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昭和生まれ 熊本県菊池市在住 暇な日は草刈、読書、ナンプレなど

5日目 月山に登る

2025.7.25 ぶらり旅

午前6時、月山:姥沢登山口から望む。
トイレを済ませて登るが登山標識が全くないので少し迷った。
ヤマップ地図は節電のためになるべく見ないようにしている。

雪渓を歩くのは何十年ぶりだろうか。
滑って命を落とすような所ではないが、軽アイゼンぐらいはあった方が良い。東北の山をなめていた。

チングルマが咲き誇っている。
他にもたくさんのお花が咲いているが、植物に関してはまとめて別にアップしよう。

あまり遠くないところに鳥海山が見えた。
登山道は歩きやすく、雪渓やお花畑に囲まれ本当に来て良かったと思う。

月山の山頂付近には山小屋やバイオトイレがある。
山頂部分は神社に占領されていて、500円で祈祷を受け、厄除けのおまじないをしないと入れない。

福島からの参拝者と記念撮影。
彼らはほぼ毎年この格好で出羽三山【 月山(前世)・羽黒山(現世)・湯殿山(来世) 】を登るという。

午前11時、約5時間で暑い姥沢に下山。
熊本ナンバーロードスターの周りは遠慮してみんな車を停めない。駐車場代は1000円とちとお高いが、前泊するならここが良かった。

スマホの充電のためにも志津温泉(500円)に入った。
冷房のない館内に1時間ほどねばったがあまり充電できず、風呂上がりにまた汗をかいた。

月山ダムの近く「ななかまど亭」でとり油そばを注文。食べ応えがあった。さらにデザートのプリン、アイスコーヒーまでサービスしてもらった。

次の鳥海山は近い。
登山口の滝の小屋駐車場までは快適なドライブだった。
夕方で車は多いが人は少ない。どうも山頂小屋等に泊まるコース設定が一般的らしい。それほど山はきびしそうだ。

ほら貝を持った上半身裸でスリッパの男性が下りてきた。
神社の秋祭りに向けてまだ練習中だという。

満天の星を見ながら埼玉からの車中泊2人と四方山話。
夏の大三角の覚え方「琴ベガ、鷲アル、白鳥デネブ」という覚え方を披露した。
明日のために2リットルのペットボトルに食塩などを入れて準備をした。

4日目、天険:親不知

2025.7.24 ぶらり旅

新潟を目指す途中、北アルプス日本海側の始まりと云われる親不知(おやしらず)に寄った。

急峻な山が日本海まで迫り、昔の旅人は荒れた日本海の海岸を命がけで渡った所だ。松尾芭蕉も難儀したことだろう。

展望台から見ると、4世代の道が分かる。
江戸時代までの海岸線の道。旧国鉄の線路。トンネルを使った一般道。そして高速道路。

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これは明治期に造られた国鉄のレンガ造りトンネル。中はヒンヤリとしている。補助燈や懐中電灯も用意されているので余裕があれば歩いてみたい。

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山と海岸が近いので砂浜でなく丸ゴロ石ばかり。
芭蕉と曽良の二人もここで石を積んだと思う。

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白いホタルブクロがたくさん咲いていた。

新潟市はバイパス道でパスするが、車が多く危ない道だった。
3車線で安全のために少し車間を空けると、横からではなく斜め後ろから割り込みブレーキを踏まされる。思った通り交通事故も起きていた。

月山志津野営場を目指すが、ナビに従うとえらく複雑な道を走らされた。たぶん50km以上無駄に走った気がする。
野営場は閉まっていたので駐車場にて野営。標高が高いと涼しくて快適だ。
今日は親不知以外は「すき屋」とガソリンスタンドに寄っただけの移動日で532km走った。運転に疲れてきたようだ。

3日目、白山市まで

20257.23(水) ぶらり旅

日本三景の一つ、京都:天橋立にある知恩院。
松の枝に結ばれたおみくじも扇の形をして品が良い。
早朝から地元の方々が掃除をされていた。

天橋立は周りの海の水が驚くほどきれい。魚も多く、鵜(ウ)が潜って魚をねらっていた。しかもここに海水浴場があるなんて!
近くの宿に泊まって朝から泳ぐなんて楽しいだろう。

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船が来ると回転する橋があるが、残念ながら間に合わなかった。
岩見重太郎仇討の場で時間をとったからなあ。重太郎は3人相手に勝ったというので本当に強かったのだろう。

福井、東尋坊。ここが自殺の名所とはとても信じがたい。
ちょっと大きなボルダーエリアぐらいだ。
ここから飛び込んで死のうかと迷っているうちに近所の店のおばさんから声をかけられて一命をとりとめたという人が600名ほどいるらしい。
たぶん「ここから飛び込んで死ねるかな?」と迷っているうちに声をかけられ、「ここじゃあ死ねない」と思って止めた人が大半だろう。

初心な彼女を岩場に誘って、手をつなぐのには絶好の場所かな。
ちなみに東尋坊とはここで殺された悪い坊さんの名前らしい。

舞鶴港は旧日本海軍の軍港であった。
現在は海上自衛隊の基地になっている。

宿泊所をネットで探すも抵当な場所が見つからない。
とにかく標高を上げないと寝られないので、白山の方へ走った。
〇〇滝という観光名所らしき所をめざしたら工事用道路に入り込んでしまった。

暗くなって仕方なく山の道路端で露営。
涼しい風が吹き、露も降りないようだったのでテントを立てずにエアーマットとシュラフカバーで快眠。この日は394km走った。

2日目、鳥取砂丘

2025.7.22(水) ぶらり旅 

ひたすら日本海側を北上する。
北上と言っても実際は東なので、右側からの直射日光がひどい。右腕前腕が日焼けしてきた。

40年ぶりの鳥取砂丘。
県知事の「鳥取はスタバはないが砂場はある」は受けたな。
事前にビジターセンターで砂丘のでき方を学んだ。

右上の影は指。直射日光が強すぎてスマホを持つ人も画面の確認ができない。

今日は380km走った。「下道で行く」と公言していたが「有料道路は使わない」に変えた。山陰道は無料高速が多いからだ。
眠気との闘いで、気付けば3速でずっと走っていたりした。
昼はガストでタンパク質とビタミンを補給。

鳥取の岩美町いこいの里キャンプ場に到着。
テントを立てる前に近くの温泉に行って帰ってくると、赤いザックを置きっぱなしにしていた。(まだ不注意が多い)
今夜のメニューはラーメンライスとサバ缶。
缶チューハイを飲み、いい気分でご飯を炊きながらスマホでブログをアップしていたら、ご飯が見事に焦げた。
「ラーメン丼」にしたら意外にうまかった。

旅の1日目、無事に萩到着

2025.7.21(月) ぶらり旅 2

ゆっくりと準備をして、午前9時に出発。
菊池~日田~小石原~猛暑日の平尾台へ。
この近くで生まれたU君が「平尾台は良いぞ!」と学生時代に言っていたのでコースに入れてみた。雄大な景色に驚いた。

あれ、ここは2016年3月に登った「千仏ロック」の近くじゃないか! 
あの日は5.11を一気に3本も登れて人生最良の一日だった。
暑い中で食べる熱いカップラーメンはうまい。

まあ山口と言えば角島大橋。
ここは2022年8月、伯耆大山に登った帰りに寄ったので軽く往復しただけにとどめた。
3年前は冬用テントで海岸近くに野営したので地獄をみた。
その経験が今回大いに活きている。

萩阿武川温泉キャンプ場は1人310円、温泉が500円。
安すぎでしょう! 
館内で勝手にスマホを充電していたら「忘れ物」と思われて事務所に持っていかれていて、平謝り。
テントはたった2張り、静かで満天の星、初めてのメスティンご飯も大満足。

翌日撮った写真だとこんな感じ。
車横付けでほぼオートキャンプ場だ。

旅立ち前の隧道エリア

2025.7.20(日) 日向神298 ダム下54

全国の梅雨明けを聞いたので、明日から退職後最大のイベント「東北ぶらり旅」に出かけるが、その前にいつものダム下:隧道エリアで登った。

まずはダム下2Fで「マムシ」のお出迎え。
ダニも怖いがこちらはもっと怖い。

朝早くからKさんご夫婦が来られ、「アンビバレント(5.11b)」をオンサイト。写真のムーブは設定通り、しかしその上の分かりにくいラインは右から越えられた。

右端の「彦星(5.11b)」もオンサイト。

今日も日陰で、風がよく吹いて、短くて、けっこうきつい「彦星」の理想のムーブ探究会が開かれた。
そして遂に、写真のゆきえさんのようにヒールを使うムーブが見つかった。だいたい昭和の人間にはヒールを使うという発想がないので目からウロコである。
暑い夏はこんな岩登りも楽しい。

「アンダーリンク(5.11c)」などは日陰になる午前中にトライすべきだ。

今日は井ノ口さんから「大阪・関西万博」のお土産をいただいた。万博も富士山の山小屋もネットで予約がとれる技術がないとダメらしい。

日向神の道路端では「ヤブカンゾウ」が見られるようになった。

さて、明日から「青森:八甲田山」を目指して日本海側の下道をロードスターでゆっくり走るつもりだ。

約40年前、一人で車を運転して奥秩父:小川山に乗り込んで以来の遠出である。
今回の旅のために「モンベル:クロノスドームテント2型」を買った。

その他は「100均でそろえるキャンプ用神グッズ」をYouTubeで見て買った。
・厚手アルミホイール(火消ツボ用)
・ホットサンドメーカーのカバー
・キャンプ用水タンク(4ℓ)
・お皿4枚
・メスティン黒(フッ素加工)700円
・調味料パックセット500円
・超吸収スポンジ
・らくらくエアー枕
・メスティン内蔵小物入れ
・BBQ用火吹き棒(これは持っていた!)

だいたい私はこれまで、
・コインランドリーに行ったことがない。
・ゲストハウス、快活クラブに泊まったことがない。
・メスティンでご飯を炊いたことがない。
なんか、初体験がたくさん出来そうな旅である。

なお、ブログ「山へ行って居ります」は引き続き「スマホ」からアップする予定なので、毎日私の無事を祈ってチェックして欲しい。

家庭菜園、4ヵ月目

2025.7.18(金) 園芸4 生物26

退職して始めた家庭菜園。今日はその現状を少し紹介しよう。

ミニトマト 苗2本 ◎ 
順調に育ち、もう脇芽から育てた2番苗が伸びてきた。
ナス 苗2本 ◎
順調に育ち、もう10個ほど取れた。うまく育てると1本の木から100個ほど実が取れるそうだ。
オクラ 苗1本 ○
元気そうだがまだいい形のものが取れていない。
ブロッコリー 種から5本 ✖
アオムシに食われてもうあきらめた。
カボチャ 苗2本 ◎
子どもの頭ほどの実が10個以上できている。
ニンジン 種から ◎
予定では20本は取れそう。
カライモ 苗20本 ◎
秋が楽しみな紅あずま。

プラム 〇

ならせたまま完熟をねらっていたら鳥(?)にやられ始めたのでまだ硬いうちに収穫した。このまま紙に包んで常温で追熟させると良いらしい。

ヒマワリ ◎

道路に向かっていい景色を作っている。

アジサイ △
今年は不ぞろいな咲き方だった。アジサイにも裏年とかあるのか?

アジサイの花に潜る「マメコガネ」(ジャパニーズ・ビートル)
先日、「イギリスでジャパニーズ・ビートルが2匹見つかった!」というニュースが流れていた。マメコガネは凶悪な害虫として海外では恐れられている。

我が家で一番多いのは次のこれ。

「アオドウガネ(青銅鉦)」である。
父たちは「バンズ」と呼んでいた。
よくこんな甲虫を「カナブン」と呼ぶ人もいるが、カナブンは体色が金色でクワガタと同じように樹液を吸う。
毎日アオドウガネを20匹ほど「キンチョール(ローズの香り)」で捕殺している。

【今日の生物】

網戸にとまった「カゲロウ」を食べる「ハエトリグモ」
(家の中から撮影)

身体トレーニング 1

2025.7.16(水) コレカラダ5 体トレーニング20

齢六十七で退職して、まだ体が動くうちにやりたかったことが幾つかある。
①家庭菜園
②フィットネスジムに通う
③ぶらり旅
④実家の片付け etc

今回は②の3ヵ月通ったジムでの成果を残そう。
BMI      20.0→19.8
体脂肪率(%) 7.7→6.8 (スタッフも驚く数値)
筋肉量(㎏)  47.6→47.5 
 (あまり変化なし、重い物は持っていないから)
特にダイエット目的ではないのに痩せてきた!

【 Lシット 】
これは以前からできていた。簡単だと思っていたら、ジムに5年近く通う筋肉先輩ができなかったので意外に難しいのかもしれない。

【カエル倒立→プッシュアップ・倒立】
若い時はLシットの体勢から足を抜いて倒立ができた。
今日はまだうまくできない。

【正座→ジャンプ立ち】
YouTubeの動画で観てやってみた。
欧米ではこれができると30代の体に認定されるとか。
若い人は腕を後ろに振らずにできるらしい。

【片膝立ち】
慣れると簡単にできる。片足に体重を乗せるバランスのとり方がクライミングに生きるかもしれない。

ランニングマシーンで走る方(主にインターバル)もやっていたら左ひざの腸脛靭帯が少し痛み始めたので自重しよう。

隧道:「牽牛星」を改名!

2025年7月12日(土)・13日(日)  日向神297 ダム下53

7月12日(土)
ダム下エリアは全部で5名、隧道3人といつになく寂しかったがそれなりに楽しめた。

タケシさんは隧道の向こう側で開拓作業。

私は「夏に至る」上部の大掃除。
ツタ、岩松、泥を大量に落とした。

この後、「夏に至る」を上部に伸ばそうと相当頑張ったが、左右のルートに近くホールドも小さいのであきらめた。
流した汗が塩になっただけ、こんな日もある。
雨雲が近づき撤収。

7月13日(日)
昨日の雨も隧道エリアはしみ出しが全くなく、乾きが早い。
今日は9名と賑わった。

隧道の向こう側でタケシさんが開拓・初登。
「積乱雲 5.10a B4 山崎武」である。
左奥の青い構造物は日向神ダムで、ここが「ダム下エリア」であることが分かる。
登ってみるとけっこう傾斜が感じられ、凹角から出るときに右か左か考えさせられた面白いルートだった。

7月9日(水)に私が「牽牛星(5.11a)」を拓いた。
ところがその日のうちにあっちゃんによって新しいムーブで登られ、ゆきえさんによって新しいホールドも出現した。
更にルート名の「牽牛星」が読めないとか書けないとか言われ始めた。
そこで今日はみんなでワイワイ言いながら「理想のムーブ」やルート名を求めながら楽しんだ。

「右手アンダー」の一番オーソドックスなムーブ。
この後、左上にある工事用ドリル穴に指を入れて上部のカチを取る。

「左手ガストン」の初登時ムーブで登っているのは池田さん。
この後、右足キョンもある。

結局、ボルト3本・終了点も共有で、左手でドリル穴を使うと「織姫(5.11a)」、ドリル穴を使わないと「彦星(5.11b)」とした。

このエリアは狭い所に短いが強度のあるルートが多いので、「1本で2度おいしい」ようなルートの登り方が求められているようだ。

突然の雨にも安心安全に過ごせる隧道エリア。

【今日の生物】

我が家で見つけた「セスジスズメ(背筋雀)」
機能美、みたいなものを感じるが飛んだら速いのか?

隧道:「牽牛星」初登

2025.7.9(水) 日向神296 ダム下52

私が勝手に名付けた日向神ASC(オールサンデークラブ)員が6人集まった。
場所は日陰と風のある「隧道エリア」

昨日の雨で湿っぽいがしみ出し等はない。
少し早く行って、「七夕」の右側を掃除した。

ボルトを3本設置、終了点は左の「七夕」と近いので共有にした。

マスターでのリードトライ。
1ピン目、左手ガストン(写真)から右手をビンタ、すばやい体重移動が要る。

2ピン目取って、右上の遠いカチをねらう。
カチ、カチで体を引き上げて核心部はすぐ終わる。
「牽牛星(5.11a) B3 7m」とした。
  ※「牽」という漢字の筆順を初めて知った!

次に第2登をしたあっちゃんが、ガストンを使わないスムーズなムーブを披露し、気合のカチ取りで登り切り「5.11a 」は保留した。
ところが、Tr.で登ったゆきえさんが「右カチが遠くて使えない」とホールドを探っていたら岩が欠けて小ガバが出現した!
これはどうみてもグレードダウンは否めない。
次回登ってグレードは確定しよう。

遂に「アンビバレント(5.11c)」にトライする者が現れた。
あっちゃん(24歳)である。
残念ながらオンサイトはならなかったが「とても面白いルートですね」とうれしい感想をもらった。
これまでは「怖い、長い、(ホールドが)遠い、(落石が)危ない」など、ネガティブな形容詞の意見ばっかりだったからなあ。

【今日の生物】

9.6mmロープにとまった「コミスジ」(タテハチョウ科)

今日の収穫「アオドウガネ」(コガネムシ科)
我が家のアジサイの葉をよく食べている。

アジサイを食べる「マメコガネ」を食べる「ハナグモ」
カマキリはまだ小さいのでクモさんが頼りになる。

【おまけの1枚】

先日、あまりにもひどい近所の道路端や四つ角2カ所の夏草を刈った。(7月6日のブログ参照)
するとこれを見た農家の人たちも「あっ!」と思ったのか斜面草刈り機などでやっと刈ってくれた。交通安全にもつながりやって良かった。