「ロードスター」カテゴリーアーカイブ

我が老春の大観峰

2023.3.12(日) ロードスター 59

昨日は指をケガしたので、今日は大事をとってタケシさんの白いロードスターと一緒に「おはくま」に参加した。
月に1回、大観峰で開催される「おはよう熊本、オープンカーミーティング」である。

春の野焼きで真っ黒の外輪山をバックにロードスターが並ぶ。

車の話で盛り上がるおじさん達。

車の話に乗り切れない私は懐かしい「大観峰の岩場」を見に行った。

7年前の「熊本地震」の影響もだいぶん収まったようだ。
しかし以前はなかった「大ハング帯」が現れたようにも見える。

ところで、我が青春は大観峰の岩場と共にあった。

1983年5月22日、上裸のヨセミテスタイルで大観峰のクラックを登る私。

2023年3月12日、大観峰Pで「ホンダ・S800」に乗る私。
我が老春は大観峰のオープンカーと共にある。

今日の大観峰は風が吹くと野焼き後の黒い灰が舞った。
気が付くとオープンカーの車内は黒い灰だらけ。
不便な車ではある。

ロードスター・3周年!

2023.1.27(金) ロードスター 58

本日、NDロードスターがめでたく3周年を迎えた。
6MT、SSP、走行距離1.435kmのデモカーだった。

【日向神へ向かう峠越えの道】
〇購入の経緯
前の車マツダ・プレマシーには15年間(約16万km)乗っていた。
特に問題はなかったが、毎日の通勤に2000cc、7人乗りは大き過ぎると感じていた。(購入から15年も経つと家族構成も変わる)
2019年の暮れ、プレマのオイル交換でマツダ飛田店に行った。
15年目の車検を半年後に控えて迷っていた時、Uカーのチラシでロードスターを見た。
走行距離1400kmで新車より60万円安が気になった。
夜、Youtubeでロードスターの動画を見ると、皆さん、車の良し悪しを熱く語っておられた。
2020年1月5日
日向神:ダム下エリアで「象の目(5.11c)」を開拓・初登した。

【ダム下さくらのエリア:象の目(5.11c)を登るIさん】
この日の帰り、相当の疲労感で眠気に襲われフラフラ運転となり、2回の仮眠を強いられた。
日向神の帰りの居眠り運転は初めてではなかった。
「運転に余裕のありすぎるAT車では危ない」と強く思った。
2020年1月6日
翌日、さっそくマツダ飛田店でUカーのチラシを持って相談すると、
「そのロードスター、光の森店にありますよ。持って来らせます」という返事。
しばらく待って、お店の玄関先に届いたロードスターを見た時のファーストインプレッションは「小っちゃ!」だった。
車高1,235㎝は私の乳首ぐらい、屋根の向こうがスコーンと見える。
実物のロードスターを間近で見たのはこれが初めてだった。
夕暮れの中、試乗してみると着座位置が低くて地面を這うような走りが非日常的だった。
まあ、一言でいえば「かっこいい」ということで、即日決定。

【伯耆大山:駐車場】
丸3年間で43,381km、年平均14,500km走った。

〇3年乗って分かる良いところ

①運転が楽しい
・FR車、6MT、車高が低いのでカーブを曲がるのはいつも面白い。
・遠くへ行きたくなる。
②燃費が良い
・WLTCモードで、16.8km/L。夏の高速道利用では20km/Lを記録した。
・1500ccで車重が約1000kg、「軽さは正義」で総合的な維持費も安い。
③安全運転になる
・オープンで走ると体感速度が速く、むやみにスピードを出さない。
・オープン、6MTは居眠りとは真逆でしごく安全運転になる。
④目立つ
・いろいろなところで話題になる。
・精神的な「若さ」をアピールできる。
⑤世界が広がる
・ロードスター車同士の「ヤエー」でつながる。
・ロードスター界のアイドル、熊本の「まるゴシックさん」にいつか会えるかもしれないという期待感が持てる。

【ロードスター界のカリスマ 辛党オヤジのステッカー】

〇3年乗らなくても分かる不便なところ

①荷物があまり乗らない
・とは言ってもソロキャンプぐらいには十分対応できる。
②車中泊は無理
・テント利用の車外泊となる。
③対向車のライトがまぶしい
④狭い駐車場は苦手
・2ドア車のドアは思った以上に長いので、右側の近くに車があると困る。
駐車するときは右側に車が停まらないところを選びたい。

これらの不便さを楽しむ車だ。
この頃は「身の丈に合った大きさ」に満足している。

【国東半島 鬼城耶馬】
これからも「美しく走りたい」と思う。

2022 ロードスター・フォトギャラリー

2023.1.24(火) ロードスター 57

昨年末、このパソコンのHDが壊れ約3年分の写真が失われた。
それで毎年行っていた「ロードスター・フォトギャラリー」も 諦めていたが、このブログに掲載した写真だけは残っていたので、なんとか開催することができた。
このブログの熱心な読者であれば「どこかで見たぞ!」と思うだろうが、温かい目で見てほしい。

①【日向神峡 けほぎ橋】 3月5日
この日は五色岩で「岳間茶上白折(5.11a)」を開拓・初登した。

②【合志川 堤防】 3月21日
もう日本中に春が来た感じ。この日も五色岩で掃除だった。
夕方で少し発色が良くない。

③【川底温泉の近く】 4月1日
国東半島へのドライブ途中。道路工事で停まっている時で、菜の花が一杯

④【院内:鳥居橋】 4月1日
国東半島への途中で石橋巡り。
翌日は「鬼城耶馬クライミングコース」を歩いた。
どこも桜がきれいだ。

⑤【鹿北:星原地区】 4月9日
4月から日向神:ダム下3Fが主な活動場所になった。
この日は「Give me five!(5.11b)」をRPできた。

⑥【ロードスター・ジャンボリーin大分】 4月24日
約500台が集まる九州一のミーティングに初参加。
マツダの神様:貴島孝雄さんにサインをいただいた。

⑦【国道387号 八面山の帰り】 4月30日
この日は上部エリアの「大内ライン(5.11b)」がやっとRPできた。
帰り道の運転で脚がつって休憩中。

⑧【瀬戸大橋 与島】 7月30日
3泊4日で四国カルスト~石鎚山~金比羅宮~呉港と走った。

⑨【山陰 角島大橋】 8月9日
2泊3日で伯耆大山~出雲大社~石見銀山~角島と走った。
石見銀山は五百羅漢寺しか見ていないのでもう一度行きたい。

⑩【日向神駐車場】 8月11日
タケシさんの白いロードスターとは一緒に2回、ジャンボリーに参加した。
この頃日向神にはマツダ車が多いと思う。
この日は「善秋くんのおかげです(5.11c)」をリピートした。

⑪【菊鹿町 内田川堤防】 9月25日
見事なヒガンバナの絨毯であるがこれ以上は進めない。
この日は日向神:愛のエリアへのアプローチ整備を行ったが、K1さんと数十年前につぶれたエリアを発見した。
10月からは新しい「ハートエリア」の開拓に通うこととなった。

⑫【冬野地区 林道】 10月30日
菊池から日向神へは星原峠道が面白い。
秋のこの時期は杉木立の境目から朝日が差し、とてもまぶしい。

⑬【国東半島 鋸山駐車場】 11月22日
昨年この場所でいい写真が撮れたのでずっとねらっていた。
しかし紅(黄)葉は毎年違うことが改めてわかった。
この日は「津波戸山」を周回した。

【まとめ】
今年はコロナ禍による行動制限もなく夏に2回旅行ができた。
しかし、自然の中と違い観光地で車の写真を撮るのは難しいものがあった。
また、一番期待された「四国カルスト~UFOライン」が雨だったのでまた行かねばならない。
今年も四季折々の景色をロードスターと共に見てみたい。

2022 ロードスター 秋のジャンボリー

2022.10.9(日) ロードスター 56

前日の8日(土)、日向神クライミングから帰って洗車、お風呂、夕食と慌ただしく過ごして出発。
ロードスター仲間のタケシさんが待つ豊後大野市「里の旅リゾートロッジ:きよかわ」に着いたのは午後9時過ぎ。

すぐ横の河原には「サウナテント」などもあるこじゃれたリゾート地。
写真の「ツリーハウス」に泊まった。

9日(日) 曇り∼雨
清川~無料高速(57号)~10号線~大分市スポーツ公園

端から端までロードスターが約500台集合。
圧巻である。

「人馬一体レース」に参加した。
運転手は私、馬役がタケシさんという適材適所。
彼の足元に注目してみると、なんと「クライミングシューズ」を履いている。
「これがフリクション抜群なんだ」と本気モードだ。

広島からはカリスマユーチューバーの「辛党おやじ」さん、熊本からはアイドルの「まるゴシック」さんも参戦して盛り上がった

このステッカーを貼っていたのは熊本ナンバー車。

私はショップで「ウィンドブロッカー」を購入した。ガラス色(透明)だ。

帰りは雨になった。

竹田から阿蘇へ向かう57号線では左に赤いロードスター、前に白いロードスターという状況だった。

大分市からノンストップで自宅まで。

全行程245.1km、平均燃費18.9km/ℓ。
今年の目標は「美しく走る」

伯耆大山~山陰の旅 3

2022.8.7~9 ロードスター 55

8月9日(火) 
山口:角島大橋~関門トンネル~自宅

夏の臨海キャンプはつらい。
暑くて湿気も多く、体がべたべたして寝苦しかった。

角島大橋の東側に朝焼けがあらわれた。

大橋中央部の盛り上がりは船が航行するからだろう。

本州側の公園から見るとこんな感じ。

左側の展望台から。ここがベストビューポイントか。

もう一段、高い所にも上がってみた。

海の近くはトビが多い。

土井ヶ浜遺跡を過ぎ、山陰本線と並んで国道191号を下関へ向かう。
下関から思いつきで「関門トンネル」を走った。160円なり。
九州道に入ると昨夜の寝不足で休憩が多くなった。

お昼前には無事に帰宅。
2泊3日の全行程1140.3km、平均燃費20.4km/ℓは高速道路の利用が多かったから。

伯耆大山~山陰の旅 2 

2022.8.7~9 ロードスター 54

8月8日(月) 
大山~出雲大社~石見銀山~角島

鳥取の大山から島根の石見銀山に行く山陰ドライブで出雲大社は外せない。
今年になって「古事記」を読んだので大国主命が何者なのかが少し分かっていたのは良かった。

しかし、ここは鳥居も敷地も社もしめ縄も、何もかも大きすぎてなにか私の心に響かない。
俗に「縁結びの神様」ともいうので恋人同士や少し冷めてきた夫婦でお参りするのは愛情が深まって良さそうだ。

途中の道の駅で、サギを見つけた。カエルを上手に捕まえていた。

さて、午後4時になってようやく島根県太田市の「石見銀山」に到着。

【羅漢寺】
まずは堂内の「胎内めぐり」へ。上の写真はお堂の裏山に置かれた仏像群。
小さな池では「銭洗い」などもできる。
泳いでいるオタマジャクシはモリアオガエルらしい。
なにか、お祭りの出店を眺めている気分になってこれは楽しい。

「五百羅漢」はこの岩山をくりぬいたお堂の中に安置されている。
堂内は撮影禁止なので羅漢像の写真はないが、お堂の中なので保存状態は極めて良い。
このてのものはどんどん写真を発表して、「私も写真に撮りたい」と思わせた方が入場者も増えるだろうに。

鉱山とともに発展したという「陣屋町」の街並みを歩く。
世界遺産に登録されて早15年。
若い人に人気があるとはあまり思えない(実際、ある30歳ぐらいの山友さんは石見銀山のことを全く知らなかった)この世界遺産にも陰りが見えてきて、私にはなんともたまらない風情を感じた。

町の中心部にある「観世音寺」に登ると、赤い石州瓦の街並みが一望できる。
今回は着いたのが遅く、銀山の中枢である「間歩(まぶ)」と呼ばれる鉱山跡を見ることができなかった。
とても一日では見つくせない広さと内容がある。
また来なければならないだろう。

まだ明るいうちに山口の「角島」をめざして走り出した。

道の駅【ゆうひパーク浜田】
ここでちょうど「夕日」を見た。
ロードスターのボンネットに夕焼けが映える。
フードコートではもうご飯ものが終わっていて、モスバーガーのセット(900円)での夕食となった。

更に約150km(3時間)走り、長門市を過ぎて夜遅く「角島大橋」に着いた。

伯耆大山~山陰の旅 1

2022.8.7~9 ロードスター 53

8月7日(日) 出発~大山
出発日を7日の夜にするか8日の早朝にするか迷っていたが、7日の「ジュニアクライミング教室」のお手伝いが早目に終わったので、夕方からの出発となった。
主な目的地は「伯耆大山と石見銀山」であるがあとはどうなるか分からない。

【夕焼けのめかりPA】
赤いビートは広島から佐賀であった「ビートのオフ会」に参加しての帰り。
山陰ドライブのお勧めは「山口の角島」だとか。

この後、中国道を走り「美東」で夕食。三次東JCTから松江道に入る。
松江道は片側1車線の無料高速で、狭いのに時速90kmぐらいでみんな走るので非常に疲れた。
夜中に大山駐車場に到着して、ロードスター故の「車外泊」となった。

8月8日(月) 大山登山~出雲大社~石見銀山

朝7時だというのに大駐車場に車はたったの2台。
「大山登山の朝は遅い・・・」と思っていたら、登山者はみんな夏山登山口近くの無料「南光河原駐車場」に停めてもう登っていた。
山の上は雲の中。

夏山登山道「阿弥陀堂」の近く。
石の階段から木の階段になるが、とても整備されて歩きやすい。
1時間30分歩くと「六合目避難小屋」に着いた。
視界は良くないので、花の写真をたくさん撮った。

ヤマアジサイ・ヤマジノホトトギス・ヤマハハコなどたくさん咲いている。
特にアジサイは青、ピンク、白など多彩だ。
途中で会った女性から、山陰観光なら「出雲大社と角島大橋」を押された。
お~、ここでも「角島」か。

ダイセンキャラボクの中の木道がガスの中どこまでも続く。
湿度100%で木道の上に汗がぼとぼと落ちる。

2時間20分で頂上(弥山 1.709m)に着いた。
ガスの中、スマホの画面が急に暗くなりいろいろいじっていたら汗で体が冷えてきた。風も強くなってきた。

避難小屋に逃げ込んで昼食。立派な小屋である。
下りも風が強く、木道から落ちそうになった。

下りてきたら晴れ間が現れ始めた。後ろは日本海。

【六合目避難小屋と北壁】

行者谷別れから元谷への道を下った。
急な階段だがここも整備されて歩きやすい。

元谷から北壁を仰ぐ。樹林の中に避難小屋がある。


【大神山神社】
社内に「神馬像」があってボケ防止になるというので頭を触らせていただいた。
大神山とは大山の古名だ。

「御神水」を飲むと延命長寿にご利益があるらしい。
この歳になるといろいろなものにお世話になる。
ここの狛犬はなんか強そうだ。
おみ足でも触っておけばよかった。

参道で「キツリフネソウ」を何十年ぶりに見つけた。
また、足湯があったのでゆっくり浸からせていただいた。

これは「大山ナショナルパークセンター」にあったポスター。
晴れていたらこんな頂上の景色が見られたかもしれない。
もう夏休みなのか、月曜日ながら人は多かった。
ゆっくり歩いて約5時間のコースだった。
ちょうど正午になったので2回目の昼食。
次の出雲大社に向けて山を下った。

真夏の県体壁

2022.8.2(水) 県体壁 20

ある山友さんが「熊本はロードスターが多い」と言われていた。
「いや、そんなことはない。広島とか行けば車の半分はマツダ車で、20台に1台はロードスターが走っているだろう」と私は思っていた。

ところが先日、四国から広島へと約1000km走った結果、出会ったロードスターはたった2台だった。
で、今日の夕方、北熊本のスーパーに寄ったら私を含めて3台のロードスターが停まっていた。朝も1台見た。やっぱり熊本はロードスターが多いようだ。

今日も暑い一日であったが、夕方になると登るのが好きな人々は県体壁に集う。
① 中:黄色(5.10a) リピート
② 中:緑 (5.11a) リピート
③ 右:黄色(5.10c) NG

2週間ぶりのクライミングだったが体調は維持できている。
あまり汗をかいての熱中症や「夏やせ」には注意したい。

次は伯耆大山に行ってみようか。

四国∼呉 ぶらり旅 4

2022.7.28~31 ロードスター 41


7月31日(日) 
呉港艦船めぐり~大和ミュージアム~てつのくじら館~帰熊

呉市の朝焼け。台風の影響がまだあるようだ。

10:00 
呉港艦船めぐり(1500円)は呉中央桟橋ターミナルから出発する。
まずは「戦艦大和建造ドック跡地」を見る。
大型輸送船「おおすみ」の横を通る。これは大きい。

輸送船といってもCIWSぐらいは装備している。
その他、護衛艦がたくさん並んでいる。

大きい方が護衛艦「はたかぜ」で、今は練習艦になっている。

速射砲(54口径)の点検中か。

これは対艦ミサイル「ハープーン」等の発射機だろう。
新型艦ではステルス性を高めるために内蔵されているようだ。

海の守りの主役、「そうりゅう型」潜水艦。
「大和」をはじめ、多くの戦艦は潜水艦の魚雷攻撃で沈められている。
元海上自衛隊員さんの名調子による案内が聞き飽きない。

11:00
大和ミュージアム(500円)に入る。
玄関先にある「戦艦:陸奥」の主砲やスクリューの大きさにびっくりする。

「大和」の10分の1モデルも巨大だ。

呉の歴史、太平洋戦争前後の展示物やビデオを見ると涙が出そうになる。
大和には熊本県人の方が3人乗られていたことを確認した。

これは人間魚雷「回天」
搭乗員の肉声「遺書」を聴くことができる。

これは「マツダ オート3輪」
戦後、広島の復興は「マツダ」と共にあった。

12:00
「てつのくじら艦」(入場無料)もはずせない。

本物の潜水艦「あきしお」の中に入ることができる。
向こう側が立派な資料館になっていて、海自の歴史や掃海艇の仕事なども紹介されている。
お昼は「海自カレー」を食べたかったがここは売り切れ、「カフェ・ビーコン」は行列ができていたのでやむなく諦めてレトルト製品を買った。

自宅へは山陽自動車道でさっと帰りたかったのに、マツコネナビが近道の広島都市高速を案内して、更に「国道2号」(車間距離が熊本の半分!)まで走らされた。

17:40
ご存知、関門橋の手前「壇ノ浦PA」にて。
この辺りから眠気覚ましのオープン走行にした。
曇っていたのでちょうど良かった。

19:10
無事に自宅着。

3泊4日、全行程1.076km。平均燃費18.7km/ℓだった。
広島を走ったのに、出会ったロードスターはわずか2台。
今回使わなかった物は、テント、読書用の本、クロックス、保存食類。

四国∼呉 ぶらり旅 3

2022.7.28~31 ロードスター 50

7月30日(土) UFOライン~うどん屋~こんぴらさん~呉市

6:00 大雨
国民宿舎「石鎚」の外は雨。
それでも早朝から女性が山に向かって歩いているのが見える。
登山好きな方には雨など特に問題はないのだろう。
8:00 
受付の方が昨日と代わっていて気持ちよく宿を後にすることができた。
土小屋から西条市に下る瓶ヶ森林道は「UFOライン」と呼ばれるすばらしいドライブコースだ。
しかし今日は大雨!
飛び出した野ウサギを追いかけたり、落ちた枝を車体の下で引きずったり、側壁から流れ落ちる滝にビビったり、

大きなヒキガエルを避け切れずに轢いたりしたときはもう少しでも早く山から下りたかった。

天気が良ければ左手に「伊予富士」などを眺めながらゆっくりドライブを楽しめただろうに。
しかし、この下り道がなかなか終わらない。

いよ西条ICから松山自動車道を使い、大野原ICから下道で琴平町へ。
香川県(讃岐)といえばうどん県と呼ばれている。
四国通の山友さんからお勧めのうどん屋さんをいろいろ教えていただいたが、金刀比羅宮の近くのまんのう町に「小縣(おがた)屋」という有名店を見つけたので行ってみた。

ここはしょうゆうどん発祥の店だという。若い娘のコスプレ(普段着?)をした陽気な店員さんがいてお店はとても賑わっていた。

香川のパワースポットと云えば「金刀比羅宮(こんぴらさん)」だ。
ここは長い石段を登って参拝するのがお決まりだ。

御本宮まで785段、下りて来る人はみんな汗びちょりになっている。
更に御本宮の上に白峰神社、菅原神社などがあり最高のパワースポット「奥社」までは1368段を数える。
欲張りな私はもちろん奥社まで上ったが、もうこれは登山である。

ご神体が頭上の岩壁にあった。

坂出の町がはるか下に見える。

この後の石段下りでふくらはぎがこわった。
「こんぴらさん こうふく参り」は冬がおすすめだろう。
駐車料金500円は横のお店でお土産を1500円分買えばタダになる。
さすがは産業振興の神様のおひざ元である。

善通寺ICから瀬戸中央自動車道に乗って本州に渡り、呉をめざす。

【与島PAから瀬戸大橋を見上げる】
道路の下は鉄道が通っている。大きすぎて言葉にならない。

16:00 呉市
「ビュー・ポート・くれホテル」に宿をとった。

こんな感じ。ホテルの向こう側がもう呉港である。
近くのアーケード街でゆかた祭り(夜市)があるとのことで出かけてみた。

行ってみて驚いた。
写真は沖縄の舞踊団で、他にもお笑い芸人のステージやカラオケ大会もあり、呉市民がほとんど集まった感があった。
コロナ禍以前の日本の夏祭りが完全復活していた。

夕食は「広島のお好み焼き」でガーリックがトッピングされたスタミナ十分の一品1340円でお腹いっぱい。