「ロードスター」カテゴリーアーカイブ

伯耆大山~山陰の旅 1

2022.8.7~9 ロードスター 53

8月7日(日) 出発~大山
出発日を7日の夜にするか8日の早朝にするか迷っていたが、7日の「ジュニアクライミング教室」のお手伝いが早目に終わったので、夕方からの出発となった。
主な目的地は「伯耆大山と石見銀山」であるがあとはどうなるか分からない。

【夕焼けのめかりPA】
赤いビートは広島から佐賀であった「ビートのオフ会」に参加しての帰り。
山陰ドライブのお勧めは「山口の角島」だとか。

この後、中国道を走り「美東」で夕食。三次東JCTから松江道に入る。
松江道は片側1車線の無料高速で、狭いのに時速90kmぐらいでみんな走るので非常に疲れた。
夜中に大山駐車場に到着して、ロードスター故の「車外泊」となった。

8月8日(月) 大山登山~出雲大社~石見銀山

朝7時だというのに大駐車場に車はたったの2台。
「大山登山の朝は遅い・・・」と思っていたら、登山者はみんな夏山登山口近くの無料「南光河原駐車場」に停めてもう登っていた。
山の上は雲の中。

夏山登山道「阿弥陀堂」の近く。
石の階段から木の階段になるが、とても整備されて歩きやすい。
1時間30分歩くと「六合目避難小屋」に着いた。
視界は良くないので、花の写真をたくさん撮った。

ヤマアジサイ・ヤマジノホトトギス・ヤマハハコなどたくさん咲いている。
特にアジサイは青、ピンク、白など多彩だ。
途中で会った女性から、山陰観光なら「出雲大社と角島大橋」を押された。
お~、ここでも「角島」か。

ダイセンキャラボクの中の木道がガスの中どこまでも続く。
湿度100%で木道の上に汗がぼとぼと落ちる。

2時間20分で頂上(弥山 1.709m)に着いた。
ガスの中、スマホの画面が急に暗くなりいろいろいじっていたら汗で体が冷えてきた。風も強くなってきた。

避難小屋に逃げ込んで昼食。立派な小屋である。
下りも風が強く、木道から落ちそうになった。

下りてきたら晴れ間が現れ始めた。後ろは日本海。

【六合目避難小屋と北壁】

行者谷別れから元谷への道を下った。
急な階段だがここも整備されて歩きやすい。

元谷から北壁を仰ぐ。樹林の中に避難小屋がある。


【大神山神社】
社内に「神馬像」があってボケ防止になるというので頭を触らせていただいた。
大神山とは大山の古名だ。

「御神水」を飲むと延命長寿にご利益があるらしい。
この歳になるといろいろなものにお世話になる。
ここの狛犬はなんか強そうだ。
おみ足でも触っておけばよかった。

参道で「キツリフネソウ」を何十年ぶりに見つけた。
また、足湯があったのでゆっくり浸からせていただいた。

これは「大山ナショナルパークセンター」にあったポスター。
晴れていたらこんな頂上の景色が見られたかもしれない。
もう夏休みなのか、月曜日ながら人は多かった。
ゆっくり歩いて約5時間のコースだった。
ちょうど正午になったので2回目の昼食。
次の出雲大社に向けて山を下った。

真夏の県体壁

2022.8.2(水) 県体壁 20

ある山友さんが「熊本はロードスターが多い」と言われていた。
「いや、そんなことはない。広島とか行けば車の半分はマツダ車で、20台に1台はロードスターが走っているだろう」と私は思っていた。

ところが先日、四国から広島へと約1000km走った結果、出会ったロードスターはたった2台だった。
で、今日の夕方、北熊本のスーパーに寄ったら私を含めて3台のロードスターが停まっていた。朝も1台見た。やっぱり熊本はロードスターが多いようだ。

今日も暑い一日であったが、夕方になると登るのが好きな人々は県体壁に集う。
① 中:黄色(5.10a) リピート
② 中:緑 (5.11a) リピート
③ 右:黄色(5.10c) NG

2週間ぶりのクライミングだったが体調は維持できている。
あまり汗をかいての熱中症や「夏やせ」には注意したい。

次は伯耆大山に行ってみようか。

四国∼呉 ぶらり旅 4

2022.7.28~31 ロードスター 41


7月31日(日) 
呉港艦船めぐり~大和ミュージアム~てつのくじら館~帰熊

呉市の朝焼け。台風の影響がまだあるようだ。

10:00 
呉港艦船めぐり(1500円)は呉中央桟橋ターミナルから出発する。
まずは「戦艦大和建造ドック跡地」を見る。
大型輸送船「おおすみ」の横を通る。これは大きい。

輸送船といってもCIWSぐらいは装備している。
その他、護衛艦がたくさん並んでいる。

大きい方が護衛艦「はたかぜ」で、今は練習艦になっている。

速射砲(54口径)の点検中か。

これは対艦ミサイル「ハープーン」等の発射機だろう。
新型艦ではステルス性を高めるために内蔵されているようだ。

海の守りの主役、「そうりゅう型」潜水艦。
「大和」をはじめ、多くの戦艦は潜水艦の魚雷攻撃で沈められている。
元海上自衛隊員さんの名調子による案内が聞き飽きない。

11:00
大和ミュージアム(500円)に入る。
玄関先にある「戦艦:陸奥」の主砲やスクリューの大きさにびっくりする。

「大和」の10分の1モデルも巨大だ。

呉の歴史、太平洋戦争前後の展示物やビデオを見ると涙が出そうになる。
大和には熊本県人の方が3人乗られていたことを確認した。

これは人間魚雷「回天」
搭乗員の肉声「遺書」を聴くことができる。

これは「マツダ オート3輪」
戦後、広島の復興は「マツダ」と共にあった。

12:00
「てつのくじら艦」(入場無料)もはずせない。

本物の潜水艦「あきしお」の中に入ることができる。
向こう側が立派な資料館になっていて、海自の歴史や掃海艇の仕事なども紹介されている。
お昼は「海自カレー」を食べたかったがここは売り切れ、「カフェ・ビーコン」は行列ができていたのでやむなく諦めてレトルト製品を買った。

自宅へは山陽自動車道でさっと帰りたかったのに、マツコネナビが近道の広島都市高速を案内して、更に「国道2号」(車間距離が熊本の半分!)まで走らされた。

17:40
ご存知、関門橋の手前「壇ノ浦PA」にて。
この辺りから眠気覚ましのオープン走行にした。
曇っていたのでちょうど良かった。

19:10
無事に自宅着。

3泊4日、全行程1.076km。平均燃費18.7km/ℓだった。
広島を走ったのに、出会ったロードスターはわずか2台。
今回使わなかった物は、テント、読書用の本、クロックス、保存食類。

四国∼呉 ぶらり旅 3

2022.7.28~31 ロードスター 50

7月30日(土) UFOライン~うどん屋~こんぴらさん~呉市

6:00 大雨
国民宿舎「石鎚」の外は雨。
それでも早朝から女性が山に向かって歩いているのが見える。
登山好きな方には雨など特に問題はないのだろう。
8:00 
受付の方が昨日と代わっていて気持ちよく宿を後にすることができた。
土小屋から西条市に下る瓶ヶ森林道は「UFOライン」と呼ばれるすばらしいドライブコースだ。
しかし今日は大雨!
飛び出した野ウサギを追いかけたり、落ちた枝を車体の下で引きずったり、側壁から流れ落ちる滝にビビったり、

大きなヒキガエルを避け切れずに轢いたりしたときはもう少しでも早く山から下りたかった。

天気が良ければ左手に「伊予富士」などを眺めながらゆっくりドライブを楽しめただろうに。
しかし、この下り道がなかなか終わらない。

いよ西条ICから松山自動車道を使い、大野原ICから下道で琴平町へ。
香川県(讃岐)といえばうどん県と呼ばれている。
四国通の山友さんからお勧めのうどん屋さんをいろいろ教えていただいたが、金刀比羅宮の近くのまんのう町に「小縣(おがた)屋」という有名店を見つけたので行ってみた。

ここはしょうゆうどん発祥の店だという。若い娘のコスプレ(普段着?)をした陽気な店員さんがいてお店はとても賑わっていた。

香川のパワースポットと云えば「金刀比羅宮(こんぴらさん)」だ。
ここは長い石段を登って参拝するのがお決まりだ。

御本宮まで785段、下りて来る人はみんな汗びちょりになっている。
更に御本宮の上に白峰神社、菅原神社などがあり最高のパワースポット「奥社」までは1368段を数える。
欲張りな私はもちろん奥社まで上ったが、もうこれは登山である。

ご神体が頭上の岩壁にあった。

坂出の町がはるか下に見える。

この後の石段下りでふくらはぎがこわった。
「こんぴらさん こうふく参り」は冬がおすすめだろう。
駐車料金500円は横のお店でお土産を1500円分買えばタダになる。
さすがは産業振興の神様のおひざ元である。

善通寺ICから瀬戸中央自動車道に乗って本州に渡り、呉をめざす。

【与島PAから瀬戸大橋を見上げる】
道路の下は鉄道が通っている。大きすぎて言葉にならない。

16:00 呉市
「ビュー・ポート・くれホテル」に宿をとった。

こんな感じ。ホテルの向こう側がもう呉港である。
近くのアーケード街でゆかた祭り(夜市)があるとのことで出かけてみた。

行ってみて驚いた。
写真は沖縄の舞踊団で、他にもお笑い芸人のステージやカラオケ大会もあり、呉市民がほとんど集まった感があった。
コロナ禍以前の日本の夏祭りが完全復活していた。

夕食は「広島のお好み焼き」でガーリックがトッピングされたスタミナ十分の一品1340円でお腹いっぱい。

四国∼呉ぶらり旅 2

2022.7.28~31 ロードスター 49

7月29日(金) 四国カルスト~石鎚山

早朝
道の駅「ひじかわ」を出て、ナビに従って四国カルストを目指す。
途中で四国カルストへの近道らしい案内板があった。
どうもこれがGWなどに大渋滞を起こす極狭県道36号らしい。
しかし今は平日の早朝なので思い切って入ってみた。

【途中にあった大きな魚のモニュメント】
結果オーライで行き交う車もなくすんなり通れたが、土日は離合で苦労するかもしれない。

7:00 大野原(駐車場)
雨風が強まってきた。
新しい公衆トイレのデッキで朝食。見慣れぬガがたくさんいた。

【シャチホコガの仲間】

地芳峠~姫鶴平キャンプ場~四国カルスト

8:00 当初はこの辺りでキャンプをすることも予定していた。
「カルストテラス」という新しいビジターセンターができていた。
午前9時開館だが、雨で何もすることがない男を見捨てることが出来ず、係の方が中に入れて下さった。
中は最新の設備で「四国カルスト」の観光に県が力を入れているのがよく分かった。

【大きなスクリーンで見る四国カルスト台地】
まあ、こんな所を走ってみたかった。
雨の中でも草を食む黒牛を横目に見ながら一路石鎚山をめざした。

県道303~R440~R33~御三戸~県12~石鎚スカイライン

11:00 土小屋(モンベル店)
昼食は牛丼(900円)。
外は小雨だが、登山者らしき車はたくさん停まっている。
せっかくここまで来たのでカッパと傘を持って出発した。
石鎚山は実に40数年ぶりである。

【宮大ワンゲル部1年生の冬山行】
一番左が私。面河渓から登ったが、鎖場や天狗岳は経験していない。

土小屋ルートは「土小屋遥拝殿」の裏手から山道に入る。

時々小雨が降り、上部の視界は良くない。
道はなだらかでガクアジサイやフウロが咲き心が休まる。
休憩所から二ノ鎖(65m)が始まる。
思ったより急で長く、ほとんどの登山者は使わないようだ。

【三ノ鎖 68m】
ここは傾斜も強く、クライミングの要素がある。

【上から見た三ノ鎖場】
鎖の輪につま先を入れて登らねばならない。

鎖を登り終えるとそこが石鎚神社奥宮頂上社であった。
風雨が強まってきたので物陰でカッパを着て天狗岳に向かって出発。
視界は悪く何も見えないが、馬の背の岩稜は晴れていたらたぶん怖いところだろう。
5.10のアプローチシューズはまったく滑らずに安心できた。

14:00 西日本最高峰1982mの天狗岳である。

【アサギマダラ】

16:30 国民宿舎「石鎚」に投宿
小雨の中、山を下りるとけっこう疲れてもいたし「国民宿舎」というものに泊まってみたかった。
予約なしで宿泊を乞うと、受付の方からあからさまに嫌な顔をされた。
「じゃあ、いいです」と断る手もあったが、逆になんとも泊まってみたくなった。(どうも今からだと受付の人が自分で部屋のセッティングをしなければならないからのようだった)
遠目に廃墟と思える建屋、トイレは共同で洋式は1つ、風呂は節水のために小浴場のみ、食事は住み着かれている老夫婦の賄い、布団敷はセルフ、そして横柄な態度の受付と昭和レトロを楽しみたい方にはお勧めの宿である。
これが「安宿」なら面白いが、9.900円はちと高い。

四国∼呉ぶらり旅 1

2022.7.28~31 ロードスター 48

昨年の夏は7月中に英彦山、多良岳登山と順調な滑り出しをしたのに8月初旬から新型コロナの「濃厚接触者」となって自粛生活を強いられた。
今年もコロナ禍は収まっておらず、何が起こるかわからないので早目に行動を起こした。
メインは「ロードスターでのドライブ」である。
あとは大きく①四国カルスト ②石鎚山登山 ③呉市観光の3つをめあてにぶらり旅へ出かけた。

7月28日(木) 菊陽町∼愛媛県ひじかわ
17:00 
仕事を終えて着替えたらそのまま職場からスタート、気温36度。

18:00 阿蘇のコンビニ。
台風の接近で少し雲行きがあやしい。
18:40 道の駅「すごう」のコンビニで晩ご飯を調達、27度。
竹田から無料高速道~10号線で佐賀関へ。

20:30 佐賀関港・国道九四フェリー乗り場。

急いだ訳ではないが、「これは21:00発の便に乗れるぞ」と思ったらコロナ禍で減便されていた!
チケットは4m未満で7520円、久しぶりのフェリーでわくわく感があり、待つ時間も気にならない。

22:00 出航。

23:10 愛媛県三崎港着。
24:20 大洲の先。
八幡浜からの道路はほとんど信号もなく、ここまで走って自宅から189km、平均燃費19.8km/ℓを記録。
空き地にマットを敷いてごろ寝、空は満天の星だ。
星が多すぎて「夏の大三角」が判然としない。
29日(土)
2:00 道の駅「ひじかわ」
空き地では夜露が下りてきたので道の駅の軒下に移動した。
大型トラックのアイドリング音はやかましいがよく眠れた。
ロードスターの場合、どうしても「車外泊」になる。

早朝ドライブ

2022.6.25(土) ロードスター 47

雨の予報で山行の予定はないのに早くから目が覚める。
しかたがないので、久しぶりに早朝ドライブへ出かけた。

霧の菊池阿蘇スカイラインを走ってカブト岩へ。
何も見えないので仮眠してもどる。

【水源地区】

竜門ダムのいつもの東屋へ。

【朝食】


【ヤマモモの実】


【ニイニイゼミの抜け殻】
2年前の7月にも同じ木で見つけている。


【雨が降らないのでオープンに】


【ネジバナ】


【ダム湖上を飛ぶミサゴ】


【ダム湖に住むと云われる龍】

2022 ロードスター・ジャンボリー

2022.4.24(日) ロードスター 46

コロナ禍の影響で3年ぶりの開催という「2022 ロードスタージャンボリー」に参加した。
会場は大分県由布市庄内総合運動公園。
菊池阿蘇スカイラインから産山村を抜け、奥豊後グリーンロードで庄内を目指す。
約100km、2時間10分のドライブだがずっと霧の中。

先行する熊本ナンバーの2台。
前の赤は「鬼キャン」のせいか遅い。

参加台数500台は半端ない。
入場だけで30分以上を要した。
次回は1時間早く出発しよう。


色とりどりのロードスターが並ぶ。


「広島」ナンバーは多い。
さすがは「MAZDA」のおひざ元だ。


左の「タケシ号」の隣は「袖ヶ浦」だ。
「5」ナンバーが多いのは、MAZDAロードスターが海外では「MX5」と呼ばれているからだろう。


こんな格好で京都から走ってきたわけではなかろう。
「美しく走る」とはいいフレーズだ。

会場内でNB,NCの主査を務め「マツダの神様」と呼ばれる貴島孝雄さんと話す機会を得た。

なんと私のNDの助手席にサインをしていただいた。
73歳、お元気である。

これで中古車価格が100万円はアップしたな。

500台がまたの再会を約束して閉会。


帰り道は雨も上がりオープンドライブ。


北外輪山の展望所にて。
手を振りながら何台ものロードスターが帰っていく。


さて、この2枚のシールはどこに貼ろうかな。

雨の日向神

2022.4.23(土) ロードスター 45

天気予報は雨。
それでもダム下仲間が行くというので暇つぶしに付き合うことにした。

【山間の村で】
ついこの間までは桜だったのに、もう今はシャクナゲ。


【五色岩:下部スラブ】
五色岩に開拓道具を取りに行った。
霧雨の中、澤田・川津ペアがクライミング中。
この日、私たちを含めて11名を日向神で確認した。


【道端の穴倉ボルダー】
K1さんと「どこかで登ろう」と相談していると雨は粒が少し大きくなってきた。
しかたなく穴倉のボルダーへ。
ところで、上の写真を見てびっくり!
「えっ❓ このオデコの広い男がオレ!」
もう少し髪を伸ばしてみようかと思った。

穴倉の中から外を見てみる。


小雨にあって、新緑がきれい。

K1さんから「4月29日 ダム下エリア リニューアルお披露目会」の資料をいただいた。
60数本のルートにグレードごとの点数が付けられ、希望者はコンペとしても楽しめる。


【山鹿市:内田小 山内分校跡】
久しぶりに寄ってみた。
平成28年に閉校している。

壊れかけた体育館の横に大きなサワガニが居て、時の流れを感じた。


我が家の近くの草むらに鳥影を見た。
カメラを持って車から下りたら、
キジが走って逃げて行った。

春の高千穂ドライブ

2022.3.29(火) ロードスター 47

朝の出発が遅かったので、「尾平の岩場」を後にしたのは午後3時半を過ぎていただろう。
せっかくここまで来たので、尾平の「ゲストハウス LAMP」を見に行った。

こんな山の中にドイツ風の宿泊所がある。


表に回ってみると建物の大きさに驚く。
広場の横にプールがあった。
このプールを見て、以前ここに宿泊したことを思い出した。
それは35年前、奥岳渓谷沢登り合宿で3泊した時だった。
確かあの頃は廃校になった校舎だった・・・。
ここで、高千穂経由で熊本に帰ることを思い立った。


2速で「尾平トンネル」まで駆け上がるとタイヤの焼ける匂いがした。
このトンネルを車で越えるのは41年ぶり、2回目かな。
稜線には雲がかかり景色はよくない。


「常光寺の滝」
落差37mはすごい迫力だ。
ここは「長寿の滝」でもあるらしく、あと40年生きるために4口飲んだ。


「天安河原」
天岩戸にお隠れになった天照大神を引っ張り出すために、八百万の神々が会議を開いた場所らしい。

無数の石積みがある。
台風や地震の後はまたみんな積むのかな?
それとも此処は神様に守られているのかも。


「天岩戸神社の案内」
神社の境内で天岩戸を探したが見つからない。
社務所で尋ねたら「案内がないと見には行かれない」とのこと。
しばらく待つと16:40に最終回の案内があった。
お祓いを受けて見に行くと、天岩戸は「撮影禁止」だった。
「日向高千穂神話の里は、誰が言うまい語るまい」の世界だった。

この後、マツコネナビが近道を教えたので行ってみると「この道は熊本への抜け道ではありません」という看板が見えた。
「抜け道禁止で抜け道が知れ」ということわざもあるので行ってみると、だんだん狭くどんどん急になってきた。
これはイカンと引き返しかなりロスした。
どうも数十年前にもこの道に入り込んだ気がする・・・。

やっと高森に下り、国道325号線から長陽大橋を渡って57号線に出て、大津のミルクロード入口を右に入り、美咲野∼ホンダ技研横を通った。

ホンダ技研横「桜のトンネル」


走行距離216km、17.2km/ℓ。
今日はくねくねした山道が多かったからなあ。