傾斜は緩いがホールドが遠く初見では分かりにくいので、
「アンビバレント(5.11c) B7 20m」としたい。

今日は新しい1本が追加された。

クライマーは井ノ口さん

「夏に至る(5.10a) B3 長友敬一」である。

隧道エリアにはハンモックも似合う。

大渕の川べりには「合歓の木」の花がもう咲いていた。

ダム下の草刈り~県体壁

2025.6.18(水) 日向神290 ダム下48 県体壁39

6月8日の入梅以来、ずっと雨が続き日向神:ダム下への道路も夏草に覆われて大変なことになっていた。
それがご覧のようにきれいさっぱりとなり、八女津姫岩を登る方も車が停めやすくなった。
この時期、どこのエリアでも登られる方は草刈用の鎌(かま)を持参願いたい。
午前中から昼寝をはさんで午後3時まで汗をかいた。

ここは左の斜面から土砂が流れ落ちて溜まり、車の底をつきそうになっている所。
タケシさんが土砂をけずって軽トラに積み、数カ所あった道路の穴を埋めた。

本日の草刈り作業の報酬は、日向神クライマーズクラブ事務局長から「自家製アンズジャム」をいただいた。

帰り道、水曜日なので「県体壁で登ろう」という連絡が入り、そのまま熊本市内の県体壁に向かった。
「おっと、アンズジャムはどうするか?」

今の軽トラにはエアコンがちゃんと付いているので、吹き出し口近くのドリンクホルダーに結び付けて冷やした。
そういえば、軽トラにエアコンやAT(オートマ)車があることを知った時は驚いたな。

今日の愛車はダイハツ・ハイゼット。
2シーター、5速マニュアル、エアコン装着車。

① 中:緑(5.10a) リピート
② 左:黄(5.10c)リピート
③ 右:橙(5.10d)リピート
 今月2回目、だいぶん壁に慣れてきた。

夕焼けを見に

2025.6.16(月) 園芸3 生物25

今日も梅雨空の下、雨風が強くニンジンやブロッコリーの若芽が風に揺らされ生育が思わしくない。
一番元気が良いのはカボチャで、もうツルが3~4mも伸びたので「わき芽かき」を行った。今年は家の光別冊「夏野菜ガイド」を教科書にして家庭菜園に真面目に取り組んでいる。

昨年植えた「プラム」で見慣れないカミキリムシを見つけた。

「キボシカミキリ」である。

カミキリムシは樹木の葉や枝をかじり、幼虫は木を穴だらけにする害虫である。写真を撮って捕殺。

一日遅れて長女から父の日のプレゼントが届いた。
父の日には牛乳(ちち)らしい。
プロティンを混ぜて飲もう。

夕飯を食べていたら空が急に明るくなった。
夕焼けを見に、自転車で畑道を走った。

毎日毎日雨が続いた。明日は少し良さそうだ。

約30年前に買ったマウンテンバイク。
私は物持ちがいい。
ところで、今日はこのバイクでホームセンターまで買い物に行った。
その後、近所の方が「道端に落ちていました」と、私が買い物に使ったカードとケース(献血手帳が入っていた)を届けてくださった。
ウエストバッグのチャックを閉め忘れて、坂道でバイクを力いっぱいこいだときに落ちたらしい。
有難いことである。

百歳体操へ

2025.6.13(金) 徒然150 生物24 読書8

この頃「ミステリーや推理小説」に目覚めてきた。松本清張の「陸行水行」は大分県安心院が舞台となり興味深かった。
昨年、左目の白内障手術をして以来、生活のほとんどは眼鏡なしで過ごせるのだが図書館で借りる本は大活字本が読みやすくて選ぶことが多い。

アジサイ「アナベル」

今日もフィットネスジムに軽トラで向かっていたら、近所のおばさん達に会った。おばさんと言っても皆さん90歳ぐらいのおばあちゃんだ。
「何しょっと?」
「100歳体操の帰りたい」
「あ~、俺もそのうち入るけん」
公民館である「百歳体操」は福祉課主催で無料だろうが、私の行くジムは有料だ。やっていることはたぶん同じようなことだろう。
ちなみに今日はバレトン(バレエ・フィットネス・ヨガの動きを取り入れた裸足で行うエクササイズ)とランニングを行った。
ランニングは1キロ4分ペースで800mを走り切った。

今年も「ダンスパーティー」が咲き始めた。
この花をくれたMさんは今でも時々このブログを開いているだろうか。

今年の新入り。この後どうなるか楽しみ。

午後になると雨も上がったので草取りをした。
ユリの花でササグモがアリ(?)を捕食していた。

これは「ドヨウオニグモ」、たくさんいた。
暑くて湿気が多く、ジムで汗をかき庭で汗をまたかいた。

今夜のデザートは「杏仁豆腐」に取れたて新鮮なブルーベリーをトッピング。

梅雨時は県体壁へ

2025.6.11(水) 県体壁38 ガーデニング16

熊本は6月8日(日)に入梅して、今日は4日目。
さすがに山には行かないが、毎日何かとやることは多い。

「風の谷のナウシカ」に出てくる「土鬼(ドルク)の粘菌」のようにヘデラ(アイビー)が我が家の玄関を食い尽くそうとしている。

王蟲(オーム)の力を借りずともヘデラの進出を食い止めた。
午後になって雨が上がってきた。

まだクライミングの禁断症状は出ていないが、数少ない県体壁で登るチャンスになったので、これも久しぶりにロードスターを走らせた。(普段、雨の日は軽トラを使っている)

① 右:赤(5.10b) リピート
② 中:黄(5.11a) リピート 汗がふきだした
③ 中:緑(5.10a) リピート クールダウン
同じような思いの者が10名ほど集まった。
半年ぶりの方もいて、ケガや病気を乗り越えて集まれる場所があるのはいい。

6月の日没は午後7時を過ぎる。
西の空には久しぶりの夕焼け、東の空には虹が見えた。

隧道:梅雨入り前に一仕事

2025.6.7(土) 日向神289 ダム下47

今夜から雨で、どうも九州は梅雨入りしそうである。
そうなる前にやっておきたいことがある。
朝7時から一人でダム下にやってきた。

【隧道の左上部壁】
松の木のある左端を上から下がって掃除した。
見えている壁の上部にまだスラブ帯があり、ちょうど30mあった。アンビバレントが20m、合計50mで「難しい」ということだけは分かった。

【今日の隧道エリア】
黄色服のタケシさんには「アンビバレント(5.11b)」の大事なガバを長ボルト(ケミカル)で補強して頂いた。
私は上部のホールドにしていた浮岩を落とし、ボルトを1本追加した。これでB8となりグレードも一つ上げようかと思案中。

本日、K1さんが1本開拓・初登された。
「とおり雨(5.10c) B3 長友敬一」である。

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ちょうど開拓時に小雨が降った。しかし今日中に登らないとね。

同ルートを登るタケシさん。(フラッシュ)

同ルートを登る私。(フラッシュ)
ハーネスとシューズ、ロープのコーディネートがいい。

初めて来られた池田さんが「下手なヒールも数うちゃかかる」にトライ。
それ、ヒールじゃなくてトウですね (笑)

しばらくこのエリアに来ないかもしれないので、「ウオテイン効果(5.11d)」に取りついた。
鬼門の1ピン目、思わず左足が素直に上がった。
しかし、朝からの作業の疲れで右前腕がつってきた。
4ピン目からが勝負!

思い切りよく右足を振り上げる。ここからパワー全開!
(最上部、核心ムーブの写真は見せないよ)

久しぶりにリピートできて大満足。

今日は隧道エリアに初めてYさんとDさんが来られ「ブログを見てやってきました!」と言われた。
この一言が本当にうれしい。

頑張った日のご褒美は「パピコ」
以前は「チョコモナカ・ジャンボ」だったが、時々服が汚れるのでやめた。
ところで、ロードスターの運転は疲れていても眠くならない。
それは「6速MT(マニュアルミッション)」の操作が楽しいから。
もう一つは、ロードスターの文化(掟!?)である対向車との「ヤエー(手を挙げての挨拶)」がいつ来るか分からないという緊張感があるから。

今日は日向神往復で3台のロードスターとすれ違い、ヤエー交換率は100%だった。

昔の話で恐縮だが50年前、私が単車に乗り始めた頃は阿蘇外輪のミルクロードや九州横断道路を走ると、単車同士でピースサインを交わしていた。(今で言うヤエー)
右手はスロットルを持っているので、左手を斜に構えてサインを出す。私の自動車学校から払い下げてもらった125ccにもみんなサインを出してくれた。最初にサインを交わした時の感動は今も残っている。
しかし今、阿蘇・大観峰周辺を走る単車乗りはまったくヤエーの交換などしない。どうしてだろう?
ちょっと訊いたら「そんなことしたら、危ないでしょ!」と言われそう。

山を歩いていて、登山者同士がすれ違う時には「こんにちは!」と挨拶を交わす。50年後もこれは残っているのかなあ。

いっせいのクライミングや日々の日記です