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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

加齢による走力低下

2021.8.16(月) ランニング 12

新しくランニングシューズを買ったので、タイムを計り始めた。
家の近くに約1kmの下りコースがあり、20年間の記録が残っている。今日、各年のベスト記録をグラフにしてみた。
これによると、40歳代は記録が伸びている。
45歳の青島太平洋マラソン大会は(3時間9分23秒)の好記録だ。
47歳の時、トレラン中に左ひざを故障して3年間ほどまったく走れなくなった。
所属していたランニングクラブも辞めた。
しかし、リハビリで始めた山歩きが面白くなり、53歳から入った山岳会で岩登りを再開して今に至る。

【昔、電車が走っていた道】

今、休日はクライミングばかりで走ることはないからタイムは当然落ちる。
このコースでは、約20年間で40秒もタイムが落ちている。
単純計算で、1年間に2秒の減となる。
これは大きいのか小さいのか?

【泗水:孔子公園】

ちなみに、体重は40年間で4㎏落ちている。
太ももは明らかに細くなっている。
これも単純計算で1年間に100gである。
1年間に100g筋肉量が減って、走力は1kmで2秒落ちる。
これでだいたいこれからの想定はできる。

しかし、高齢の識者によると、60歳代はなんとか体力を保持できるが、70歳代になるとガクンと落ちるらしい。
人生100年の時代を元気に生き抜くのは難しい。

※本文と写真は何の関係もありません。

2021 上半期の山行まとめ

2021.8.13(金) 徒然 66

9日にはPCR検査で「陰性」と判定された。
それでも「濃厚接触者」であることは変わりがないらしく、熊本県療養支援センターから毎日不定期に「安否確認」の電話がかかってくる。
熊本県では本日、過去最高の207人の新規感染者が出たらしい。
接触した日から2週間は自粛生活から抜けられない状態だ。

【ヤマホトトギス】

更に外は連日の大雨だ。
天草や荒尾方面では災害も起きている。
外で草刈りもできない。
そこで、宿題になっていた「あそ望山岳 会報」の原稿を書いた。テーマは「カニのハサミ岩 開拓記」である。
そして雨が降り続くので、今年の上半期の山行まとめも行った。これ、実は毎年夏にはやっていることだ。

【キアゲハ】

11日(水) 大雨
①「カニのハサミ岩 開拓記」
B5版で11ページになった。
写真を多用するのでエクセルで作った。発表は会報で。

12日(木) 大雨
②今年の「山行記録まとめ」
期日、山域、ルート、結果、同行者を1行で記録する。
数えたら58回だった。
もちろん、八方ヶ岳「カニのハサミ岩」がほとんどだ。
③これまでの「開拓記録まとめ」
今年は14本で、そのうち5.11以上は10本。
全合計は83本になった。
K1さんが102本で足踏みしているのであと2~3年で追いつくかもしれない。

13日(金) 大雨
④「写真アルバムまとめ」

今どきこんな大きなアルバムを作り続けている人はいるのだろうか。
今年は特に内容が充実しているので10ページになった。
内容は単にこのブログの内容を超簡単にしたものになるのだが、昭和30年代生まれの私はWeb上のデータ保存はまったく信用していない。

アキアカネを捕食する【コサナエ】
トンボも優雅に空を飛んではおられない。

新型コロナ、PCR検査結果

2021.8.9(月) 徒然 65

8月7日(土) 晴れのち雨
日向神:サンセットで登っていたら、職場の上司から突然の電話あり。
「職場のAさんが新型コロナの陽性者になりました。5日にAさんと一緒に昼食をとった緒方さんは濃厚接触者になりそうです」と。
広い部屋の長机に座って、直線距離3mは離れていたのに濃厚接触者とは。昼食でマスクを外したのが要因か。

【TOKYO2020 卓球男子3位決定戦の水谷隼】

夜の11時頃保健所から「明日、検査を受けてください」と連絡があった。


【張本・倉嶋監督・丹羽・水谷 銅メダルおめでとう】

8月8日(日) 台風9号で雨
午後2時過ぎ、保健所で唾液による検査を受けた。
ドライブスルー方式であったが、唾液5㏄を出すのには結構時間がかかった。
夜はTOKYO2020の閉会式。

8月9日(月)
午前11時過ぎ、保健所から「結果は陰性」という報告と今後の注意点を受けた。まずは一安心。
熊本県では毎日100名程度の新規感染者が出ている。
とすれば、濃厚接触者は毎日500名以上出ているのではないか。

生家の草刈り、藪払いを行った。

【キアシナガバチの巣 2つ確保】
不覚にもハチの反撃をかわせず太ももを1ヶ所刺された。
「泣きっ面にハチ」とまではいかないか。

夏も日向神はいいなあ

2021.8.7(土) 日向神 131

熊本は前夜から雨が降っていたが、八女地方は晴れのち雨。
では、日向神へ行こう。


【けほぎ橋】
星原峠を越え、上流部から日向神へ入る。

天気を心配してかクライマーは少ない。

虫も少ない。これは【スケバハゴロモ】
未来の透ける戦闘機みたい。

道端エリアのスズメバチの巣を見に行く。

なかなか大きい。
君子危うきに近寄らず。

サンセットで登る。
①八女茶のチャチャチャ(5.10a) R(リピート)
②物見遊山(5.10d) R(リピート)

私のカメラでタケシさんが自発的に写真を撮られた。
気配りのできる男になられた。(笑)
午後は日当たりが良すぎるので愛のエリアへ移動。

今年の目標の一つ、「ひこうき雲」にトライ。
2019年11月以来だ。

今日はトップロープで触れただけでも良しとしよう。
空が暗くなり、時折カミナリが落ち始めた。
車に乗り込み、下山報告をしているとドシャ降りになった。

落とし物を2つ拾った。

けほぎ橋で拾った大きな羽。
なんと長さが40cmもある。

駐車場で拾ったマグネット。(保管中)

休養日から始まった8月

2021.8.1(日) 徒然 64

7月22日(海の日)の連休始まりから10日間で、クライミング3回、山歩き2回で疲れがたまった。

特に7月30日(金)の「経ヶ岳~多良岳往復」は大変疲れた。
佐賀の民謡に謳われる「岳の新太郎さん」になろうとしたが、これまでの修行が足らずに疲労だけが残った。
夜も疲れてブログ更新ができなかった。

ところで、我が家の庭でカブトムシが捕れていた。

左側の大きいカブトは山で捕った。
右側の小さいカブトは庭にいた。
同じオスだが小さい方はゴキブリぐらいの大きさ。
幼虫時代の栄養状態でこうも違うものか。
それとも新種の「コカブトムシ」か。

31日(土)は午前中にやっとブログ更新。
午後は図書館へ行くのがやっと。
ここで「リサイクル本」が1冊10円で販売されていた。

前部で10冊、約5㎏、定価は合計19.000円なり!
これが100円では安すぎだろう。

8月1日(日)は朝から雨。
あそ望山岳会の「会山行:日向神クライミング」は前日に中止決定。
私にとっては良い休養日になった。

午後になって晴れてきた。
TOKYO2020  ゴルフで松山英樹が現在3位。
目が離せない。

経ヶ岳~多良岳ハイク

2021.7.30(金) 経ヶ岳~多良岳ハイキング 15

4:15 泗水発~南関~みやま~佐賀湾岸道路~鹿島~
6:45 奥平谷キャンプ場(下道で2時間半、片道110km)
7:15 登山口出発∼馬ノ背~千年の樫~平谷越

杉林の中でさっそく大型の蛾が登場。
名前は不明だがこれからに期待感が沸く。

【千年の樫】 思ったより小ぶり。

9:10 経ヶ岳山頂
クサリ場を越えての山頂は楽しい。
山頂に日陰は少なく麦わら帽子が初めて役立った。

【山頂より多良岳への稜線】

9:40 中山越~笹ヶ岳~
経ヶ岳から南の尾根を下った。急だが早い。
笹ヶ岳を過ぎると山友からの事前情報にあった【オオキツネノカミソリ】が出てくる。

10:40 金泉寺

予想もしなかった立派なお寺に驚く。
昔、「新太郎さん」というイケメンの修行者がここにいて、民謡にまで謳われているそうだ。
今回のハイクの目的は「我、吉田和正ではなく、文太郎でもなく、新太郎にならんがため」と嘯(うそぶ)く。
隣にはこれも立派な登山小屋がある。(土日は営業)
ここは黒木方面からの登山者が多い。


【役ノ行者像】
どこかで見たようなお顔が非常にユーモラス。
役行者は山岳修行の先駆者らしい。

11:20 【多良岳山頂】
大きな石の祠が祭ってある。
眺望はないが、経ヶ岳方面だけは樹木が払ってある。

11:40 金泉寺
12:50 中山越
13:40 平谷越
枝を拾って杖替わりにした。疲れて心身ともに修行僧になった。
何か見つけたら写真を撮って休む。

【アサギマダラ】はよく見かける。


【ヒグラシの抜け殻】

これが【ヒグラシ】 カナカナというよりキキキキと聞こえる。


この【マムシ】はネズミらしきものを飲み込んでいた。

15:05 奥平谷登山口
全行程約8時間。暑い時の山歩きは修行だ。


野岳に行くたび気になっていた【平谷温泉 山吹の湯】
700円はちと高いが疲れた体をゆっくり癒せた。

佐賀の湾岸道路は来るたびに伸びて車のナビでは対応できない。
平日の夕方もスマホのナビで渋滞なく下道で帰った。(2:30)
往復220km、Av18.7km

英彦山ハイク

2021.7.27(火) 英彦山ハイキング 14

ドライブをして山にも登るシリーズ第2弾。
5:30 泗水発  7:10日田市  8:45 英彦山別所駐車場
途中、日田市で最短距離を選択したら豆田町に入り込んでしまった。

9:00 別所駐車場出発
平日なので車はたったの3台。正面の参道を登る。

これは秋に来るとまた良さそうだ。
奉幣殿から右の山道に入る。
セミの声もしない、静かでなだらかな道だ。

【梵字岩】に寄ってみた。
修験者の気持ちが表れている。

近くにいた【ニホンアカガエル】

あまりにも静かな山道なので、「ヘビでも出ないかな」と思っていたら出てきた。

【マムシ】は本当に自信家であまり逃げようとしない。

【大南神社】

10:45 【鬼杉】

樹齢は1200年、国の天然記念物になっている。
山中、所々に小沢があって体を冷やせる。
ここからは急な登りだが、【アサギマダラ】が水先案内をしてくれた。

11:50 南岳(1199.5m)

【中岳と上宮】

上宮は半分壊れていて立ち入り禁止だ。
裏手の休憩所で昼食をとった。
遠くに由布岳、九重連山、阿蘇山も見える。

下りはブナ林の北西尾根に入った。
四辻分岐を過ぎて英彦山野営場に下りる。
九州自然歩道を進むと【地蔵坂】があり、六地蔵もあった。

山上の気温は26度だったが、道路に出ると36度ぐらいか。

13:45 別所駐車場
慣れぬ山歩きでけっこう足が疲れている。

14:30 出発

【おおやま道の駅】

「進撃の巨人」の作者がこの町の出身で、進撃の巨人ミュージアムがあり、無料だったので入ってみた。作者の小学校時代の図工の作品なども展示されてなんとなく微笑ましい。

17:30 帰宅
往復で218km、帰りはさすがに眠くて休みながら運転した。
しかし、山歩きは本当にきついと思う。
クライミングが如何に楽であるかが改めてわかる。
山歩きは若いうちにやっておかねばならない。

この山行のために、最新のガイドブックが欲しくて「ヤマケイ アルペンガイド 九州の山」2700円を買った。
あそ望山岳会も執筆・調査に協力しており、本当に役立った。

今日の疲れと、TOKYO2020 ソフトボール決勝(日本2-0米国)があって、ブログ更新が遅くなった。

TOKYO2020 卓球

2021.7.26(月) 徒然 63

卓球混合ダブルスで水谷隼・伊藤美誠が金メダル。

卓球はサーブを打って決まるまで息ができない。
見ている方も息があがる。
第7ゲームが一方的だったので楽勝に見えるが、0-2だった時まではどうしようもない感じだった。
すばらしい逆転劇。
中国ペアに勝っての金メダルで時代は変わったと思える。
福原愛ちゃんもテレビの中で笑顔を見せて、新しい人生を歩き始めたようだ。
中学時代、卓球少年だった私はなんとも嬉しい。


我が家のケヤキでセミが脱皮中。

サンセットで登り込み2

2021.7.25(日) 日向神 130

4連休最後の日はゆっくりと日向神を目指す。

久しぶりに3号線~鹿牟田峠コース。

これも久しぶり(約半年)にダム下エリアを見に行った。

壁下の道は夏草に覆われようとしている。
「夏草や兵どもの夢のあと」
奥の桜エリアは逆に広くなって、新ルートも2本拓かれている。

駐車場に車は少ない。
みんなでサンセットへ行く。
①梅雨明け宣言(5.10c) NG
3日前はなんとか登れたが、「もっとスッキリ登ろう」と取り付いたら、指先が痛くてテンション。それでも核心のムーブは覚えた。

②赤い実のヤマボウシ~エルニーニョ(5.11a) R(リピート)
2つの11aを継続して登るので内容がある。

③プリティウーマン(5.11a)NG

いつものことながら1回目は登れない。

④プリティウーマン(5.11a)NG
テンションをかけて少し休むとヒールフックが決るのだが。
写真はTr.トライの井ノ口さん。

⑤プリティウーマン(5.11a)NG
連日のクライミングでもう指先が痛い。
今日は3回で登れずギブアップ。

向こう側のゆきえさんも以前は楽に登れたというプリティウーマン。もう中高年クライマーには厳しい課題になっている。
手前は「ひまわり 5.10a」のかおりさん。
午後3時ぐらいになると広場エリアは日陰になってくる。

ショックな情報。

サンセットエリアでマダニが発見された。
第1齢らしく、よく見つけたものだと感心するぐらい小さい。
ここ数年で愛のエリア、ダム下エリアでマダニは見つかっている。


【ダム湖畔のウバユリ】

夜はTOKYO2020,柔道で阿部兄妹がダブル金メダル獲得!
男子サッカーはメキシコに2-1で勝利、すばらしい。

ハサミ岩で登り込み

2021.7.24(土) カニのハサミ岩 37

我が家から澤田さんと乗り合わせて行く。

駐車場にいた「ミスジチョウ」


木漏れ日の中の「カラスアゲハ」


登山道にいた「ベニツチカメムシの幼虫」

実質的にハサミ岩で登るのは一ヶ月ぶり。
岩はよく乾き、雨できれいにもなっている。
第2ルンゼエリアから下りながら各ルートを登り込むことにした。

①緑陰(5.10a)  R(リピート)

②ガクアジサイ(5.10d) R(リピート)

下部のスラブはしぶい。

中間部のテラスに上がってフレークをつかむ。
カメラマンはあそ望山岳会のみ~子さん。

③穴三つ(5.11a) R(リピート)
ボルト3本で、これはかなり緊張するルート。

④タラの芽の頃(5.11a) R(リピート)
⑤タラの芽の頃(5.11a) R(リピート)

⑥ロドキャン(5.11b) NG

核心部を越えてからホールド選択を間違った。
上部は風が吹き、気持ちがいい。
このエリア、一押しのルート。

⑦プロローグ(5.11a)    R(リピート)

写真は澤田さんのトライ。
この辺りで指先がずいぶんと薄くなってきた。

澤田さんは最後に「奥の院チムニー」を登った。

ハサミ岩のショートルートは樹林帯の中にあって夏でも日陰が多い。
ホールドもきれいで、ブラシを使うことがなかった。
帰りは新しい岩場の探索も行った。