「徒然」カテゴリーアーカイブ

3連休を終えて

2019.7.16(火) 徒然

7月13日~15日の連休はなんとなく終わってしまった。
雨が前半降ったこともあるが、もともと用事があって山行計画が入れられなかった。
昨年の3連休は鹿児島での九州国体予選会に審判で参加していた。
その際は全く関知しなかった「お盆」を中心とした地域・家庭の行事や仕事をもろに被ってしまった。クライミング以外はどれも雑事に思える。
そんな中で暇を見つけてはちょこちょことやったものがある。

①ガーデニング
・アジサイの移植 長女の家から頂いたアジサイを「さし穂」していたら立派に根付いたので庭に7本移植した。2年後ぐらいには花が咲くと思う。
・アサガオ アサガオの苗を今年も「行燈仕立て」にするために鉢植えして丸支柱を立てた。今年は3鉢に抑えた。
・その他 マツバボタン、ランタナ、ポトス、オリヅルラン、サボテンなども増やしている。全部その辺に生えているものばかりだ。

②読書
これが実は漫画で、20年ぐらい前から欲しかったものである。てっきり廃版になっていて全7巻で1万円ぐらいはすると思っていたのが、Amazonで新品が約3000円で買えると知って注文した。1日1巻ずつ、通して読んだのは2回目だが壮大な叙事詩でテーマがなかなか頭の中に入らない。
第3巻の戦(いくさ)は壮絶だ。その中で一番好きなカットがこれ。一瞬音がない。

③筋トレ
クライミングはゼロ。
体が怠けないように幾つかマイブームとして取り組んだものは倒立の練習、ブルガリアン・ランジ、鉄棒のマッスルアップ。
マッスルアップは何回か成功しているが2日連続ではできない。まだまだ自分のものになっていない。

バイエルの練習

2019.3.3(日) 徒然

60歳になる前から認知症対策を行っている。
2016年(58歳)~ナンプレ(数独) かなり面白いので冊子を何冊も買った。しかし、時間を忘れてやることが時間の無駄使いだと感じた。
2017年(59歳)~読書 月に2回ほど、図書館で1回に10冊近く借りた。しかし、穂村弘にはまり読書の幅は広がらなかった。
2018年(60歳)~YouTubeで音楽を聴く こんな楽しみ(文化・教養)を今まで知らなかったのは本当にもったいなかった。おかげでテレビは見なくなったし本も読まなくなった。いまよく聴く曲は「綾香」や「あいみょん」だ。
2019年(61歳)~ピアノ 私と同年代の男は安いサックスを買って練習している人が多い。演奏は認知症対策に良いらしい。そんな時、我が家には娘たちが使っていたピアノがあることに気づいた。若いころに少し練習したのでバイエルの50~90番ぐらいは覚えている。

Beyer 78  Allegrettoで「パッパッパッパーッ」と3音同時に鍵盤をたたき、その後も指が勝手に動くと最高に気持ちがいい。

2048年(91歳)~ピアノ 特老ホームでバイエル78番や「むすんでひらいて」をピアノ演奏し、車椅子のおばあちゃん達から拍手をもらう姿が目に浮かぶ。

日記

2019.3.2(土) 徒然
パソコンのデータ引っ越しで睡眠不足。なんとかうまくいってこのブログも書けるようになった。残るはメールの設定だけだ。
今日は天気がいいのに山に行っていない。それは昨日から軽いぎっくり腰になったからだ。1ヶ月ほど前から少し腰に痛みはあったのだが、直接の原因ははっきりしている。木曜日の夜に「バク転」の練習をしたからだ。YouTubeを見ていたら久しぶりにバク転を指南する動画にあたったので遂やってみた。体育が苦手だった私は幾つになってもバク転に対する憧れがあるのだ。
座った姿勢から右斜め後方へと跳ねる方法だが4~5回やって諦めた。
それが金曜日の午前中、突然右腰がひどく痛んでへなへなとなった。これまでに3回ほどぎっくり腰は経験し慣れているので慌てることはない。今回は軽い方だ。
金曜日は用心して過ごし、土曜日の朝になってもまだ痛むので行きつけのK整骨院へ行った。8:30に行ったが予約優先で11:20に回され出直した。ここは女性に人気がありお客さんは多い。
①若手の整体師さんに足腰を中心にもまれた。
②電気を使って腰・尻の筋肉ををゆるめられた。
③院長さんがしあげをされた。
約1時間半の施術代は、電気治療のチケットが残っていたので2500円。非常にお得感がる。月曜日にまた予約を入れられたが、今の体調ならば断わろうと思う。
ここには若い女性の整体師さんもおられるが、4ヶ月ぶりに見るとずいぶんお痩せになられたように感じた。働きすぎではないかと心配になる。
もうバク転の練習はしないようにしたい。

孫の通う保育園でほとんど枯れかけていた胡蝶蘭をいただいた。水苔を買ってきて、枯れた根を整理して植え替えた。ぜひ元気になって欲しい。
今年初めて「庭の草刈り」を行った。今年こそ庭を草ボーボーにしたくない。
今日の読書は「人生に座右の銘はいらない 松尾スズキ著」
体重が高値安定なので白米を意識して減らしている。腹が減る感覚は久しぶりだ。

クライミングのリスク

2019.2.3(日) 徒然 24(雨の日曜日)

昨日、愛のエリアの「弁天山」にトップロープで取り付き、2m登った辺りで不意落ちした。もちろんグランドすることもなかったが精神的にはショックだった。全くの油断だろう。
先日は1人での岩場の掃除が終わって下に降りると、腕時計が落ちているのに気付いた。拾い上げると自分の物だった。「あ~良かった」とも思ったが、いつ落としたのかも分からない自分に不安が残った。
そして昨日はまた岩場の基部で濡れたバンダナを拾った。すぐにまた自分の物だと分かったが、これがまたいつ落としたのか分からない。たぶん、2週間前始めて掃除をした日だろう。落としたことさえ覚えがない。そういえばあの日、ポケットのバンダナを探したらなかったので、「もともと持っていなかった」と自分自身を納得させたようなことを思い出す。
その日は終了点の打ち換えに来ていたのにハンマーを忘れていた。そして近くで登っていたMさんに「ハンマーを持っていませんか?」などと訊ねた。今考えても恥ずかしい。
小さなミスがクライミングでは命に関わることになる。昨年から友人知人が岩場で事故を起こしているのでより慎重にならざるを得ない。まずは忘れ物をなくすことから始めたい。
ところで、近年はビレイデバイスにオートロック式を多用している。信頼できる人とロープを結ぶことは大前提であるが、人間誰しもミスを犯す。上の人(トップ)が滑り落ちているのにロープを握っていなかったビレイヤーを実際に見た事がある。ビレイヤーとしての自分にも何が起こるか分からないので減らせるリスクは減らしたい。

戴いたハーケン。側面を削ったら素敵なペーパーナイフになった。

意味不明なこと

2019.1.7(月)徒然

①パソコン(エクセル)の不調!?
1月4日ごろ、突然ノートパソコンのエクセルが開かなくなった。
毎月のカレンダー、予定表、家計簿等が開かない。
他のデータやネットには全く支障がない。パソコン自体が6~7年前に買ったものでこの頃は時々フリーズしたりもするので「ついに壊れたか。ウィルスか。」と半分あきらめた。
しかし何か対処法はないかと思い、ネットの「知恵袋」を探ってみると同じようなお尋ねがあり、答えもすでに上がっていた。
ベストアンサーによると、「1月3日にMicrosoftから送られた更新プログラムが2010年版のエクセルを開かないようにしている」とあった。
「?」である。
対処法は「エクセルの更新プログラムKB4461627をアンインストールする」とあったので、藁をもつかむ思いでやってみたら一発でエクセルが何事もなかったように復活していた。
1月6日(日)は本匠に登りに行って帰りは遅くなった。
もし山に行っていなかったり近くの岩場だったら菊池の量販店にパソコンを買いに行っていただろう。
これはもしかして、古い2010年版のパソコンを買い替えさせようとするMicrosoft社の陰謀ではないかと思う。
更新プログラムという名のウィルスだ。

②ファンヒーターの「秒速点火」というボタンの存在

このボタンを押すと確かに点火までの時間が短い。
何もしないと2~3分かかるのがこのボタンを押しておくと10秒ぐらいで動き始める。
さすがは「秒速点火」だと思う。
しかし、おかしい。
扇風機に「秒速回旋」ボタンとか、台所のコンロに「秒速点火」ボタンとかないぞ!
意味不明だ。

2019 (平成31)年  元日

2019.1.1 徒然:年末年始の行事

2018.12.31 大祓いの神事
今年度、地元神社の宮総代を務めているので年末年始は行事が多い。
大晦日の夜11時から「大祓い」といって、一年間の災いや穢れを清める神事が行われた。準備は昼間から行い、紅白歌合戦でユーミンの歌を聞いてから参加した。
今年は全国的に天災が多かったが、割かしこの地域は平穏であった。
神事の後は「なおらい」でお神酒を1本空けた。
2019.1.1 歳旦祭の神事
0時を迎える前に一旦拝殿から下りて、若水で手を清めてまた上がる。
宮司による祝詞奏上の間、近くの寺からは除夜の鐘がまだ鳴り響き、どこか遠くでは花火の音も聞こえた。しんしんと冷えた拝殿で膝を立てるとつま先がしびれてきた。
「今年もよい年になりますように」と受け身に祈ることも良いが、「今年もよい年にしたい」と能動的祈ることが更に良いという宮司の言葉が心に残った。
また、「平成の30年間」は昭和の後で短く感じられるが歴史的には4番目の長さらしい。なんといっても戦争のない平和な時代であった。
神事の後は「なおらい」でまずはお屠蘇。

お神酒は3本空けて、宮総代が片づけをして終了。
家に帰っても足先がびんびんに冷えてなかなか寝付けなかった。

10:00 旭志元旦マラソン大会
結果は約7km(29分49秒 58位)であった。

この3ヶ月間、月平均30kmしか走っていない。
それなのにこの4年間、常に29分台で走れている。我ながら上出来だと思う。
町内駅伝の先輩、Nさんの背中が見えてきた。しかしNさんは年末に「腸ねん転」で入院していたという。来年こそは追いつきたいものだ。
数年前まで同勤だったMさんも元気だった。3月末で退職したら農業をするという。
同級生の中で一番マラソンが速かったO君は姿が見えなかった。走りすぎて体をいためたのかもしれない。
運動することを習慣化することが健康を保つ要だと思う。

 

熊本市内で黄葉見物

2018.11.10(土) 熊本県庁

ここ2~3週間、右の肩甲骨辺りが痛む。
整骨院にも行ったがあまり効果はなかった。
ところが昨夜、ネットを見ながらヨガの動きやストレッチポールを使った運動をすると劇的に痛みが改善された。
さっそく今日はストレッチポールを買いに行くと、スポーツ店で約5000円もしたのでやめた。しばらくはバスタオルを巻いたもので代用しよう。
パルコの好日山荘では「THERMOS 500mlステンレスボトル」を買った。

早めに県庁に着くと、黄葉のプロムナードで本物かモデルかは分からないが、ウエディングドレス姿の女性の撮影会があっていた。
私も見事な黄葉に包まれて別世界に来たような感覚に陥った。

ここのドレスコードはやっぱりスーツだなあ。

明後日は「本匠の神社エリア」で登る。
神社の銀杏がどんな様子で迎えてくれるか楽しみだ。

綺麗な半月

2018.9.18    徒然

夕方、軽くランニングをしていると南の高い空に半月が綺麗だった。
西の空には一番星である宵の明星があった。
しばらく坂道を往復していると二番星、三番星が現れた。走りやすい季節になったと思う。
9月は「50kmは走ろう」と思っていたら、月半ばで52kmと目標を簡単にクリアーしていた。

昨日は敬老の日。TV番組の中で元気な老人の代表として青森の田中博男さん(87歳)が紹介されていた。マスターズ陸上の世界大会で短距離の3部門で金メダルを取られている。200mを33秒台で走り、年代別の世界記録保持者らしい。
この手の方の共通点として、60歳まではほとんど競技経験がないことがあげられる。60の手習いで走り始め、どんどん記録が伸び面白さが増す。結果としていろいろな大会で好結果を生み、更に精進を積み重ねて県で1番、日本で1番となる。
いいなあ、と思う。

今60歳の私はクライミングが面白く、もっと5.11や12のコレクションを増やしたい。ルート開拓も楽しい。
しかし、70歳になったころにはどんな山登りをしているのか、なかなかイメージできない。
①鞍岳・1000回登頂
②八方ヶ岳で新種の昆虫発見者
③写真とエッセイ「菊池の山野草」刊行
④HFCC(日向神フリークライミング・クラブ)の副会長
・・・・・
あ~、どれもこれもわくわくしないし、できそうもない。
それよりも県民体育祭の陸上競技で2000mを8分ぐらいで走り、熊日新聞にちょこっと名前が載る方が楽しそうで現実味もある。マスターズは5歳毎にカテゴリーが変わるので、5年毎にわくわくがやってくるらしい。
今は「登るために走っている」が、その頃には「走るために登っている」だろう。
80、90となれば走るトレーニングは要らないだろう。日常生活での養生こそがトレーニングだ。ライバルは次々と他界するのでかなり寂しくはなるが、「これまで敗れていったみんなの分までがんばります」という高校球児なみに意識が高まるだろう。
歳をとって突然山から帰らないと周囲にえらい迷惑をかけるが、陸上競技場でバッタリなら多少は美談にならないか。

70歳まであと10年。いつでも走れる体作り、つまり走る習慣はつけておきたい。
彼岸花の咲く道で、綺麗な半月を仰ぎ見ながら考えた。

暑気払いのBBQ

2018.8.24 あそ望山岳会例会とBBQ

8月も末だというのに日本全国で酷暑が止まらない。
そこで暑気払いに我が家で8月例会とBBQが行われた。
今回は入会希望者の参加が多かったので新人歓迎会となった。

テンションとフォール

2018.8.13 雑感

先日のクライミングで一つ残念なことがあった。
それはハングの上から落ちたときに「テンション!」と叫んだことである。
ここは「フォール!」だろうと自分で思った。
どうもテンションという言葉にすっかり馴染んでしまっているからだろう。
53歳で15年ぶりぐらいにクライミングを再開した時に耳慣れない言葉が幾つかあった。代表的なものは「マルチ、ロープ、テンション、デバイス」だろう。
まあ大抵の言葉にはすぐ順応したが、テンションに関しては間違って覚えたように感じる。
良くは覚えていないが、昔はテンションを「張って!」、落ちる時は「らーくっ」と言っていたように思う。それが今の自分はすべて「テンション」になってしまっている。
志のあるクライマーで「テンションは禁句」にしている人もいるらしい。
どのビレイヤーも完璧ではないので、自分の身を守るために落ちるときは何らかの意思表示をした方が良い。とりあえずは「フォール!」という言葉を発したい。絶対「フォール」の方がかっこいいと思う。
部屋の中で3回ほど発声練習をした。

下の写真は極限状態でQDを掴むという愚挙を犯した瞬間。
たぶん「テンション!」とか叫んでいるのだろう。
本匠:ムンクの叫び(5.11a)にて。