「クライミング」カテゴリーアーカイブ

今日はキコリ

2022.6.12(日) 五色岩 25

6月11日(土) ボル天
雨の土曜日、す~さんに誘われて久しぶりにボル天へ。

「黒ヒラメ」は一発で決めたが、「黒囲い」は大苦戦。
ホールドの印が見えないよ~。

6月12日(日) 五色岩(ソロ)
菊池は前夜まで雨が降っていたので「岩は濡れているだろう」とゆっくり来たら日向神はそれほど降っていない。

道端はもう満員御礼。
五色岩もKさんのグループが6人。

私は右岩稜の上部からラッペルして、3ピッチ目を掃除。

【稜線からハナタテ岩を望む】
易しい稜線だが、こんな所がまったく人跡未踏とは信じられないぐらいの幸運だ。

午後はショートエリアになりそうな所を1本掃除した。

開拓にはいろいろなプロセスがあるが、最初の仕事「キコリ」が一番たのしいかな~。


【義理チョコで勘違い(5.11a)のメタル類】
愛のエリアでリボルト作業が行われ、その一環で「義理チョコ」のルートは消滅した。
タケシさんが回収されたメタル類を持って来てくださった。
有難いことである。
いずれどこかで使うことになるだろう。


【山里に咲くアジサイ】
帰り道、道路端に咲くアジサイの枝を何本かいただいた。
帰ってすぐ「挿し木」にした。

 

五色岩:右岩稜へ

2022.6.4(土) 日向神:五色岩 24

6月1日(水)
熊本県体壁は約3か月ぶり。

ルートが新しくなって楽しい。3本トライして早退。
20代の新人が二人参加して、これから楽しみ。

6月3日(金)
ホタル観賞。
最初に行った有名なS地点は車が数台停まっていたがホタルは皆無。
ダメもとで行ったK地点はたくさんの光がゆらゆらと飛んでいた。
やさしく捕まえると手の中で黄緑の光を放つ。
ここは穴場なので、誰にも教えられない。
(ホタルと言えば旭志が有名だが、今年も鑑賞自粛中)

6月4日(土) 
五色岩で開拓。

【樹林の中で車が朝日を浴びる】


【右壁:「ナイス~」の終了点からみた右岩稜】
このスカイラインを登る。


【左には「びっくりフェイス」が見える】

上からラッペルして1回目の掃除。

浮き岩を落としたらアオダイショウのきれいな抜け殻があった。
2回の掃除は主にカンテの右側を行った。
澤田さんにビレイして頂きTr.で登ってみるが、見た目より難しい。距離も27mと長い。

【右岩稜:試登中】
この後終了点を5mほど下げて、ボルトを7本埋めた。


スタート地点は「公園」と呼びたいほどのきれいな大きいテラスである。
初登は次回の予定。午後4時半、下山。

車の近くで「オオオサムシ」を見つけた。
後羽が退化して飛べないそうだ。

暑い一日で、体重が激減していた。

平日も五色岩

2022.5.25(水) 五色岩 22

1年に1~2回ある平日の休み。
職場の仲間はゴルフとか言っていたが、私はもちろん山。

5月22日に終了点を打ったプロジェクトにボルトを打つ予定。
暑くなる前に終わろうと早起きして来たが、日向神が近づくにつれて道路に水たまりが出てきた。
どうも昨日、夕立があったらしい。
昨日は皆さん、QDを回収することもかなわなかったのだろう。
道端の「無念」のある壁にはたくさんのQDが残置されていた。


五色岩の近くにはサワガニまで上がってきていた。

南面の五色岩右壁エリアは乾きが早い。

1回シャントで登りボルト位置を確認、2回目は下りながらボルトを8本埋めた。
作業中にスリングが左目を直撃した。いつもはゴーグルをはめているのに油断した。まだ痛い。


【落ちなかったオトシブミ】


【山の仲間 トカゲ】

道端ではQDを回収に来られたIさんらが登られていた。
今日は早く帰って散髪に行こう。


【サイハイラン 根引峠】


【ソメイヨシノ 星原峠】


ハンマーのネジが1個紛失していたので、帰りにホームセンターで合うものを買った。ステン径6mmで40円。

散髪に行ったら、お客さんがたくさん待っておられたので帰った。水曜日が休みの人は多いのか?

庭の草取りをした。

我が家の【クサギカメムシ】

ちょっとお疲れの日向神

2022.5.15(日) ダム下 28  日向神 140

先週は雨の日が多く、今日も降り出しそうな空模様だ。

今日はダム下2.5階のプロジェクトAにボルトを打つ。
歩き始めるとドリルやメタル類の入ったリュックがえらく重く感じる。
ダム下2.5階に着くと、プロジェクトは染み出しが滴っていた。
意気消沈して3階へ行くと、既にK1さんが軽快なドリルの音を響かせていた。

①K1さんの開拓手伝い

【エゴノキの枝を手で折っている】

②プロジェクトBにTr.トライ
2年前に掃除して諦めたライン。
下部が強かぶりで全く歯が立たない。

③K1さんの初登ビレイ
気合の入った声が谷間にこだまして、見事に初登。
「セッコクガーデン 5.11a   B6 長友」完成。
一日、否、半日でルートを作ってしまうのが凄い。

セッコクガーデン(5.11a)   F(フラッシュ)
若干あぶない場面もあったがなんとか一撃。

目の前の白い花が「セッコクラン」で、ここより右側の壁はガーデン状態。

昼食前にダム下は下山。


【賑わう八女津姫岩】
どうも宙さんらによる開拓ブームがきているようだ。

次の目的地「愛のエリア」へ上がる。
どうも疲れているので、あまり登らずルートの苔落としをした。

⑤「今日もing」「初歩のレイバック」をラッペルで掃除
かぶっていない所はすぐ苔が生える。


【掃除したての今日もingを登る楠田くん】


【初歩のレイバックを登る楠田くん】


【義理チョコで勘違いを登るナカさん】

⑥愛は勝つ(5.10d) リピート
タケシさんの架けたQDをお借りして登った。


【帰り道に咲くサイハイラン】
以前より株が増えている。来る人が少ないからだろう。


【星原峠のシャクナゲ】
ここのは花株がとても大きい。先週は咲いていなかった。
開花期に通れて良かった。

昨日の草刈りの疲れか、水曜日の筋トレの疲れか、
それとも日々の仕事の疲れか。
今日は体が重かった。
帰りの運転では初めて眠かった。

 

五色岩:写真展

2022.5.8(日) 日向神:五色岩 20

日の出を待たずに目が覚める。
少し早く行って、生き物でも探そう。


早朝、七城の近くでは時々気球が飛ぶ。
左下の丸い山が「八方ヶ岳」


「アマビエ木像」


今が盛りの「ホウチャクソウ」


けほぎ橋近くにいた「キビタキ」

5月3日(祝)に「ダム下3Fエリア」のお披露目会が終わり、
日向神開拓団が登り込みのために五色岩を訪れた。


ゆずレモン(5.8) K1さん


私がセンター(5.9) ゆきえさん


サンダンサー(5.10c) K1さん


ナイス~(5.10a) タケシさん


ビッタビタ(5.11a) ゆきえさん


岳間茶上白折:右(5.11b) K1さん


小さな「オトシブミ」が3つ


左目上に「Be  a  driver.」シールを貼った。

カニのハサミ岩:ロクスノ取材に同行

2022.5.4(祝) カニのハサミ岩 56

昨日から「ROCK&SNOW」の取材で山岳ガイドの松原さんと萩原さんがカニのハサミ岩に来られていた。
今日は開拓に携わった八方ヶ岳倶楽部の澤田・川津・緒方の3人と一緒にマルチルートを登り、午後はショートルートを登った。

松原さんたちは「ドミノライン」、私たちは隣の「ダートライン」を登った。

① ダートライン(5.10c 7P)
1P目(5.10c 緒方)

1P目だけは2回目のリード。1回目はインサイドクライミングをして背中に擦り傷を負った。今日は澤田さんのアドバイスでステミング登りをしたが、これもなかなかのムーブだった。
2P目(5.7 緒方)
ここは繋ぎ区間でブッシュが多い。
3P目(5.10a   緒方)

大きくフレアーしたクラックでホールドが少なくバランスも悪い。落ちる気はしないが苦労するピッチ。


【隣のドミノラインを登る松原さん】
5.9ぐらいのフェースならボルトは3本に1本ぐらいしか使われない。
4~7P目(5.8 川津リード)

去年の5月3日以来、2回目の山頂。

お天気良し、ルート良し。

【私・澤田・川津】 松原さん撮影
岩場の基部を下って第2ルンゼで昼食。
下る途中にショートルートが増えていた。

② カエル王子(5.11c) NG

2021年10月24日の初登以来、約半年ぶりのトライ。


う~ん、核心部で体幹の弱さを痛感。
レイバック態勢に入れない。

松原さんは2回目にRP。
たぶん第2登だろう。
僅か4ピンでこの内容、★一つをもらった。

③ ここでトラバース(5.11b) NG

1年前の初登時は「ミウラ」ではなく「クワンタム」だった。
見ると松原さんはクワンタムを履いている。

今日は他に鹿児島から3人来られていた。
秋ごろの「ROCK&SNOW」に今日の記事が載るだろう。

5年かけて八面山「大内ライン」RP!

2022.4.30(土) 八面山 8

昨日、大分の山友さんが「八面山:上部」に行くというので、急だったが加えていただいた。
7:00 自宅を出発。
9:30 114km走って八面山に着いた。
祥子さん、Atsuさん、工藤さんはもうアップ中。

① カプチーノ(5.9) R(リピート)

② 大内ライン(5.11b) RP

よく岩に体が付いている。


ホールドは全てインプット済。


遂にRP。
まあ今日は登るべくして登った感じ。

③ シティライン(5.10c) R
このエリアのお勧めルートで★1つ。

④ 岩屋スラブ右(5.10a) MOS

八面山の10aは侮れない。

⑤ 岩屋スラブ左(5.10b) MOS

登っているのはAtsuさん。


岩屋の裏は「ホテル・ド・バッチ」
1泊1000円はちとお高い。

⑥ 不明ルート(5.11a B11 20m) MOS

登っているのはAtsuさん。
このルートは内容が豊富で、何よりも見た目が素晴らしい

⑦ フレンド(5.10b) R

「大内ライン 5.11b」RPの軌跡
① 2017年(59歳) 4月30日 2回
② 2021年(63歳) 11月28日 2回
③ 2022年(64歳) 3月27日 4回
④ 2022年(64歳) 4月30日 1回
最初のトライで「登れそう!」という感触を得た。
ところがその後、下部エリアで「ウキウキ通り(5.12a)」を登って八面山に満足してしまい、足が遠のいた。
しかし「大内ライン」のことはいつも頭から離れなかった。
そして「腰も痛い、首も回りにくい。早く登らないと、加齢で登れなくなるかも・・・」という不安もあった。

今年になり、しょう子さん・Atsuさんの協力を得て短期間に2回のトライができたことが登れた要因だろう。
この場を借りてお礼を申し上げたい。
「ありがとうございます」


中津まで来たら、「青の洞門」は外せない。


帰りは暗くなった。
クライミングの後のロングドライブは脚がつるので、時々休憩が必要だ。

雨の日向神

2022.4.23(土) ロードスター 45

天気予報は雨。
それでもダム下仲間が行くというので暇つぶしに付き合うことにした。

【山間の村で】
ついこの間までは桜だったのに、もう今はシャクナゲ。


【五色岩:下部スラブ】
五色岩に開拓道具を取りに行った。
霧雨の中、澤田・川津ペアがクライミング中。
この日、私たちを含めて11名を日向神で確認した。


【道端の穴倉ボルダー】
K1さんと「どこかで登ろう」と相談していると雨は粒が少し大きくなってきた。
しかたなく穴倉のボルダーへ。
ところで、上の写真を見てびっくり!
「えっ❓ このオデコの広い男がオレ!」
もう少し髪を伸ばしてみようかと思った。

穴倉の中から外を見てみる。


小雨にあって、新緑がきれい。

K1さんから「4月29日 ダム下エリア リニューアルお披露目会」の資料をいただいた。
60数本のルートにグレードごとの点数が付けられ、希望者はコンペとしても楽しめる。


【山鹿市:内田小 山内分校跡】
久しぶりに寄ってみた。
平成28年に閉校している。

壊れかけた体育館の横に大きなサワガニが居て、時の流れを感じた。


我が家の近くの草むらに鳥影を見た。
カメラを持って車から下りたら、
キジが走って逃げて行った。

尾平の岩場 1

2022.3.29(火) 尾平の岩場 1

いつの時だったか、
「いっせいさん、尾平の岩場にルートを拓かれましたか?」
と、訊かれたことがある。
「尾平の岩場❓ どこだろう・・・」
どうも話によると、そこには「緒方」というルートがあるらしい。
そこで先日、大分のしょう子さんからトポを送っていただいたので、さっそく春休みを利用して行ってみた。


尾平に向かう県道から見た岩場。
駐車場から10分足らず登るとすぐに着いた。


左の端のエリア。
岩質は花こう岩で、アケボノツツジが咲いて比叡山みたい。


「早春賦 5.6 B3 」 OS(ロープソロ)
ロープソロ超初心者として、このグレードは嬉しい。
フリーソロでも行けそうであったが、そこまでクライミングに命を懸けてはいない。ルート名も季節に合っていた。


「緒方2001 5.10- B5」 Tr,
下部は水が流れて苔が生え、濡れている。
花こう岩の粒が荒く、けっこう立っている。
ピン間が遠く、落ちたらソールを張り替えたばかりのミウラが台無しになりそうだったのでTr.で登った。
花こう岩のスラブに慣れておらず、かなり面白かった。
「緒方は水もしたたるいいルート」だった。


まだ新しい「シカの糞」

春の八面山

2022.3.27(日) 八面山 7

3月26日(土)
夜はあそ望山岳会の懇親会
3月27日(日)

鹿本水辺プラザのロッジ「八方ヶ岳」
宿泊施設の前の桜が満開に近い。
6時前に出発。菊池のコンビニで朝食。

けっこう早く山国町に着いたので、以前より寄ってみたかった「羅漢寺」に車を停めた。

後方は「古羅漢」という。
さっそく登ってみた。

またもや耶馬渓の異様さに驚く。
羅漢寺はもう一山奥にある山寺で探訪するのに丸一日はかかりそうなぐらい大きい。またの機会に訪れよう。


青の洞門:禅海和尚の頭上にも桜が咲いていた。

9:30 八面山:上部
祥子さんとAtsuさんはもう来られていた。
①カプチーノ(5.9) リピート

②大内ライン(5.11b) 敗退

まったく足のホールドが見えない。
この後、AtsuさんにQDを架けていただく。

③大内ライン(5.11b) NG 2T

5年前に見つけたムーブがもうまったくできない。
しかたなく右から攻める。

④大内ライン(5.11b) NG 1T

核心を抜けて、上部でフットホールドを間違えるミス、これは惜しかった。

⑤大内ライン(5.11b) NG
本日4回目、もう前腕が終わっていた。

今日の上部エリアは貸し切りであった。
Atsuさんにはビレイ、祥子さんにはカメラをお世話になった。
ぜひ今度は五色岩にも来ていただきたい。

ところで、今思うに「大内ライン」は5年前の1回目が一番良かった気がする。
登れなかった要因として「加齢」は間違いない。
だからこそ今回は登りたかった。
また、この頃の「開拓オンリー」がいけない。
丸一日岩場に居てクライミングシューズを履かない日も多い。
開拓は楽しいが、掃除が9割では強くなるわけがない。
手持ちのボルトを打ち尽くした今、自分のクライミングスタイルを見直す時間を取りたい。

大分の道は走り易い。

我が家まで115km走って平均燃費は19.5km/ℓ