「日向神」カテゴリーアーカイブ

2019 Birthday climbing in Hyugami

2019.1.3  日向神:クライミング

今日は私の誕生日。
誕生日には山に行くのが習わしとなって久しい。
新年からの岩友は山崎ご夫妻で、3人は同級生でもある。
快晴ながら気温は2度程度なので温かいバルコニーへ行く。
愛のエリアに車が3台、奥壁に1台、道端に1台。
バルコニーは私たちの貸切であった。
暮れの12月29日にもここで登ったので、今日はなるべく違うルートを選んだ。

①大蛇山(5.10c) R:リピート
②サスケ(5.10b) R
久しぶりだが楽勝であった。

③武勇伝(5.10c) R
登っているのはゆきえさん。

④スプリングスカイ(5.11a) R
終了点は立派なラッペルステーションだが、結び換えがいるので注意したい。
B10とあるが実質13本使う。1年に1回は登っておきたいルートだ。

⑤未知との遭遇(5.11b) R
2年前にRPしたが、それ以来登った人がいなかったようなホールドの苔具合だった。ホールドの選定力が試される好ルートだ。

3人だったので1人はカメラマン。そのため登った本数は少なめだが余裕を持って登れた。2019年も幸先が良い。
今日は「きこり」もして日当たり良好なテラスを補強した。
また、道端エリアには上から落ちてきた大木が丸太に切られて、格好のベンチにしつらえてあった。

 

 

2018 登り納めは日向神

2018.12.29 日向神:バルコニー

全国的な年末寒波で菊池地方はマイナス2度。
午前10時、日向神駐車場で0度ぐらいか。
それでもほぼ快晴で日当たり良好のバルコニーの岩は触っても冷たくない。
今日の岩友はフジミさんとマコトさん。他は広島のカップルだけ。

①逮捕しちゃうぞ(5.10a/b) R:リピート
写真はフジミさんのトライ。

②サクラ(5.11a) R
③ワンサイズフィッツオール(5.11c) 敗退

④逮捕しちゃうぞ(5.10a/b) R:リピート
⑤レフトハンド(5.10d) NG ※痛恨のミス
⑥キャピタルゲイン(5.10d) R
写真はマコトさんのトライ。

⑦大蛇山(5.10c) R

今日の収穫は「ワンサイズフィッツオール 5.11c」にトライできたこと。
前の晩から「誰か先に登ってトップロープでやっていないかな。せめてQDが下がっていないかな。」など、邪(よこしま)な期待をしていた。
そんな弱い心に打ち勝ってやれるだけやってみた。
これは来年につながるクライミングになった。

今年1年のクライミングを振り返ると、本当に充実していた。
①日向神:愛のエリア・奥壁でルート開拓6本
②備中で「100イレブン」達成。(初イレブンから7年目)
③3本目の5.12-(本匠:シュライン)RP
また今年は肘や肩の痛みにも悩まされたがなんとか快復することができた。
そして、「100イレブン」などは今思えば通過点に過ぎない。
これからあと二日で来年の目標を考えるが、さてさてどうするか。

 

グリーンパル日向神で忘年会

2018.12.8(土) 日向神クライミング&忘年会

朝、駐車場の気温は2度。
全天曇りで遠方からりりぃさんが来られたので道端へ行く。
山友はキーボウさん、白ちゃん、りりぃさん、福田さん、私。
昼からユジンさんも来た。
①だんだん(5.9) R
ウェルカムベイビー(5.11) R
③シンシア(5.11a) R
④ルネッサンス(5.10b) R
⑤メトドス(5.11a) NG
⑥太郎(5.10c) R
⑦春霞(5.10+) R

ウェルカムベイビーの核心部は思い切ったムーブで見ている人には「一か八か」と映るらしいが、私は5~6回連続して成功しているのでほぼコントロールできている。核心手前の右足立ち込みが体調や腕の疲労度によって失敗することがある。
今日のように2回目ぐらいでトライしておきたい。
【写真は久しぶりのりりぃさん】

気温は低く、時折陽が差す程度だが、登るのに支障はない。
腹部を「貼るカイロ」で温めると体中の血流が良くなる感じがする。

夜はグリーンパル日向神であそ望山岳会の平成最後の忘年会。
もも太さんもアメリカから帰国して大いに盛り上がった。
りりぃさんから茨城名物の「いぶし銀」を戴いた。

もも太さんからはアメリカのお菓子を戴いた。
クライミング中に食べると力が出そうだ。

【追記】
ユジンさんは忘年会の夜も少し早く寝ていた。
朝は日向神で登るからと一人で早く朝食を摂っていた。
「日向神までは10分だろう?!」と思っていたら、やはり志が違っていた。
夕方、「パトリオット(5.12a)をRPした」という報告が入った。

バルコニーの季節到来

2018.11.24   日向神:バルコニー

休みだというのに早くから目が覚める。
まだ有明の月が残っていて、薄明るい庭は霜で真っ白に覆われていた。
コーヒーを飲みながらブログの校正をした。
昨日の「シュライン(5.12-)RP」の余韻はあまり残っていない。
ゆっくり支度をして日向神に向かう。

タケシさんとバルコニーに向かう。
最初は「サクラ」の終了点から「スプリングスカイ」の終了点までルートを伸ばすためにボルトを打つ作業を手伝った。

①テラノ(5.10c) リピート 穴が大きいので登り易い。
②オンリーワン(5.11a) リピート 1日1回は5.11台を登るノルマ達成。
③2007スーパーフェイス(5.11b)NG 最後のデッドムーブが設定か疑問。
④その気になって(5.10c) リピート

昼でも気温は10度あるかないかだったろう。
それでも日当たりのよいバルコニーエリアはぽかぽかで、薄着で登ることができた。西都山岳会のKさん、Sさんを始め、山口からの遠征組、福岡の山岳会の人々で賑わった。

今日登ったのは4本と少なかったが二連荘で指皮が薄くなっており十分満足であった。
ここのルートはどれも長いので60mロープで登りたい。

奥壁:アッポロ11号をRP

2018.10.20(土) 日向神:奥壁クライミング

午前4時に目が覚めた。
コーヒー、フルグラ、ストレッチ、事務仕事など。
出掛けにYouTubeで「Jupiter 平原綾香」を聴いた。
もし今日、「アッポロ11号(5.11b)」が登れたらラッキーソングとしてこれからRPを目指すような時には必ず聴こうと思った。
実は「アッポロ」にはこれまで5回もトライしているが、使うホールドやムーブが定まっていない。
写真は8月12日のトライ時のもので、この後フォール。

かすかな自信の裏づけはこの夏に3回トライしてランナウトに慣れたことと秋空の下の乾燥した岩肌だ。

午前9時には日向神に着いたが、今日の岩友であるタケシさんが来るのは11時過ぎなので、アケビ採りに精を出す。
アケビを求めて日向神タワーや未発表の岩場などを巡った。

足軽(5.9)でアップ後、本命の「アッポロ11号」にQDを架けた。
そして核心部のムーブを探ると、なんとかスタティックに手を出すことが出来るようになった。
昨年の夏、初めてトライした時は「指先のパワーがあれば登れる」と思ったが、今年の夏は「力では登れない」と思った。やはりポイントは足を使った体重移動にあった。
合計4日間、7便目でのRPだった。

台風一過、「うし子」をリピート

2018.10.7(日) 日向神クライミング

3連休初日は台風25号の影響で強風が吹きけっこうな雨となった。
2日目の今日は台風一過の秋晴れとはいかず温かい曇り。
岩は濡れているだろうが、明日はJr.ボルダリング教室なので「今日しかない」という気持ちで山に向かう。
日向神の岩は予想以上に濡れていた。
もう諦めて帰路につく山友もいた。

こんな日でも少しは登れるトンネルエリアへ行く。
山友はタケシさん、浦崎さん、カオリン。
①けほぎトンネル右ルート(5.11a)R(リピート)
②うし子(5.11b)NG QD架け
うし子(5.11b)R
④けほぎトンネル右ルート(5.11a)R

「うし子」は2015年9月に7便かけてRPした。
トンネル内からスタートしてハングを越えフェースを登る。

途中で電話線をかわすのも特徴的だ。
フェースは足をうまく使うのがポイントで、登れないうちは過呼吸になりそうなくらいパワーを使っていた。

トンネルエリアの上部にはスズメバチの丸い巣が3個も見える。
タケシさんが時々偵察に来るハチをスプレーで撃墜していたら7匹を数えた。

帰りにはカオリンがアケビの熟れた実を採ってくれた。
岩登りより木登りがうまい。

若いころ歌っていた「アルプス一万尺」の替え歌にこんなのがあったなあ。
♪山のアケビは何見てひ~らく
下のマツタケ、見てひらく ランラ ランラ ランラ ランラ~

秋の日向神で復活宣言!

2018.9.23 日向神:サンセット クライミング

「左腕の調子を外岩で確かめたい」
そんな気持ちが高ぶって日向神に8:30頃着いてしまった。
駐車場の草刈を少し行い、久しぶりに上流部へのカメラ散歩をした。
9月下旬、もう飛び交う昆虫は少ない。立派な蜘蛛の巣を張った女郎蜘蛛たちも手持ち無沙汰な感じだった。
車道沿いに山野草はあまりないが、この時期ならではの花に出会った。

ツリフネソウは多かった。舟というより魚に見える。


ヤマジノホトトギスは少ない。
コンデジなので背景をぼかした写真は撮りにくい。

K1さん、タケシさんらとサンセットエリアへ行く。2日前の雨で岩場下部のコケの部分は少し湿っている。
①梅雨のあとさき  (5.10a) リピート
②岩ひばハング左  (5.10d)リピート   下部が核心。
③イーグルアタック (5.11a) リピート 持久系。
④満開のセッコクラン(5.10b)リピート 10bとしては難しい。遠い。
⑤麦わら帽子    (5.11a) NG      短くて内容がある。下部は苔々。
⑥麦わら帽子    (5.11a) リピート
⑦赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート

タケシさん、ゆきえさん、K1さんなどこのエリア開拓者の面々も自分が拓いたルートをすんなりと登ることがだんだん難しくなってきた。原因は筋力や瞬発力の低下、体重の増加、体の節々の痛みなどいろいろあるが、一言で言えば「加齢」か。・・・この話題はまた後日にしよう。
とにかく、昨日の県体壁と今日は5.11aのルートを3本リピートできたことで、左腕の「ケイワン障害」からの復活を宣言したい。
薄暗くなっても最後まで付き合っていただいたAoiさんの写真で今日は締めたい。

赤い実のヤマボウシ(5.11a)

秋晴れの日向神で日焼け!

2018.9.16(日) 日向神:道端 クライミング

左腕の調子がどうも上がらないのでリハビリクライミングを行った。
ちょうどあそ望山岳会に入られた2名の方がクライミングを希望されたので一緒に登った。お二人には登る技術より、確保(ビレイ)技術をしっかり学んでいただいた。
私もあそ望に入っての最初のクライミングは道端エリアで、寒い1月だったことを思い出す。その時は冬にクライミングをすること自体がカルチャーショックだった。

6本登って、スラブにおおきな影響は感じなかった。シンシア(5.11a)もまずまずといったところだ。
秋晴れの下、道端エリアで一日を過ごすとノースリーブの肩が日焼けをしていた。7月は愛のエリア、8月は奥壁に通っていたが共に日陰なので日焼けは初めてだった。
道端に行く途中にあった大きなスズメバチの巣は撤去されていた。たぶん八女市役所の方が動かれたと思う。

日向神にシーズン到来

2018.9.2 日向神:奥壁 クライミング

左腕に7割程度の力しか入らなくなって約3週間。更に昨夜まで雨だったので日向神は止めようかとも思った。しかし、岩友が何人か行っており台風がまた来ているので「登れる日は登っておこう」と思って出かけた。
日向神ダムを渡り下を見るとまた貯水量が減っていた。

しっとりした山径をたどり奥壁に近づくと右手の壁が滝のようになっていた。上の方から「おねがいしま~す」というクライマーの声が響いてきた。
岩場は全体的に濡れているが、いくつかは登ることが可能だった。
クライマーの数も10名は下らない。
①つくつくほうし(5.8)リピート
②かかってきなさい(5.11a)NG
③サイドワインダー(5.11c)Tr. 敗退

左腕に力が入らないので登るのは全くおもしろくない。
しかし、10代から60代までのいろいろな方々と同じ岩場の空気を吸うことは、もうそれだけで楽しい。
今日は我が家の庭の草刈も予定していたので早目に帰ろうとすると、「忍びの者 5.12c/d」を登るしのぶさんから写真を頼まれた。こんな日はカメラマンの仕事もやぶさかではない。
写真① 取り付き

写真② 下部 余裕の開脚

写真③ ガンバ!

写真④ 上部 そろそろ限界

フォールした時の動画もあるが、これは私が一人で楽しもう。

追記
道端エリアに行く途中の左のえぐれた壁にスズメバチが巣をかけている。かなり大きくて動きも活発だ。道を歩くと至近距離なので非常にあぶなく感じる。

2018.9.3 追記
本日、八女市役所黒木支所にハチの巣の件を連絡しました。
「調査して対処します。ただし、今は防護服がないんですよね・・・。」という返事でした。市職員の方の行動力に期待したい・

 

リハビリクライムin日向神

2018.8.25 日向神クライミング

前夜は我が家であそ望山岳会の8月例会とBBQ(新人歓迎会)だった。
宿泊されたみなさんは早朝から沢登りや仕事に行かれた。
私はいつもの日向神へと向かった。
まだ左腕が8割ぐらいのパワーしか出ないので、ユジンさんが奥壁にいるのは知っていたがK1さんらとサンセットで登った。午後は道端へ移動した。

【サンセットエリア】
①八女茶のチャチャチャ(5.10a) リピート
②赤い実のヤマボウシ(5.11a) NG
③テラスへアップ(5.11a) NG
④物見遊山(5.10d) リピート
⑤赤い実のヤマボウシ(5.11a) リピート
⑥プリティウーマン(5.11a) リピート
だんだん腕を使わずに足で登るクライミングが出来るようになった。
プリティウーマンを今日の1便でリピート出来たのはうれしい。
【道端エリア】
⑦春霞(5.10+) リピート
⑧シンシア(5.11a) リピート

シンシアの取り付きにて。
おじさんは顔に付いたチョークを靴下で拭く。


シンシアを登るカオリン。


まだまだ暑い日向神だが今日は鹿児島のIさんらをはじめ多くのクライマーで賑わった。下関の中野さんも来られていてあそ望は3人。