不思議な人々

2024.10.17(木) 徒然 134

まあ、この歳になると世の中にはいろいろな人々がいることを認識できている。ニュースになるような事件を起こした人にも何らかの事情があったのだとも思える。
しかし、世の中には私の感覚ではどうも理解できない人々がたくさんいる。別に嫌いとかではなく、「不思議だな」と思う程度であるが・・・。
(写真は10月15日の朝、東の朝焼けと西の虹である)

【東の空、赤というより金色の朝焼けだった】

① 車間距離を詰めて車の運転をする人
山道で急いでいる時、「道をゆずってくれ」という明確な意思を持って車間を詰めることは私もある。しかし、通勤時間帯に前にも車がたくさんいるのに車間を詰めるのは何故だろう。ブレーキの頻度が高くなり燃費は悪く、ブレーキパッドは減るし、何より危ないだろうに。

【ふと振り向くと、西の空に大きな虹があった】

② 体育館の床に座り続けられる人
ある研修会があって、一般参加者は体育館の床に座らされた。私は体育座りをしていたが、しばらくすると腰が痛くなった。休憩になったらすぐ立ち上がり、腰を伸ばした。特に私は腰痛持ちではない。体育館の後方には申し訳なさそうにパイプ椅子が少し用意してあったが、みんな遠慮してその椅子に座っていない。私は「床に座るのは体に悪い」と思いその後は椅子に座った。
不思議なのは休憩時間になってもずっと床に座り続けている人がいることである。どんな体の構造をしているのだろう。
関節が柔らかいのか、お肉がクッションになっているのか、痛みへの耐性が強いのか、単なる慣れか。不思議だなあ。

【虹が大きすぎてカメラを広角にしても収まらない】

③ 60歳を過ぎてダイエットとかする人
生活習慣は体型に現れるという。たくさん食べてあまり体を動かさないならば太るのは当たり前だ。60年間好きでやってきたことを今さら変えるのはいかがなものか。好きなものを食べずに嫌な運動をするなんて、それはストレスになって命を縮めるかもしれない。へたにダラダラと長生きするより好きなことをやって満足して死んだ方が良いだろう。人間どうせ死ぬのだから。

【裏の飼料トウキビ畑の下に宝が埋められているかも】

④ 休日遅くまで寝ている人
私の休日は平日よりも早く目が覚めて、ゆっくり朝食を摂って気持ちを整え山行の準備をする。山に行かない休日は草刈りや銀行、買い物、図書館、読書に飽きたら散歩となる。
休日に遅く起きる人は、たまの休みはゆっくり寝て英気を養い月曜日からの仕事に備えるのか? 何か時間の使い方が違うのではないか、不思議だなあ。

平日は開拓日

2024.10.16(水) 日向神 247 開拓

毎年10月の中旬に平日の休みがある。
2021年は早朝ドライブと菊池渓谷ハイク。
2022年はハートエリアで「シン・パウダー(5.11a)」を開拓。
2023年は九重:大船山に紅葉ハイク。
2024年、今年はサンセットで開拓。
平日なので一人かと思っていたらタケシさんが午前中だけ来てもらえた。平日はクライマーがいないので、泥や石を気楽に落とせる。

ラインは下部が「八女茶のチャチャチャ」の右側の泥壁からの掘り出し物。
上部は「無名ルート」をほぼそのまま使わせてもらう。このルートはトポに無記載のためにほとんどの人が存在を知らない。私は以前に2回ほど登り好印象を持っていた。いつか世の中に出したいと思っていた。
①開拓エリア「峠」からハンマー、ロープを持ってくる。
②「無名ルート」を登る。5.10ノーマルぐらいか。
③道具を引き上げて終了点をリニューアル。
④下部からTr.で試登。(核心部登れず!)
【昼食】

黄色い飲み物は「クエン酸ゴールドプラス」を溶かしたもの。
ここでタケシさんは下山。
⑤無名ルートの下2本のハンガーを左に移設。
⑥下部の大掃除。
⑦下部をTr.ソロで試登。(登れた!)
⑧ボルト6本設置。
⑨ロープの回収、片付け。
17:00 駐車場

夕暮れ近くまで、ロードスターがじっと待っていてくれた

自分なりに今日はハードだったが体がよく動いた。
クライミングの写真がないので、使った道具の紹介をしよう。

この170cm、カーブ歯が携帯性に良い。
今日は替刃をしたので気持ちよく切れた。
帰ったら「ヤニクリーン」でのお手入れが欠かせない。

のこ歯の草取り鎌である。新しいのこで土の中の根とか切りたくなかったので、初めて持ち込んでみた。使い勝手は非常に良かった。小指大の根は切れるしコケをまとめて捨てるのにも役立った。クラック内の根もよく取れる。
切れ味が良いので、カバーはなくさないようにしたい。

泥壁の掃除にブロアーは超有効である。
ゴミ落としには人力の5倍は働く。
バッテリーはハンマードリルと互換性がある。

【生き物】

今年のアケビは少ない。

朝、駐車場でヘビ(ジムグリ)が死んでいた。
外傷は見えないが車に引かれたのだろう。(えっ、私?)

開拓は楽し!

2024.10.14(スポーツの日) 日向神 246

あまり暑くもなく絶好のクライミング日和、いつものように日向神をめざす。

曇り空で発色が良くない。この位置からまたいつか撮り直そう。

橋の上に咲くヒガンバナも今日までだろう。

今日はK1さん、タケシさんと3人で色気がない。
① プリティウーマン(5.11a) NG
久しぶりに登れなかった。
② プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
その日の体調に合った登りが良い。

③ 善秋くんのおかげですⅢ(5.11c)R(リピート)

先日、常連のIさんがここに取りついて登れず、「ホールドが欠けている!!」と言われたとか。
真相確認のためにQD14本を下げて取りついた。
結果は「ノープロブレム」
私の核心部は最上部での疲労との戦いだ。

昼食後はK1さんの開拓のお手伝い。
タケシさんはFixロープの張替え作業。
私も久しぶりに開拓に着手。

場所は「八女茶」の右側の泥かべ。

K1さんは「りりいさん」の右側に拓こうとしている。
今日は開拓をするつもりはなかったが、人が少なく泥落としはやりやすかった。
ところが広場に置いていた自分のザックがもろに泥をかぶっていた。

Roadster jamboree 2024

2024.10.13(日) ロードスター 90

2024ロードスター・ジャンボリーが「大分スポーツ公園A駐車場」で開催された。
6:00 好天に恵まれ自宅からオープンで行く。

大津:二重の峠トンネルからロードスターが4台連なって走った。
朝の波野は気温10度。この国道57号は朝まぶしく、夕方もまぶしい。
竹田を通り会場まで約120km、2時間30分ノンストップで到着。

ロードスターだけが500台も集まると壮観だ。
どんなに似ていてもみんなどこか違うから見飽きることがない。
私と同じ「103」ナンバーの車が他に2台もあった。

エンジンルームに手を加えている車はボンネットを開けている。

ロードスター4代目のND開発主査だった山本修弘さんと記念撮影。
著書「マツダNDロードスター 開発責任者の記録」には「緒方一成さんへ 『守るために変えていく』山本修弘 2024.10.13」とサインが入っている。

用事が合って一足先に帰った白いロードスターに乗っているタケシさんの名前が抽選会で呼ばれたので代わりに賞品を受け取っておいた。
ロードスター・ブロス謹製の湯吞みである。
走にょうに常開と書いて「おーぷんかー」
走にょうに守体と書いて「ろーるばー」
走にょうに玩具と書いて「かすたむ」
走にょうに良悪と書いて「ちゅーにんぐ」
走にょうに自己愛と書いて「ろどのり」 などなど。

これは片方、くれるだろう!

日帰り235km、平均燃費19.8km/ℓは立派。

【追記】
駐車場で隣同士になったのは長崎のHassyさんで、本革の小物をいただいた。

これはトランクの上に装着するもの。
トランクを閉めるときにこのタグを引く。
おしゃれ!
(M6のボルトを小屋から探すのが大変だった)

【追記2】
10月15日、YouTubeで入場ゲートの固定カメラによる動画が配信された。3分43秒あたりにロド103号が映っていた。

ハナタテ岩:マルチ

2024.10.12(土) 日向神 245

昨年の5月、広島の三倉岳に行った時大変お世話になったリーさんらがハナタテ岩を登りに来られるというので案内をすることになった。

広島の方は気合が違う。
7:30集合となったので6:00に家を出た。
阿蘇の上空には朝焼けがきれいだった。

実は私、ハナタテ岩マルチは相当以前に2回しか行ったことがなく、しかも1回目はクライミングシューズを忘れたのでジョグシューズでオールセカンドというテイタラク。
今回も渡渉点からしてまったくの不案内だ。

りーさんとおーさんは難しい黄金週間(5.10b)から取り付かれた。

1ピッチ目、私とさとちゃんは左のカンテ状スラブ(Ⅳ)、赤いシャツは黄金週間のおーさん。
この時期の午前中、マルチルートは日陰で登りやすかった。登らないと半袖では肌寒いぐらいだった。

ここは3ピッチ目、易しい岩場だが30mある。

お土産を行動食にするぜいたく。

マルチの醍醐味、懸垂下降。
ちょっと人には言えないような初歩的なミスをして、マルチの難しさを感じた。
今回は2パーティで、60mシングル2本を使って懸垂した。
この後、広島ペアは「日向神タワー」のマルチへ。

私たちは道端エリアで昼食をとり、まったりクライミング。
このブログの読者であるSさんや東京からのMさんなど15人ほどで賑わっていた。
①三四郎(5.10) R(リピート)
②春の光(5.11d) 敗退

私はまったく歯が立たなかったが、ビレイヤーのゆきえさんは以前のぼったそうだ。

夕方5時過ぎから明日のために洗車(!)
長女のおごりで上等な焼肉の後は菊池の花火を花房台の展望所から見た。

「菊池の白竜祭りと花火大会」

サンセット:実りの秋

2024.10.6(日) 日向神 244

7:00 東の空を窓から望む。 左の枝は伸び放題の百日紅。
今日は「日曜よりの使者」が登れると思うとワクワクが止まらない。

小原橋(石橋)の欄干のたもとにヒガンバナが咲いていた。
9:00 日向神駐車場。
この時間、まだ車は少なかったがこの後急増! 
今日は40台ぐらい停まっていたのではないか。
とにかくサンセットエリアへ向かう。
ここも久しぶりのk1さんをはじめ、20名ぐらいと賑わった。

① 八女茶のチャチャチャ(5.10a) R(リピート)
下部はすこし湿っていた。

② 日曜よりの使者(5.12a) R(リピート)

ルートの核心部手前。この後、薄い三角をつかむ。

核心部突破!
左のロープは「善秋くんのおかげですⅢ(5.11c)」の途中まで、右のロープは「若い時のりりい(5.10c)」

最上部の手前。リピートは7年ぶりだ。
夏場の登りこみが効いてきた。

③ 八重蔵(5.11c) NG

核心部手前で手順が読めず消耗。
(先週2回やった事を覚えとらんのかい!)

昼食

サンセットは上(八女茶)から見るとこんな感じ(さとちゃん提供)
④ 八重蔵(5.11c) R(リピート)

(写真提供はひろこさん)
下部はダイナミック、上部はスラブと内容豊富なルート。
10年前、1日に4便出してRPしている。
この間、あまり上達もしていないがそれほど落ちてもいない。

サンセットの主をついに発見。
「ヤマナメクジ」は日本原産らしい。
数年前に八方ヶ岳の水場で1匹見て以来だ。

⑤ チョックストーンのあったハング(5.10c) R
う~ん、これで5.10cか。これも10年ぶりぐらいでけっこう厳しいものがあった。

Tr.トライのかんすけさん。

⑥ チョックストーンのあったハング (Tr.)
もう一回登って復習&クールダウン。

今日は気温が30度近くあり、1本登ると汗をかいたが高曇りで夏場のような暑さはない。
10月になって夏場のトレーニングの成果が表れてきたようだ。
遅くまで付き合ってくださったみなさんに我が家の太秋柿を今日もプレゼント。

星原峠コースで帰る。

ツリフネソウの群落がどこもきれい。
あれ、峠に変なものが落ちているぞ。

なぜ峠の道路横にハマチの頭が落ちているのか?
そこに今年の夏は全く姿を見せなかったスズメバチが肉をついばんでいる。これで元気になっただろう。

最後はきれいな写真で締めよう。

サンセットにも秋が来た!

2024.9.29(日) 日向神 243

朝起きたら東の空に月がきれいだった。中秋の名月から12日目、下弦の三日月へと姿を変えていた。

日向神へ向かう前の1枚。我が家のヒガンバナがやっと咲き始めた。夏の猛暑のせいだろうか、昨年より開花が1週間ほど遅い。

大淵の手前でみすぼらしい生き物を見た。
多分、皮膚病を患ったハクビシンではないか。

気温25度、オープンで日向神キャンプ場につくとけっこう風があった。道端エリアでTさんのビレイをした。明日、赤ちゃんが生まれるそうでしばらくは山に来ることが難しいだろう。

①~③ 日曜よりの使者(5.12a) トライ
RPしたのはもう7年前でほぼOSトライと言ってよい、かな。
短いルートの2本分ぐらいあり、3回のトライで指皮が薄くなった。一応、次回はリピートできる自信を得た。

本日の昼食。
ウナギの巻きずし1切れ(ゆきえさんから戴く)、SOYJOY1本(さとちゃんから戴く)、コーヒー(原口さんから戴く)、バナナ2本(我が家の台所にあった)。
今日はコンビニにも寄っていない。「日向神の無課金おじさん」と呼ばれそうだ。

「ヒメホソアシナガバチ」の細長い巣を発見。
そういえば今夏は暑すぎてか、スズメバチを1匹も見ない。

④ プリティウーマン(5.11a) R(リピート)
大谷翔平の盗塁連続36回成功には及ばないが、今年は成功率100パーセントだ。

⑤ 八重蔵(5.11c) NG
これも相当久しぶりだったが1テンションで抜けた。次回が楽しみとなった。

今日のサンセットは九州外からのビジターさんもいて10名以上と賑わった。岩場は秋のベストシーズンに入ろうとしている。

帰り道は星原峠へ。

錦の衣をまとったロードスター。
ツリフネソウもたくさん咲いてきれいだったが割愛。

「ジョロウグモ(女郎蜘蛛)のメス」
ちなみにクモは交尾ではなく交接をする。
交接とは、オスが事前に触肢と呼ばれる手みたいなものに精子を収納してメスの生殖器に挿入することである。メスに比べて体がとても小さいオスが不用意に交尾なんかしようとするとすぐ食べられてしまうからだろう。

上内田川沿いの最高のヒガンバナ撮影地に寄った。
残念ながらまだ1分咲きだった。
かと言って、来週の日曜日ではもう遅すぎる。
花との出会いは一期一会だなぁ。

最後に我が家の白いヒガンバナ。

元スポーツクライミング指導員

2024.9.23(振替休日) 日向神 242

先日、山の大先輩である横山さんから「若い初心者を日向神に連れて行くので、指導してほしい」と頼まれた。
昨日は竜岩で登り、一晩で2編ものブログをアップしたので多少寝不足のまま日向神を目指した。

【小原の竹林】 白い竹が珍しい。

今年は米不足が話題になった。そろそろ刈り取りの時期だが、コメ農家が儲かるようになってほしい。

道端エリアで若いお二人に8の字結びから指導した。
実は私、8の字結びにだけは自信がある。
その際、「スポーツクライミング指導員をしています」と自己紹介をしたが、家に帰って指導者登録証カードを見たら、有効期限が切れていた。登録会費をけちったからなあ。
いや、本当は人に教える暇があったら自分が登っていたいから辞めたのである。

【道端のウラギンチョウ】
3連休も3日目。 このブログの読者であるというTさん夫婦をはじめ、 道端エリアは賑わっていた。

横山さんお手製、3種のハーブをブレンドしたハーブティーと小城羊かんが振舞われた。

私の昼食はバナナ1本と賞味期限切れの「ギンビス:アスパラガス」のみ。
これじゃあ太るわけがない。

一日が終わるころには若い二人だけでトップロープの確保が出来るようになった。

別れ際、横山さんから熊本市行徳の有名なパンを戴いた。
有難いことである。

【追記】
この3連休の初日(9月21日)は見事な朝焼けであった。

こんな朝焼けを山で見た人もいたかと思うとうらやましい限りである。(夕方から雨が降り、翌日は大雨になった)

太刀洗、探訪

2024.9.22(祝) ロードスター 89

竜岩でのクライミング後、福岡ラーメンを食べようと近くの「うちだ屋」に行ったら人気店らしく車を停める余地もない。
そこで筑前町まで足を伸ばし、さとちゃんお勧めの「和食:なかにし」へ寄った。

昼からご馳走の「かんぱち丼定食」を注文した。かんぱちの目玉を食べると頭が良くなると云われている。

雨も上がってオープンにした。
ここでお世話になったさとちゃんと別れて、私は左ウインカーを出して一路熊本へ。

しばらく走ると「太刀洗交差点」に来た。
ここが太刀洗(たちあらい)か。
そうなるといそぐ旅ではないし、ちょっと寄らなければならない所がある。

「無課金おじさんと菊池武光公銅像」
南北朝時代の1359年8月、菊池武光の軍がこの川で刀を洗うと歯は鋸のようになっていて川面は赤く染まったという。菊池一族が一番強かった頃であろう。太刀洗町には「菊池小学校」もある。

銅像の台座には無数の機銃痕が残っている。
昭和20年3月の太刀洗飛行場爆撃の跡である。
次に、「太刀洗平和祈念館」を訪れた。

記念館の入り口が近づいてくるだけで目がうるうるし始めるのはどうも仕方がない。

これは「震電」、館内では飛行機だけは撮影が可能だ。

この飛行機は「エンテ翼型」という変わった局地戦闘機だ。
本土上空に飛来するB29爆撃機などを高高度から一撃離脱で攻撃するための戦闘機だが、実戦配備の前に終戦を迎えた幻の戦闘機でもある。
西日本最大の航空拠点・太刀洗飛行場で教育を受けた18歳、19歳の若者が熊本・菊池の花房飛行場、鹿児島の知覧飛行場へと送られていった。
パリ五輪で活躍した早田ひな選手には、「知覧もいいけど太刀洗もいいぞ」と教えてあげたい。
また、戦争ものの漫画をよく描いている松本零士の父親はこの太刀洗飛行場で教官を務めていたということを今回初めて知った。

自分へのお土産に「震電のカンバッチ」を買った。エンテ翼型は水平翼が前にあって、プロペラが後ろにある。

竜岩、初見参!

2024.9.22(祝) 竜岩自然の家クライム 1

雨の3連休中日、外岩はないので以前から行ってみたいと思っていた筑紫野市の「竜岩自然の家」で登る機会を得た。
ある山友に伝えると「道場破りかい?」と言われた。
「なるほどそれもアリだな」と思った。
赤城レッドサンズの高橋啓介のように、遠征したら地元のルートを総なめにして「当分の間、誰も登れないようなルートを作って帰る」なんて、カッコイイ。
そんな夢をみたが、辛口で有名な竜岩グレードなので実力的には5.11aが1本でも登れたら良しとしよう。

竜岩自然の家は清流の左右に野外活動の施設がある大変きれいに整備されたところだった。
前日からの雨で、沢ガニが出迎えてくれた。

本日のパートナーさとちゃんは常連で、管理棟で受付を済ませると1番なのでクライミングボードのある体育館の鍵を渡された。

①5.9~④5.10c 

中さんたちも来られた。今日も写真をたくさん撮っていただいた。他に山岳会の方々が10名ぐらいと賑わった。

⑤ 右の青(5.11a) NG

おっと、上部でマッチしたカチがぬめる感じで思い切りがつかなかった。
⑥ 右の青(5.11a) RP

同じ間違いはしない。入念なチョークアップでOK。
今日の目標は早くも達成。

疲れた腕を美顔器でほぐした。

⑦ 白✖(5.11b) OS

調子に乗って5.11bにトライ。

上部は傾斜が落ちる分、3本指穴や小さいドアノブなど変わったホールドが多かった。
本日、快心の1本。(美顔器効果か?) 周りから拍手を戴いた。

⑧ 黄□テープ (5.11a) NG
ホールドを一つ見落としていた。

⑨ 黄□テープ(5.11a) RP

上部は面白いムーブで楽しかった。
指皮が痛くなったのでこれにて終了。
約4時間ぐらいで500円とリーズナブル。

いっせいのクライミングや日々の日記です