日向神「赤い実のエルニーニョ?」

2017.10.8 日向神:サンセット

今日はアポなしで日向神に出向いたのでたくさんの方にお世話になった。
山崎組、ボル天組、E村スクール、ジャングルジム組、たけちゃん親子、みなさん有難うございます。
サンセットエリアは二日前の雨が乾かずにしっとりしていた。
しかたなく最初は「中央エリア」へ行った。
左側のやさしいスラブ帯は上部が濡れていたので、右側の「ピッチング・エッジ 5.10c」を登った。ここは雨の影響が少なく、快適に登れた。
3回目にしてやっとルート名の由来が判った。

サンセットにもどり、「トパーズの風 5.11a」に取り付いた。
ここは3年前にオンサイトして以来である。
下部の湿ったコケ帯をぬけたら快適かと思いきや、2~3ピン目で行き詰まった。
生乾きの岩になかなか使えるホールドが見つからず9割方フォールを覚悟したが奇跡的に「手に足」で立ち上がれた。今年一番の緊張感だった。
上部のハングは易しく、核心は下部のスラブだった。
「トパーズの風」とは開拓者のK1さんもしゃれた名前をつけたものだと思っていた。惜しむらくは我々市井のモンにはトパーズがイメージできないことである。
そこでスマホ検索をしてみると、トパーズには黄玉という宝石の他に、ギリシャ語で「探し求める」という意味があった。
下部のスラブで必死に使えるホールドを探し求める、「あれがトパーズか!」と、一人納得した。

午後になると「広場」は多くの人で賑わった。
E村さんが生乾きの「赤い実のヤマボウシ 5.11a」をオンサイトされた。
そしてまたもや新しいムーブが出現した。
彼が登ると、彼のムーブこそが最善と思われた。
そこでさっそく真似してみようと私も「赤い実の~」に取り付いてみた。
結果は核心部で足がホールドに乗らない。
あわててチョークボールを落とすへままでしてしまった。
これではいかんと思い、自分のムーブ(これが意外と人には難しく見えるらしい)で登った。
実は、私には別のねらいがあって、終了点からそのまま「エルニーニョ 5.11a」を登った。(写真)
この仮称「赤い実のエルニーニョ」は5.11aが2本分だから5.11bぐらいにはならないだろうか。

 

 

 

 

今日は生乾きの岩に連休で人も多くあまり登れていない。
①ピッチング・エッジ(5.10c) リピート
②トパーズの風(5.11a) リピート
③若い時のりりぃ(5.10c) リピート
④赤い実のエルニーニョ(仮称 5.11b?) 初登
⑤物見遊山(5.10d) NG ※ホールドが欠けてフォールした。

私のことを「おじさん」でも「じいちゃん」でもなく、「いっせいさん」と呼ぶたけちゃん。もう一人のたけちゃんが岩に穴をあけたので、葉っぱを挿して一緒に遊んだ。

 

 

 

 

最後の写真は、秋の夕日がさすサンセットエリアで「りりぃさん」を登るかおりん。