中秋の名月

2024.9.17(火) 徒然 133

夕方、珍しくランニングをしてカラカラの庭木に水をかけていたらもう月が昇っていた。
今日も昼間の熊本は36度の秋晴れ、そこへ迎えた「中秋の名月」は少し涼しくなってさすがにきれいである。
月齢は14だが今夜が「十五夜」であるらしい。
夕飯を食べ終わるとリビングの東の窓からも月が見えた。

M: ISO100、1/125、f7.1

拡大するとこんな感じ。
ウサギさんの頭の部分が「静かの海」で、アポロ11号が着陸したところ。
右下の大きなクレーターは「ティコ」と呼ばれている。
月は地球の衛星だが、不思議なことにこの面しか地球に見せてくれない。つまり月の裏側を望遠鏡で見ることはできない。
やっぱり月には何か居そうな気配がする。

少し雲が出ていた方が風情を感じる。

雲に食べられる月。

ロードスターの補修

2024.9.16(祝) ロードスター 88

シルバーウイーク3日目、今日は山に行っておりません。

9月9日午後4時ごろ、市内での学生映画祭に参加するため普段より1時間早めに職場の駐車場を出た。すると、出口近くの狭い通路の手前によそ様の車が相当頭を出して停まっていた。職員ならば絶対車を停めない場所だ。
少し急いでいた私はぎりぎり行けるだろうと思い柱とその車の間にロードスターの頭を突っ込んだ。しかし途中で無理だと判断してバックさせたら左前を「ざりっ!」と柱にこすった。
その後放送で持ち主を呼び出し車をどかしてもらった。
う~ん。

「車両保険を使ってバンパーを交換すべき」とか言う人もいたが、一応自分で磨いて直すことにした。

水洗いをしたら柱の塗装が取れて少しキズが薄く見えた。

3回ほどコンパウンドで磨いたらこんな感じ。
深い傷は残ったが、浅いものはほぼほぼ見えなくなった。

今回使った補修キット。
ガラコはついでに買ってきたもの。
(実はいままで使ったことがなかった)
今思えば自分で直せる程度のキズで済み、良かったと思う。
これからは更に落ち着いた運転をしていきたい。

庭にはコスモスが咲き始めた。

バーベナも元気。

近くを緑色のCaterpillarがせわしなく動いていた。
エビガラスズメの幼虫だろう。

夕食後にケーキ(モンブラン)が出た。
「敬老の日」だという。
飲み物はコーヒーだと眠れなくなるのでカフェオレ。

山紫水明、いいね!

2024.9.15(日) 日向神 241

シルバーウイーク2日目、今日も日向神になった。

鹿北から大淵への街道沿いにはキバナコスモスが咲き始めていた。

以前から気になっていた石仏。
なかなかニヒルな笑みをたたえておられる。

今日は野岳でお世話になったTAKAOさんが来られたので、日向神の各エリアの案内をした。まずはサンセットへ。

① 若い時のりりい(5.10c) R(リピート)

「若い時のりりい(5.10c)」をOSされるTAKAOさん。写真はゆきえさん。

まずはアップ、危なげない登りだ。

② 「山紫水明(5.11a)B11 18m 山崎武」 R(リピート)

TAKAOさんはここを見事にMOS。
このルート、10年前に私もMOSしているが、その後は何故かほとんど登っていなかった。改めて今日登ってみて厳しく感じた。

開拓者のタケシさんから北アルプスのお土産「雷鳥の日曜日」というお菓子をいただいた。
露天に入る雷鳥がなんともシュールだ。

③ テラスへアップ(5.11a) R(リピート)

黄色系のシャツは岩場に映える。

TAKAOさん、ここもMOS!

④ プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
ここが本日のメインであったが、さすがのTAKAOさんも疲れが出たのかテンションがかかり、次回の宿題となった。
日差しが強くなったので次のエリアへ。

〇ハートエリア
⑤コスモス祭り(5.11a) R(リピート)

2年前の秋、私が拓いたルートであるが出だしのムーブを忘れていた。改めて登ってみて変化に富み良いルートだった。
小雨が落ちてきたので1本で切り上げ、次のエリアへ。

〇道端エリア
雷鳴が聞こえていたので廣瀬さん、井ノ口さんらも帰り支度をされていた。ここは今日も大勢のクライマーで賑わったそうだ。

〇五色岩エリア
ここは3年前の冬場に私が拓いたエリア。残念ながら雨が降ってきたので案内は出来なかったが、冬季に適したエリアなのでぜひ訪れてほしい。

昨日見た大型の鳥は、カメラマンさとちゃんによって「ミサゴ」と判明した。(本人曰く、ブレブレですみません😢)

今日も充実の一日だった。

日向神:夏トレ

2024.9.14(土) 日向神 240

9月のシルバーウイーク1日目、今日も日向神となった。

この写真の撮影場所、どの位置から撮ったのかなどがすぐに分かった方は相当の「日向神通」だ。

バルコニーエリアの右側の枯れ木に大型の猛禽類がいた。

9月と言っても八女の気温は37度、日向神峡も暑い。
今年の夏はサンセット広場の「善秋くんのおかげですⅢ(5.11c)B14 25m 長友」に何回か夏トレと称してトライしてきた。
そろそろ夏トレの成果を出したいところだ。

①プリティウーマン(5.11a) R(リピート)

いつものアップだが、今日は危うかった。足が岩に乗れていない。腰に違和感があり踏ん張りがきかない。

② 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) R(リピート)

クイックドローを14本もぶら下げてリピートしたのは初めてかもしれない。(ビレイヤーは澤田さん、カメラは川津さん)
午前中でまだ日陰ではあったが体中から汗が噴き出し、チョークを補充してきたのが功を奏した。ぎりぎりの状態で登り切った。

Tr.トライのHどん。

③ トパーズの風(5.11a) R(リピート)

これはお買い得の5.11aルート。

④ 岩ひばハング・ダイレクト(5.11a) NG
私には苦手系か10年前にRPして以来、多分登れていない。

今日の目標は早々に片づけたので、午後はカメラマンや昼寝をした。

山紫水明(5.11a)を登るあおいさん。

帰り道の星原峠コースにはヒガンバナが咲き始めていた。

たぶん、カメムシの幼虫だろう。

アキアカネは今年初めて。

久しぶりの登場、乙姫女神象。

菊鹿町にある「十月桜」、ほぼ満開である。

桜の写真を撮っていたら東の空に虹が出ていた。

雨の県体壁

2024.9.11(水) 県体壁 35

今日も昼間は37度と暑かった。
退勤後、渋滞の始まった道を県体壁に向かった。
運転しながら、〇〇の残りの食パンをかじりながら考えた。
「元気だから登るのか」or「登るから元気なのか」

今日はキーボウさん、アリキチさん、Danさん、カンスケさん、Yさん、外国人親子などと少な目。
「さあ、1本目登ろう」という時から突然雨が落ちてきた。
①右 緑(5.9)new OS
ロワーダウン中に大雨となった。
②右 桃色テープ(5.10bぐらい) OS
なかなか雨は止まない。
車から降りられずそのまま帰った方もいたようだ。
熊本地震後の補修がうまく行かずに、県体壁の周りは排水溝がなくて雨の日は難儀する。
今夜は2本で良しとしよう。

秋を迎えて県体壁のルートもYさんの尽力で少し変わってきている。また楽しみが増えた。

結論は、「元気だから登る」

9月9日、忘れられない日に

2024.9.10(火) 徒然 132

9月9日(月)は8月25日に撮影された「通潤橋大そうじ」の放送日だった。けっこう多くの方が夕方からの熊本のニュースで視聴されたようだ。
しかし私はそのころ熊本市内の映画館「Denkikan 3F」にいた。
縁あって「第1回 九州学生映画祭」に参加していた。

九州内の5大学が集まっての映画祭。
コロナ禍を乗り越えて第1回目の開催となった。

実行委員長は熊大映研撮影班Qbrickの山内雄大くん。 (左端)
そして各大学作品の監督方、右端が来賓・講評の今泉力哉監督。
作品はホラーや学生のリアル、本格サスペンス、ファンタジーなどどれも予想外の大作が多く十二分に楽しめた。
学生だけでこれだけのイベントを行うとはドキュメンタリーで1本映画が出来そうだ。

すっかり夜も更けたサクラマチくまもと

今泉監督と学生監督とのトークショーが終わって外に出るとすっかり夜中になっていた。

帰ってからこれもお楽しみ、録画予約していた「通潤橋の大そうじ」のビデオを観た。

この番組は、ベテラン(私)が今年初参加の新人(ダイスケくん)に橋から下がるやり方などを指導する流れで構成されていた。

ドローン撮影や八朔祭りの様子を入れて、かなり事前のロケもしてあった。今回は5分強の尺でエキスが詰まっていた感じがした。

なお、この番組を見逃した方は、スマホの検索で「KKTエブリイくまもと通潤橋!」と呼びかけるとすぐにYouTube画面に飛ぶことができる。

私は毎年、年末には「今年の10大ニュース」をまとめている。
この9月9日はもう一つ、年間10大ニュースに入るであろう重大な出来事があった。

NDロードスターの左前バンパー部分を派手にこすってしまった。

やえぴん、トライ!

2024.9.8(日) 日向神 239

今日は久しぶりに大輔さんと一緒になったので、「やえぴん(5.12b)」にトライする機会を得た。

① プリティウーマン(5.11a)R(リピート)

「プリティウーマン」を登る大輔さん。
まずはここを登って今日の調子をつかむ。

② やえぴん(5.12b) 敗退
6年ぶりのマスタートライはあえなく敗退。

大輔さんがなんとかトップアウト。

③ やえぴん(5.12b)Tr.
これも敗退。あと10年ぐらい修業が足りない。

④ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) NG 

最上部で惜しくも1テン。
炎天下のトライで汗びっしょりの自分をほめたい。

⑤ 山紫水明(5.10d) R

山紫水明のゆきえさん。

同じく原口さん。

同じく、私。

汗を止める黄色いバンダナとジョーラ。
東のユージ、西のイッセイと呼ばれたい。

⑥ 赤い実のヤマボウシ(5.11a) R
ここはもう完全に日陰となり、クールダウンに良い。


車に張り付いていたカジカガエル(たぶん)

珍しいチョウと思いきや「ウラギン」だった。
表は結構派手な色。

サンセット広場のギボウシがやっと開花。
岩場だから小さいのかな。

今日の下界は気温37度。山も残暑が厳しい。

ここでお知らせ。
9月9日(月) 午後6時15分~
熊本県民テレビ(KKT)「エブリイくまもと」で、8月25日に実施された「国宝:通潤橋の草取り」の模様が15分程度のビデオとなって放送される。一応私が主役を務めているはずなので、興味関心のある方はご覧になってほしい。

秋のドライブ

2024.9.7(土) ロードスター 86

夏休み明け、台風10号明けの9月第1週はちょっとした仕事も重なり長く感じた。
また、夜は井上尚弥のボクシング(火)、県体壁(水)、W杯サッカー予選VS中国(木)とあって、昼間の暑さと相まって疲労感が増した。
そこで今日は休養と草刈日にしたのだが、早くから目が覚めてしまった。では、久しぶりにドライブへ行こう。

4:30 起床  4:50 出発(気温26度、途中コンビニへ)
5:45 北外輪Ⓟ(気温20度)  5:55 日の出

まだまだ雲海が出るような季節ではない。
それでも車が20台ほど停まっていたのには驚いた。

ISO-100、F-6.3、1/400秒 (マニュアル・手持ち)
三脚は車に積んでおきたい。
早朝からミルクロードを時速100キロで走るバイクは多い。
みんなげんきだなあ。

清水谷に寄った。

ツリフネソウ

また山中の様子が変わったように感じる。
下草(クマザサ)が減り、明るくなっている。

パンみたいなキノコ

竜門ダムに寄って朝食。
ハイバック・チェアとアルミ小テーブルを買ったのでなんとなくリッチな気分。

クサギカメムシの幼虫
 

ダムのトイレで見つけたヒトリガの仲間か。
目立つ模様だが図鑑でも同定ならず。

白い花が咲く木があったので近寄って見たらヤマボウシだった。
9月になっても花(総苞片)が残っているのは珍しい。
ダム周辺にはところどころに珍しい木が植栽されている。

これは我が家のヤマボウシ。もう実が赤くなっている。

9:00~12:00 
3時間の草刈りで水を飲んでも0.7kgの体重減。

アボカドの種(5.10b)開拓・初登

2024.9.1(日) 日向神:サンセット 238

台風が去り9月の声を聞くと午前8時で気温26度。
日差しは強いがここはもうオープンで行くしかない。

この夏7回目のサンセットの開拓現場は峠(コル)

① プロジェクト 初登

1ピン目は前回ハンガーが足りなかったので、今日設置しながら取りついた。

南向きでしっかり乾いている。それほど暑くもない。
泥とほこりは台風が流してくれた。

このルート、終了点は大きな松の木にしている。

「アボカドの種(5.10b)B10   18m 緒方」とする。

第2登は楠田くん。
この後、昼食。なんだかお腹がシクシクする。

8月4日に「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10c)」を拓いたが、10日に下部のクラックを掘り出して3mほどルートを伸ばした。
また、クラックなのでボルトを打たず、カムで登る設定にした。
今日はカム(キャメロット♯2)を持参してリニューアル後の初等を目指す。
② 坊ちゃん泳ぐべからず NG
③ 坊ちゃん泳ぐべからず NG
何かお腹に力が入らず、核心部のスラブで左足に体重が乗らない。これまで登れていただけにショックだ。
④ 坊ちゃん泳ぐべからず  リニューアル初登
「坊ちゃん泳ぐべからず(5.10d)B8 22m 緒方」とする。

グレードを1つ上げた。
登れないのはお腹のシクシクだけじゃない。

第2登は楠田くん。
写真の1ピン目がカム。カムがなくても自信があれば登れる。(どこでもそうだ)
下部をとばし、B1に左から入ってもぜんぜん構わない。
核心部はその上だから。

尾根の上ではタケシさんが雄大な景色を独り占めにしながら開拓をしている。

立山土産の「雷鳥のたまご」は原口珈琲によく合う。

午後はみなさんのTr.トライを見学しながら①のルート名を「お腹シクシク」か「アリの道」、いや「脱藩の道」にしようかと考えていた。

下部を登る原口さん
上部を登るゆきえさん

⑤ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c) Tr.
峠は涼しかったが広場は西日が当たって暑い、暑い。

汗が今日初めて噴き出し、最後は非常に良いトレーニングとなった。
澤田・川津さんに感謝。

岩隈山の切通し

2024.8.31(土) ロードスター 85

台風で折れたザクロの木を撤去した。

やっぱり木の芯は空洞になっていた。

最後の実。今年はザクロが食べられないと思うとあの酸っぱさが口の中によみがえる。

台風10号は去ったがまだ岩場は濡れているだろうからドライブ と買い物に出かけた。
まずは「菊鹿町:岩隈山の切通し」へ。

台風による落ち葉や枝が生々しい。
見事な切通しである。

昼間でないとかなり暗そうだ。

八十八体もあったという地蔵群が見守ってくれる。

頭上の青空が狭い。

珍しく「キクロス(図書館)」に寄った。

俵万智もアボカドが好きなのだろう。

いっせいのクライミングや日々の日記です