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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

大健闘、熊本県チーム

7月15日~17日に宮崎で岩手国体の予選会である、「第36回九州ブロック大会山岳競技」が行われた。
15日(金)は、役員会と開始式。私は審判員として参加した。
16日(土)は、都城市のボルダリングジム「Q-block」でボルダー競技が行われ、
17日(日)は、宮崎県体育館の人工壁でリード競技が行われた。
熊本県チームは地震で県体壁が使えない状況にありながら、成年女子、少年男女ともに5~6位と大健闘した。
近年は九州からワールドクラスの選手も出ている。東京オリンピックの選手が今回の大会から出てもまったく驚くにあたらない。IMG_1719

ボルダー競技成年女子
第4課題(3級)にトライする
ときちゃん。

IMG_1765リード競技成年女子
グレード(5.12c)にトライする
なっちゃん
もうすぐ背中に鬼を飼いそうです。

IMG_1784リード競技少年男子
グレード(5.13a)にトライする
だいすけくん

IMG_1799 13日間お疲れ様でした。
県岳連の会長、理事長
成年女子チーム3名
少年男子チーム3名
少年女子チーム3名
審判員 2名
帯同トレーナー1名

 

3年ぶりのリフレス大牟田

当初は岩野山で登る計画であったが、梅雨空の下、リフレス大牟田に行った。
調べたら2013年の冬、ここで忘年会を行い、その前に登っている。
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今日はNさん(写真)の新人訓練がメインであったが、会員は6名集まった。
壁は約8mと短いが、熊本地震以来県立体育館の人口壁が登れないので腕の持久力が落ち、10本登って大満足であった。
リフレスは4時間利用して一人640円、非常にリーズナブルである。

やっと走れるようになってきた

2015年3月に左足首を捻挫してから1年3か月、まだ完治はしていない。
走り始めは少し痛むが、徐々に痛みは消えていくので「よかろう。」と思って走っている。
自宅近くにホームコースが3つある。

①三万田下り1km
走る時間が少ない時、体のサビを落としたい時、スピードアップをしたい時に使う。
②農免5km
往路はジョグ、復路はタイムトライをする合計10kmのコース。
③植木往復20km
熊本城マラソンの前に数回走るコース。

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写真は今日のランニングで身に着けていたもの。
Tシャツは、13年前の「ひのくに新世紀総体」で作られたもの。「このとき君が輝き風になる」という文言がある。
2枚もらってずっと使い続け、遂に肩の部分が破けた。
今日が最後になるので記念写真を撮った。
スパッツは、アシックスの「フランク・ショーター」で、時々は水着にもなる。
ショーター氏は26年前の私の初マラソン「佐賀・嬉野高速開通記念大会」にゲストで走られた。
このスパッツはいつから持っているかわからない。
私は物持ちがいいのである。
シューズは、アシックスの「ターサー・Japan」でまだ4年目ぐらい。

今日の午後は、岩野山駐車場周辺の草刈りをした。
また、ゼルプスさんから指摘があったカンテの終了点のハンガーの向きを修正してきた。
クライマーは熊本市内から二人来られた。
7月9日(土)にあそ望山岳会で新人訓練を行う予定である。

もらったチョコのお返しに

日向神の日陰を求め、サンセットエリアで久留米のミスターMと登った。
2年ぶりに「善秋君のおかげです 5.11c 25m」に取りつき、2便目でリピートできた。
ちょうど太陽が尾根から顔をだし、逆光でいい写真が撮れなかったのは残念である。
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「エルニーニョ 5.11a」を登った時はもう壁に陽がさしていたので、先日ホームセンターで買ったUVカット97%のフェイスカバーをして登った。
身も心もまるで忍者のようになる。
今日のサンセットは2グループ(合計5人)しかおらず、非常に静かであった。
午後は道端エリアで登った。ここには10名ほどの人がいて、それぞれの課題に取り組んでいた。
スラブ壁の左側では「春の光 5.7」にトップロープをかけて外国の方(男性A)が初心者(女性Bら)に英語で指導をされていた。
私は「太郎 5.10c」を登った。中間部の左手ガバが年々私に近づいてくるように感じてうれしい。
ふとスラブ壁を見ると、Aさんがトップロープをかけた終了点から左上の「春の嵐 5.11a」に向けてリード中で、1本ヌンチャクをかけて小ハングにへばりついていた。
そして、動かなくなってあえなく落ちた。
ヌンチャクのかかったボルトは隣のルートだから振られて危ないと思ったら、更に予想外の事が起こった!
なんと「ザザザーッ」とそのまま取りつきでビレイをしているBさんの足元まで10数メートルを滑落したのである。
初めて見た「グランドフォール」である。
見ていて何が起こったのか、まったく理解できなかった。
IMG幸いなことにAさんはすぐに立ち上がり、指の擦過傷程度で大事には至らなかった。
私はすぐに駆け寄ってBさんのビレイディバイスを見た。
真新しい赤色のATCであった。セット方法に間違いはない。
と、いうことはAさんの墜落にびっくりしてロープから手を放したのか、それとも最初からロープをにぎっていなかったのか???
もちろんグローブもしていない。
ビレイをしていたBさんも外国の方で詳しいことは聞くことができなかった。
しばらくして、同じグループの女性の方がチョコ菓子を持って来られた。
お騒がせをしたお詫びであろう。
Aさんは腕を打撲もしていたようで、ロープを抜いて帰り支度をされていた。
ここでまた予想外の出来事が起きた。
なんと彼らは壁にヌンチャクを1本残置したまま帰ろうとしているのである。
さっきもらったチョコのお返しではないけれど、さっと登って回収をして差し上げた。

本当に今回は大事に至らずに良かったと、同じ岩場にいた者として心底そう思う。
ビレイをしていたBさんは「初心者」ではなく「素人」だろう。ハーネスもみんなで付け回していた。
こんな「危ない」人たちを見たのは初めてである。

 

愛のエリアで「さわって」来ました。

日向神:愛のエリアに行くたびにいつも見て見ぬふりをして下を素通りしていた「エレキバン 5.11c/d」に、遂にさわってきた。距離は短いしホールドもはっきりしているが、誰もが「難しい」と云うルートである。
ところで、「さわる」という表現はいかがなものだろう。この辺りでは「カチョーにはまださわっていない」とか「ミシマにさわってくる」とか言う。今日の私でいえば、「エレキバンに初めてさわった」ことになる。
例えば下の写真は今日のパートナー、大分のHさんが「久しぶりにさわったら指先がヌルヌルして最後までイケなかった図」となり、どうも変だ。
IMG_1600ちなみに私の初トライは、1回目が2ピン目まで、2回目が4ピン目までヌンチャクを掛け、午後の3回目には上まで行きたかったが敢え無く力尽きた。回収はHさんにしていただいた。
下界の気温が30度を超える梅雨時は指先がどうにも止まらない。秋には登れるよう精進したい。

下の写真はルートの横にとまっていた「ヒョウモンエダシャク」である。IMG_1592

午後からの岩野山で

熊本地方が梅雨入りした。
昨日の土曜日は一日中雨。町の図書館で初めてDVDを借り、家で観た。
「炎のランナー」と「レ・ミゼラブル」、こんな休みの過ごし方もあるのかと思った。
映画は面白かったが、気持ちはまったく高揚しない。
「山ヤを殺すに刃物はいらぬ。雨の三日も降ればいい」

今日(日曜日)は曇り。しかし昨日の雨で岩は湿っぽいだろう。
午前中はいろいろと雑用があったので、午後2時を回って岩野山に行った。
岩場には福岡から5名来られていた。朝方の福岡は小雨が降っていたそうだが、熱心な方々だ。
まず、正面フェイス・カンテルートの終了点に「ラッペル・ステーション」を設置した。人気のルートの安全性と見栄えが格段に向上したと思う。この道具は4年前にあそ望山岳会で購入し、大観峰の岩場に設置していたものを先月撤去してきたものである。
IMG_1566次に、「マルチでGO!」ルートのトラバース部分に残置していたナッツを回収した。
これは5月22日に熊本の方と一緒に登った時、どうしても回収できなかったものである。今のナッツは色分けされているので、新品だったのに相当使い込んだ様になってしまった。改めてナッツを使う難しさを体感した。
IMG_1568なお、先月発表した「グランド・トラバース 往復120m」は「往復100m」に縮小した。ルートが少し膨らんだ部分でホールドが高い位置にあり、ここだけランディングが悪い。技術的にも難しい所で、もし持ったホールドが欠けると下の道路まで10mほど滑落する恐れがあるからだ。
奥岩はゴルフ場に近くなるので、積木崩し岩の「秋日」ルートまででトラバースは終わった方がいいかもしれない。

 

八方ヶ岳の清流に住む腹赤

5月31日(火)、八方ヶ岳に登った。
日差しが強くなりそうな一日だったので、迷わず矢谷コースをとった。
このコースは前半が沢沿いで大変涼しく、尾根道になっても北向きの樹林帯の中で夏場にお勧めである。
この日は珍しく清流の近くで腹赤(イモリ)を見つけた。
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山頂からは竜門ダム湖や菊池平野はもちろん、金峰山や雲仙岳も望める。
西側の山腹には「カニ岩」と呼ばれる岩場もある。
以前偵察に行くと、何本かのショートルートを確認できた。

また、東側の山腹には「穴川の岩場」と私が名づけた所がある。
私が高校生の時に山道を歩きながら撮った遠方の岩場の写真に「クラック」らしいものが写っていて、10年以上たってルート開拓に行った。
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ルートはチムニーからハンドクラックで、20mぐらいで泥がつまり終了点となった。
途中、棒フレンズにテンションの嵐をかけまくったので「テンペスト」とルート名をつけた。
あの頃は技術はないけれど、体力とやる気はあったようだ。

さらば、我が青春の「大観峰」

熊本地震後、初めて「大観峰の岩場」を訪れた。
ミルクロードを「やまなみ」方面から車で近づくと大観峰の南側斜面が大きく崩壊しているのが見えた。
こんなに崩れているのか。
もう、岩場自体が完全に無くなったのか?
ドキドキしながら売店から岩場への踏み跡をたどる。
ブッシュ帯に入ると3年ぶりなので藪こぎになる。
岩場が望める場所にくると「第1エリア」は変わりないが、「第2エリア」は上部が崩壊している。
さらに奥の岩壁は完全に岩雪崩を起こして無残な様相を呈していた。
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30数年前、私は社会人山岳会「熊本クレッテルカメラード」に入ってから、毎週のようにこの岩場に通った。
初期のクラックルートの開拓から電動ドリルを使ったフェースルートの開拓と時代は移ったが私の青春はこの岩場と共にあった。岩場も未発表の「第4エリア」まで広がった。
写真は大観峰で最初に拓かれた「カイトが舞うチムニー 5.5 20m」である。
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岩場は南面なので夏場は暑かったが冬は北風がまったくあたらず快適だった。
秋の紅葉シーズンも素晴らしく、阿蘇五岳をバックに登るロケーションは最高であった。
「一日1本」を目標にルート開拓を楽しんだ。

しかしこの岩場は上部から下りてくると懸垂下降を強いられる。帰りは疲れた体で重荷を背負って岩壁を登り返さなければならない。
当たり前だがクラックルートはカム類がなければ登れない。
クラックルートのブームが去るとこの岩場を訪れる人はほとんどいなくなった。
1993年、フェースルートの岩場としての再興を図って、「復活の日 5.10b」「青大将 5.10d」「リアラ 5.10c」等のルートを開拓した。
しかし、私自身がその後はクライミングから遠ざかって行った。写真は「復活の日」である。
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2011年、長い休眠から覚めた私は「あそ望山岳会」に入会し、さっそく大観峰の岩場の再興を願った。
開拓好きでドリルを持っているK1さんを誘って岩場に行き、懸垂下降地点にステンレスのボルトを打たせてもらった。
2012年には例会山行で大観峰クライミングを企画したり、会でドリルを買って「リアラ 5.10c」のアルミハンガーをステンレスに替えるリボルトや第1エリアの上部にラッペルステーションの設置を行った。
懸垂下降をせずに岩場に行けるルートの探索も行った。
しかし以前のプロテクションは当時のスタンダートだったペツルのアルミハンガーであり、今はクライミング不可になっている。終了点はほとんどがリングボルトの平行打ちで、阿蘇山系特有の腐食の早さがみられる。
今後、お金をかけてリボルトしても登りに来る人はいるのだろうか。
そんなことを考えているうちに、私は日向神でのクライミングの面白さを覚え、大観峰へ足が向くことがなくなった。

2016年4月、震度7の激しい地震は阿蘇山系にも大きな傷跡を残した。
大観峰の各エリアはかろうじて残ってはいるものの、周りの様子からもう登るべきではないだろう。
5月26日、私は5年前に打った下降地点のステンレスハンガーを躊躇なく外した。
また、上部のラッペルステーションも外した。
これらは岩野山の岩場で再利用するつもりである。

さらば、我が青春の大観峰

 

 

メガを履いた「朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや」

旧友のMさんが岩野山に来られた。若いころはよく同じ岩場で同じ時間を過ごした。落ち着いた物腰が私にはお兄さん的で、一緒にいると何故か安心感を生じる。
「外岩は久しぶり」とかで、ザックから出てきたシューズはスポルティバの「メガ」だった。
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東秀磯氏のフェイスブックに書かれてあったように、誰も彼もがメガを履く時代があり、私も一足は履いていたが実物を見るのは何十年ぶりだろうか。
Mさんの体型は還暦を迎えてもシューズ同様昔と変わりなく、リードしてもスムーズな体の動きだった。
次回は指先を鍛えなおしていただき、日向神あたりでご一緒したい。
なお、お土産として岩野山開拓用にボルトやハンガーをたくさんいただいた。有難いことである。

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【カンテを登るMさん】

岩野山に新ルート 「体年齢35歳」

今日の熊本地方は気温30度を超えたそうだ。
そんな中、朝から職場で刈払機を使っての草刈り作業、帰ってから更に我が家の庭の草刈り。
午前11時すぎからやっと岩野山へ行った。
駐車場は先週整備したのですっきりしている。
そしてなんと車が4台も停まっているではないか。
地震発生から今日でちょうど1か月、めっきりクライマーが少なかった岩野山も活気が戻ってきたようだ。
正面フェースの右端、奥ノ院と呼ばれる所にトップロープの課題があったので、ボルトを打ってリードルートにした。
「体年齢35歳(5.11a  B2 6m)」とした。
小ハングから縦カチを使って足を上げていく。
最後は草付に当たるので左へトラバースして「ニッケ栗饅頭」からバンド帯に上がる。短いけれど登り甲斐がある。
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【体年齢35歳】

また、前回作った「グランド・トラバース 5.10c 往復120m」でキコリや掃除を行い、2回トライして往復で14分05秒を記録した。
前回が18分だったので素直にうれしい。
家に帰ると体から水分が抜けていて、オムロンの体重計(Karada Scan217)に乗ると夕食後でもBMIは19.9、体年齢は35歳だった。
その後、孫と風呂に入っていたら一日の疲れで両太ももがつってしまった。
筋肉の質は実年齢程度か?